【第2回】PCXのクーラント漏れはどちらから?

ども。

今日はお日様が良く出て風がなかったせいか、

お昼頃ともなると気温もグングン上がって比較的過ごし

やすかった1日でしたね。

この調子で一気に春に向ってくれると最高なのですが、

日本の

が無くなるのも寂しいので身を縮めてダンマリを決め込むしかありません。

さぁ今日も昨日に引き続きPCXのクーラント漏れ

修理の様子をご紹介。

↓ 続きはコチラから♪ ↓ 

まずは今朝のTODAYのグリップ表面温度から。

TODAYのグリップ表面温度

4.2℃

いやぁ、冒頭に書いた通り暖かくなる1日を表しているかのようです。

実にリアルな数値と実際の気候の関係ですね。

PCXに話題を移します。

昨日は確か、

下側のホースも外して

下側のラジエターホースを取り外した所まででしたね。

今日はこの続きの作業をご紹介。

ラジエター上側に繋がっていたホースはそのまま

ウォーターポンプと一緒に取り外してしまいますので

外す必要はありません。

まずはウォーターポンプを固定している

写真のボルトを外します。

赤丸の部分

写真部分は、ウォーターポンプ合わせ固定用のボルトで、

エンジン側との固定ボルトではありませんが

同時に外しておいて下さい。

ボルトを緩める

4本とも外すとウォーターポンプ表面のカバーのみ

取り外す事ができます。

先ほどの青い○印部分を緩めずに、全て一緒に取り外す事もできたのですが、

1本のみでカバーを固定した状態(合わせたままの状態って事)で

取り外すのには、少々強度的に不安が有りましたので

まずは表面のカバーのみ取り外しました。

パカッとウォーターポンプを開く

取り外した表面のカバーがこちら。

ウォーターポンプ表面のカバー

で~んでんむ~しむし、カタツムリ~♪ 

気にせずスルーして下さい。ちょっと歌いたくなっただけですから。 

まずはカバーを舐めるようにしてじっくりと点検しましたが、

クラックなどもなく、クーラント漏れの発生原因が見当たりません。

じゃこのOリングかな?

ウォーターポンプ部のOリング

このOリングも特にひび割れや噛み込みなどもなく、

どちらかといえばです。

弾力もあるし伸びや縮みもない。

そりゃ当然です。

走行距離10000km未満ですから。

じゃとりあえずエンジン側からポンプ本体も取り外してみましょう。

取り外しは簡単です。

エンジン側に差し込んであるだけですので、グリグリと回すようにして

抜いてくれば自然と抜けてきます。

取り外したウォーターポンプ本体がこちら。

ウォータポンプ本体

薔薇の様に見えるのがクーラントを送り出しているポンプですね。

これがカムシャフトからの動力を受けてッハで回転して

クーラントを循環させてくれています。

エンジン側にささっていた部分はこんな感じです。

エンジン側にささっていた部分

この中心の軸がカムシャフトと接続して動力を得ています。

カムシャフトとの接続部分がこちら。

ウォーターポンプの動力取出部

カムシャフト中心部にきちんと合うようになっています。

コレと

この切り込み

細いピンが溝にはまっているだけですが、

ウォーターポンプのプロペラを回すだけですので

そんなに強固な接続方法は不要なんですね。

で、そのウォーターポンプを差し込んであるエンジン側からの

オイル流出を食い止めているのはOリング1本だけ。

ウォーターポンプ周辺のオイル漏れのだと、このOリングを真っ先に疑いますが

今回は別件のクーラント漏れ。

このOリングが犯人でもありません。

軸受けベアリングの奥にもオイルシールが入っていますが

このオイルシールの漏れでも有りません。

なぜかって?

軸のオイルシールがダメだったとすると、

エンジンオイルへのクーラントが間違いなく発生します。

今回はエンジンオイルへの水分の混入は認められませんので

オイルシールが犯人でもありません。

じゃあどれが原因で

  クーラント漏れを起こしてんだよ?

ですよね。

ウォーターポンプとエンジンを接続しているラジエターホースも疑いましたが

白です

漏れた形跡や漏れる要素が見当たりません。

ますますに包まれていくPCXのクーラント漏れ。

色々と観察しながらウォーターポンプを弄繰り回していると、

とあるに気が付きました。

いや、今の段階でまだと決めるには早い。

別の視点で色々と考え直してみたり、

過去の記憶の引き出しをガサゴソとあさって、過去に分解した

ウォーターポンプの状態を思い出して・・・・うーん・・・・。

う・・うーん

あれこれ考えましたが、同じ症例のウォーターポンプを思い出せません。

いや、どうなんだろう。

そういえば今までこんな風に確認してみたことないような気がする。

これが正しいのかも?

どういう状態かって言うと、まずはウォーターポンプ本体と表面のカバーを

手で合わせて固定ボルト部分を片側押さえてみると・・・

あれ?

ん????

もうちょっと拡大してみましょうね。

浮いてる?

う・・・浮いてる。

じゃ、じゃ、この浮いた部分を押さえて反対側をみて見ると・・・

やっぱりいてる

左右を交互にニギニギするとね、

 ま る で

まるでシーソー

す ぃ ~ そ ぉ ~ ♪ 

はい。

写真の通りです。

ウォーターポンプ中心部から外側にかけて反っている状態なので、

どの場所で押さえても、カチッカチッとシーソー状態になります。

でもね、ハッキリ言ってこんな風にウォーターポンプを

確認したことが無いので、常な状態なのかどうなのかわかりません。

さしあたって他に原因らしい原因が見当たらないので、

勝手にこれだと思い込んでいますが、もし

ウォーターポンプを分解する事があれば報提供求む です。

とりあえず今朝一番でメーカーへこの事を伝えましたところ、

じゃあ、ウォーターポンプASSY

   で交換しましょうか

って事でしたので、丸ごと交換する運びとなりました。

これが普通の事であればモヤモヤも解消するんですが、

今はずっとモヤモヤしたまま・・・・。

新品を分解して確認してみたい 

分解される事があればぜひ情報提供を♪ 

部品は明日入荷予定なので、

この作業の続きはまた明日にでも。

じゃあ今日はここまでっ!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

 2.8℃

予想通り。

今日は夜も冷え込みが随分と抑え気味。

ではまた!
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
人気ブログランキングへ今日もポチッと明日もポチッと♪ブログランキング参加中 



[ratings]

スポンサーリンク