【最終回】エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今朝は東京では積雪で大変な事に

なっていたようですね。

お昼前には雨に変わって状況も

少しずつ良くなった様ですが、

それでも公共交通機関のダイヤの乱れが

完全に元に戻るまでには相当な時間が

掛かるんでしょうなぁ。

大阪では雨が降っていた程度ですが、

夜になるにつれて風が物凄い

事になってきてます。

ここん所、吹いた強風の中でも

一・二を争う程のきょ・・・暴風です。

そんな暴風吹き荒ぶ中で

凍るように冷たい水に触れながら

洗車していました。

洗車中

来週の競りに出品する車両を

ザザーッと洗車中です。

水の冷たさがハンパねぇ・・・・

指先の感覚が無くなってくるんですけどね、

それを通り超すと骨が痛むって言うんですかねw

尖った鋭い痛みから鈍く太い痛みに変わります。

指取れるわwww

↓ この続きを読む ↓

洗車してる時って力入れながら、指先で

歯ブラシを持ってぐいぐい狭い所にも

入れるもんだから、結構指先をあちこちに

ぶつけるんですよね。

今日みたいに寒いときに指なんて

ぶつけようもんなら・・・・やっぱり

指が取れてしまいそうになりますw

今日一日じゃ洗いきれなかったので

定休日明けの水曜日にまた続きします。

・・・出来るかなぁ。

今週もお客様の入庫予定が沢山あるので

自身の仕事まで手が回るかどうか。

お正月明けから入庫ラッシュで

着実にお預かり車両が増え続けていて

自社のスクーターが表に放り出さなきゃ

閉店出来ないほど。

ショールームもお預かり車両が

ギッシリギッシリ。

ショールームも車両がギッシリ

まぁ週末にかけて修理のご入庫も増えますが、

逆に週末にかけて修理完了の車両の出庫も

増えるはずなので帳尻はうまく合う予定。

天気次第だがなww

手の数がほんと足らんです。

正月明け早々からこんなにも忙しく

させて頂いて有難き幸せ♡

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

あ、今朝は写真撮るの忘れてたwww

ごめんww

天気予報だけお知らせします!

曇り

曇り!!

~06時:20% ~12時:30%

~18時:20% ~24時:20%

明日の大阪の天気は、強い冬型の気圧配置と

なるため雲が広がり、北部を中心に雪が降り、

雷を伴うところがある見込みです。

気温もさらにグイッと下がるので

朝一番の路面凍結にはご注意ください!!

では今日の本題です。

先日からご紹介している

エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第5回】エストレヤのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

フロートチャンバーを取り付ける

インナーパーツの組み込みが完了し、

フロートチャンバーを閉じた所まででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきましょう。

バキュームピストンを取り付けた後でも

前でもどちらでもいいですが、今回は

写真が並んでいる順番通り行きます。

エアーカットバルブを取り付けて行きます。

エアーカットバルブ先端部に予め薄く

シリコングリスを塗っておいてから

シリコングリスを先端に塗っておく

キャブレターにダイヤフラムをセットします。

あわせて小さなOリングも忘れずに

左下にセットしておきましょう。

ダイヤフラムをセットした

ダイヤフラムをセットしたらスプリングを

載せてカバーで押さえ込んで固定しましょう。

スプリングをセットして固定する

張力が強いので真っ直ぐに閉じて

そのままボルトで固定しましょう。

グリグリと左右に捻ったりすると、

ダイヤフラムがズレたり、Oリングが

ズレてしまう可能性がありますのでご注意を。

最後にバキュームピストンを取り付けて

トップカバーで押さえ込んだら、

キャブレターの組み立て作業は完了です。

キャブレターの組み立て完了

あ、チョークバルブ取り付けるの

忘れてたwww

チョークバルブも取り付ける際には

プランジャー部分に薄くシリコングリスを

塗ってから取り付けましょう。

チョークバルブを取り付ける

チョークバルブのナットを締め付ける際は

強く閉めすぎてナットを割ってしまわないように

注意して優しく締め付けましょう。

今度こそキャブレターの組立作業完了ですう!

今度こそキャブレターの組み立て完了

さぁ後は取り付けて行くだけですね。

取付はササッと行きますよ~♪

エアークリーナー側のダクトにキャブレターを

差し込んで、ググッとエアークリーナーボックス側に

押し込みながらマニーホールドへと移動させて

差し込みます。

キャブレターを取り付けた

キャブレターをマニーホールドに

セット出来たら、エアークリーナー側の

ダクトも含めて、巻き込んでしまっていないか

必ず左右上下から確認しておく事。

確認が終わったらキャブレターをくるりと

回転させて、フロートチャンバーに

取り付けていたステーにヒーター配線などを

一式取り付けて固定しましょう。

配線類を固定する

配線類の取付けが終わったら、キャブレターを

元通りの角度に戻してから

スロットルケーブルの取付けと

マニーホールドのバンドを固定しましょう。

バンドの固定とスロットルケーブルの取付が

終わったら、各種ホース類を取付けましょう。

負圧ホースなどは差込み部分を

間違えない様に確認しておいてください。

※長さ的に間違えることは無いと思いますが

ホース類を接続する

フューエルホースの取付けも終わったら、

空っぽになっているキャブレターに

まずは強制的にコックを開いて

ガソリンを流し込みます。

コックの位置はPRI(プライマリー)に向けましょう。

PRI(プライマリー)レンジに切り替える

このレンジは負圧コックにのみ存在しており、

エンジンの吸入負圧によってガソリン弁が

開いてガソリンを流す仕組みの場合、

今回の様にキャブレターの整備後は

ガソリンが全く無い状態となる為、

ガソリンを満たす方法がセルスターターを

回転させて負圧を発生させる必要が有る

この負圧式コックの場合、バッテリーの電力を

無駄に使用する事になる為、この

PRI(プライマリー)レンジが存在しています。

※負圧弁を迂回してガソリンが強制的に流れます

なので、整備後は数秒間このPRIレンジに

切り替えてガソリンを満たしてから

セルスターターを使用します。

オレはそんなに甘やかさないぜ!!

なんていう男気のある方はどうぞご自由に

すぐに掛からない状態のエンジンを

無駄にバッテリー電力を使用してスターターを

回してガソリンを送って下さい♪

バッテリーには負担になりますが、ガソリンは

ちゃんと流れますのでその内エンジンも

始動出来るでしょう。

キャブレターの組み付けに

不具合が無ければねw

さぁガソリンも満たされた所でチョークレバーを

引いてエンジンの始動テストを行いましょう。

(グイッ)

チョークレバーを引く

(カチッ)

イグニッションON

(きゅるるっ きゅるるるるるるるっ)

ドゥルルルルルルルルルルル

エンジンが始動したら、すぐにチョークレバーを

戻さずに、少し暖めてアイドリングが安定したのを

確認しながらチョークレバーを戻していきましょう。

どうですか?

アイドリング、安定していますか?

あ、私ですか?

もちろん抜群の安定感と吹け上がりです♪

何度か始動テストを繰り返し、問題ない事が

確認出来たら敷地内で少し試乗、そして

洗車が終わったら作業完了です♪

最後の完成写真は無いのでこれにて

作業は全て完了です!!!

今回も最後まで読んで頂きまして

ありがとうございました(*^ω^*)

定休日明けの水曜日からはまた

別の作業をご紹介していきますのでお楽しみに♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

3.8℃

夕方からの暴風ですが、ブログを書き終えた

深夜でも相変わらず風の強さは変わっていません・・・。

ずーっと吹いていた20時頃に比べれば

穏やかな事も有るのですが、

一度吹けば暴風で店全体から

びゅおおおおおおおおおおおおおぅっ

とおぞましい呻き声のような音が聞こえてきます。

今日は軽トラックで帰宅出来ないので、

飛ばされないように注意しながら

カブで帰宅します。

こういう日は幹線道路ではなく、

住宅街を抜けていく道を通るのが安全です。ええ。

ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆

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