【後編】Vツインマグナのメインキーの接触不良を修理してみよう!

ども。

えーっ、非常に悔しいです。

非常に残念です。

無念としか言い様が有りません・・・。

いつもの様にデジカメから、今日のブログで使用する

写真を移動させようとしていたらですね、

間違えて削除

間違ってSDカード上で削除ボタンポチッとな・・・。

俺のバカあぁぁぁぁっ!!

人差し指のバカああぁぁぁっ!!

無情にも削除作業は進行していきます。

複数のファイルが選択されていたので、

削除中・・・のウインドウ表示が出ている最中に、

激しく中断ボタンをボチッとおぉっ!!!

・・・うぅっ・・・すぐに中断ボタンを押したのに。。。

すぐに押したのに・・・・押したのに・・・押したのに・・・・

残ったのは、なんの嫌がらせなのか、

ぶれっぶれの一枚

なぜこの1枚だけ残ったのだ・・・。

くそぅ。。。これなら、いっそ全て消えてくれれば良いのに。

こんなブレた写真だけ有っても仕方無いので、

今度は間違いではなく、自らの手で削除ぽちっと。

ふぅ・・・・(´・ω・`)

↓ この続きを読む ↓

自らの失敗とは言え、SDカード上から写真を

誤って消してしまうなんて。

ってかね、飛んだとばっちりで悪いんですけど、

全てWindowsのシェルが悪いんだ!

※シェル=右クリックで出てくる縦長のウインドウの事ね

ファイルを選択して、コピーしようと思ったのに、

間違ってショートカット作ってしまったり、

削除しようとしたのに、間違ってショートカット

作ってしまったり。

シェルメニューに大いに不満を感じる。

いや、いっそのことシェルをカスタマイズしてさ、

自分好みのシェルにすれば良いだけの話なんですが。

そうか・・・いっそ誤クリックが多いなら、多用するシェルの

項目上下に同じ物を配置すれば良いんだな。うんうん。

それに、使わないシェルの項目は削除して、必要な物だけ

に整理したら相当使いやすくなりそうやないか・・・。

案過ぎて震えてきたww

よしよし、早速水曜日にでもシェルのカスタマイズを

実施しましょう。

えー、つまりですね、今日冒頭でお話しする予定だった

内容が、写真が無くなったが為にお蔵入りと・・・。

まぁ、そんなに大した話でも無かったんで、写真が無くても

活字数行書けば説明出来るようなもんですが。

写真も添えれば、なお臨場感が出て良い。ってだけ。

まぁ・・・・一言で説明すると、

コーヒーこぼして下半身がずぶ濡れに。

昼食後に飲んでいたコーヒーなのですが、

横着したもんだから開けたばかりの缶コーヒーが、

自分に向かってゴロリ。

そりゃあもう、滝のように大量のコーヒーが

下半身めがけて流れ出ましたさ。

ああいうときって結局、

焦ってあたふたするだけで動けないw

だから、今日は午後からコーヒーの香ばしい香りを

漂わせながら仕事。

う~ん、マンダム♪(あごを触りながら)

今日書きたかったお話ってのはこれでした。

コーヒーこぼした時、ティッシュを取る前に

デジカメ持って写真撮ったのに、間違って消してしまうとか

何の為にコーヒーが染みこむの

をガマンしてデジカメで撮影したんだか。

全てが水の泡~♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

2.6℃

曇りのち晴れ

曇りのち晴れ!

~06時:10% ~12時:10%

~18時:10% ~24時:10%

明日の大阪は高気圧に覆われて概ね

晴れる見込みです。

降水確率も低く、雨の心配はないでしょう♪

では本日の本題です。

昨日からご紹介している、

Vツインマグナのメインキーの接触不良を修理してみよう!

ですが、今日は後編となります。

前編に関しては以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】Vツインマグナのメインキーの接触不良を修理してみよう!

さて、前回までは確か

電源が入った

メインキー裏蓋を取り外して、メインキーの接触不良で

間違いないと言う事を確認したところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきます。

メインキー内部端子の接触不良で有ることが、既に

前編の記事で判明していますので、

ここからさらにメインキーを分解して内部を確認していきましょう。

メインキー裏の配線基板を固定している

トルクスボルトを取り外していきます。

ボルトを取り外す

これが取り外したボルトですね。

取り外したボルト

ボルトを見ると分かりますが、カラー部分が随分と長いですよね。

このカラー部分の長さだけ、この基板に厚みがあるという事です。

アルミケースに対して、基板部分がピッタリと

収まっているので取り外しは少々困難になることがあると思います。

横から細い物で・・・・無理ですなぁ。横から何も差し込めません。

じゃ配線を引っ張って・・・・軽くならいいですけど、それだけで外すのは危険。

じゃ、どうやって基板を取り外すんだよ。

ボルトを取り外した開口部に、細いピックツールを斜めに差し込んで、

キー本体を軸にして少しずつ上方へとかき上げながら、

少しずつ浮かせていきます。

キーシリンダー側からも、エアーを吹き込んで圧力を

掛けておくとさらに良いです。

もちろん、軽くですが配線も上方へと引き上げながら

作業すると良いでしょう。

※配線から常に目を離さないこと。

格闘すること5分。

やっと基板が外れてきました。

基板が外れてきた

やっぱりかなりの分厚さが有りますね。ええ。

これだけ厚みがあると、抜き取ってくるのも大変なわけです。

薄っぺらかったら、簡単なんですけどね~。

そのまま完全にメインキーから基板を取り外してしまいましょう。

配線を取り外した

キーシリンダー部分は動作に問題がありませんので、

横へ避けておきましょう。

基板部分と接触端子部分は、勝手に分離してしまわないように

中心にある支柱が基板側に、軽く圧入されています。

支柱を折らないように、真っ直ぐ上方へと力を加えてあげると

スポッと外れます。

細いマイナスドライバーなどを使用すると良いかも知れません。

私は割り箸を使いますけどw

※電気を通さないのと、固すぎず柔らかすぎないので使いやすい

支柱部分

そしてこれが完全に分離させた状態ですね。

接点部分を分解した

接点部分をもう少し近づいて確認してみましょう。

まずは稼働側、つまり凸接点側ですな。

接点部分

接点用端子が2個、合計6ヶ所の接点がありますが、

実際は手前側の接点用端子しか使用されていません。

奥側接点端子には基板側の接点もありますが、

配線が接続されていません。

次に基板側を見てみましょう。

基板側の接点

イグニッション電源の端子部分に、キズと凹みがありますね。

こんなにも凹んでいたらね、そりゃ導通もなくなりますよ。ええ。

原因はここですな。

凸部の先端もね、

凸部接点も摩耗して平らに

すり減って平らになってしまっています。

本来は、綺麗な山型になっているものです。

これだけお互いに摩耗していたら、接触不良どころか、

完全に物理的接点を失ってしまいます。

では修理作業に取りかかりましょう。

まず、凸部接点に関しては、電気的に未使用だった

奥側に配置されていた端子部分を取り外した時の

位置に合わせてセットします。

180度お互いに反転させると言う事です。

メインキーによって回転する部分の形状が

こういう形状なので、180度回しても動作は同じなのです。

回転部の形状

んでこれが取り付けた状態ですね。

青点:すり減った端子の元々の位置

赤点:現在のすり減った端子の位置

端子部を取り付けた

凸部端子はこれで問題なく動作するでしょう。

だって、電気を通していないんで殆どすり減ってませんから。

次に基板側の凹んだ部分を修理していきましょう。

こちら側は、そうそう簡単にはいきません。

作業を始める前に、予めスターターリレー部の

配線カプラを取り外しておいてください。

配線カプラを取り外しておく

というのも、メインキーの配線を車体につなげたまま

作業していますので、基板部分の端子には12Vが流れっぱなしです。

なので、ショートさせる危険などを排除する為にも、

必ず事前にカプラを抜いておくことをお忘れ無く。

凹んだ部分の修理には、ハンダを使用します。

凹みにハンダを流し込めば元通りまた使用することが出来ます。

ハンダ付けを行う前に、端子部分に付いている

酸化皮膜や汚れをスチールウールなどの

繊維の細かい物で磨き上げましょう。

端子を磨く

磨き終えたら、パーツクリーナーなどで

脱脂洗浄しておきましょう。

ハンダ付けは手早く確実に行いましょう。

長時間端子に熱を加えていると、基板ごと溶解してしまい、

メインキーを買い直す必要が出てきますのでご注意を。

また、フラックスなどを準備しておくと作業効率アップです♪

フラックスを接点部分に塗ってから、ハンダ付けを実施します。

手が二本しかないのでこんな写真しか撮影出来ませんがw

ハンダ付けを行う

そしてあっという間にハンダ付け完了です。

ハンダで凹みを埋めた

キレイに凹みが埋まりましたね♪

でも、このままではちょっとハンダが盛り上がって

しまっていて、端子に負担を掛けてしまうのと、端子が

傾斜してしまい、良好な接点とならない可能性があります。

なので、廻りの接点と同じぐらいの高さになるように

研磨して高さを揃えましょう。

高さを揃えた

高さがうまく揃いましたか?

ベースまで削りすぎないように注意してくださいねw

多少の凸ぐらいなら許容範囲でしょう。

これで接点部分の修理は完了ですね。

きっとこれで全て上手くいってるはずです♪

元通りメインキーに基盤を取付けてっと。

基盤を取り付ける

ボルトで固定してしまう前に、

先に正常な動作となっているかチェックしましょう。

取り外してあったスターターリレーのカプラを取り付けて、

ドキドキしながらメインキーをON!!

イグニッションONを確認

おおおぉぉぉっ!!

正常に電源が投入されました♪

ニュートラルランプも、メーターバックライトも点灯しました。

何度かON/OFFを繰り返しましたが、

接点不良の疑いと思しき症状も見られませんので、

修理完了ですね~っ♪

あとはメインキーを組み戻していくだけです。

ボルトで基盤を元踊り固定して、さらに

取り外した裏蓋を取り付けて、支柱をカシメなおしてっと。

裏蓋を取り付けた

裏蓋を取り付ける際は、予めカシメ用の支柱を

ラジオペンチなどで握って、出来るだけ綺麗な円筒状に

戻しておいてから裏蓋を取り付けましょう。

裏蓋取付け後は、支柱部分をポンチなどで軽く叩いて

広げてあげると、またきちんと固定出来ます♪

配線をしっかりと付属のステーにタイラップで固定してっと。

配線を固定する

メインキーを車体に固定したら作業完了です♪

メインキーを取り付けた

あっ、ゴムのボルトカバーも忘れずに取り付けておきましょうね。

さぁ、もう一度キーをONにして、エンジン始動までチェックです。

動作チェック

エンジン始動後に、キーをグリグリ動かしてみたり、

振動を与えてみても、電源が落ちてしまうようなことが無ければ、

接点がしっかりと機能している証拠です。

接点が悪い場合、メインキーOFFの状態と

同じ状態になりますので、つまりエンジンは

停止してしまうことになります。

そうならないかどうか、しっかりと入念にチェックしておきましょうね♪

もちろん、そんな事は起きませんので、これにて

Vツインマグナのメインキーの修理作業は完了です!!

今回も最後まで呼んで頂き有り難う御座いました♪

明日は定休日なので、次回更新は水曜日となります。

また忘れずに冒頭だけでも、チェックチェック~♪です。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知ら・・・・

この写真も消えたんだったww

ではまた水曜日も元気でお目に掛かりましょう♪

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コメント

  1. 宇部のマグナ より:

    この度、メインキーシリンダーの不具合で、これを機に、メインキーシリンダーを排除して、オンオフの切り替えスイッチを付けたいのですが赤、赤黒、青茶、どう繋いだらいいか分かりませんどうか教えてください

  2. 匿名 より:

    とても参考になりました、ところで私のマグナメインキーシリンダーが破れたきっかけで、排除して、新たにオンオフの切り替えスイッチを付けたいのですが、赤、赤黒、青茶、この3本の配線をどう繋いだらいいか分からないのです、教えてください

  3. こんばんは!

    ふむぅ・・・・暗電流の測定はされましたか?
    ヒューズボックス部分でイグニッションOFFで
    電流がある様ですと暗電流、つまりどこかの電装部品で
    イグニッションOFFで電気が使われているという事になります。
    ※特に後付け電装部品類を懸念すべきかと思います

    尚、レギュレター、ジェネレータは正常であるという
    大前提でのお話ですが。

    そもそも、その2つの部分に問題が無いという
    確証があるかどうかがハッキリしていません・・・・。

    オークション購入のレギュレターは新品ですか?
    もうご存じかと思いますが、マグナ250のレギュレターは新品でも1万円以下です。

    ジェネレータの発電容量は正常値でしょうか?
    それは冷間時も暖気後も数値は正常値でしたか?
    過去にあった事例では、暖気運転後にレギュレターの数値異常が発生することもあります。

    また、熱によるチャージコイルの短絡が発生する車両がありました。
    この場合はエンジンが冷えると数値が正常化するという
    発見しにくい事例でした。
    ※熱膨張によってコイルがショートするので冷間時は症状が出ません

    イグニッションキーがOFFの状態で電気が
    流れてしまうという事例はマグナでは有りません。

    というのも、マグナのメインキーは非常にシンプルで
    配線数が少ないので、キーをOFFにした状態でも電源が
    疎通しておれば、よほどの方でも無い限り気が付かないという
    事は無いと思います。
    ニュートラルランプも尾灯も点灯しますし。

    マグナのバッテリー程度でしたら一昼夜もかからずに
    バッテリーが上がります。3日は絶対に持ちませんので
    可能性は低いですね。

    今一度状況をよくご観察の上、お近くの他のショップで
    再点検を依頼することをおすすめします。

    ヘッドライトのバルブ不良やハイワッテージ球の使用程度で
    正常な充電状態の車両のバッテリーが上がるという事は
    考えにくいですね・・・。
    短時間の診断でもヘッドライトバルブを疑う事はまず無いです。

    消去法的な考えですが、どれもこれも
    可能性が低い提案というか他にももっと懸念すべき部分は
    有るかと思います。

    頑張って下さい!!応援してます♪

    • MagMaje より:

      どちらの店でも、ジェネレータ異常の可能性を疑われたのですが、自分のお財布事情を考慮していただいてるみたいで、もう少し様子を見てみようという事でした。

      ただ今週末には就職先の会社の研修で、半年ほど島を離れてしまうので(離島在住なんです)、なかなか難しいところなんですよね・・・

      レギュレターは、マグナ一台をバラして出品されていた中で、他の外装などとメインハーネス、C.D.Iセットを落札した時に付いてきたものでして(苦笑)
      レギュレターって1万円以上するものと思っていたのですが、マグナの場合は7千円ほどで買えるんですね。

      取り敢えずしばらく様子を見てみようと思います。
      心強い応援、ありがとうございます!

      • お財布事情、よぉ~く分かります。ハイ。

        ただ、今回の様な症状の場合はトラブルが頻発しているので
        もはやお財布事情を考慮するという範疇は超えているのでは無いかと
        個人的には思いますが・・・・。

        でもまぁご自宅にまた戻られた際は、本腰入れてがんばってみましょう!
        出来るだけよいアドバイスが出来る様に致しますので♪