【第1回】フォルツァZ(MF08)の駆動系をオーバーホールしてみよう![Fランプ点滅からの復活までの軌跡]

ども。

先日、近所にあるホームセンターに

行ってきたんですけどね、以前から

知っていましたがホームセンターにも

原付のタイヤって置いてあるんですね。

ホームセンターで売られてるタイヤ

最近では見たことも聞いたこともねぇわ・・・ってほどの

メーカーではありませんが、ある意味有名な

シンコータイヤww

以前に比べれば多少はクオリティも

上がってるんでしょうが、一般的な

オートバイショップではあまり取付けしないタイヤですね。

この大陸系のタイヤを選ぶメリットと言えば価格ですよね?

それがなんと有名ホームセンターでの販売ともなると

こういう価格設定になるんだそうな。

※3.00-10サイズ

シンコータイヤの価格

3,380円也!

しかも税別。

税込みだと3,650円・・・・。

当店が使用している同サイズのタイヤより

いいお値段を付けてます。ハイ。

当店はダンロップ製D307を使用しており、

ダンロップ D307

3,316円也

しかも税込みです。ええ。

工賃もお安く設定しています。

フロントタイヤ交換:1,620円

リヤタイヤ交換:2,160円

前後共に3.00-10サイズのタイヤで

交換しても11,000円でお釣りが出ます♪

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で、今日はちょっと朝から予定外の

作業が増えてしまい、バタバタとして

しまいましたがなんとか無事に

今日という日を終えることが出来そう・・・・

出来ないw

朝の予定外のバタバタがなければ

スムーズに終わっているハズだったんです。

その作業ってのがこちら。

スポーク磨き

はい、スポークですね。

手に持っているのがサビを落とし終わった状態の

研磨前のスポーク。

ホイールを分解してスポークを取外し、

1本1本研磨して仕上げます。

※缶スプレーで塗装されていた

というのが大きな理由なんですが・・・

これがまた結構時間が掛かるんですよね。

なにしろスポークが48本ニップルも48個あって

全て手作業で磨かなきゃなりませんから。

さらに磨き終わったスポークをホイールに

組み付けて振り取り作業も必要だし。

ホイールの振り取り中

まぁこの振り取り作業は早く出来るんですけどね、

わりと時間が掛かるのはスポークを組み付けていく作業。

全てのスポークをハブに通さないと後からは

入れることが出来ないんでね。

48本のスポークに言うこと聞かせるのが

とにかく大変ですw

基本的に棒なので油断すると

好き放題あっちこっちむいて言うことを

聞いてくれないw

んもうっ!

って何度もなりますw

まぁ一度機会があれば組んでみてw

あーっでね、ホイールの振り取り作業、

ディスクプレートのインナー部分の塗装は

終わったんですけど、まだタイヤの取付け

作業が終わってないんですよね。

ほら、こんな状態。

店内の様子

手前に見えるのが塗装が終わったディスク。

そして中央奥に見えるのがフォーク。

あ、フォークはアウターチューブを再塗装しました。

まぁとにかくこんな状態なのですよ。

とりあえずブログを書き終えたらタイヤだけでも

今日中に取り付けておきましょう。

そうすれば明日は朝からフロントフォークを

組み付けることが出来ますし♪

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

4.2℃

曇りのち雨

曇りのち雨!

~06時:10% ~12時:60%

~18時:70% ~24時:60%

明日の大阪の天気は、四国付近に進む

低気圧の影響で昼前から雨となり、

雷を伴うところがある見込みです。

先週月曜日も雨だったっけか。

雨具のご準備はお忘れ無きよう。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ホンダ フォルツァZ

ホンダ フォルツァZですね。

今回のご入庫は・・・・・

Fランプ点滅

あああああああああああああ。。

やはりFランプ点滅のエラーですね。

ほんと多いねこのエラー。

今回の点滅回数は7回。

診断内容は以下の通り。

7回点滅

推定故障箇所

・制御モータからムバブルドライブギヤ間のギヤ機構の

 フリクション過大

症状

走行可能だが、スピード上がらず

(ムーバブルドライブフェイスの電子制御停止)

ふむぅ。

ムーバブルドライブギヤのフリクション過大か。

今までの流れですとこのエラーに隠れて

診断内容とは違うエラーが潜んでいる

事が多いのですが。

さぁ今回はどうでしょうかねぇ。

ゆっくりと読み進めて(作業)いきましょう。

諸悪の根源はこちらにあります。

駆動部

この駆動部に諸悪の根源が潜んでいると

狙いを定めたので、早速分解を進めていきます。

ついで、今回はベルトなどの消耗品交換を含めた

オーバーホール作業も同時に実施していきます。

表面の駆動部のカバーを取り外すには、

サイドカバーが邪魔になりますので、予め

半分ほどサイドカバーの固定ボルトを取り外して

こんな風に広げられるようにしておきます。

サイドカバーを広げる

まず前側の外気導入口のメッキカバーを

取り外しましょう。

前側のカバーを取り外した

続いて後側のメッキカバーを

取り外しましょう。

後側のカバーを取り外す

続いてプーリーカバー本体を固定している

ボルトを取り外しましょう。

ボルトを取り外す

ボルトを取り外したらプーリーカバー本体を

手前に引いて取り外しましょう。

固くて外れにくい場合は、少しプラスティックハンマー

などでカバーを叩きながら取り外すと良いでしょう。

パキッという音と共にこんな風にカバーが

浮いてきます。

プーリーカバーを取り外す

ゆっくりと手前に引いてカバーを取り外しましょう。

これがカバーを取り外した状態ですね。

プーリーカバー内部

しっかりと汚れが溜まっていますな。

取り外す前にVベルトの状態を

確認しましょう。

Vベルトの状態

うわぉ。。

かなりひどく割れてますね。

切れる寸前と言ったところでしょうかね。

コグの内側にびっしりとひびが入っています。

ひび割れもほら、こんな深部にまで達しています。

Vベルトのひび割れ

ほんとに危ないところでしたね。

では駆動部の部品類を取り外して行きましょう。

まずはVベルトを握り込んでクラッチにしっかりと

落とし込んでおきましょう。

Vベルトを握ってクラッチに落とし込む

Vベルトをクラッチに落とし込んで

Vベルトにたるみが出たところで

ドライブフェイスのセンターナットを

インパクトレンチで緩めましょう。

センターナットを緩める

センターナットを取り外したらドライブフェイスを

取り外しましょう。

ドライブフェイスを取り外した

続いてそのままクラッチキャリアを

取り外して行きましょう。

まずはセンターナットをインパクトレンチで

緩めて取外しましょう。

センターナットを取り外す

センターナットを取り外したら

クラッチアウター(クラッチベルともいう)を

取り外しましょう。

クラッチアウターを取り外す

Vベルトを取り付けたままで

そのまま手前に引いてクラッチキャリアを

取り外しましょう。

クラッチキャリアを取り外す

取り外したクラッチキャリアから

Vベルトを取り外しました。

取り外したVベルト

もう一度Vベルトの状態を確認してみましょうか。

コグ内側のヒビ

こうして取り外した状態で確認すると

凄まじい劣化具合であることが分かりますね。

先ほど見た深いヒビもベルト単品で

確認するとこんな状態ですから。

Vベルトの劣化

このひび割れのせいで見ての通り、

しなやかさも殆どありませんね。

ひび割れを中心にポキッと

折れ曲がっちゃいます。

本当に危ない所でした。

今回ばかりはFランプ点滅にちと感謝しましたw

さぁ今日はここまで分解と確認が済みましたので、

この続きはまた明日更新の記事でご紹介しましょう。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

1.2℃

明日は朝から雨。

またカッパ着て通勤か。

最近通勤時に乗っている

シグナスX-FIですがね、ハンドルカバーが

付いていないので雨降りも辛いし

寒いのも辛いんですよね。

グリップヒーターがあるのが

せめてもの救いですけど。

シグナスってばハンドルカバーをつけると

これ以上ないってぐらいスイッチ類の操作が

やりにくくって。

ウインカーとか勝手に出ちゃうし。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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