【第1回】スティードのサスペンションをローダウンサスに交換してみよう!

ども。

今日の午前中は雨が降ってるかな~とか心配していたのですが、

なんとか雨は免れました。

でも、朝方までは予報通りザーザー雨が降っていたようで、

通勤時の雲行きはどんよりどんよりで、今にも雨が降り出しそうな塩梅。

でも、午後からの予報では雨の心配はないって事だったので、

雨が降らないうちに溜まりに溜まった試乗へと出掛けました。

何しろ試乗しなきゃいけない車両が3~4台あるんでね・・・。

雨の中の試乗はさすがに出来ませんので、雨が続くとね

修理は完了しているのにお返し出来ない・・・そんな状況になります。

んでまず1台目に試乗したのはこちら。

ホンダ フォルツァZ

ホンダ フォルツァZですな。

先日、奇々怪々なトラブルで入庫し、そのトラブルの様子を

YOUTUBEにアップしてご紹介した車両ですね。

雲行きは写真をご覧の通り、今にも雨が降り出しそうな感じでしょ。

でも、これ雨が止んだ後の空です。

まだまだ厚い雲に覆われています。

空模様はグズグズですが、フォルツァZの様子は好調ですw

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そして試乗完了後、次の車両に乗り換えてまた試乗。

次の試乗はこちらの車両。

カワサキ バルカンドリフター

カワサキ バルカンドリフターですな。

壁面の【GANG】と書かれた落書きとドリフターのブラックが

ワルっぽさを引き立たせていますw

雲行きはまだまだ怪しい。うん。

で、遠くの方を見てみるとこんな物が見えましたよ。

話題のアレですよ、アレ。

曇り空の先に見えるのは・・・

写真中央付近に、話題のアレが写っているんですけどね~。

分りますかね?

分んないですよねw

って事で、ズーム最高にして再撮影。

あべのハルカスと高層タワーマンション

そうです。

あべのハルカスですね~。

結構距離があるはずなのですが、阿倍野ハルカスの大きさがよく分かります。

すぐ横に書いている、レジデンスタワー上本町という

高層タワーマンションも、阿倍野ハルカスと直線距離にして2km弱しか離れていない、

高層タワーマンションなのに、あべのハルカスの方が圧倒的に背が高い。

※レジデンスタワー上本町って、コマーシャルでも見たことがありますよね?(関西圏)

あべのハルカスがいかに背が高いのかがよく分かりますな。うんうん。

でね、この写真をアップする前にあべのハルカスの脇に写っている(レジデンスタワー上本町)

あの建物はなんだろか?

って事で、グーグルマップと20分ほど格闘して、やっとこさ判明したんです。

衛星写真は真上からの撮影なので、この写真のように横から見た写真と違って

建物の形状が実に分りにくい。

目印としては建物と同じ大きさほどのヘリポートを有しているという点。

写真から分かる建物をGoogleマップ上に表示させ、

パソコンモニタに定規を当てて場所を特定。

あとはただひたすら、ヘリポートを探すだけw

これが結構むずいw

ウ○ーリーを探す方がきっと楽です。ええ。

そして最後の試乗はこちら。

ホンダ CB125T

ホンダ CB125Tですな。

7月末頃に事故でご入庫された車両の最終点検です。

何しろフレーム交換からF足廻り一式まで交換してますので、

入念にチェックが必要です。

まぁ3台とも試乗結果は良好ですぐにでもお返し出来る状態でした~♪

※もう1台試乗したんですけどね、途中で雨降ってきたので早々に切り上げたので写真はありません

明日以降、順次お客様のご都合に合わせてご返却予定です。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

15.2℃

晴れ

晴れ時々曇り

曇り

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて中部や

南部では概ね晴れますが、北部では寒気の影響で

雲が広がりやすく、雨の降るところがある見込みです。

降水確率は1日を通して10%台と雨の心配はなさそうですよ。

明日の朝は定期的に奈良県よりお越しのお客様より

ご入庫の予約が入っていますので、雨が降らないことを祈っておきましょう。うん。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ホンダ スティード

ホンダ スティード400ですね。

今回のご入庫はローダウンサスペンションとショートスタンドへの換装です。

ローダウンしたら少しかっこよくなるかな~?という提案に、

『そういえば、中古のローダウンサスが在庫有りますよっ!』

と、ご提案したら快く快諾。

そしてご入庫下さいました。

ショートスタンドだけは在庫が無いので、クオリティも高く

お求めやすいとあるメーカーの物を予め取り寄せておきました。

ちなみに、イージーライダース製よりも2割ほど安いですが、

商品はほぼ同一です。(いや、同じ物かもw)

では現在の車高を確認してみましょう。

(現在はフルノーマルです)

現在の車高

リヤタイヤのサイドウォールが完全に見えている状態ですね。

ローダウンすると、サスペンションによって異なりますが

往々にしてサイドウォールがフェンダーに被るぐらいまで下がります。

見た目も足つきもなかなかヨロシクなります♪

アメリカンの定番カスタムですね。

まぁ・・・その代わりに乗り心地は犠牲になりますので覚悟して下さい。

では早速作業開始です。

まずはサイドカバーを左右共に取り外しましょう。

左側サイドカバー 右側サイドカバー

左右のサイドカバーを取り外したら次は、

シートを取り外しましょう。

シートは左右のこの位置から工具を差し込んで、奥にある

ボルトを取り外します。

※ボルトがシート下に落ちてしまうことが多いので注意して下さい

シートの固定ボルトを取り外す

ボルトを取り外したら、シートを後方にスライドさせて

タンク下に引っかけられているベロ(舌)を抜いて取り外します。

シートを取り外した

シート下には燃料ポンプや各種リレーが収められています。

全てステーに固定されていますのでステーから分離させておいて下さい。

リレーや燃料ポンプを分離しておく

そして作業は右側のサイドカバー内側へ移ります。

サイドカバー内側にはイグニッションコイルとヒューズボックスなどが配置されています。

イグニッションコイルを一時的に取り外す必要があります。

イグニッションコイルを取り外す

イグニッションコイルを取り外すと、燃料ポンプなどが固定されていた

ステーの固定ボルトが見えます。

内側のステーの固定ボルト

2本固定されている内の右側のボルトが

内側のステーの固定ボルトなので取り外しましょう。

右側のボルトだけ取り外す

次は左側サイドカバーに作業は移ります。

左側サイドカバーの内側にはレギュレター配線や、ジェネレータからの配線カプラ、

それと車載工具があります。

車載工具を車体から取り出しておきましょう。

車載工具を取り出す

車載工具が入っていた部分の右上に、内側のステーを

固定しているナットがありますので取り外しましょう。

ナットを取り外す

これで内側のステーの固定ボルト類の取り外しは完了です。

ステー左側(車載工具側)はステーにスタッドボルトが出ていますので、

右側を浮かせてから、左側のスタッドボルト部を抜き取るようにすると

ステーが外しやすいですよっ♪

ステーを取り外した

ステーを取り外すと純正のサスペンションが

よく見えるようになりました。

純正のサスペンション

これでサスペンションの取り外しの準備は整いました。

ジャッキアップする前にまずはサスペンション上部の固定ボルトを

インパクトレンチを使用して緩めます。

上部のボルトを緩める

ここで車体をジャッキアップしていきましょう。

ジャッキアップポイントはオイルフィラーキャップ下方のフレーム部です。

ジャッキを掛けて少しずつジャッキを上げていき、完全にホイールを浮かせる前に

先ほど取り外したサスペンション上部のボルトを指で押して

テンションを掛けておきましょう。

こうすることによって、サスペンションに対しての荷重が無くなった瞬間に

ボルトがグイッと動きますので、そのポイントでボルトを抜き取りましょう。

完全にリヤホイールが浮いてしますと、逆にボルトにスイングアームと

ホイールの荷重が掛かってしまいますので。

ボルトを押しながらジャッキアップしていく

ボルトがグイッと動いて半分ぐらい抜けたら、ジャッキアップはそこで止めて

反対側に回ってボルトを抜き取りましょう。

ボルトを抜き取る

ボルトを抜き取ったらサスペンションの上側固定は

車体から分離している状態になっていますので、

ジャッキをさらに上げていきましょう。

ジャッキを上げていき、右側から覗き込んでこの位置までジャッキアップします。

この位置までジャッキアップ

ちょうど右側サイドカバーの後部固定ブッシュと

タンデムステップのちょうど中間ぐらいの位置の先に

サスペンション下部取り付けボルトが見える様にジャッキアップします。

なぜこの位置なのかと言いますとね、これ以上ジャッキアップすると

タンデムステップのステーが邪魔してインパクトレンチが入りません。

かといって、ジャッキアップが足りないと、そもそも取り外せませんし。

って事で、ちょうど工具を入れれる位置がこの位置って事です。

※取り外し時に使用する工具によって調整して下さい

隙間を縫ってインパクトレンチを差し込んで、サスペンション下部の

ナットを緩めて取り外します。

インパクトレンチで緩める

ナットを取り外したらまたそのままジャッキアップを続けます。

どんどんとジャッキアップしていって、最終的にこのぐらいまで

ジャッキアップして下さい。

※ジャッキアップ量が足りないと、サスペンションが抜き取れません

これぐらいジャッキアップする

十分に隙間が出来たらシート下から手を突っ込んでサスペンションを

上側から抜き取りましょう。

サスペンションを抜き取る

ここで注意がひとつ。

ジャッキアップしている状態で、サスペンション付近に手を突っ込んで

作業するため、万が一ジャッキが外れてしまった場合などを想定して、

手などを挟み込まれる位置に手を持って行かないこと。

また、サスペンションが外れないからと言って無理な力を掛けないこと。

ジャッキが外れてしまい、手などを挟み込んで重大な事故になる可能性があります。

こういう狭い場所や、力の掛かる部分に手を突っ込んで作業する際は

万が一を想定しながら、注意して取り外して下さい。

んでこれが取り外した純正のサスペンションですね。

取り外した純正のサスペンション

純正のサスペンションは乗り心地はいいんですけどねぇ・・・

車高が高くて毛嫌いする方が多いですよね。

多少乗り心地が悪くなってもローダウンサスがいい!!!

って。

多少ってのは過小評価しすぎ

だと思うのは私だけでしょうかw

明らかに乗り心地は改悪する方向なので、そこんとこお間違えなく。

じゃ今日はサスペンションの取り外しも完了しましたので、

この続きはまた明日にでもご紹介しますねっ♪

今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

14.2℃

明日は雨の心配もなさそうですし、朝からお客様の入庫予定や

午後からのご来店予約なども入っていて、忙しい日曜日になりそうです♪

あー・・・それにしても、数日前から痛みが続いている

左膝の状態が芳しくないです・・・。

特に屈伸運動時に左膝が痛くって痛くって。

水でも溜まってたら大変やなぁ・・・とか、ちょっと不安になってきてます。

いつもなら朝痛くても、夜にはすっかり治ってる♪

って事が多いのに、今回ばかりは様子がおかしいです。

出勤時に家の階段を降りる時なんて、左膝に体重が掛からないようにしないと

階段から転げ落ちそうになるぐらい痛いので。

って事をてんちょに相談したら、

針行ったらよろし♪きっと良くなるはず!

だってー。

針とか怖いしw

コワイヨコワイヨコワイヒー!

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょうw

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