【第7回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日もランチを食べに行って

きました喫茶・グリル ドン

喫茶・グリル ドン

ええわぁ・・・この雰囲気。

これぞ昭和の喫茶店って感じ。

あ、でも喫茶店といっても

フードメニューもしっかりとあるうえ

とにかくリーズナブル。

ご主人と奥様の二人で

されてるお店ですがね、長年寄り

添っているとしゃべりも似てくるんですかね・・・。

お二人の口癖は

はぁ・・暑ぅ

小さな声でボソッと言ってるんですけど、

10分に一度ぐらい言ってるんですよねw

エアコンもしっかり効いてるんですが

ずーっと動き回ってるから暑いんでしょうね。

逆に今日なんて私は汗だくで行った

もんだから、エアコンが寒くて寒くてw

お客さんもいっぱい居たんで、風当たりの強い

席しか空いてなくてガクブルですよ(´・_・`)

席に着くなり奥様が水をテーブルに

置きながら一言。

「あら、今日はお一人?(指を立てて)」

この前行ったの覚えててくれたんだ!

嬉しい。

純粋に嬉しいねこういう一言って。

※この前は二人で行ったので

ちゃんとお客さんの顔などを見て

ご商売されているって事ですね。

見習わねばなりませんな。

あ、今日はちゃんとメニューを

写真撮ってきましたよん♪

↓ この続きを読む ↓

とりあえず今日撮影したのは

フードメニューの部分です。

写真には写っていませんがこれ以外にも

冷麺やらA/B/Cランチが存在します。

喫茶ドンのフードメニュー

ほぼ全てのメニューにスープか

お味噌汁が付いているそうです。

お買い求め安いわぁ・・・・。

まるでこれじゃ弁当屋と同じだわ。

だからといって味もサービスも悪くない。

店の雰囲気も宜しい。

蒸し暑い厨房でせっせと鍋を振るご主人も

常にワイシャツを着てるという真面目っぷり。

恐れ入るわ。

奥様はお孫さんが既に5人も居るとは思えぬ

機敏な足取りで水を入れて回ったり、

注文の品を運んだりと元気モリモリ。

前回行った際は特製ドライカレーを

頂いたので今回は違う物を

食べてみました。

特製ドライカレー

今日は定食Aランチを注文しました。

もちろん、食後のコーヒーと

オレンジシャーベットも一緒に(・ω・)b

Aランチはクリームコロッケと白身魚フライor

ハンバーグから選ぶことが出来ます。

私は迷わずハンバーグをチョイス♪

白身魚はまた次の機会に。

そして届いたAランチがこちら。

※写真撮らずにクリームコロッケ1個食べてしまいましたw

喫茶ドン A定食

奥様特製のタルタルソースがうまいw

ハンバーグも手ごねの様です。

トマトベースのソースでなかなか宜しい。

シンプルですが平気で二度揚げ物を

出すそこらの店と違って、毎度ちゃんと

注文を聞いてから揚げてるので

コロッケも熱々です♪

ハンバーグは個人的な感想だけで言えば

もうちょっと肉々しい感じを残して貰えると

好みにバッチリですが。

食後のオレンジシャーベットと

アイスコーヒーの組み合わせ最高♪

濃い物を食べた後のリセット感が

素晴らしい。

私が食べ終わる頃には店内の

お客さんもほぼ居なくなっていたので、

エアコンの風が当たらない所に

テーブルを移らせて貰いました。

だって寒かったんやもんw

それでなくてもアイスシャーベットと

アイスコーヒーでこれから

体が冷えるってのにwww

無理だ無理だ。

あんなにエアコンの風が当たる場所w

次からは席が空いてなかったら

カウンター席に逃げるのが良さそうだなw

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

36.6℃

曇り時々雨

曇り時々雨!

 ~06時:60% ~12時:40%

~18時:50% ~24時:50%

明日の大阪の天気は、山陰沖を進む

低気圧の影響で雲が広がり、

雷を伴って断続的に雨が降るでしょう。

南部を中心に激しく降るところがある見込みです。

明日から天気は下り坂です。

せっかくの夏のレジャーシーズンだってのに

今年はどうもスッキリしない天候が

続くようですね。

って、こんな事書いてたら既に

表は雨模様になっています。

あらら・・・今日の帰りは車で帰るか・・・。

落雷やゲリラ豪雨には十分ご注意を。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第7回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第5回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第6回】バルカンクラシックのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

カバーを合わせる

加速ポンプのカバーを

オイルストーンを使って研磨し終わった

所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介しましょう。

加速ポンプのダイヤフラムがボロボロで

再使用出来なかったので新品を

取り寄せておきました。

新品のダイヤフラム

加速ポンプ用のダイヤフラムは

意外と高いのが難点ですが、ここを

ケチるとガソリン漏れが止まり

ませんのでケチらずに新品に交換しましょう。

また、併せてOリングも新品を

注文しておくのをお忘れ無く(・ω・)b

新品のOリング

ダイヤフラム、Oリング、スプリングを

こんな感じでセットしてっと。

ダイヤフラムをセットする

Oリングは小さいので落として

無くさない様に注意しましょう。

ダイヤフラムをずらさない様に

ゆっくりと真っ直ぐにスプリングを

押えながらカバーを閉じましょう。

加速ポンプを組み終わった

ここで加速ポンプの動作チェックです。

今回は写真撮影していないので

過去の写真を使用して説明しましょう。

まずフロートチャンバー内部に

ガソリンやパーツクリーナーの液体を

フロートチャンバー底部にある

吸入口が液面下になるように溜めましょう。

液体を溜め終わったら、下の写真を

参考にして加速ポンプを動作させて

みましょう。

加速ポンプの動作確認

こんな感じで液体がちゃんと噴出

しましたか?

あと、加速ポンプ部分からの液漏れが

無いかどうかも必ずチェックしておきましょう。

加速ポンプを動作させた際に合わせ面から

液漏れする場合は、もう一度分解して

オイルストーンを使用して面研磨しましょう。

加速ポンプの動作確認が終わったら

次の作業の進みます。

次はフロートバルブの組み付け作業です。

おぉっと、その前にフロートバルブの

摺り合わせ作業と油面調整を実施しておきましょう。

フロートバルブの摺り合わせを実施する前に、

フロートバルブの先端部の摩耗が起きていないか、

出入りする突起部のピンがちゃんと動作しているか

確認しておく事。

フロートバルブの動作確認

フロートバルブに問題が無ければ

摺り合わせ作業を行います。

フロートバルブ先端部に

コンパウンドを少量つけてっと。

コンパウンドを付ける

あ、フロートバルブの摺り合わせを

実施する時は予めハンガーを

取り外しておきましょう。

※フロートに引っかける金具ですね

コンパウンドを付けたフロートバルブを

ラジオペンチで優しく掴んだまま

バルブシートにトントントントン

押し付けて摺り合わせを行います。

摺り合わせを行う

摺り合わせ時の注意は、バルブシートに

押し当てている状態で回転させないこと。

当てる場所を少しずつ変えていく必要が

有りますが、回転させるのはバルブシートと

接触していない時です。

横向きの当たり面を付けることはやめましょう。

必ずフロートバルブの動作状態と同じ、

上下方向だけの摺り合わせにしましょう。

摺り合わせ作業後は、パーツクリーナーで

余分なコンパウンドを洗い流しておきましょう。

摺り合わせが終わったフロートバルブを

フロートにセットしてっと。

フロートバルブをセットする

フロートピンを入れてキャブレターに

フロートを固定しましょう。

フロートピンを入れて固定する

フロートピンを入れて固定し終わったら

油面の調整を行います。

油面調整はH寸法でもって合わせます。

※フロートの高さを合わせるって事ね

※実油面で合わせる方が正確です

フロートがフロートバルブ先端の

ピンに触れるか触れないか、いや、

触れているけどピンを押していない状態に

キャブレターを傾けて調整しておいてから、

フロートチャンバーの合わせ面から

フロートの最も高い位置までの高さを計測します。

フロートの油面調整

バルカンクラシックの既定の

フロート高さ(H寸法)は以下の通りです。

H寸法:16.5mm±2mm

実油面:2mm±1mm

カワサキ車の場合、バルブシートが交換出来ない

タイプが殆どですので、油面については

下限一杯で調整しておくと幸せになりやすいです♪

※下限:つまり油面を下げると言うことなので、

 ノギスの数値は18mm程度になるように合わせます

実際に組付け後の試乗で燃料が薄い症状が

感じられる場合は油面を規準値まで上げましょう。

なんでもかんでも下げれば

良いってもんじゃあありませんから。

油面の調整も終わった所でいよいよ

フロートチャンバーをキャブレターに

組み付けて行きましょう。

フロートチャンバーに新品のガスケットを

セットしてっと。

ガスケットをセットする

加速ポンプのレバーをキャブレターの

規定位置へと差し込みつつ、

フロートチャンバーをセットして固定します。

フロートチャンバーを固定する

キャブレター側に付いている加速ポンプの

レバーからスプリングなどを一度

取り外してから、内側のステーに薄く

シリコングリスを塗っておくと

スロットルワークもスムーズになります。

シリコングリスを塗っておく

スプリングを入れてキャブレター側の

ステーに差し込んでっと。

スプリングをセットして

あとは上部からワッシャを入れて割りピンで

固定しておきましょう。

割りピンで固定する

スロットルを操作して加速ポンプが

スロットル操作と連動しているのを

確認しておきましょうね。

これでフロートチャンバー側の

作業は完了です♪

フロートチャンバー側の作業完了

スロットルケーブルホルダーも

キャブレターに取り付けておきましょうね。

ケーブルホルダーを取り付けた

さぁ残す作業もあと僅かです。

明日でやっと完結となりそうですわ。

明日も忘れずにチェックをお願いしますね♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

30.2℃

雨がさらに酷くなってきました。

さっきまでは降ったり止んだりを

繰り返してたのに、いつの間にか

安定のザーザー降りですわ。

明日も日中は雨が降っているようなので

作業に支障出るなぁ・・・もう。

まぁでも明日は2台分の

キャブレターオーバーホール作業が

待っているんで朝から大変ですわ。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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コメント

  1. 小隊長 より:

    はじめまして、
    ブログ読ませていただいております。
    質問があるのですが、今シャドウ400に乗っています。
    そのシャドウですが、今日突然カラカラ、カリカリ言い出しました。
    おそらくタンクかエンジン辺りからだと思います。
    音は常にするのではなく、ある程度回転数を上げると(5速で60㎞程の時の回転数)なります。
    加速中、通常走行中、停車中、関係なくエンジンの回転数が上がると音がします。
    音がするときタンクを手で押さえたり、ニーグリップすると音が消えます。
    これはタンク周りで何かが緩んでるだけなのでしょうか?
    それとも他に何かあるのでしょうか?
    何かわかる事がございましたら、助言なとよろしくお願いします。

    • いつもブログをご覧いただき有り難うございます~

      回転数の上昇と併せて、ある特定の回転数域で
      発生する音の場合共振である可能性が高いです。

      音がし始める前に何か作業を実施された部分など
      なにか思い当たる事は無いでしょうか?

      ガソリンタンク周辺が怪しいので、
      工具をお持ちでしたら一度締め付けのチェックと
      ガソリンタンク周辺の点検を実施すると良いでしょう。

      こんな事しかアドバイスできず申し訳ないですw

      今後とも応援宜しくお願いします!

      • 小隊長 より:

        助言ありがとうございます。
        タンク周りで見つかりました。
        タンクの下は何もなかったのですが、メーターやガソリンキャップの辺りのカバーを外すと、配線がぶつかり塗装が剥げた後が有りました。
        直接当たらないようゴムシールを貼ってみると、音が消えました。
        ありがとうございました。
        また何かあった時はよろしくお願いします。

        これからもお店とブログ、頑張ってください。

        • おおおぉ音が消えたようで一安心です♪

          ほんとちょっとしたことで共振して
          音が出てしまう程バイクってのは振動が多い
          乗り物なんですよね。

          配線の接触による音も、そのまま放置すれば
          被覆が薄くなって思わぬトラブルを引き起こしてしまう
          事もあるので勉強になります(・ω・)b

          またいつでもコメント下さい♪
          ありがとうございます( ´▽`)ノ

  2. aiueo より:

    初めまして。youtubeでこのお店を知ってブログまで来ました
    いきなり質問なんですけど、四気筒のキャブレターのオーバーホールは大体工賃いくらぐらいかかりますか?

    • こんにちは!コメント有り難うございます。

      キャブレターのオーバーホールについては
      基本的な工賃として1気筒あたり5000~6000円と
      お考え頂ければ良いかと思います。

      ただし、機種によっては取り外す為に必要な
      工賃が別途必要となる場合がありますので
      参考までにどうぞ。

      また、基本工賃以外に交換が必要となる
      部品(フロートチャンバーガスケットなど)が
      ある場合も別途追加となりますので
      ご了承ください。