【中編】スカイウェイブ250(CJ43A)のセルモーターを交換してみよう!

ども。

今日の朝から調子が悪い・・・。

なんか右上の方がチカチカしてるし、

パッとしないし。んだよ・・・コレ。

そうなのです。エラーコードが表示される今年買ったばかりのデジカメが、またも故障しました。

数ヶ月前に、メイン基板の不良とやらで修理

したってのに、またも修理せねばならんとか。。

画面に表示されている

E:91:01(エラーコードらしき物)

控えて、早速googleで検索してみるとね、

どうやらフラッシュユニットの不良らしく、

電池パックを一度抜き、しばらくしてから

電池パックを取り付けて電源を入れ直しても、

症状が変わらない場合は本体の修理が必要だそうで。。

くっそぅ・・・(`ヘ´)・・・・

やはり業務用途となると、使用頻度も高いし

少々手荒に扱い気味になってしまいますから、仕方が無いと言えば

仕方が無いのですが。。。

でも、悔しいねぇ。

まぁいい機会だし前から気になっていた箇所も含めて

全部修理して貰いますか。うん、そうしよう。

さすがに買い直すのは無駄が多すぎますし。

液晶画面の中央に黒い斑点も出てるし、

フラッシュ発光部も溶けてきてるし。

全部交換ですな。

一応保証期間内だけど、きっと有償修理になる予感だわ。

はぁ・・・また古いデジカメで数日過ごさねばならんのか・・・。

ちょっとの間、画質が悪くなると思いますがご勘弁をば。

でもさ・・・

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フラッシュを使わない状態なら、普通に使えるんですよ、これが。

だからどうしたもんかなぁ・・・とも考えあぐねいていたり。

修理中のビラーゴ250現に今日もこんな感じで作業の写真をパチパチと

フラッシュ無しで撮影していましたし。

日中はフラッシュなしでも全く問題ないから、

しばらくこのままで使おうか・・・・

いや、ならぬw

保証修理が出来る故障だったら勿体ないしw

うんうん、たしかにそりゃそうだ。

って事で、明日の朝一番でメーカーに電話して

修理の依頼出そ~っと。

それまでは、古いデジカメを使うか・・・・いやぁヤダなぁ・・それは。

んなら、家のデジカメを拝借してくるか♪

一度綺麗な画質で撮影してしまうと、もう400万画素とかそんな

おもちゃみたいなデジカメには戻りたくないっすw

例え短期間であっても・・・。

写真はキレイに超したことないですから。

あーそれにしても喉が痛い。

加湿器炊いて換気もいつもやってるのに、なぜだかこの

喉の痛みはなかなか完治しないっす。

巷では最近、ノロウイルスが流行の兆しを見せ始めているらしいので

感染しないように、うがい、手洗いを確実に!です。

店にもイソジン完備していますから♪

マスクも忘れずに着用しなきゃです。

あっそうだそうだ、今日の夕方修理が完了した車両を

お客様が引き取りにご来店下さったんですがね、

修理内容について少しお話して

『納品書お持ちしますのでちょっとお待ち下さい~』

って言って店内に入って出てきたら、

あっという間に大雨に。

※路面にあっという間に水流が出来る程

そして、またあっという間に雹が降る始末

※路面が雹でいっぱいになるほどの量

そしてまたまた、あっという間に雨が止みました。

※写真撮影にも間に合わない程

お客様がボソリと一言。

『まるで夏の天気やなぁ・・・・・・』

ほんとそうw

まるで夏の天候そのものです。

もはや天気予報が役に立たないレベルのゲリラっぷり。

まっ、すぐに止んだのでお客様も無事に帰宅できて何より。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

7.2℃

晴れ

晴れのち時々曇り

曇り

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて

概ね晴れる見込みです。

降水確率は午前中は10%で午後からは20%となっています。

雨の心配はなさそうですが、今週もまた週末にかけて

雨の予報が出ているのと、雲が多い一週間になりそうですよ~っと。

では本日の本題です。

先日からご紹介している

スカイウェイブ250(CJ43A)のセルモーターを交換してみよう!

ですが、今日は中編となります。

前編については以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】スカイウェイブ250(CJ43A)のセルモーターを交換してみよう!

さて、前回まではたしか

T型レンチを差し込んでおく

セルモーターをT型レンチでコツコツと叩いて、

復活するかどうかのチェックを行って、あえなく惨敗したところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

では今日は問題の切り分け部分として残ったままになっている、

エンジン部分の問題を切り離すべく、点検と確認を実施していきましょう。

まず、セルモーターが回転しない理由として

エンジンの焼き付きなどの症状が無いか、クランクシャフトを回して

点検していくわけですが、ビッグスクーターの場合キックペダルを

装備しているモデルが殆ど無く、セルモーター以外での

クランキング作業が困難です。

というか、普通においそれとクランキングさせることは出来ません。

なので、プーリーカバーの一部を分解する必要があります。

って事でまずはサイドカウルから取り外していきましょう。

フロアマットを取り外してっと。

フロアマットを取り外す

次にサイドカウルの固定ボルトとワンタッチフックを取り外します。

固定ボルトを取り外す

ボルト類を取り外したらサイドカウルを取り外しましょう。

サイドカウルを取り外す

サイドカウルを取り外したら、アンダーカバーも固定ボルトを取り外し、

こんな風に下方に押し下げておきましょう。

アンダーカバーを押し下げておく

写真が暗いので分かりにくいですが、

次はプーリーカバー前方にあるファンの吸入口カバーの

固定ボルトも取り外しましょう。

吸入口のカバーを取り外す

ボルトを取り外すとカバーが外れます。

カバーを取り外した

カバーを取り外すと内側に吸入口があり、

異物を除去するためのフィルターが取り付けられています。

フィルター左右の固定ボルトを取り外して、フィルターも取っ払いましょう。

フィルターを取り外す

ボルトを取り外すとフィルターが外れます。

フィルターは埃まみれ、砂まみれになっていますので、

取付時にはエアーブローしておくと良いでしょう。

エアークリーナーエレメントと違い、直接エンジン内部に

空気を送り込んでいる部分ではありませんので、

さほどシビアになる必要は無いですよ~っと。

※穴開きやボロボロになっている場合は交換しましょう。

フィルターを取り外した

フィルターを取り外すと、内部にドライブフェイスと

クランクシャフトが見えますね。

唯一、ビッグスクーターのエンジン部で、クランクシャフトを

人力で回すことが出来るのはこの部分です。

※エンジンカバーを取り外せば他にもありますが・・・

ここにソケットを取り付けたT型レンチをセットして、

手動でクランキングさせて、エンジン内部に物理的な故障が無いか

手先の感覚を研ぎ澄まして確認しましょう。

手動でクランキングする

まぁそんなに研ぎ澄ます必要も無いですがw

普通に反時計回りにクランクシャフトをスムーズに

回転させることが出来れば、エンジン内部は問題ないって事です。

セルモーターの力が正常ならば、手の力と同じほどのパワーが

ありますので、よほどの事が無い限りセルモーターが回らないって事は

考えにくいんですな。うん。

つまり、手で回す時もT型レンチじゃ力が入んねーぞ!!

って程の力がいる場合は、エンジンに問題有りだと思って頂ければ。

※幼稚園児並みの力じゃ、普通でも回りませんのであしからず

で、結果としてはエンジンには問題なしっと。

正常にクランキング出来ましたし、エンジン内部のメカトラブルもなさそうです。

と言うことは、これでセルモーターの不具合って事で原因が

ハッキリとわかりました。

心置きなくセルモーターを取り外す作業に進めます♪

セルモーターの脱着は、他の車両に比べて

ちょっと分解する部分が多いですが、どれも楽勝なのでそんなに身構えないようにw

まずはシート下前部のカバーを取り外しましょう。

カバーを取り外す

カバーを取り外したらシートを開いて、シートダンパーの

ワッシャとベータピンを抜いてシートダンパー上部を取り外しましょう。

ワッシャとベータピン

シートダンパーを取り外したら、シート裏に先端を引っかけて

シートを全開状態で止めておきましょう。

シートを全開にしておく

セルモーターを取り外すには、エアークリーナーボックスを

取り外す必要がありますので順に分解して行きましょう。

まずはスロットルボディと接続しているダクトを取り外します。

バンドをキャブ側、エアークリーナー側共に最大まで緩めます。

バンドを緩める

バンドを緩めたらダクトを引っこ抜いて取り外します。

ダクトを取り外す

エアークリーナーボックス上部の蓋を固定している

ボルトを取り外していきます。

周辺で邪魔になるカプラは取り外しておくと良いでしょう。

蓋の固定ボルトを取り外す

ボルトを取り外したら、エアーエレメントを交換する時と同様の手順で

蓋を取り外しましょう。

無理に引っ張ったり、あらぬ方向へ力を掛けるとツメが折れますのでご注意を。

エアークリーナーBOX のフタを取り外した

次はいよいよエアークリーナーBOX 本体の取り外しです。

前側の取付けボルトは比較的簡単に取り外せる位置にありますが、

前側の固定ボルト

もう一箇所はフレームの隙間から見えているココ。

後ろ側の固定ボルト

狭い場所にありますなぁ・・・・こりゃ工具を工夫しないと

一般ユーザーが持っているような工具だと作業は困難かもです。

まずは前側の固定ボルトを取り外してっと。

前側の固定ボルトを取り外す

次は後ろ側。

フレームの隙間に1/4サイズのラチェットとエクステンションバーを

装着して差し込みます。

隙間から差し込む

本体の固定ボルトはこの2箇所だけなので、

なんとか取り外せればしめたもの。

固定ボルトを取り外し終えたら、少しエアークリーナーボックスを持ち上げて

接続されているホース類をすべて取り外しましょう。

これはエアークリーナーボックス前部底部のホース。

バイパスバルブに向かうホースですね。

ホースを取り外す

さらにエアークリーナーBOX を浮かせつつ、

前方に少しずらして、後方に差し込まれている

ブローバイガスのホースを取り外しましょう。

ブローバイのホース

これでホース類の取り外しは完了です。

あとはエアークリーナーBOX 本体を取り外すだけ。

エアークリーナーBOX 前部を持ち上げつつ少しずつ

前方へとずらしてきます。

持ち上げてくる

さらにそのままダクト部分を上方へと持ち上げながら

エアークリーナーBOXを抜き取ってきましょう。

上方に持ち上げて抜く

エアークリーナーボックスは上手に外れましたか?

エアークリーナーBOXを取り外すとこんな感じで

視野が開けます♪

エアークリーナーBOXを取り外した状態

そしてこれが取り外したエアークリーナーボックス本体ですね。

※写真は裏側です

取り外したエアークリーナーボックス

写真赤丸部分がエンジン側ステーへ差し込まれています。

ボルト2本と、このツメ2箇所の差し込みで固定されています。

このツメが差し込まれている部分がここ。

取り外す際には見えませんが、頭の中で想像しながら取り外して下さいね。

ツメの差し込む部分

さぁここまで取り外せば、今回の諸悪の根源である・・・

セルモーター全景

セルモーターがよく見えるようになります。

それに、取り外すのにも十分な空間が出来ました。

いよいよ本丸に突入です!!!

でも、この続きはまた明日の更新でご紹介♪

だから、明日も忘れずに見て下さいねっ。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

7.4℃

フラッシュを使用出来ないのでちょっとブレていますが、

脇を締めて呼吸を止めてパチリ☆

早く修理しよw

夜になってまた雨が降り始め、まだ今も強く降っています。

帰りはカッパ着用っすな。

めんどくさw

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

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