シグナスX-FIのリヤタイヤを交換してみよう!


ども。

昨日に引き続き風が強く、時折突風が吹く

春一番な日曜日でしたね。

花粉襲来まだまだスギ花粉も今月一杯は飛散するらしいので、

私と同じくして花粉症の方はまだまだマスクとメガネが

手放せませんよね~。

私の花粉症の症状は、ピーク時に比べれば随分と

良くなってきました。

点鼻薬と目薬でなんとか凌げるまでに。

でも、花粉症と合わせてこの時期の厄介者といえば、

ですよね・・・。

洗車しても1日で砂まみれ。

朝一番でエアーブローしても、午後には砂まみれ。

翌朝水で流しても、午後にはまた砂まみれ。

↓ この続きを読む ↓

花粉が大量飛散って言われると、

お隣の和歌山県だし、森林が有る以上仕方ないかぁ~って感じですが、

黄砂って言われるとね、どうにもならないの分かるんですがね・・・。

中国沿岸部の工場から排出される有害物質も

たしか黄砂と一緒に飛散するんじゃなかったっけ?

まぁ、我々日本人もMADE IN CHINAの恩恵を

受けているのであまり文句も言えた口ではありません。

中国沿岸部にお住まいの方は日本よりも

もっと黄砂の影響は悲惨みたいですね。

ニュースで見た映像なんて、まぁそりゃヒドイ。

砂漠の嵐みたいですもんね。

画面一面がほぼ茶色

視界は10mぐらいでしょうか。

降り積もる量も、軽々場遊びレベル

対策のしようが無いからみんなガマンするしかないですが、

STOP 温暖化

コレしかないですね。

少々古いオートバイとか2サイクル車を売っている

私が言うのもアレですがw

そうそう、少し前にご紹介したコイツなんですが、

現在パワーアップ作業(?)進行中です。

卓上掃除機

もしかしたらパワーダウンするかもしれないですが、

走り出した暴走列車は止まりませんw

とにかく最後まで突っ走っていきます。

内部の羽は既に軽量化はやりましたが、

劇的な変化をもたらすほどでは無かった為、

最終的には貧弱モーターを交換しようって事になっています。

羽の軽量化完了後の写真がこちら。

羽の軽量化後

んでですね、家からこんなのを持ってきて

モーターを剥ぎ取ってみます。

変なラジコン・・・

六輪ラジコンカー♪

勿論、四輪駆動。

数年前に後輩達とラジコンが流行した時に

後輩が作った車両なんです。

直線バトルをしようって事で、機種変更以外は

何でもありというレギュレーションで始めたんですがね・・・

もう1台繋げちゃいました♪てへぺろ♪

いやいやいやいや、

確かに機種変更はしてないけど、おかしいやんかw

オキシライド乾電池を大量積載で。

そしていざ勝負!

3人でやったんですがね、みんな色々とやりすぎて

まともに走れる車両が1台もなく散々な結果に。

1ヶ月近く掛けて色々とやっていたのに、

最終的には数十秒で結果が出た挙句、

ウヒャッハッハハハハッ!

数秒後、

・・・・きた。

って事で貰ったラジコン。

ラジコン本体よりも高いモーター買っていた後輩。

しかも2台分。

それを数年間後生大事に持っていた私も私ですが、

こんな形で役に立つかもしれない?日がやってくるとは。

今回の目当てはモーター。

少々モーターが小さくなってしまうので、もしかしたらデチューンになるかも。

まぁいいですw

所詮お遊びの域ですから。

って事で、まずはラジコンから不要な基盤を取り外しました。

ラジコンの基盤を取り外す

ボディーカバーを取り外して目当てのモーターを確認。

目当てのモーター

ホコリも良く積もってますが、なによりモーター周辺の配線が

エライ事になってます。

とにかくモーターさえキレイに取り外せればOKですので、

ハンダコテを使用して不要な物を取り除きました。

モーター周辺の不要な物を取り除いた

これでモーターを取り外すことが出来ました。

ってか、このままいくと掃除機の改造の話で

最後まで行ってしまいそうなので、

この続きはまた明日の冒頭でご紹介します。

分かっているとは思いますが念のため申し添えます。

論、

 休憩中に作業してますってばw 

はい、それではいつもの開店時のTODAYの

グリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

11.0℃

10℃越えが当たり前に続くようになりましたね。

もう寒い寒い冬は終わりました。

ニヤニヤ ♪ 

今日はスティードのお話はちょっとお休みして別件をご紹介。

昨晩の内にご入庫頂いたこちらの車両。

台湾ヤマハのシグナスX-FI

台湾ヤマハ シグナスX-FI ですね。

こちらのリヤタイヤを交換する様子をご紹介します。

まずはマフラーを確認。

マフラーを確認

取り付け方法はどのスクーターでも殆ど同じですね。

高年式車両(インジェクション車)の場合はこれもついています。

O2センサー

O2(オーツー)センサーです。

別名ラムダ(λ)センサーとかって言われています。

ここ最近ではLAFセンサーとかとも言われる様になったとか。

インジェクション車には欠かすことが出来ないセンサーですね。

コレが無いとインジェクションの意味をなさないって言うか、

まともに走れないって言うか、

それぐらい重要な部品なんです。

ここでO2センサーの詳細をご紹介。

■以下 Wikipediaより引用 

 酸素の濃淡電池の原理を応用した固体電解質センサー。

試験管状のジルコニア素子に白金のコーティングを施した構造になっており、

排気管の触媒内に設置される。

ジルコニア素子は両面に酸素温度差があると起電力を

発生する性質があり、この性質を利用して空燃比を計測する。

O2センサーは表面温度が高まると白金の触媒作用により

理論空燃比付近を境に起電力が急変する性質を持つため、

センサー外面は排気ガスに晒し、センサー内面は大気を

導入して空燃比の検出と制御を行っている。

燃料噴射装置が登場した当初は、そのエンジンに対して

O2センサー1個で燃焼制御が行われる事が殆どであったが、

各シリンダーごとに個別にインジェクターが配置される

マルチポイントインジェクション(MPI)形式が一般化した

今日では、各シリンダーに対して1個のO2センサーを装着し、

シリンダー単位で高度な燃焼フィードバック制御を行うものも増えてきている。

なんだか難しいお話ですが理解できましたか?

O2センサー内部のジルコニアセラミックだかチタニアだかが入っていて、

その両端に酸素濃度差が発生すると、酸素イオンの発生が発生して

起電力が生まれ、その起電力が理想空燃費(14.7:1)相当の酸素濃度

あたりを境に大きく変化するんで、その起電力変化の様子を

コンピュータ(ECU)が読み取って演算し、インジェクターの

燃料噴射時間を調整しているって訳です。

つまり、こいつがダメになると適正な数値を得ることが出来ない

ECUはでたらめな指令を出し続け、果てはプラグの被りや

エンジン始動困難等、様々な問題を引き起こします。

インジェクションシステムでは大変重要なセンサーですので

邪魔だから取っちゃえ♪とか、

外せねぇのかよ!とかはやめましょう。

話がそれましたので本筋に戻ります。

まずはO2センサーの配線を取り外します。

ちょうどセルモーター上部にゴムカバーを被って隠れています。

O2センサーのカプラ

カプラを外したら配線を手前に引き出しておきます。

O2センサーの配線を引っ張り出しておく

じゃ次はエンジンとマフラーを固定している

フランジ部分のナットを取り外します。

エンジン下方より覗き込むようにしないと見えませんし、

あまりに太いソケットレンチですと取り外しは難しいかも。

フランジ固定部

フランジの固定部分のナットを取り外したら、あとはマフラー本体を

固定しているボルトを緩めればマフラー本体が外れます。

マフラー固定部

3本で固定されています。

14mmと12mm2本です。

T型レンチで回すと作業が早いです。

で、取り外したマフラーとマフラーを外し終わった状態がこちら。

マフラーを取り外した

マフラーを取り外した状態

マフラーの取り外しが完了したら次に進みます。

まずはホイールを取り外す際に邪魔になる

サスペンションを取り外します。

下部ボルトを緩める

まずは下部のボルトから取り外します。

下部のボルトを取り外したら次は上部のボルトナットを取り外します。

上部ボルトナットを取り外す

次はスイングアーム中央のセンターナットを

インパクトレンチで緩めます。

インパクトレンチで緩める

センターナットの取り外しが完了したら、

リヤフェンダーを固定しているボルト2本を緩めます。

フェンダーを固定しているボルトを緩める

フェンダーはこちら側だけボルトを外せばOKです。

次はスイングアームを固定しているボルト2本を外します。

スイングアーム固定ボルトを外す

ボルトを外すとスイングアームが取り外せます。

スイングアームとホイールの間に入っているカラーを

無くさないように注意します。

スイングアームを取り外した

スイングアームを取り外したら、ホイールも簡単に取り外せます。

ドラムブレーキを締めこみすぎていると、ホイールが抜けませんので

抜けにくい場合は、ブレーキ調整ナットを緩めるとOKです。

ホイールを取り外した

ホイールを取り外した際にも注意点。

ホイールとエンジンの間に、薄いシム的なワッシャが入っていますので、

無くしたり、入れる場所を間違えないように注意して下さい。

シム的なワッシャ

ホイールを取り外したついでに、ブレーキシュー近辺のカスを

エアーブローしてキレイにしておきましょう。

エアーブロー後の状態がこちら。

エアーブロー後のブレーキシュー

ブレーキシュ-のカスが溜まったままになると、

ブレーキシューを動かすカムの動きが悪くなってしまい、

ブレーキの引きずりの原因となりますので必ず行います。

こちらのシグナスXは走行距離が浅いので

シューのカスも少ないのでエアーブローのみの作業です。

タイヤ交換の様子はいつも通り動画を撮影しました。

まずはタイヤの取り外し編から。

続いてタイヤの取り付け編です。

今回装着したタイヤは、新製品のダンロップ SCOOT SMART です。

トレッドパターンが少々安っぽい感じがするのは私だけでしょうか・・・。

無事にタイヤ交換も完了したので、次はホイールを元通り組み戻します。

まずはホイールをエンジンに取り付けましょう。

あ、忘れずに先ほどのシムが入っているのを確認する事。

ホイールを取り付ける

少々写真がぶれていますがご勘弁を。

次はスイングアームを取り付けますが、その前にベアリング部分に

グリスをしっかり入れておきましょう。

ベアリングにグリスを入れる

グリスを入れ終わったらカラーを取り付けます。

カラーを入れる

スイングアーム取り付けはまだです。

もう1ヵ所グリスを塗っておきましょう。

シャフト部分にもグリスを塗る

そうですね。

ここのシャフト部分にも忘れずに薄くグリスを塗っておきましょう。

スイングアームを取り付けて、スイングアームの固定ボルトを

仮止めしてからセンターナットをインパクトレンチで締めこみます。

センターナットを締める

締め終わった後は、通常の工具に持ち替えて手締めして

締め付けトルクの確認を忘れずに。

スイングアームの固定部分も忘れずにしっかりと締めておきます。

スイングアーム固定部のボルトを締める

次はリヤフェンダーとサスペンションを取り付けて固定します。

サスペンションとリヤフェンダーを固定する

最後にマフラーを取り付けて完成です♪

マフラーを固定するときは、必ずエンジン側のフランジ部分の

本締め完了後にサイレンサー部分の本締めを行うように。

順番が逆になると、排気漏れする恐れが有りますので

基本に忠実に作業は行いましょう。

ちなみに、なぜだかわかりませんが

シグナスX-FIのマフラー固定ボルトのこの部分のボルトだけ

14mm頭のボルトで固定されています。

全部同じボルトで固定すればいいのにね・・・。

マフラー固定ボルト

コストとかの問題でしょうね。

あ、そうだそうだ、O2センサーのカプラも取り付けるのを忘れずに!

忘れないかw

これでシグナスX-FIのリヤタイヤ交換作業は完了です♪

このシグナスXの1回目のオイル交換の際はそうでもなかったんですが、

今日1ヶ月点検でご入庫されたTODAYのオイルストレーナーを

取り外したらこんな事に。

ストレーナーがカスだらけ

ストレーナーに液体ガスケットのカスが大量に付着してます。

新車の場合、1回目のオイル交換は引き延ばさずに

なるべく早く交換をお勧めするのはこういう事です。

新車とはいえ、製造段階で使用した液状ガスケットの破片や

金属スラッジが出やすいんですよね。

だから、初めてのオイル交換時は必ずストレーナーを掃除しましょう。

フィルター式の車両はフィルター交換をオススメします。

※1ヶ月点検時でも油脂類は有償ですが、当店は無料で行っております 

じゃ今日はここまで♪

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

4.4℃

夜になって雨が降り出しましたね。

そのせいか、温度は少々低いようです。

体感気温もちょっと冷え込みますね・・・ブルッ。

ではまた♪

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