【第1回】RZ250(4L3)のフロントブレーキ廻りをオーバーホールしてみよう!

ども。

風邪菌が広がる前に退治出来たと思い込んでいた私です。

ちょっと気を許すと節々が痛くなって、また菌が増殖し始めている

感じが体中から感じます・・・。

うぬぅ・・・。

昨日もはやく就寝して、しっかりと休養したはずなのに

なぜだか治りが悪いです。

明日も少し様子を見てあまり状況が変わらない様であれば、

金曜日の朝から近所のクリニックに行ってきます~♪

で、体調が余り良くないとはいえ、完全に風邪を引いているわけでは無いので

意外と元気なんですな。これが。

身体はバリバリ元気に動きますが、動きを止めた瞬間に一気に

痛みと倦怠感が襲いかかってきます。

そんな体調の中、ハンドル廻り交換作業でご入庫されていた車両の

完成後の試乗に朝から出掛けてきました♪

ホンダ スティード

純正のハンドルバーに比べて、少々ワイドになって少し手前に

プルバックさせたので、非常に乗りやすくなりましたよ~♪

ローダウンした場合、純正のハンドルバーのままですとハンドリングの重さが

際立ってしまいますので、そんなときはハンドルバーの変更で

軽々取り回しになります。

↓ この続きを読む ↓

ローダウンした際にハンドリングが重たくて気になるという方は、

是非ハンドルバーの変更をご検討下さい♪

もちろん、当店でもハンドルバー変更作業はいつもお待ちしておりますので

お気軽に作業のご相談どうぞ~。

ちなみに、このスティードのハンドル廻り交換作業の様子については、

後日記事にする予定ですのでお楽しみにっ☆

今日も作業が少々長引いてブログを書く時間が

遅くなってしまいましたので、今日の冒頭のお話はこれぐらいにして。

今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

12.6℃

曇り

曇りのち晴れ

晴れ

明日の大阪の天気は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りで、

昼過ぎにかけて雨の降るところがある見込みです。

雷を伴うところもあるでしょう。午後からは晴れてくる見込みです。

降水確率は午前中まで40%で、午後からは20-10%と低くなっていくでしょう。

通勤時間帯は雨が降っている可能性もありますので、雨具のご準備をお忘れ無くっ♪

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ヤマハ RZ250(4L3)

ヤマハ RZ250(4L3)ですね。

4L3といえば初期型のRZ250です。

この次のモデル、いわゆるRZ250R(29L)というモデルになってから

可変バルブであるYPVSが標準装備になりました。

それもこれも、初期型の問題である低速トルクの不足を補うためですね。

もちろんこちらの車両にはYPVSは搭載されていませんが。

その代わりと言っちゃなんですが、チャンバーとPWKのキャブレターに換装してあります。

PWKキャブとチャンバーの組み合わせで、かなりいい具合の加速感を得ることが出来ます。

まぁ・・・これにYPVSがあれば鬼に金棒ですが。うん。

あっそうそう、写真でも分かる通り、フロントブレーキはダブルディスク仕様、

つまりRZ350のブレーキ廻りを組んでいます。

強烈な加速感を得ると同時に、ブレーキ性能もダブルディスク仕様に変更してあります。

ダブルディスク仕様(RZ350)

センタースタンドを立ててフロントホイールを回してみると・・・

ブレーキが引きずっている

フロントブレーキが引きずっていて、非常に重たいです。

スムーズな回転しないどころか、少し力を入れないと回せないぐらいです。

今回のご入庫は、このブレーキ廻りの引きずり修理及びフロントマスターシリンダーの

オーバーホール作業の為にご入庫下さいました。

ブレーキキャリパーおよびマスターシリンダーに関しては

全て分解して車体から取り外す予定なので、事前にブレーキフルードを抜き取っておきます。

各キャリパーのエア抜きボルト部から、ブリーダーを使用してブレーキフルードを

完全に抜き取ります。

ブレーキフルードを抜き取る

ブレーキキャリパーは左右共にブリーダーを接続して

ブレーキフルードを抜き取っておいて下さいね。

キャリパー側のブレーキフルードを抜き取ったら、

次はマスターシリンダー側に作業は移ります。

マスターシリンダーはダブルディスク化に伴い、

シリンダー大径化のためにカワサキ ゼファー用のマスターシリンダーを使用しています。

マスターシリンダー

マスターシリンダーキャップのボルトを取り外します。

事前にブレーキフルードが万が一に飛散した時でも、

メーターなどのプラスティック部分に掛からない様に

タオルなどで必ず保護をしておく様に。

ボルトを緩める

ボルトを取り外したら、マスターシリンダーキャップとダイヤフラムを

取り外しましょう。

ダイヤフラム部にはブレーキフルードが付着しているので、

出来るだけこぼさない様に注意して取り外しましょう。

ダイヤフラムとキャップを取り外す

ブレーキキャリパー側からブレーキフルードを

ブリーダーで吸い取ったので、マスターシリンダー内部のブレーキフルードも

量が少なくなっています。

残っているブレーキフルードもブリーダーで吸い取っておきましょう。

ブレーキフルードを吸い取る

ここでキャリパー側からももう一度ブレーキフルードを

ブリーダーを使用して抜き取っておきましょう。

もう一度ブレーキフルードを抜き取る

ブレーキフルードを完全に抜ききったら、

マスターシリンダー側から分離作業を進めます。

まずはバンジョーボルトを予めタオルなどを廻りにおいてから

先に緩めておきます

バンジョーボルトを緩めておく

予めバンジョーボルトを緩めたら、次にマスターシリンダーの

固定ボルトを緩めてっと。

ボルトを緩める

ハンドルバーからマスターシリンダーを取り外します。

ハンドルバーから取り外した

そして予め緩めておいたバンジョーボルトを抜き取って

ブレーキホースとマスターシリンダーを分離します。

マスターシリンダーを取り外した

次はブレーキキャリーパーの取り外しです。

左右共に作業内容は同じですので、同様に反対側も作業して下さいね。

まずはタオルを用意しておいてから、バンジョーボルトを緩めておきます。

バンジョーボルトを緩める

バンジョーボルトを緩めると、ホース内部の残ったブレーキフルードと、

ブレーキキャリパー側からブレーキフルードが漏れ出てきますので

必ずタオルで受けておく様に。

タオルで受けておく

そしてそのままブレーキホースを取り外します。

取り外したバンジョーボルトは一旦キャリパー側に戻しておくと良いでしょう。

ブレーキホース先端部はタオルで包む様にしてから、

輪ゴムなどでタオルを止めておくとGOODです。

タオルで包んでおく

そしてブレーキキャリパーの固定ボルトを取り外しましょう。

ブレーキキャリパーの固定ボルトを取り外す

これでブレーキキャリパーの取り外し作業は完了です♪

あっ・・・左側も取り外してくださいね。(ダブルディスク仕様車のみ)

ブレーキキャリパーを取り外した

左側も同様にしてブレーキキャリパーを取り外します。

左側も取り外す

で、今回のブレーキの引きずりの原因となっていたのは、

どうやら左側のキャリパーだったようです。

右側のキャリパーを取り外しても症状が変わらず、左側と取り外したとたんに

急激にスムーズに回転する様になりましたので。

まぁ・・・キャリパーがこの状態じゃあねぇ・・・・・・・。

ブレーキキャリパーの状態

粉コナになってるし、見るからに動きが渋そうです・・・。

さぁ、ブレーキキャリパーとマスターシリンダーの取り外し作業が

完了しましたので、この続きはまた明日の更新でご紹介しますね。

次回ではブレーキキャリパーを分解して行く様子をご紹介しますので

忘れずにチェックお願いします♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

16.2℃

今週は随分と冷え込む日が出てくると予報では言ってました。

関東方面では10℃を下回る日も有るそうな。

あぁ・・・寒い。

マジでオバハンカバーwithヒーターを装着しようか

思案中です。

うぬぅ・・・欲しい・・・。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょ~~~う♪

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