【第1回】スカイウェイブ400(CK44A)の駆動系をオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は朝から大忙しでしたわ。

車検の準備やらお客様からの引き取り依頼だったり。

で、時間もギリギリ目一杯の状態で車検です。

車検

車検は時間までに入れれば焦ることは無いんですよ。

車検も軽く合格したんで新規のレーンで構造変更の手続き中。

ここ数年の間でしょうか、新規のレーンで構造変更などの手続を実施すると

必ず写真撮影があります。

乗車定員の変更だけでも写真撮影はあります。

すんごく遠目から撮影している写真なのですが、

超超高解像度での4方向からの撮影なので、恐らく車両寸法などが

三角測量で写真からでも計測出来るんでしょうな。

独立行政法人化されてからというもの、色々と変化している検査業務。

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でね、今朝一番で訪れた新規のお客様から驚きの一言が。

『10年来の付き合いのお店が、今日行ったら閉店してて・・・』

ええええええええw

10年来の付き合いがあっても連絡無しで閉店って。

まぁ色々と事情があってのことなのでしょう。

ただただ連絡が行き届かなかっただけなのかも知れませんし。

閉店したのは堺市新檜尾台の近隣センターのバイクショップさんなのですが。

お困りの方はご相談下さい。

で、午後から車検行って帰社したらまたお客様から電話。

どうやらパンクしたようで職場まで取りに来て欲しいとのこと。

インターネットの情報を見て当店にご連絡頂いたそうで、

ありがたやありがたや。

んで車両を引き取って帰社して、次はカギを作成しなければならない

スクーターがあるので、スクーターを積み込んでカギ屋へ。

カギも15分ほどで作製が終わり、店に戻る最中にまた入電。

タイヤ交換と消耗品の交換でご来店頂いており、

10分ほどで戻りますとお伝えして・・・。

もうね今日はそれ以外にも出たり入ったりで汗が噴出し放題。

パンクしている車両を押したりしたので背中や首も痛いし。

年ですかねぇ・・・これって。

で、今日は夕方からあまりにもどたばたしていたんでね、

アイツもお疲れモード・・・です。

疲れた・・・もう・・・疲れた・・・

台座を外すと自由度が増すのでなかなか使えますw

ぜひイケアに行った際には1体購入をw

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

32.4℃

曇り

曇り!!

明日の大阪の天気は、南からの湿った空気の影響で

雲が広がり、南部では雨が降る見込みです。

降水確率は午後から40%台と高くなっていますので、

念のため雨具はお持ちになった方が良いでしょう。

水曜日は天候が崩れるようなので、雲の流れが早くなると

夜になると降水確率もさらに高くなる可能性がありますのでご注意を。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介・・・・は必要無いですね。

先日からご紹介していた

【前編】スカイウェイブ400(CK44A)のFIチェックランプ点灯を修理してみよう!

【後編】スカイウェイブ400(CK44A)のFIチェックランプ点灯を修理してみよう!

 ■過去記事:【前編】スカイウェイブ250(CJ44A)のFIチェックランプ点灯を修理してみよう!

 ■過去記事:【後編】スカイウェイブ250(CJ44A)のFIチェックランプ点灯を修理してみよう!

シリーズですが、今日は同じスカイウェイブ400(CK44A)の

駆動系をオーバーホールする作業をご紹介したいと思います。

昨日の後半でも少し触れましたが、試乗出来ない事情ってのがこの車両にはありまして。

その様子については追々この記事で出てくるので。

ざっくりとまずは症状から説明すると、発進させようとアクセルを開けると

駆動部から強烈な音の金属音が。

そしてそのままアクセルを開けていくと、強烈な金属音を立てながら

発進するそぶりを見せますが、明らかに異常があります。

こういう事情があったわけです。

では早速作業開始です。

この部分を分解していきましょう。

駆動部

まずは駆動部のカバーを取り外していきましょう。

各部ボルトで固定されていますのでボルトを緩めていきます。

ボルトを緩める

唯一カバー左上のボルトはサイドロアカウルが

邪魔してボルトが外れないので、サイドロアカウルを後半分だけ

取り外してっと。

ロアカウルを半分取り外す

サイドロアカウルを少し浮かせながら工具を入れて

カバーの固定ボルトを取り外します。

隙間からボルトを取り外す

まずは一番手前についている、駆動部用のフィルターカバーが外れました。

フィルターカバーを取り外す

次はさらにその下にあるカバーも取り外していきましょうか。

同様にボルトを緩めていってっと。

さらにボルトを取り外す

先ほどと同じようにサイドロアカウルの隙間から工具を差し込んで

カバーの固定ボルトを緩めます。

隙間から緩める

ボルトを全て取り外すと一番大きなカバーが外れます。

カバーを取り外した

でもまだここまでは化粧カバーまでですから・・。

さらにここからはプーリー部のカバーを取り外しましょう。

カバー表面を通っているスピードメーターセンサーの配線を

一旦ホイール側へと落とし込んでおきましょう。

カバーを取り外すのに邪魔になりますので。

んでこのカバーの固定ボルトの本数が最も多いですね。

10本ぐらい有りますので全て取り外しましょう。

カバーの固定ボルトを取り外す

カバーの固定ボルトを取り外したらカバーを取り外す準備が整いました。

カバーを取り外す前にカバーに付いているフィルターも取り外しておきましょう。

フィルターを取り外した

フィルターは取り付ける際にエアーブローして掃除してから

取り付けましょうね♪

カバーはボルトを外しただけでは、ポンッと簡単には外れませんので

プラスティックハンマーで少し叩いてあげると良いでしょう。

プラスティックハンマーで叩く

ポンッポンッポンッ(パキンッ)

乾いた音に変わりましたね。

これでカバーがエンジンから分離しました。

カバーを手前に引いて取り外しましょう。

カバーを取り外した

おぉ・・・駆動部が見えましたね。

もう少し近づいて見てみましょうか。

(ドキドキ)

プーリーとクラッチ

ふむぅ・・・。

見た感じでは特に異常があるようには全く見えませんね・・・。

でもね・・・異常の兆候が・・・

黒い粉がいっぱい出てきた

クラッチシューのカスでしょうね。

これでも少し拭き取ったぐらいですが、もっと本当は粉が出ていたんですよ。

やはりクラッチ周辺に問題がありそうですね。

カバーとエンジンの間についているガスケットが

金属製で再使用しますので変形させてしまう前に

予め取り外しておきましょう。

ガスケットを取り外しておく

配線もタイヤ側に避けているだけじゃちょっと不安なので、

ガムテープで貼り付けて留めておきましょう。

ガムテープで貼り付けておく

さぁ、これで一度軽くエンジンを始動させて、駆動部の異音が

何なのか実際に動画で見てみましょう。

いかがでしたか?

なんだかドエライ事になっていますね。。。

エンジンを掛けていて怖くなったぐらい。

で、そうそうにエンジンを止めました。

いやもうこりゃ完全にクラッチがダメな音です。

何がどうなっているのかは、分解すれば分かることですが、

この作業の続きはまた定休日明けの水曜日にご紹介します。

必ずまた水曜日にも見て下さいね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

26.6℃

今日はいつもより少々湿度が高いですな。

むしむし蒸し暑い。

日中も随分と暑くって、久しぶりに汗だくになりました。

このまま夏になりゃイイのにw

まぁ叶わぬ願いですな。うん。

だからこそ、また来年の夏が楽しみで仕方ないって訳っすな♪

じゃまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう~☆

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コメント

  1. 望月克弘 より:

    こんばんわ!初めましてよろしくお願いします。CK44の400のクラッチ系の修理代はどれくらいでで金額あがりますか??

  2. 御櫛田さん より:

    いつも困ったときは参考にさせてもらってます!
    プーリーナットの締め付けトルクとかって教えて頂けますでしょうか?
    マーク付けてたんですが清掃してるうちに消えてしまって困ってます、、、