【第1回】エストレヤのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日の午前中、お客様より連絡があり

数日前に職場までバイクに乗ってきて

今まで何事も無かったのに、

数日前に乗ってきた以降エンジンが

うんともすんとも言わなくなったのだとか。

電話ではセルは元気に回っている

との事でしたが・・・・突然に発生したとしたら

やっぱりアレしか無いか。

って事で引き取ってきました

スズキ レッツ4パレット。

引き取って来たレッツ4パレット

メットインが開きっぱなしなのは

開かない程荷物が入ってると言うこと。

いや、それは問題じゃ無い。

問診の際に以前からこういった症状が

無かったかとか聞いている中で、

なんか、後ろのタイヤが最近つるつる

滑る様な感じがするんです~。

って。

最近ツルツル滑ると言われたリヤタイヤ

ふむぅ・・・・。

ま、車両を引き取って押した時に

何が原因なのかすぐに分かっていましたけどね。

・・・・多いのよねコレ(⌒-⌒; )

↓ この続きを読む ↓

これよこれ。

月に一度は点検が必要なコレ。

リヤタイヤに空気が入ってない

空気圧なwwww

ベッコベコになってますわw

そりゃこれじゃあつるつる滑る感じもあるでしょうに。

タイヤの空気圧が適切じゃないと

良い事なんて1つもありません。

タイヤの減りは早いし、操縦安定性も著しく

欠いた状態に陥ります。

もちろん、雨天走行時における排水性能も

メーカーの意図した通りに排水されなくなるので

スリップしやすくなりますし。

とにかく。

タイヤの空気圧は月に一度は必ず

チェックしましょう。

お財布にも非常に優しくなります(*^ω^*)

あっ、そうだ。

今日はお客様から美味しいからぜひ

食べてみて下さいと頂きました♪

キムチ♪

白菜キムチです~!

なんか、昔からよく食べていたお店さんの

お勧めのキムチだそうです。

でも、一番のお勧めはコチラだそうで。

お勧めのチャンジャ

チャンジャ♪

これがいっっっっっちばんお勧めだそうで、

美味しいからぜひ食べてみて下さいって事で

持って来て下さいました( ´▽`)

早速今夜の食卓で頂きます~

楽しみですねぇ♪

いつもありがとうございます!!

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

9.0℃

雨

雨!!!

~06時:70% ~12時:90%

~18時:90% ~24時:80%

明日の大阪の天気予報は、紀伊半島の南岸に

停滞する前線の影響で雨が降り、南部を

中心に雷を伴うところがある見込みです。

明日は一日中雨になりそうですね。

憂鬱な一日になりそうですが

仕事は捗りそうです。ええ。

では今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

カワサキ エストレヤ

カワサキ エストレヤですね。

タイトルにも有る通り、フロントフォークから

オイル漏れが酷くオーバーホールが必要な

状態でご入庫下さいました。

現在のフロントフォークの状態がコチラ。

フロントフォークの状態

ダストシールの状態

ダストシールが腐食してバキバキに

なってロクでも無い事になっていますwww

オイルもダダ漏れで酷いわ。

では作業開始です。

まずはブレーキキャリパーを取り外しましょう。

固定ボルトを緩めてっと。

固定ボルトを取り外す

固定ボルトを取り外したらブレーキキャリパーを

フロントフォークから取り外しましょう。

ブレーキキャリパーを取り外した

ブレーキキャリパーを取り外したついで、

ブレーキパッドの残量も確認しておきましょう。

ブレーキパッド残量の確認

うむ、ブレーキパッド残量は問題無いですね。

ブレーキパッドもオイルで長期間

濡れていた場合、極度に性能が落ちますので

フォークオイルの漏れが酷い車両の場合は

必ずチェックしておきましょう。

続いて反対側に取り付けられている

スピードメーターケーブルを

取り外しておきましょう。

スピードメーターケーブルを取り外す

次はホイールを取り外します。

まずは右側フォーク底部のクランプ部

固定ボルトを緩めておきましょう。

※ボルトを取り外す必要は有りません

クランプ部を緩める

クランプ部のボルトを緩めたら

続いてアクスルシャフトを緩めましょう。

アクスルシャフトを緩める

左右どちらも同じ形状に見えますが、

跨がって右側がシャフトで

左側がナットとなっています。

ついいつものクセでシャフト側で

緩めてしまいました。。

ホイールのみの着脱の場合、ナットを

取り外すと取付の際に一手間余分に

掛かってしまうので、そういう時は

シャフト側のみを緩めて取り外すのです。

今回の様にフロントフォークのオーバーホール時は

いずれにせよナットも取り外さねばならないので

原則通りナット側を緩めるのが道理という物でしょう。

ただ、先ほども書いた通り、実務上

何でもセオリー通りやっていたのでは

手間が掛かりすぎる事も有るので、

例外も取り入れつつ作業に当たりましょう。

これも経験です。

緩めたアクスルシャフトはまだ

ジャッキアップしていないので

緩めておくだけでOKです。

続いてステムのクランプ部のボルトも

予め緩めておきましょう。

ステムのクランプ部を緩めておく

ステムのクランプ部を緩め終わったら

ここでジャッキアップを行います。

ジャッキアップポイントは底部フレームの

この位置ですね。

ジャッキアップポイント

いや、正確にはこの位置でしかジャッキを

当てることが出来ないんです。

というのもフレームの形状と

ジャッキを掛けられる位置が悪くて、

この位置でもジャッキを上げ過ぎると

サイドスタンド側に車体が浮いてしまうんですよね。

なのでフロントホイールの荷重を支える程度の

ジャッキアップとします。

ホイールとフォークの荷重さえ抜ければ

軽く支える程度で問題ありません。

ジャッキを荷重を軽く支える程度に

掛け終わったら、ゆっくりとアクスルシャフトを

抜き取りましょう。

アクスルシャフトを抜き取る

アクスルシャフトを抜いたら

スピードメーターギヤボックスの落下に

気を付けながら、また、車体を

不用意に揺らさないように注意しながら

ホイールを取り外しましょう。

ホイールを取り外した

この時点でジャッキが最も安定する

位置までジャッキアップしておきましょう。

リヤホイールが地面に接触する高さが

最も安定する所ですが、ジャッキの掛けている位置が

少々奇抜な場所ですのでセンタースタンドの

傾きに注視して下さい。

片方が浮くようなことが絶対に無いように。

フロントホイールが外れたら、右側のフォーク

底部に残っているアクスルナットを

取り外す為にクランプ部のボルトを緩めます。

クランプ部を緩める

クランプ部を緩めたらアクスルナットを

スルリと取り外しましょう。

取り外してあるアクスルシャフトに

スピードメーターギヤボックス、カラーを

通してナットで固定しておきましょう。

取り外したアクスルシャフト一式

こうしておけば部品を無くさずに済みます。

さぁ今日はフロントホイールの取外しまで

終わりましたので、このつづきはまた明日の更新で

ご紹介することにしましょう。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をおしら・・・

写真とるの忘れた・・・・(・ω・`)

すっ・・すまんwww

明日はちゃんと撮りますw

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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