【第1回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日はまた休憩中に近所の竹林へと行ってきました。

矢の材料を探すために竹取の翁です。ええw

今日も竹林

竹林に限ったことじゃないですけど、時間に関係なく

こういう茂みに入っていくと、あっという間に蚊に食われて

全身かいいいぃぃぃぃくなります。

耳ぷんも常ですし。

でね、竹林で矢になる材料を探していたんですけどね、

いつも来ている竹林の竹では矢には向いていないようなので、

竹林から出ようとしたら足元に大量の伐採した竹。

その竹の上に乗ってみると・・・・

びよよぉんびよよよぉぉん♪

おっwww

トランポリンみたいで楽しい♪

うはぁw

(びよよんびよよん)

うははははw

(びよよよよんびよよん)

・・・・これがそもそもダメでした。

あまりに楽しいんで、調子乗ってびよんびよん

しながら遊んでいると、予想通りと言いますか・・・・

足元つるっとな!!

ずささささーーーーっ!!!!

すぐ横を走る道路に向かってヘッドスライディングw

34才の大人が調子ぶっこいて竹で遊んでて

マンガみたいなコケかたするとかwww

右手をすりむいた

右手首を激しく擦りむいてヒリヒリw

その他にも、左足ヒザに竹が刺さってミミズ腫れとか・・・・。

ぶははははははwwww

結論:

子供じゃ無いから笑えない

↓ この続きを読む ↓

でね、結局近所の竹林には矢に向いている竹が無いんで、

ちゃんと矢に使う竹を探しに移動しました。

矢に使用される竹ってのは、その名も矢竹と言われており、

節間が長く、細く真っ直ぐに伸びる竹なのです。

みなさんも何度か見掛けたことがあるはず。

時代劇とかでも見たことがあるかも。

武家屋敷の前とか、川の土手、池の周辺に生えてそうな、

背が低めの細い竹です。

実際はすぐに矢として使えるようにと、武家屋敷に植えてたそうな。

普段は目隠しとして使用出来ますし。

最近はあまり自生しているのを見掛けなくなったので

近所を走り回って、矢竹の群生を発見。

矢竹の群生

ちょっと分かりづらいですけど、丸印の部分に

矢竹が群生しています。

ただし、かなりしなった状態で育っているのと、

細すぎて矢には向いていないので却下。

周辺をさらに捜索していると、かなり良い具合の矢竹発見!!!

矢竹発見

おおおおおおおおおおおおおっ!!!

かなり良い具合に育った矢竹です。

脇目を落としたらほんとにそのまま使えます。ええ。

でもね、残念ながら周辺に地主さんと思しき

人が居ないので許可無く勝手には取れませんわな。

幸いにもこの矢竹を発見したのは当店周辺だったので、

地場のお客様数人に聞けば、きっと地主さんが見つかるはず。

見つかれば一度分けて頂けるか聞いてみたいと思います。ええ。

※今日来た地場のお客さんにも矢竹が無いか聞いてみましたが、

 最近は宅地造成が増えたので見掛けなくなったな・・・と。

 『見つけたら持って来たるわ、にぃやん』

またその後については追ってご報告致します。(求めてない)

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

28.8℃

晴れ時々曇り

晴れ時々曇り!

~06時:10% ~12時:0%

~18時:10% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、東シナ海に中心を持つ

高気圧に覆われるため、明日は概ね晴れるようです~♪

週末にすっきりとした晴れ間が見れそうです。

ってか、近畿地方は梅雨入りしたんですかね??

かなり気温の上昇が著しいですけどw

この流れで行くと最近マスコミでたびたび言われている、

空梅雨・冷夏

になるのではと思っています。

雨が少ないのは一時的に嬉しい事ですが、

夏が寒かったり短かったりするのは勘弁。

水不足も勘弁です。ええ。

では今日の本題です。

先日からリヤタイヤ交換作業をご紹介していたこちらの車両。

ホンダ VRX400

ホンダ VRX400ロードスターですな。

リヤタイヤの交換作業についての記事は

以下のリンクよりご覧頂けます。

 【前編】VRX400のリヤタイヤを交換してみよう!

【後編】VRX400のリヤタイヤを交換してみよう!

で、ここからが本題。

今回ご入庫頂いたのはリヤタイヤの交換でも、日常のメンテナンスでもなく、

ある不可解なトラブルを解消して欲しいとのご依頼です。

そのトラブルってのは原因不明の片排症状なのですよ。

プラグがカブる様な感じで吹け上がらなくなります。

2,500rpm付近からスロットル操作に関わらず

ボッボッボボッボッボボッボッボッボッ

こんな感じです。

しかもね、厄介なことに症状が出たり入ったりするんですよねー。

実際、お客様宅へと車両を引取に行き、

店に戻ってきてからエンジンを始動して早速チェック。

きゅるっ

ぶろろろろろろろろろろろ・・・

すっ・・・・すこぶる快調やないかwwww

症状が出ないとトラブル箇所を特定することも困難です。

今の現状ではなんら問題ないですし。

で、さすがにそれでハイどうぞって返すわけにも

行きませんので、とにかく合間を縫って試乗の繰り返しです。

1週間程度時間を掛けて、トータル100kmの試乗を実施。

相変わらず、すこぶる快調w

山を走っても、市街地を走行しても快調そのもの。

トラブルの兆しすら見せません。

うぬぅ・・・。

かなり色々なパターンの乗り方をしましたが、

全く症状が出ません。

もちろん冷却ファンがガンガン回る程の温度での

運用も実施していますが症状が出ません。

この試乗を続けている期間内に実施した作業と言えば、

エアーエレメントの点検、そして締め付けトルクが弱かった

スパークプラグの締め付けぐらいでしょうか。

スパークプラグの締め付け

この写真のスパークプラグ付近をご覧頂くと分かりますが、

スパークプラグの締め付けが弱い場合、若干ではありますが

エンジン温度が上昇した際に圧縮が漏れてしまうことがあります。

その漏れた圧縮空気には当然、ガソリンが混じっていますので

プラグホール周辺が茶色く変色します。

この車両もスパークプラグ座面周辺が茶色く変色しています。

微量の圧縮漏れでお客様が言ってるような症状が出るのか。

可能性はゼロではないが、かなり期待度は低め。

でも、症状が今の所出てこないのは確かなので

もう暫く様子を見ましょうかね。

で、点検と試乗で発見が有りました。

リヤバンクのキャブレターにガソリン漏れの症状です。

写真では少々分かりづらいですが、実際はガソリン臭と

ガソリンでつやつやと光っています。

ガソリン漏れ

ダウンドラフトキャブで多い、フロートチャンバーと

キャブレターとの合せ面からのガソリン滲み(漏れ)ではなく、

どうやらフューエルホースから漏れているようです。

お客様の話では、つい最近同様の症状を解決すべく

近隣のオートバイショップでキャブレターのオーバーホール作業を

依頼(※)したそうなのですがねぇ・・・・。

漏れてるねぇ・・・。

※)先方の診断結果です

この事をお客様にお伝えすると、

やはりオーバーホール作業後からガソリン臭が

そういえばしていたなと・・・。

ガソリンだけに危険なので、今回はフューエルホースを

交換させて頂く事になりました。

じゃ、キャブレターのオーバーホールをしてみよう!って

タイトルはおかしくないか?

ですよね、ですよね。ええええ。

まぁ、焦らず読み進めて下さいよ。

なぜこのタイトルになっているのか分かりますから。

※ちなみにこの第1回の記事では真相はまだ出ませんw

ではちょっと冒頭が長くなってしまいましたが、

やっとこ作業開始です。

フューエルホース交換にはキャブレターの取り外しが

必須となりますので覚悟しましょう。

まずはガソリンコックをOFF位置にしてから

ガソリンホースと負圧ホースを取り外しましょう。

ホースを取り外す

ホース類を取り外し終えたら、ガソリンタンク後部の固定ボルトを

取り外し、ガソリンタンク前面部のフチがフレームに接触して

塗装が剥がれないように手を入れつつ、

手を入れておく

ガソリンタンク後部を持ち上げて、水抜きホースなどを

タンク底部から取り外してから、ガソリンタンクを持ち上げながら

後方へとスライドさせて取り外しましょう。

ガソリンホースを取り外した

ガソリンタンクを取り外すと、先ほどガソリン漏れがあった部分が

よく見ることが出来ます。

ガソリン漏れの部位

よく見るとガソリンホースの差し込みが少々甘い様です。

グイッと差し込んで確認しましたが、やはりガソリン漏れが止まりません。

ガソリンホースの硬化による密着不良でしょうな。

オーバーホールした時に一緒に変えておけば

二度手間にならなかったのにね~。

って事で作業を続けます。

エアークリーナーボックスを取り外していきましょう。

エアークリーナーボックスとエアーチャンバー部の

接合部のバンドを予め緩めておきましょう。

バンドを緩める

バンドを緩めたら次はエアークリーナーボックス本体を

固定しているステーのボルトを取り外します。

ステーのボルトを取り外す

ボルトを取り外すとエアークリーナーボックスを

取り外すことが出来ます。

エアークリーナーボックス背面にはブローバイガスの

排出ホースがあります。

ブローバイガスのホース

ラジオペンチを使用してホースを取り外しておきましょう。

ホースを取り外す

ブローバイガスのホースを取り外したら

エアークリーナーボックスを完全に車体から分離させることが出来ます。

エアークリーナーボックスを取り外したら、

まずは正面に見えている、フロント側キャブレターに接続されている

エアベントチューブを取り外しましょう。

エアベントチューブ

キャブレターとエアーチャンバー部を繋いでいるダクトの

固定バンドを緩めておきましょう。

バンドを緩める

続いて車体反対側に移動して、リヤバンクのキャブレターの

エアベントチューブを取り外します。

エアベントチューブ

次にスロットルケーブルのアジャストナットを緩めてっと。

アジャストナットを緩める

アジャストナットを緩めたら、スロットルケーブルを

ステー、キャブレターのリンケージから取り外しましょう。

スロットルケーブルを取り外した

次にダクトのバンドを緩めましょう。

バンドを緩める

バンドを緩めたら、キャブレターからダクトを引き抜いてっと。

ダクトを引き抜く

ダクトをキャブレターから引き抜いたら、そのまま

グイッと捻るようにして外側にダクトを向けておきましょう。

ダクトを外側に

ここで初めてベンチュリー部が見えたんですけどね・・・

茶色くないっすかね?

ベンチュリー部。

オーバーホール後にしては汚れすぎですよねぇ・・・。

うぬぅ・・・。

と言うことは、反対側のキャブレターももしや。。。。

さて、この気になる続きはまた明日更新の記事で

ご紹介しますので乞うご期待!!

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

25.6℃

明日はすっきりとよく晴れる様なので、

久し振りの絶好のツーリング日和になりますね♪

ぎらぎら照りつける太陽は久し振りですなぁ(´ω`)

週間天気予報を見ていると、暫く傘マークが無いようなので

やはり空梅雨なのかも。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょ~う☆

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