【第6回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今は雨がしとしと降ったり止んだりです。

天気予報では午後から雨と言っていたのに、

夕方18時頃まで雨が降らず。

午後から予約していたお客様も数件、

天候が悪いからって事でキャンセルされたのに。

空模様

外と雨降りませんでしたやん!!

くそう・・・くそぅ・・・。

まぁご予約をキャンセルされたお客様も、明日天候が良ければ

またご入庫されることでしょう。

こういう変わりやすい天候はこの季節特有ですので

仕方無いですね~。

オートバイは天候に左右されやすい乗り物ですし。

ま、午前中の車両配達と、ちょっと離れた場所からバイクで

ご契約に来られたお客様との契約は無事に済んで、お客様が

帰られるまで雨が降らなかったのは良かったです。

天道様ありがとうございました♪

※感謝の気持ちは忘れません。ええ。

 だから、次も宜しくたのんどくわw

 #上から目線

↓ この続きを読む ↓

そうこう行っている間にも、またさらに昼間の分だと

言っているかのように雨が強く降り始めました・・・・。

帰りにカッパ着て帰るのがめんどくせぇw

なんか今日は一心不乱にまた竹を削りたい気もするし♪

デスク上

AKB48のMVをヘッドフォン付けて、難聴お構いなしで

大音量で聞き流しながら・・・時々・・いや、かなり脇見しながら

今日もいつものようにブログを書いていますw

んなことしてるから、

いつも書き終える時間が遅いねんw

これが私の日常ですwww

ブログを書く時に最も捗るのは、やっぱり色々聞きましたが

AKB48 風は吹いているを、ブログを書き始めから

書き終えるまで聞いている時ですわ。

耳が少々痛くなるのは仕方無い。

ブログを少しでも早く書き終えるにはこれが一番。

MVは危険です。ええ。

脇見してしまうので、その時は曲だけをiTunesで流してます。

ってか・・・・

そんなオマエ情報いらんねんw

そ・・・そうですよねw

薄々私も記事書きながら思っていました。ええ。

まっ、たまにはこういう冒頭もよろしい♪

私という人間を知って貰うのにはよいでしょう。

ぐははははwwww

では(w)今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

29.2℃

雨時々くもり

雨時々止む!!

~06時:70% ~12時:70%

~18時:40% ~24時:50%

明日の大阪の天気は、四国の南海上の前線や低気圧の影響で

午前中を中心に雨となるようです。

南部では雷を伴って強く降る所もあるので注意が必要です。

明日は1日雨となりそうですね・・・折角の日曜日なのにね。

ではAKBを聞きながらテンション上げて今日の本題ですw

先日からご紹介している

VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第6回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第5回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か・・・

キャブレターを固定する

左右バラバラに分解していたキャブレターを

連結し直したところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

今日はまずフロートとフロートバルブを組み付けていきましょう。

予めフロートにフロートバルブをセットしてから

フロートバルブをセットする

1セットにしておいたバルブシートにフロートを

フロートピンを入れて取り付けて行きます。

フロートを固定する

次にフロートチャンバーにOリングを取り付けます。

Oリングを取り付ける

キャブレターにフロートチャンバーを取り付ける際に、

Oリングがズレないように注意しながら取り付けましょう。

フロートチャンバーを取り付ける

Oリングが外れてズレそうな時は、

キャブレターを持ってフロートチャンバーを

迎えに行ってあげましょう♪

4箇所の固定ボルトを少しずつ均等に締め付けていきましょう。

均等に締め付ける

これでフロート周辺の部品の組み付けは完了です~♪

フロート周りの組み付け完了

続いて周辺部品の組み付けに作業は移ります。

まずはパイロットスクリューの取付けです。

予めパイロットスクリューにはスプリング、ワッシャ、Oリングの

順番で組み付けてこの状態にしておきましょう。

パイロットスクリュー

キャブレターに取り付けて、まずは軽くキュッと締まる

ところまで締め込んでおきましょう。

パイロットスクリューを取り付ける

絶対に締めすぎないように。

本当に軽くキュッと止まるところでいいので。

そこから規定の戻し回転数にセットします。

VRX400ロードスターのパイロットスクリューの

規定戻し回転数は以下の通り。

PS戻し回転数:2-3/8戻し

左右共に同じ数値にセットしましょう。

続いてエアーカットバルブの取付けです。

予め楕円形のOリングをキャブレター側にセットしておいてから

エアーカットバルブ先端部にシリコングリスを塗っておきます。

シリコングリスを塗っておく

エアーカットバルブをキャブレターにセットして、

スプリングをのせてっと。

スプリングを乗せる

バキュームピストンと違って、ここのラバーはそんなに

噛み込む心配は無いので、ゆっくりと確認しながら

フタを押さえながら固定しましょう。

なお、エアーカットバルブのフタを固定しているボルトには

エアベントチューブを押さえ込むステーも一緒に

固定する必要が有りますので忘れずに一緒に固定しておくように。

※エアベントチューブも取り付けておくこと

フタを閉める

次は今回の主役と言っても過言では無い、

バキュームピストンの組み付けです。

穴が開いていて再使用不可だったので、

予めメーカーよりバキュームピストンを

取り寄せておきました。

新品のバキュームピストン

うぬぅ・・・・やっぱり新品のバキュームピストンの

ラバーはぷるんぷるんして素晴らしいww

ぷるぷるのラバー部

まるで赤ちゃんの上唇の様ですw

ほんっとプルップル♪

バキュームピストンにジェットニードルを取り付けて、

押さえ用のヒトデみたいな形をした部品を入れて

ジェットニードルを固定します。

ジェットニードルを固定する

バキュームピストンをキャブレターに組み付けていきます。

バキュームピストンのラバー部は非常に噛み込みやすく、

酷く噛み込んでしまった場合は、エンジン始動不可はもとより、

折角のバキュームピストンも破れて使用出来なくなってしまいます。

※キャブレターのインナーパーツで最も取付不良が多い部位です

バキュームピストンにスプリングをセットし、

ベンチュリー部から指を入れてこの高さでバキュームピストンを

固定しておきます。

バキュームピストンを押さえておく

このぐらいの位置がバキュームピストンのラバーが最も

座りが良く、噛み込みにくい位置なのです。

この状態のまま、フタを取り付けて固定しましょう。

フタを一度取り付けたらベンチュリー部から突っ込んでいる

指は抜いて貰ってもOKです。

フタを固定する

バキュームピストンの取付けが終わったら、

必ずバキュームピストンの動作チェックを実施しましょう。

エアベントチューブにエアーを吹き込むと、

正常に取付けが出来ていればバキュームピストンが持ち上がります。

バキュームピストンの動作テスト

動作チェックの方法は、別の車両のキャブレターですが

同様の手法で確認が出来ますので

以下の動画も参考にして下さい。

[tubepress video=”fsRNMoqZB1U” mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]

2:20~バキュームピストンの動作テストを実施しています。

それ以外でも、何か参考になるかも知れませんので

時間があれば目を通して下さいね♪

続いて同調の調整を行いましょう。

同調調整はキャブレター間にあるこのボルトを

締めたり緩めたりして調整します。

同調調整ボルト

合わせ方は予めアイドリング調整ボルトを取り付けて締め込んで行き、

バタフライ部にあるこの穴が少し見える位に合わせます。

アイドリング調整ボルトがあるキャブレターを基準として調整していきます。

※以下の写真は反対側のキャブレターです

穴位置

同調調整ボルトを調整して左右のキャブレターの開き量を

同一になるように調整しましょう。

ここでポイントは、同調調整ボルトはスプリングが効いていて

一度調整した後にスロットル操作をするとズレてしまうことがあります。

ですので、必ず少し調整したらスロットルを

カチンッ!カチンッ!

と、操作して毎回確認をするようにしましょう。

殆どの場合、この目視で合わせる同調調整で

概ね良好な結果となります。

※エンジン始動後

最終的な微調整には、バキュームゲージを使用して

エンジン始動後に調整するのが最も正確です。

バキュームゲージが無くても目視で十分に

通常走行が可能でタコメーターの指針も上下に暴れない

レベルまで仕上げることが可能です。

諦めずにがんばりましょう。

さぁいよいよオーバーホール作業も佳境を迎えます。

今回キャブレターを取り外す主原因となっていた

燃料ホースの交換です。

メーカーから予め取り寄せておいた燃料ホースは

共用ホースとなっているため、曲げは付いていますが

車種別の必要な長さにカットするのは現場です。ええ。

燃料ホース

必要な長さでカットして使用します。

古いホースから保護用のスプリングを取り外して

新品のホースにセットし、固定用のバンドも今回は新品に

交換してからキャブレターに取り付けて完了です♪

オーバーホール完了

いやぁ~美しくなりました♪

当初のキャブレターとは見違えるように美しくなりましたね。

もちろん、ベンチュリー内部の汚れもピッカピカになって

良い感じですよ~。

さぁあとはキャブレターをエンジンに取り付ければ

完成ですが、その作業については明日の最終回でご紹介しますね♪

だから明日も忘れずチェックです!!

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

23.4℃

やはり帰る頃になっても雨は止んでいませんね・・・。

いや、むしろちょっと強く降っています。

うぬぅ・・・カッパ着るのか・・・・めんどくせぇw

まぁ風邪引く方がもっと面倒な事になりますので、

大人しくカッパ着て帰りますわ♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

(耳キーーーーンてww)

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