【第4回】F650STのステムベアリングを交換してみよう!

ども。

この前の定休日にね、夕方恒例の

お買い物に行った際に大人心を

くすぐる迷品名品を発見しました。

数十秒ほど思案した挙げ句

ついに買ってしまいました。

なかなかの価格だったしねぇ。

んで買った物がこちら。

増長天蔵

増長天像♪

しかも鏡像仕様(?)です(・ω・)

四天王の一尊として有名ですよね。

他は、持国天、広目天、多聞天ですね。

増長天のサンスクリット名(梵名)は

ヴィルーダカ(विरूढक [viruudhaka])

んでなんで鏡像かというとね、

本来、増長天は右手を腰に添え、

左手は戟(げき)を持ってるはずなのよね。

持ち物や衣装は国や地方によって多少の

変化はあるものの、手の所作は同じなハズ。

完全に鏡像だよね、コレwww

造る時に元に戻すの忘れたのかな(*´艸`)

もしかしたら、コピーのコピーなのかもね~。

厳めしい顔付きの増長天も、この増長天の

場合は少々若いイメージ。

四天王っぽさ半減ですww

でも仏像嫌いじゃ無いので

今はこうして店のwifiルーターの上に

置いてね、電波を見張って貰ってます(*´艸`)

電波を見守る増長天像

野良wifiじゃないけど、暗号化強度を下げて

窓際に設置していると色んなアクセスログが

残るからわりと楽しい。

ハニーポットじゃないから安心して♡(謎)

ぐふw

↓ この続きを読む ↓

でこの増長天、なかなか良い味

出てると思いません?

キーボードの上に置いてちょっと

写真撮影してしまいましたww

なんか大人げなくてスンマセン(・∀・;)

まずは正面。

増長天像:正面

逆光になると顔付きがちょっと厳ついですね。

でも、依然として鏡像なんだと思うと

安っぽいな。

続いて後面。

増長天像:後面

んーーーーーー。

こんな事言ったら罰当たりそうですけど、

ラクロスの選手じゃね?w

いや、ほんとにwww

そして逆光で見えにくかったご尊顔を

アップでよっこいしょっと。

増長天像:ご尊顔

ってか・・・戟(げき)がめっちゃ

曲がってますやん!

アカンアカン。

真っ直ぐに地面に突き立ててるはずなのに

なんかふんにゃふにゃでダメっすな。

やっぱり安物の増長天像を買ったのが

ダメだったのか・・・・。

そりゃそうか・・・・やっぱりイズミヤで

買ったからダメなんですね!!

しかも、

ガチャッとしたからww

ガチャガチャで買った増長天像

もうね、このガチャガチャを見つけた瞬間に

ビビッと来ましたね。

「シュール過ぎるやんけこのガチャガチャw」

隣には子供が好きそうなガチャガチャが

ズラリと並んでいるってのに、このガチャガチャだけ

一際異彩を放っていましたw

しかも300円ww

だれが買うんやこんなもんwww

って、思ってたら手に握りしめてました(・ω・)

オレかwwww

こういうシュールなのに惹かれるんだよね~。

仏像嫌いじゃ無いし、どっちかっていうと

好きな部類だし。

いや、神社仏閣関係はかなり好きかも(・ω・)

ではここからは開封の儀をご紹介しましょう。

カプセルをパカッと開けると中から

組み立て式の増長天像と小さな

紹介ビラが出てきました。

カプセルを開封した

紹介ビラのトップを飾るのは

不動明王坐像ですね。

カラフル過ぎてなんか違和感。

もっとくすんだ感じを出して欲しいよね。

で、このガチャガチャの

正式なタイトルはこちら。

和の心 仏像コレクション4

和の心 仏像コレクション4(全6種)

wwwwwwww

和の心ってwww

しかも、フォー(4)ってww

そんなにシリーズ続くほどの売れ行きなのか。

あ、でも手にして分かったけど

とりあえず全部欲しくなるわ、コレ。

不動明王坐像は色つきと色無しの

二種類があるんだけど、個人的には

色無しがええっすな。

全6種類の仏像一覧

持国天像もあるんですよ、この4には。

増長天像と並べたいのぉ・・・

では組み立てていきましょう。

袋の中はこんな感じです。

袋の中の増長天像

この包み紙があのラクロスのラケット的な

戟(げき)

なのですね。

袋から取り出しました。

袋から取り出した増長天像

この時点でこのキットはかなり色使いが

薄いなって気になっていました。

まぁいいわ。

とにかく組み立てよ。

組立はものの1分で終わります。

各パーツをサクサクっと差し込むだけですから。

増長天像を組み立てる

増長天像を組み立てる

増長天像を組み立てる

ボディパーツを組み終えたら、最後に

戟を包み紙から取り出してっと。

包み紙の中の戟

んーーーーっ・・・・やっぱりラクロスのラケットw

で、これが戟を持たせる前の増長天像。

戟を持たせる前の増長天像

写真では青銅っぽい色付けに見えますが

実際はかなり白っぽくて、玩具であると言う事が

遠目で見ても分かるほどのクオリティですわ。

でこちらが戟を持たせた完成形。

完成形:増長天像

やっぱり色が気にくわないなぁ・・・。

マクロ撮影した写真だとこの

白っぽい感じが分かりやすいかも。

増長天のご尊顔 足元の餓鬼

ね?ね?

かなり色白でしょ。

これじゃちょっと・・・・って事で

自分でチョコチョコッと

店にある塗料で塗って仕上げたって

訳ですわ~。

さっきも載せましたけどもう一度。

増長天蔵

かなり良い具合の仕上がりになってるでしょ♪

こっちの方が仏像っぽくていい(*´艸`)

また新しいのガチャって来たら

ご紹介しますね♪

次は持国天像だな。うんうん。

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

30.2℃

曇り時々雨

曇り一時雨!

~06時:30% ~12時:60%

~18時:10% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、前線や湿った空気の

影響で雲が広がり、午前中を中心に雨が

降る見込みです。

午後は次第に高気圧に覆われて晴れるでしょう。

明日は朝一番からお客様の納車が

あるってのに雨かよ・・・。

こりゃちょっと納車は延期になりそうですね。

雨の中無理して帰られるよりも、

しっかりと晴れた日に気持ち良く

お帰り頂きたいですし。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

F650STのステムベアリングを交換してみよう!

ですが、今日は第4回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】F650STのステムベアリングを交換してみよう!

【第2回】F650STのステムベアリングを交換してみよう!

【第3回】F650STのステムベアリングを交換してみよう!

さて、前回までは確か

取り外したステム一式

ステム、ステムベアリング一式を取り外し

終わった所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

今日はまずフレーム側のベアリングレースを

取り外していきます。

テーパーローラーベアリングのレースは

通常のボールレースと違い、少々取り外すのが

厄介になる事が多いですが、

フレーム側のベアリングレース

このベアリングレースは内側に

すこし段差が付いているので

簡単に取り外す事が出来ます。

内側にある段差に角の立った

分厚い鉄板などをセットして、

ハンマーで3ヶ所を廻りながら少しずつ

叩き抜いていきましょう。

一ヶ所から強引に叩き抜いたり、

フレームを叩いてしまわないように

注意して抜き取りましょう。

ちなみに一ヶ所から無理に叩き抜くと

内側が激しく削れてしまったり、

肉の薄いフレームですとレース圧入部分の

フレームが変形してしまう事もあります。

そんな危険を冒したくない!

という方は特殊工具をご準備下さい。

無いという方は注意して叩き抜きましょう。

上下共に同じ方法で簡単に

抜き取る事が出来ます。

ベアリングレースの取外しに要した

時間は5分ぐらいでしょうかね。

取り外したベアリングレース

しかしまぁよく錆びていますね。

これだけ錆が出ていればハンドリングも

そりゃ軽快じゃ無くなりますね。

ベアリングレースを取り外した

上側のフレームはこんな感じです。

上側のフレームとベアリングレース

では先にフレーム側のベアリングレースを

交換していきましょうか。

古いベアリングレースを取り外した

フレーム側をパーツクリーナーとタオルを

使用してキレイに清掃しておいて下さい。

フレーム側を綺麗にしておく

そしてこれがお客様ご自身で予め

ご準備下さったステムベアリング一式ですね。

新品のステムベアリング

上側のベアリングレースから

フレームに圧入していきます。

これが上側のベアリングとレースですね。

新品のベアリングとレース

ベアリングレースは圧入前に冷凍庫に

入れて芯までキンッキンに冷やしておいて下さい。

圧入するフレーム側はヒーターガン、

またはドライヤーなどで暖めて加熱しておきましょう。

ガソリンタンクの近くですので

注意して作業しましょう。

間違ってもガスバーナーなど使用しないように。

ここからはスピード勝負です。

(特に夏場の場合)

フレーム側もしっかりと暖め(指で触れないぐらい)、

ベアリングレースもキンキンに冷え切ったところで、

古いベアリングレースを新しいレースに

重ねた状態でハンマーを使用して

3ヶ所以上を回るようにしながら均等に圧入します。

レースを圧入する

温度差が十分にあると、ハンマーで

軽く叩くだけでフレームに入ります。

叩くというよりも瞬間的に押すという

表現の方が分かりやすいかも。

それぐらい簡単に入りますから。

温度差が不十分だったり、のらりくらりと

しているとあっという間に温度差が無くなって

ハンマーで結構な回数叩かないといけなくなります。

だからっていって、別に悪い事じゃないと思いますよ。

入れ方にもよりますが、ちゃんと均等に叩きながら

真っ直ぐフレームに入っていっていればOKです。

んでこれがレースを圧入し終わった状態ですね。

キレイに入りました。(当たり前だけど)

新しいベアリングレース

下側も同様にして圧入しましょう。

上側に比べて真っ直ぐに叩き入れるのが

難しいですが、そこはセンスです、センス。

とにかく注意する事は、フレームに対して

真っ直ぐに圧入していく

という事に尽きます。

取り外し時と同じく、一ヶ所から一気に

圧入しようとしても入りませんし、

新品のベアリングレースを痛める結果に

繋がる可能性もありますから。

んでこれが交換が終わった下側の

ベアリングレースですね。

新品に交換した下側のベアリングレース

これでフレーム側の作業は完了です。

続いてステムのベアリング(レース)を

交換しましょう。

ステム側に圧入されているベアリングを

交換する作業が一番苦戦すると思います。

ちょいと力の要る作業なので

怪我しないようにご注意を。

まずは一思いにタガネを

使用してテーパーローラーベアリングを

割ってベアリングレースだけの状態に

してしまいましょう。

ベアリングを割る

ここからがちょっと力技です。

先ほども使用したヒーターガン、または

強力なドライヤーを使用して

ステムに残ったままのレースを

激しく加熱しましょう。

ステムに関してはガソリンなどの

心配が無いのでガスバーナーを使用しても

いいでしょうが、ステムの色焼け

等には注意しましょう。

※そんなに簡単に色焼けしないと思いますが

で、タガネをレースに当てて真っ直ぐ

叩き抜くのでは無く、

ベアリングレースを回転させる方向8と

抜き取る方向2ぐらいの割合で

しっかりとやや斜めに叩きます。

回転させる方向の力が必要なので、

タガネは出来るだけ寝かせた状態で

叩きましょう。

物によっては1回で【カラララランッ】

って音を立ててベアリングレースが外れます。

タガネの掛かりが心許ないって場合は、

予めリューターやドリルを使って

タガネが少しでも掛かるように溝なり、

穴なりを造っておくと良いでしょう。

今回は2回程温め直してやっと外れました。

外れたステムのベアリングレース

下方に叩き抜こうとすると、これだけ

幅のある物で、しかもクリアランスなんて

ほぼ皆無なので、一ヶ所叩くぐらいじゃ

抜けないんですよ。

全周同時に叩くぐらいの感じじゃ無いと。

だから油圧プレスを使うんですよ。

※私は使いませんけどw

だから、こういう場合は叩き抜くというよりも

回転方向に叩いて回す事によって、

力がしっかりと全体に加わり、結果的に

回転しながら抜けてくると言う事なのです。

まぁダマされたと思ってやってみww

※ダマされた!ってなってもコメントしないように。

物によってはそりゃ苦労する物もあるでしょうから。

古いベアリングレース下のカバーも

忘れずに抜き取っておきましょう。

これも新品に交換しますので。

ステム底部のベアリングシール

逆に、新しいベアリングを入れる際に

これを入れ忘れたらそりゃもう大変w

またベアリング叩いて壊さないと

イケないかも知れませんからねぇ。

付け忘れないように注意して下さいね。

さ、今日はベアリングレースの交換が終わったので

この続きはまた明日更新の記事でご紹介しますね。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

27.2℃

寒いですねぇ・・・・・。

我が家も昨日お風呂デビューしました。

今までシャワーでしたが、あまりの寒さなので

デビューですよ。

風呂に浸かるようになったら冬ですね。。

あぁ・・・また嫌いなこの季節が来たな。

長袖への衣替えもそろそろ考えなきゃ。

紳士用肌着の準備も、厚手のジャケット、

マフラー2枚、ネックウォーマー2枚・・・・。

考えただけで寒くなってきたww

早く帰って風呂浸かろっと♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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