【第4回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は午後から車検。

4月初旬ってのは3月末の混雑具合と

似たような混雑になるんです。

特にこの年度末と年度始まりは

各ディーラー(車もバイクも含め)が

大人の事情によって調整した在庫や

販売車両が一気に動き出すため、

その登録を管理している陸運局が

大変に混雑します。

もちろん、今日の二輪車検査レーンも

ご覧の通りの並びっぷり。

混雑する二輪検査レーン

軽く10台以上は並んでいます。

しかもこれで15時前ですよ?

こんなにも並んでいる状態で、

再検査になんてなってしまった日には・・・。

順番待ち時間だけで30分

(´・ω・`)(-ω-;)(´д`)(゜Д゜;)

なんて無駄な時間・・・。

まっ、再検査無しで通過でしたが♪

良かった良かった。

車検から帰ってくると店の前は

ご覧の通り、修理預かりの車両が

乱雑にずらずらと置き放題w

店の前の車両

店内にも修理預かりの車両が多く、

とっかえひっかえ修理をこなして行きつつ、

試乗、アイドリングで待機、洗車待ちなどなど、

そういう車両が乱雑に並んでいる感じですね。

修理預かりが多過ぎるw

嬉しい悲鳴♡

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でね、今日はちょっと急いで記事を

書かなきゃイケないんですよ。。

って言うのも、海外へと旅立っている

友人から預かっている、臨時の通勤快速号である

シグナスX-FIのブレーキパッド残量が

非常に危険な状況でして。

なので、変わりについ先日代替りした

通勤快速のリトルカブを仕上げて

乗って帰らねばいけないのですよ。

通勤快速 リトルカブ

レッグシールド取り付けて、リヤボックス取り付けて、

LEDヘッドライトに交換して・・・。

急がねばww

LEDヘッドライト換装が最も

面倒くさいわぁ・・・配線も作り直さなきゃ

いけないしなぁ・・・・はぁ。

とにかく急ぎます(・ω・)b

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と明日の

大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

13.6℃

雨

雨!!!

~06時:60% ~12時:80%

~18時:80% ~24時:70%

明日の大阪の天気は、四国の南海上を

通過する低気圧や前線の影響で、

雨が降る見込みです。

朝から明日は雨ですね。

雨がやっと上がって晴れたと思ったら

また雨かよ・・・んもうっ。

今日車検に行っておいて良かったわ。うん。

では本日の本題です。

先日からご紹介している

マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第4回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!

【第2回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!

【第3回】マジェスティ125FIの駆動系をオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

キレイになったプーリー

溶けてくっついたウェイトローラーを

時間を掛けて剥がし終わった

所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

部品を取外し終えたエンジンはかなり

Vベルトのダストなどが付着していますので

汚れたエンジン

エアーブローとパーツクリーナーを

併用し、歯ブラシで擦りながらキレイに

ダストを清掃しておきましょう。

エアーブローして清掃する

んでこれが清掃し終わった

エンジンですね。

キレイになったエンジン

気が付いた方も多いかと思いますが、

カバーガスケットについては今回、

キレイにクランクケースからはがす

ことが出来たので取り外しました。

キレイにはがすことが出来なかった場合は

新品のガスケットを準備しておきましょう。

今回のトラブルの影響で、よくみると

クランクケース側にはこんなキズが

付いてしまっています。

キズが付いている

この程度ならば問題にならないでしょう。

割れたシーブがクランクケースを

叩いて割らなくて良かったですね。ほんとに。

一歩間違えたらエンジンがパァですから。

ほんっとこの程度で良かった。

さぁここからは予めメーカーから

取り寄せておいた部品を組み立てて

いきましょう。

まずはシーブとトルクカムを

組み立てましょうか。

これがメーカーから取り寄せておいた

新品の部品(トルクカム)ですね。

新品のトルクカム

他の部品も一緒に紹介しておきましょう。

今回は部品点数がかなり多いので

全て並べて写真撮影しました。

取り寄せた部品

多いな・・・。

じゃ作業を進めていきましょう。

袋からトルクカムとシーブを取り出してっと。

トルクカムとシーブ

新品のシーブは溶接も美しい。

新品のシーブ

新品のシーブはもちろん

ベアリングにもグリスが入っていないので、

使用前に予めグリスを

タップリと入れておくのをお忘れ無く。

んでこれがグリスを塗りおえた状態ですね。

グリスを塗っておく

奥側のボールベアリングにも

しっかりとグリスを入れておくように。

続いてトルクカムを準備しましょう。

トルクカム内側の溝部分に

グリスをしっかりと塗っておいてっと。

充填する感じでOKです。

トルクカム内側にグリス

新品のトルクカムにはオイルシールが

入っていませんので、

オイルシールが入っていない

ここにこの新品のオイルシールを

両面共に取り付けましょう。

新品のオイルシール

このオイルシールはかなり固くて

入れにくいので、歪ませないように

注意しながら取り付けましょう。

※圧入する必要が有ります

グリスを塗る前であれば、トルクカムを

ヒーターで暖めてからオイルシールを

入れると簡単に入れることが出来ます。

グリスを塗り終わった状態でも

ヒーターガンがあれば暖めてから

オイルシールを入れると良いでしょう。

オイルシールを入れ終わった

オイルシールを取付け終わったら、

トルクカムを組み立てましょう。

内側の溝に塗ったグリスが少し

はみ出ますが、はみ出た分だけ拭き取ればOKです。

トルクカムを組み立てた

トルクカムを取り付ける時は

ガイドピンの取付け位置と

カム溝を合わせておくように。

んでこれが新品のガイドピンですね。

新品のガイドピン

250ccクラスに使用されている2ピースの

ガイドピンと違い、マジェスティ125の

ガイドピンは1ピースのピンになっています。

ガイドピンは後ほど使用しますので

横へ無くさない様に置いておきましょう。

次はトルクカムにあるこの溝に取り付ける

Oリングを準備しましょう。

Oリング用の溝 Oリング

このトルクカムのOリングが劣化すると

トルクカム内部のグリスが回転によって

クランクケース内に飛び散って、

クラッチキャリア周辺が汚れるばかりか

最悪Vベルトの滑りなどが

発生しますのでご注意を。

新品のOリングをトルクカムの

溝に取り付けましょう。

Oリングを取り付けた

さて、残りの写真枚数も少なくなって

きましたので、今日はこのぐらいに

しておきましょうか。

明日でクラッチキャリアの組立が

終わる予定ですので、忘れずに

チェックをお願いしますね♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYの

グリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

12.8℃

明日は朝から雨ですよ雨。

でも雨と分かっていてもバイク♪

久し振りのカブなのでちょっと

うきうき( ´▽`)

先代のカブはお客様の元で元気に

過ごしているようで何より。

私もこれからはこのリトルカブと

楽しんでいきますぜよ♪

ではまた明日も雨ですが

元気でお目に掛かりましょう☆

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