【第2回】スピードファイトのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

えぇ~っと、昨日耳鼻科で処方された薬が悪いのか、

蓄膿が悪化したのか、風邪をひいてしまったのか分かりませんが、

とにかく痛がヒドイです。

抗生物質にショック症状が出てしまう私の場合

うかつな薬が出せないって事で、先生も色々と悩んで悩んで

何度もカルテを書き直して処方してくれた薬が

ペニシリン(サワシリン)

抗生物質の元祖ですね。

その他、先週処方された薬が全く 効いてないらしく、

蓄膿も進行してるとの事。

もうね、頭痛いし、体はだるいし、鼻も詰まるし、耳も詰まってるし、

うげー

あぁ・・・早く花粉さん去って下さい。

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しかしまだペニシリンって薬は現役なんですね。

ペニシリンって効くと戦時中のお薬ってのを

想像してしまうのは私だけでしょうか。

まぁそれはともかく頭が痛くてあまり正常な

思考回路ではありませんので、サクサクッと更新を行いましょう。

まずは今朝のTODAYのグリップ表面温度から。

TODAYのグリップ表面温度

6.8℃

今日は少し温度が高めですね。

朝から太陽も出ているので花粉の飛散量もハンパ無いです。

春が来ていい事ばかりでも無いですね。ハイ。

では本日の本題です。

一昨日から始まった、

スピードファイトのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズの第2回目となります。

前回の記事をまだ見ていないという方は以下のリンクよりどうぞ。

 ■ 【第1回】スピードファイトのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

前回までは確か、

なんかくっついてる

そうそう、フロートバルブにゴミが付着していて

オーバーフローの原因が判明したところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

まずはデロルトのキャブレターからジェット類を取り外します。

各ジェット類を外す

メイジェットの下にもノズルが入っていますのでノズルも

忘れずに取り外しますが、固く入っていることもあります。

ただし、固いからといって金属で叩いて抜くような事はやめましょう。

メインジェットのノズル

抜き方はカンタンです。

不要になった割り箸を鉛筆削りで削って、ジェットニードル側から

差し込んでコツコツ叩くとカンタンに取り外せます。

適度な固さがGOODです。

間違ってもドライバーとかで叩く事はやめましょう。

割り箸でコツコツ

コツコツ叩くとこんな風に抜けてきます。

ノズルが出てきた

ノズルが取り外せたら次はキャブレターとエアークリーナーボックスを

繋いでいる部分のジョイントラバーを取り外します。

勿論、経年劣化によってもはやゴムではなく、

プラスティックの様に固くなっていますのでドライヤーなどで

暖めてあげると取り外しやすくなります。

ジョイントラバーを取り外す

これでキャブレターから殆どの部品の取り外しが終わりましたので

キャブレタークリーナーの原液プールに漬け込みができます。

キャブレタークリーナーはゴム等を侵す性質がありますので、

フロートバルブはもちろんのこと、各種ゴム系はすべて取り外してから

漬け込みましょう。

キャブレタークリーナー原液に浸ける

本体を漬け込んだら次はフロートチャンバー部分に取り掛かります。

まずはフロートチャンバーの合わせ部分のパッキンを取り外します。

フロートチャンバーのパッキンを外す

パッキンは当然の事ながらプラスティックのように固くなって

弾力どころか膨らみ感も皆無の状態です。

さすがにこのままコレを使用するのは難しいので

今回はデロルトキャブレター用のパッキンセットを用意してありますので

交換してから組み付けます。

これがキャブレターのパッキンセットですね。

デロルトキャブのパッキンセット

デロルトらしいデザインですな。

まぁいいです。

パッキンを取り外したフロートチャンバーにボルトやらジェットやらを

放り込んでキャブレタークリーナーの原液を入れて漬け込みます。

ジェット類を漬け込む

ジェット類に詰まりがある場合は、先に必ず通しておいて下さい。

穴が通っていないジェットをキャブレタークリーナーに漬け込んでも

穴が抜ける可能性は低いです。

必ず事前に各ジェット類の穴は通してから漬け込みましょう。

----それから約1日後。

キャブレタークリーナーの原液に漬け込んでおいた

キャブレターを取り出します。

キャブレタークリーナーから引き上げる

浸ける前と比べて少しキレイになっているような気もしますが

まだまだこれから洗浄してさらにキレイにしていきます。

取り上げたキャブレターを今度は灯油で洗浄します。

灯油で洗浄する

その他のジェット類も灯油でジャブジャブと洗浄します。

そして洗浄が完了した状態がこちら。

洗浄完了

新品のような輝きに戻りましたね~。

これでこそオーバーホールした甲斐があります。

各ジェット類は取り付け前に真鍮ブラシで

よく磨いてからキャブレターに組み付けましょう。

各部のパッキン類も新品に交換して完成した状態がこちら。

ジェットの組み付け完了

ますます新品のような輝きです♪

スピードファイト100のキャブレター廻りの数値一式は以下の通り。

Carburettor…………………………..DELL’ORTO 17.5 ES 

Initial position of the screw……..loosen : 2 turans

Idling speed………………………….1600rpm + 100

5-notch needle………………………A11 2nd notch from the top

Main jet………………………………..81

Idling jet……………………………….32 

エアースクリューは2回転戻しですね。

こういうときワークショップマニュアルって役立ちます。

本社に聞いてもすぐに回答が得られない事が多いので・・・。

んじゃ今日はこれぐらいにしておきましょうか。

明日が最終回となりますのでお楽しみにっ!

じゃ最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

氷点下1.2℃

今日もまた氷点下ですか・・・。

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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