【第1回】スピードファイトのフロントブレーキディスクを交換してみよう!

ども。

ここんとこ随分と暖かくなってきて何よりなんですが、

花粉は勘弁・・・・

目が痒いし鼻水は止まんないし、

飛散量が少ないうちからこの調子じゃ飛散量ピークの日

には一体どうすればいいのやら。

完全防護

いや、このスタイルなら問題ないだろうけど

商売はムリw

こうして記事を書いていても目が痒くって痒くって・・・。

花粉対策用のメガネを今年は買います。

サイク!とかっせぇな!って言われても、思われても、

痒みが少しでも軽減されるなら麗にスルー♪

へふぁっっくしょんっっっ!!!

あぁ・・・ツライ。

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毎年ひどくなるアレルギー症状と戦いながら、

今日もいつものTODAYのグリップ表面温度からお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

7.4℃

なにやら雲行きが怪しい朝でしたが、予想通りお昼前ぐらいから

雨が降り出して一日中降ったり止んだり・・・。

今日から始まる

スピードファイトのフロントブレーキディスクを交換してみよう!

シリーズですが、全部で3~4回ぐらいを予定しています。

最後まで読んで下さいねっ♪

まずは車両から確認。

プジョー スピードファイト100

プジョー スピードファイト100ですね。

フロントブレーキディスクが随分と減っているようなので

ショールームに展示する前に交換しておきます。

そのついでというか、スイングアーム等の可動部分も

チェックしていきたいと思います。

まずはディスクの状態。

フロントホイール

ちょっと分かりにくいのでもう少し寄ってみましょうか。

ディスクの減り

いい感じで減っていますね。

まだ使用出来ると言えば出来ますが、いつ割れてもおかしくない状態なので

ちょうど店頭に在庫がありましたので交換します。

スピードファイトはフロント足廻りが片持ちスイングアーム式で

重量が結構ありますので、ジャッキアップする必要があります。

悲しいかなジャッキアップポイントがありません・・・。

下廻りで唯一ジャッキを当てれそうな場所と言えばここ。

ジャッキアップポイント

ジャッキを掛けて支えておくには大変危険な場所ですね。

ステー自体に傾斜がついているので、まともにジャッキが掛かりません。

とりあえずこの部分しかないので、一時的にジャッキを掛けますが。

ジャッキを掛ける

ジャッキがうまくかかったら、浮かせる前にフロントホイールの

固定ボルトを緩めておきましょう。

ジャッキに無理な力が掛かると確実に外れてしまいますから。

インパクトレンチを使用する場合は、浮いてからでも結構です。

ジャッキの様子を確認しながらフロントホイールが回せる程度に

ジャッキを上げてホイールボルトを緩めます。

ホイールボルトを緩める

自動車と同様にテーパー状になったボルトで固定されています。

テーパー状になったボルト

締め付け時は3本を均等に締め込んで下さい。

ボルトを外すとカンタンにホイールが外れますが、くれぐれも

大きな衝撃などを与えないように!

ジャッキが外れて転倒する恐れがありますから。

ホイールを取り外した状態がこちら。

ホイールの取り外し完了

随分と汚れていますね。

これも後ほどキレイにしていきましょう。

で、フロントホイールを外したら国産車量も含め殆どの場合、

リヤ側の方がホイールが無くなった分重たくなるので

ジャッキが必要なくなりますが、

 スピードファイトはいます。

片持ちスイングアーム式の足廻りの為、

ホイールを外したところでまだまだフロント側に傾いてきます。

ジャッキアップも不安定な中作業を続ける事はできませんので、

取り外したフロントホイールを重りにしてバランスを取りましょう。

ホイールをぶら下げる

リヤグラブレールにタイダウンをかけてホイールをぶら下げています。

少々ブサイクですが、有り合わせで作業を行うのであれば

この組み合わせでOKですので。

全体像はこちら。

ホイールがぶら下がってる

この位置にフロントホイールをぶら下げるとジャッキを取り外せます。

これで安心して作業が続けられます。

ホイールを取り外したら、次はフロントフェンダー右側の

サポート部分(カーボン調)を取り外します。

カーボン調

トルクス4本で固定されています。

ボルトを外すと表面のカーボン調のサポートが外れます。

サポートが外れた

次はブレーキキャリパーを取り外していきます。

キャリパーの固定ボルトは固く締まっていますので、バイクが

不安定にならないように気をつけながら緩めます。

キャリパーの固定ボルト

2本とも外れたらキャリパーを外に引っ張り出してぶら下げておきましょう。

AJPのキャリパー

キャリパーはAJP製ですね。

AJPって言うと日本では余り馴染みの無いメーカーで

ブレンボやロッキードは聞いた事があっても、AJPはねぇ・・・。

それはさておき、作業を続けます。

ディスクを固定しているハブを取り外す為にセンターナットを

インパクトレンチで緩めます。

センターナットを緩める

インパクトレンチが無くても緩める事が出来ると思いますが、

相当固く締め付けられているので気をつけて作業を行いましょう。

センターナットを外すとハブとディスクがセットで取り外せます。

ハブとディスクを抜き取る

このハブ自体がスピードメーターのギヤを回す役割もしています。

ハブ裏面にその部分があります。

ハブの切り欠き部分

この切り欠き部分がスピードメーターのギヤを回転させて

速度を検出しています。

メーターワイヤーが切れていないのにメーターが動かない場合は、

メーター自身の故障か、この切り欠き部分かギヤボックス内の

プラスティック製の合わせ部分の欠損が疑わしいです。

ハブを取り付けるときは、ギヤボックス側の合わせ部分と

しっかりと合うようにハメ込む必要があります。

合わせ部分

取り付ける時はこの写真を思い出して下さいね。

ここまでの作業でディスク交換は可能となりますが、

ここまで分解したついで周辺関連部品もグリスアップを

兼ねて確認していきます。

まずはキャリパーサポート兼スピードメーターギヤボックスを取り外します。

後方から伸びているトルクロッドとの固定ボルトを取り外します。

トルクロッドとの固定ボルト

この固定ボルトはネジロックが塗られているので、相当固いですが

頑張って緩めます。

取り外したボルトがこちら。

ネジロックが塗られている

緑のネジロック剤が塗られていますね。

取り付ける際も忘れずにネジロックを塗っておきましょう。

ボルトが外れたらハブと同様に引き抜くだけでOKです。

キャリパーサポートを外す

キャリパーサポートとスピードメーターのギヤボックスが

一式セットになっているなんて初めてですよね。

片持ちスイングアーム式なら当然と言えば当然ですが。

取り外したキャリパーサポートの表面がこちら。

キャリパーサポート表面

ギヤボックスのギヤはプラスティックで出来ているので

磨耗してきたらキャリパーサポートASSYでの交換が必要となります。

悟して下さいw

多分内部ギヤだけのばら売りはしてくれないので・・・・

次にフロントフェンダーも取っ払います。

サスペンション下側にも固定部位が有りますので、

引っ張ってムリに外そうとすると割れてしまいますので注意して下さい。

フェンダーの見落としやすい固定部

かくいうこの車両も木っ端微塵に割れていましたが・・・・。

取り付け時になんか工夫して取り付ける必要があります。

フェンダーの取り外しが完了した様子がこちら。

一通り分解が終わった

この写真だけじゃとてもフロントの足廻りには見えませんね。

今日はここまで♪

明日は明石方面まで車両の配達がありますので、

スピードファイトの続きは水曜日にでもご紹介します。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

8.0℃

今晩は珍しく朝よりも温度が高いですね。

明日の天気予報は雨。

雨の中、バイクを積んで高速道路ってのは避けたいんだけどな・・・。

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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