【第2回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!

事故ども。

今日は遠いですよ~。

ほんっっと遠いです。

先日行った白浜方面よりもまだ遠い。

距離にすれば数十キロの差ですが。

時は14時過ぎ。

お客様より事故のご一報。

とにもかくにもまずはお客様の安否確認。

どうやら大きな怪我はされていないようで、

救急搬送もなく一安心。

バイクは自走不可な状態の様で

引取りのご依頼です。

ただ・・・・お客様も言いにくい様で、少々口籠もりながら

『あの・・・めっちゃ遠いんですけど・・・

実は・・・滋賀県高島市なんですが・・・。』

高島市キタコレw

ピンと来ないですよね、高島市と聞いても。

Googleマップでちょっと店からの経路を見てみましょう。

滋賀県高島市まで

あーーーっと・・・・。

琵琶湖の左上端らへんですw

つまり、もうすぐそこに日本海。

そしてもう少し日本海に向けて走れば、

一時期話題に上がっていた美浜原発があります。

色々と出発準備をして、車両の現地ピックアップを

毎度お願いしている方に依頼。

片道約160km、おなしゃすっ!(・ω・)ノ

毎度有り難うございます。ええ。

初めは連絡が付かなかったので、自身で突っ走る

予定にしていたのですが、出発寸前にやっとこ連絡が

付いて依頼致しました。

店から出発したのが・・・16時前ぐらいで・・・・

現地への到着時間、報告無かったなそういや(-ω-)

まぁ多分18時30分ごろじゃないかって予測ですが。

とにもかくにも、大変長い時間お待たせして

申し訳御座いませんでした!

大変な怪我をされていなかったのが不幸中の幸いです。

・・・・で、どうやら現地到着時には現場周辺は

真っ暗闇で、ブログに使える様な写真を

とても撮影出来る状況じゃ無かった。

とのことで、お客様が日中に撮影された写真を

ご提供下さいましたので、

自走不能になる前のお客様の車両と

併せて、続きを読むからご紹介しましょう。

↓ この続きを読む ↓

まずはこちら。

琵琶湖大橋

琵琶湖の南側に掛かる琵琶湖大橋ですね~。

レインボーロードとも言われています。

バス釣りをしていると思しき人が写っています。

琵琶湖と言えばバス釣りがかなり有名ですね。

この写真でも手前にアシが茂っていて良さそうです。ええ。

続いてコチラ。

琵琶湖遊覧船 ミシガン(うみのこ)

琵琶湖遊覧船 ミシガン!!

遊覧船と言えばミシガン。

ミシガンと言えば琵琶湖。

ええ、ええ、それぐらい有名です。

昔はテレビコマーシャルとかもやっていた様な

記憶があるのですが記憶違いでしょうか・・・。

そしてさらに続いてこちら。

琵琶湖畔に立つ 題 「若い女・シャツ」 1982年 佐藤忠良作

琵琶湖畔に立つ女性像。(道の駅広場)

かなりこちらも有名な写真スポットとなっています。

アマナイメージなどでも、ほとんど同じ構図で

撮影された写真が掲載されています。

題 「若い女・シャツ」 1982年 佐藤忠良作

芸術はわかりませんが、季節的にこの構図ですと

草邪魔だわw

緑が生い茂ってて夏らしくていいんですが。

そして次はこちら。

実にのどかな写真です。

琵琶湖 湖畔

こりゃちょっとした湾ですな。

波もあるしまるで瀬戸内の景色ですよ。ええ。

でね、恐らくもう一枚カメラを左右に振って

パノラマ的撮影をしたと思しき写真があります。

それがこちら。

琵琶湖 湖畔

上の写真の・・・左側かな?

ちょっとデスクトップ上で2枚並べて見てみましたが、

自分だけ楽しんでも仕方無いので、

2枚を合わせてトリミングして1枚の写真に仕上げてみました。

2枚を合わせてみた

いかがでしょうか?

きっとこういう写真だったのでしょう。

ちょっとブログを書きながらだったので、

かなり仕上がりが雑ですがw

これは・・・琵琶湖上端の東側の長浜市を

少し南下して、トンネルを抜けた湖北町のとこですね。

左奥に見えている孤島が、竹生島で

国宝 都久夫須麻神社があります。

ま、バイクではいけませんがw

せいぜい対岸から拝む事ぐらいでしょうか。

そして、事故を起こされる前に撮られた

お客様のバイクがこちら。

スズキ GSR250

ご友人とツーリングに出られていたようで、

まさかまさかこの時は事故に遭われるなんて

思ってもみなかった事でしょう・・・。

大きな怪我が無く本当に何よりです。

K様、沢山の写真のご提供ありがとう御座いました!

バイクの修理に関しては安心してお任せ下さい。

少々時間は掛かると思われますが、

そのあたりはしばらく辛抱をお願い致します。

それでは、今日も随分と冒頭部分で

時間を取られてしまい、もはや本日中のブログ

更新は絶望的とも言える状況です。ええ。

(現在時刻:23時25分)

あああああああああああああああああっ。

では張り切って(うぇw)今日もいつもの

開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

29.8℃

晴れ

晴れ!!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は晴れ。

今日に引き続き高気圧に覆われて、雨の心配は

皆無でしょう♪

絶好のツーリング日和になりそうですよっ♪

でも、事故には十分ご注意くださいね!

近畿二府四県内、どこでも引取りに走ります!

もちろん有料ですが、レッカーを手配するよりも

割安設定にしておりますので、ぜひお気軽に

お見積もりだけでもどうぞ!

 ※修理同時の場合に限ります

では本日の本題です。

昨日からご紹介している

フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第2回目となります。

第1回目の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第2回】フュージョンの駆動系をオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か・・・

エンジンの様子

プーリーなどの駆動系部品を全て

取り外し終えた所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

プーリーカバーを開けた際、エアークリーナーボックスも

固定ボルトを取り外しておいたので、

今回は駆動部のメンテナンスついでに、エアーエレメントも

一緒に交換する予定なので取り外します。

まずは表面のカバーを取り外してっと。

カバーを取り外す

中に黒く汚れたエアークリーナー

エレメントが見えますね。

固定しているボルトは、1番のプラスドライバーで

緩めるのですが、とにかくすこぶる固着していて

固い場合が多いので、初めから本気出して

ドライバー先端に神経を集中して緩めましょう。

ボルトを1本取り外すと、エアークリーナーエレメントが

外れてきます。

取り外したエアーエレメント

まぁ・・わりと綺麗な状態ですね。

メンテナンスが行き届いている証拠です。ええ。

でも、今回は前回のメンテナンスから

時間が経っているので交換します。はい。

エアークリーナーボックス内部も

それ相応に汚れが溜まっていますので、

新しいエアーエレメントを取り付ける前には

必ず清掃しておきましょうね。

エアークリーナーボックス内部

ではここからはクラッチキャリアの

分解清掃作業に移ります。

クラッチキャリアをしっかりと足で押さえ込みつつ、

センターナット専用メガネレンチで

最初だけ

緩めます。

あくまで最初だけでOKです。

初めの締め付けさえ緩めば、あとはしっかりと

手と足で押さえ込んでいれば、センタースプリングの

張力が掛からずに、手でナットを緩めていく事が出来ます。

ただし、危険を伴う作業なので、慣れた方以外は

クラッチスプリングコンプレッサーを使用するように。

誤って足の力などを緩めてしまうと、

強烈な勢いでクラッチシューが飛んで来て・・・・

顔面や周囲の人に当たれば・・・・

もう分かりますよね?

ドエライ惨事になります。

慣れた方以外は真似しない様に。

んで、ナットを取り外すとクラッチシュー

一式が外れてきます。

センターナットを取り外した

取り外したクラッチシューがこちら。

取り外したクラッチシュー

驚くほど摩耗の少ないクラッチシューです。

本当にメンテナンスが行き届いていますね。

50,000km近く走っているのに。

なんだか嬉しくなります。ええ。

次に先ほど話に出てきた、クラッチセンタースプリングを

シーブから取り外しましょう。

センタースプリングを取り外す

スプリングにはシーブ側のトルクカムピンを押えている

金属製のブーツと、スプリング上部に取り付けられ

ているブーツの2コが入れられていますので、

それぞれ組み付け時に間違えない様にしましょう。

スプリングを取り外すと、開いたり閉じたりする

クラッチシーブ(トルクカム)だけになります。

クラッチシーブ(トルクカム)

クラッチの分解はとりあえずここまで。

なんでここまでなのかって?

内部を確認して摩耗状況の

確認後に部品発注を実施したからなのです。

つまり、この時点では部品発注は行っておらず、

他の車両の整備事情で内部確認作業を先行して

実施しています。

週末などを跨いで部品到着までに時間が掛かる場合、

部品保管時におけるリスクを回避するために、

大幅な手間とならない分解作業は、部品入荷後に

実施しています。

店も狭いので部品を分解して置いておくスペースにも

限りが有るため仕方無いのです・・・・(-ω-)

では続いてプーリーの分解です。

プーリー表面のランププレートを押えている

カバーの固定ボルト3本を取り外して

カバーを開けましょう。

カバーを開ける

Oリングが付いているので、開きにくい場合は

合わせ面を細い物で少しだけグイッと

コジってあげると比較的簡単に外れます。

カバーが重々しい・・・ってか、ウェイトローラーの

コロコロ感が全く無いww

これはもしや。

恐る恐るプーリーカバーを取り外して

見てみると・・・・

カバーを取り外した

おおおおおおおおおおおおぅっ。

やはりグリスが山盛りでしたか。

カバー側でこれだけの量が出ていると言う事は。

もちろんランププレート内側は

もっと凄まじい量のグリスで埋め尽くされているのでしょう・・・。

ランププレートを取り外して見ましょう。

ランププレートを取り外した

ぬおぉぅ。

グリスまみれ。

まぁ・・・カサカサに乾いているよりは随分良い。

それに、その為にランププレートの

外側にOリング付けたカバーも有るわけだし。

・・・でも、多いよねグリス量が。

グリスの量については賛否両論ありますので、

ここではあえて何も言いません。

私は私なりの経験に基づいた方法で整備を

続けていくだけですから。

ウェイトローラーなどもこの通り、

グリスで埋め尽くされています。

ウェイトローラーもグリスまみれ

ウェイトローラーの動きを阻害しない

のか?ってぐらいグリスが

溝の中にも山盛りです。ええ。

50ccなら問題になりそうですが、250ccクラスになると

プーリーも大口径ですし、ウェイトローラーも

かなりの重量なので、グリスごときで動きが阻害されるとも

思えませんが・・・。

でも、ウェイトローラーの重量についてはグラム単位で

管理されているのに、これだけグリスが塗られてたら

数グラムぐらい変わってしまいそうじゃない?

そんな気もします。ええ。

ウェイトローラーを取り出して、表面についている

グリスを拭き取って、磨耗具合を確認してみます。

ウェイトローラーの摩耗

ふむ・・・。

定期的に交換されていると思しき磨耗状態。

46,000km走ってこの減り方・・・ってのは有り得ません。

必ず数回は交換しているでしょう。

今回も勿論交換を実施します。はい。

でもね、この作業の続きはまた明日更新の記事で

ご紹介するのです!!

ごめんね!!

今日はこれでも5,000文字(表面上)は入力したので

少々疲れてきましたww

それに、まだ事務仕事も残っているのですよ。

ってことで、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

23.4℃

あー俺も生で琵琶湖見たかったな・・・。

まともに琵琶湖を見た事無い。

夜間に琵琶湖沿岸を通ったとか、

16歳ぐらいの時に仕事の車で通ったとか、

※この年齢の時は興味も

 無く見向きもしなかっただけw

え?w

あんなに冒頭で琵琶湖の事書いてたのに

まともに見た事無いの?

ですけど?

(・ω・)

そうですけど何か?

近くまで行った事はありますけどね、

波を感じるとこまで言った事なんてありません!(キッパリ)

ゆっくりと見渡した事もありません!

今日は軽く行った気分になりましたwww

うははははっ♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりませう☆

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