サーモプロテクトラップを巻いてみよう!(ドラッグスター400)

ども。

昨日はブログ更新をお休みさせて頂き有り難うございました~。

おかげ様々でですね、

気怠さ続中

なのです。

昨日よりもむしろ酷くなっていて、鼻水がダラダラ出るし

節々の痛みは激しさを増すばかりで・・・。

診察時間・・・んで、こりゃいかんって事で、

期待薄で何気なく掛かりつけの

クリニックの診察券を見てみるとね、

きゃ♪

午前中、診療やってますやん♪

さすが地元ピープルに愛されるクリニック。

実に有り難い!!

開店作業と、朝一番でのお客様の納車を終らせたら

一目散にクリニックへ行ってきました。

午前診療のみってのと、土曜日ってのが影響してか

婆爺爺爺婆婆爺婆爺婆婆爺婆爺爺

・・・・・・空いたイスには到底座れません。ええ。

ちょっと空いてきた頃にイスに座りましたが、次に入って来た

爺ちゃんの座る場所がない・・・・。

『お父さん、ここどうぞ♪』

『あぁ・・・ありがとうありがとう。』

これを横で見ていたソファに座っている婆ちゃんが

ゴソゴソしながら私に向かって、

『優しいなぁ兄ちゃん。ここ座り♪』

(手のひらでソファをトントン)

婆ちゃん・・・・ありがとう・・・ありがとう・・・。

俺の為に横に寄って隙間空けてくれたんですね・・・。

嬉しい・・・でも婆ちゃん・・・

寄り(詰め)すぎた影響で、隣の

  爺ちゃんの表情が険しいってばよw

『ありがとう。でも、僕は大丈夫なので、ゆったり座って下さい♪』

人の温もりに触れることが出来た朝の出来事。

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でね、こうして記事を書いているとね

妙に表が騒がしい。

ドンッドドンッ!ボンッボンッ!と、

腹に響く音が鳴り響いています。

この音は聞き覚えがあります。

夏になると聞こえてくるアレ。

でも、今は冬ですよ、冬。ウインナー。ウインター。

じゃ、何だろうね。

どっかの社長が襲撃されてんのか?(時事ネタ不謹慎すんません。)

って冗談半分に思いながらカメラを持って表に出ると、

その光景をみて驚き。

真冬に花火

冬に花火が上がってましたw

しかも、結構盛大に5分ぐらい上がり続けていました。

なんか祝事か祭事でもあったんでしょうかね。

まぁ季節外れに良い物見れたし、写真にも収めることが出来たのでラッキ~♪

良い物が見れても、人の温もりを感じても、

風邪の症状だけは癒されないですぜー。

記事書きながらも、鼻水ダラダラでマスクの中は大洪水。

ティッシュで鼻かみ過ぎて鼻の下が痛くなってきたので、

現在鼻水はマスクの中で放置プレイ。

口の中に到達する前にティッシュで優しくフキフキw

みなさんも風邪には気をつけましょう。

インフルエンザも流行っていますし。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

5.8℃

曇り

曇りのち時々晴れ!

晴れ

明日の大阪の天気は、冬型の気圧配置が続くため、

雲が広がりやすく、北部を中心に雪や雨となる見込みです。

明け方までは雷を伴うところがあるでしょう。

降水確率は一日を通して20%台となっています。

ここ数日、まともに太陽が出てスッキリと晴れた日になっていませんね~。

連日、こう曇り空続きだと気分もなかなか盛り上がらんですね。ええ。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ヤマハ ドラッグスター400

ヤマハ ドラッグスター400(4TR)ですね。

こちらの車両は、ご成約頂いた車両なのですが

社外マフラーに付属のヒートガードだけでは、火傷する危険性があるって事で

マフラーにサーモプロテクトラップを巻いて欲しいとのご依頼です。

今回は、ドラッグスター400に取り付けられている社外マフラーへの

施工作業をご紹介しますが、基本的にはどの車種でも、どのマフラーでも

施工方法は同じですので、参考にして作業して下さい。

んでこれが現在のマフラーの状態。

現在のマフラーの状態

リヤ側エキパイにヒートガードが1つあるだけで、

フロント側エキパイや、リヤ側のヒートガード以外の部分は

エキパイがむき出しなので、火傷する危険があります。

注意すれば火傷することは無いと思いますが、

万全を期しておく事に無駄なことはありません。

転ばぬ先の杖って言いますし。うんうん。

今回使用するサーモプロテクトラップはこちら。

デイトナ製サーモプロテクトラップ

デイトナ製のサーモプロテクトラップ2つとステンレス製バンドですね。

サーモプロテクトラップはスタンダード色(茶色)

50mm幅4.5m2つ使用します。

アメリカンですと、この幅、長さを使用してちょうど良い巻き量になります。

ケチって25mm幅を使用すると、結果的に満足いく巻き量を

確保出来ない事がありますので、50mm幅を2つ用意することをオススメします。

※マフラー形状や太さによっては、余ってしまう場合もあります

では作業開始です。

車種やマフラーによっては、車両に取り付けた状態のまま

施工出来る場合もありますが、ドラッグスターに関して言えば

マフラーと周辺部品のクリアランスが殆ど無く、取り外して

施工することが必須となりますのでご注意下さい。

エンジン側を固定しているフランジ部のナットを前後共に取り外しましょう。

ナットを取り外す ボルトを取り外す

フロント側は素直に外れてくれますが、リヤ側のフランジ部は

腐食が進行している上、ドラッグスターの場合はボルトが脆くなっていて

折損してしまう場合などがありますので、十分に潤滑油を染みこませてから

作業すると良いでしょう。

ジョイント部のバンド緩めるをで、このマフラーは前後のエキパイを接続してあり、

排気の脈動を使用して消音効果を上げる作りになっています。

・・・って、勝手に思っていますがw

まぁどっちでもいいか。

ジョイント部のバンドを前後共に緩めておきましょう。

こういう部分のボルトも、熱による劣化が進んでおりますので

潤滑油をしっかり塗ってから緩めるようにしましょう。

あまりにも不穏な空気が漂うような感触の時は、

無理に緩めずにそのまま取り外していきましょう。

※コレぐらいのバンドの部分は、緩めなくても外れます

そしてこれが取り外し終えたマフラーです。

取り外したマフラー

このマフラーを取り外して1つ発見。

ステップ部のスペーサー

ステッププレートとフレームの間に、こんなスペーサーが

入っているじゃないですか。

きっとこれは、マフラー付属の部品なのでしょう。

マフラーの取り回しや、マフラー太さなどの影響で、

ステッププレートと干渉するのを防ぐ為に

こうしてスペーサーを入れて、ステッププレートをオフセットさせるんですね。

まぁ・・・こういう小さな企業努力によって、マフラーの価格を

押さえているって事ですね。

※なぜだかは考えてねw

ではここからが本番です。

パッケージからサーモプロテクトラップを取り出す前に、

グラスウール対策としてビニール手袋を付けてから取り出しましょう。

手袋付けなくってもいいですが、手が痒くて夜寝れなくなっても

私は責任を取りませんw

んでこれが取り出したサーモプロテクトラップです。

取り出したサーモプロテクトラップ

心棒にグルグルと4.5m巻き付けられています。

ここでまたちょっと横道にそれます。

巻きがパッケージ内部で解けてこないように、

こういう針で止められて居たんですがね・・・

止めていた針

これ・・・コレ見てなんかと似てません?

私はこれを見た瞬間に工具を思い出しました。

ちょっと古いタイプのT型レンチに似てません?

昔のT型レンチってば、1本の棒を曲げて作っていたんで

持ち手の部分が、まさにこんな感じに曲げてあるんですよ。

スナップオンのチラシから、この写真見つけるのにちょっと

苦労しましたが、これですよ。

1920年代の工具:スナップオン※スナップオンのカタログより

T型レンチ※この写真はスナップオンではありません

めっちゃ似てません?

真っ先にこれを想像した私と、画面の向こうのアナタ・・・・

立派な工具フェチですw

ぐふw

話を元に戻します。

サーモプロテクトラップの芯を取り外してから、

中央に指を突っ込んで、グルグルグルグル~♪っと、円を描くと

こんな感じでほぐれてくれます。

サーモプロテクトラップをほぐす

こうしてほぐした状態で、予め水を入れて用意しておいたバケツに

サーモプロテクトラップを浸していきます。

バケツに入れる

あまりタップリと水分を含ませないようにしましょう。

サッと水の中をくぐらせるぐらいで十分です。

完全に浸してしまう必要はありません。

まぁタップリと水に浸してしまったからと言っても、

別に大きな問題になるようなことはありませんので。

サッと水に浸す

サッとサーモプロテクトラップを水にくぐらせ終えたら、

早速マフラーに巻き付けていきましょう。

巻き方に関しては、人それぞれやり方があると思いますので

やりやすいやり方を選択して下さい。

私の場合は、フランジ側から巻くのではなく

後方からフランジ側に向かって巻いていきます。(フランジ部に向かって右巻き)

巻きはじめ部分は、重ねる量を70%程度と少し密に巻いて、

その後は50%程度を重ねるようにして巻いていきましょう。

後方から巻いていく

巻く時は均等に重ねていかないと、見た目が悪くなりますので

よく見ながら作業して下さい。

あと、これが一番大切ですが巻く際は

強く引きながら巻いていく事

幅が少し狭まる程度に引っ張って巻き付けていかないと、

後で緩んでくることになりますので。

グイグイと引っ張りながら、やっとマフラー中腹あたりまで来ました。

マフラー中腹まで巻いた

最後まで気を抜かないようにして巻き付けていき、

最後の部分は少し戻って重ねるようにしておきましょう。

ステンレスバンドで緩まないように固定しましょう。

ステンレスバンドで固定する

巻きはじめ部分もステンレスバンドで固定します。

ステンレスバンドで固定する

これが完成した状態。

均等に巻いているつもりですが、エキパイの曲がり

などがある為、思っているほど均等でも無いな・・・と、実感。

サーモプロテクトラップを巻き付けた

リヤ側のエキパイも同様にしてサーモプロテクトラップを巻き付けましょう。

リヤ側はサーモプロテクトラップを巻き終えたら、

取り外しておいたヒートガードを元の位置に取り付けておきましょう。

施工完了

リヤ側のエキパイには、フロント側のエキパイとの

ジョイントパイプが飛び出ているので、こんな感じで

うまい具合に逃がしました。

リヤ側のエキパイ

さぁサーモプロテクトラップを巻き終えたので、

元通りマフラーを取り付けていきましょう。

そうそう、マフラーを取り付ける前に

予めボルトやナットにスレッドコンパウンドを塗ってから、

スレッドコンパウンドを塗って

錆びているスタッドボルトや、ネジ山部分を

予め掃除しておくと、折損や焼き付きのリスクが減ります。

一度ボルトを通す 一度ナットを通す

リヤ側のボルトは、写真をご覧頂くとよく分かりますが

純正のボルトではなく、すでに腐食に強いステンレスボルトに交換されています。

腐食に強いので、ボルトが腐食で折損するようなことはありませんが、

ボルトが強すぎて、ナット側のスチールが負けてしまい、

結果的に焼き付きやすくなるというリスクが高まります。

また、最悪の場合ステンレスボルトが折れてしまうと

ドリルの歯も立ちませんので、ステンレス製のボルトを使用する際は、

必ずスレッドコンパウンドを塗っておくのを忘れないように!

で、マフラーの取付完了です。

マフラーの取付完了

取付けが完了したら、エンジンを始動させて

サーモプロテクトラップに染みこませた水分を蒸発させましょう。

エンジンを始動させて水分を飛ばす

エンジンを始動させて水分を飛ばす

水分が蒸発したあとしばらくの間、サーモプロテクトラップが

焼けて白い煙が出ますので、お客様にお渡しするまでの間に

出来るだけ焼いてしまい、煙が出ないようにしておくとGOODです。

煙が結構独特の臭いがするんで、そのままお渡しするのはちょっと

気が引けてしまうほど。

煙が出なくなったら、サーモプロテクトラップの施工作業は完了です♪

明日納車のドラッグスター400※納車前日の状態

今日は珍しく1回で終わる記事にしてみました。

年末年始に掛けて、ブログをアップしない期間が1週間ほどありますが、

今のうちから記事を書きためて行く予定にしています。

フッフッフッフ・・・・休暇期間中もブログ更新ですよ。

記事を書く時間があるのかどうかが微妙な情勢ですが。うん。

じゃ今日も最後まで読んでくれて有り難う御座いました。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

5.4℃

電池切れマークが付いてから、もう1週間以上になりますが

いまだ何とか使用出来ています。

1回だけ表示されない事もありましたが、このままでもしばらく行けそうですねw

電池だけわざわざ買いに行く程、ヒマじゃ無いんでw

あー、節々痛い。

あー、のどがカサカサする。

あー、鼻の奥がカサカサする。

あー、臭いも味もしない。

今日も暖かい格好をして就寝します。

ではまた明日こそ元気でお目に掛かりましょう☆

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