バルカンのハンドルロックキーを組み替えてみよう!

ども。

いやぁ~今日は本当にイイ天気でしたね♪

今日は車検に行っていたんですが、

陸運局に咲いている桜がまぁキレイな事。

午後一番で少し早めに陸運局に到着すると、

桜の下で女性職員の方々が桜を見ながら

プチ花見をしていました。

私も午後の検査開始時間待ちながら

桜を眺めていました。

陸運局の桜

近づいてよく見ると、まだ満開じゃないんですね。

8分咲きって所でしょうか。

でも、既にいくらか散り始めているので 今週末ぐらい

までに満開になって、来週ぐらいには散ってしまいそうな雰囲気。

それまでに花見とかやりたいですね~。

↓ 続きを読む ↓

でも、まだやっぱり外で長時間居てると

鼻がムズムズするし、眼球が痒いし、 室内で居るのと違って

症状がひどくなっていくのが手に取る様に分かります。

ここんとこ、マスクは着用せずに過ごせるようになるほど

症状が緩和してるのに、外に出るときはやはりマスクが

まだまだ必要なようです。

あぁ・・鼻がムズムズする・・・

じゃ本題に行く前にいつものTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

18.4℃

18℃越えって。

そりゃもう日中はあまりにも暑いので軽トラックのエアコンつけましたさ。

今日はこちらの車両をご紹介。

カワサキ バルカン400

以前にも登場した、カワサキ バルカン400ですね。

今日はこのバルカン400のハンドルロックの組換えについて

少しご紹介していきます。

そもそも、

 組み変えってよ?

そうですね。

じゃ詳しく説明していきます。

アメリカンはハンドルロックメインキーが別体式に

なっている車両ってありますよね。

でも、ハンドルロックが別体式の場合って

メインキーをOFFにした後に、わざわざキーをハンドルロックに

差し込んでロックしないといけないので結構面倒ですよね。

いやいや、でもメインキーとハンドルロックのキーが同一の場合は

まだマシですよ。

キー1本持っているだけでいいんですから。

イントルーダーシリーズに到っては、

そもそもキーシリンダー自体の構造が異なる場合はもっと面倒。

キーの形状自体がそもそも違いますから。

このバルカンの場合は、メインキーとハンドルロックが

同様のキーシリンダーなので、新車時は1本のキーで

全てのキーシリンダーを操作できたんですが、

ハンドルロックのみ何らかの事情で新品に交換されていたようで、

やはりハンドルロックのみキーが異なっています。

このままキー2本必要な状態でお客様にお渡しするのは

そもそも自分自身でも納得がいきません。

じゃ、メインキーに

 ハンドルロックのキーを合わせればいいじゃん! 

これから紹介するのは、ハンドルロックキーを題材に上げて

紹介しますが、これ以外のタンクキャップキーでも、ヘルメットホルダーでも

基本的には同じ事が言えますので、あとは応用あるのみです。

まずはキーを合わせる前の状態がこちら。

キーをあわせる前の状態

手前のキーがハンドルロックキーで、奥がメインキーです。

キーを見れば一目瞭然ですが、ハンドルロックキーのみ

妙に新しいですよね。

まずはハンドルロック表面のシャッターを

タイヤレバーなどを使用して取り外します。

シャッターをタイヤレバーで取り外す

タイヤレバーでグイグイコジながら、シャッターを取り外します。

取り外す際は、シャッターとタイヤレバーを交互にグイグイしながら

やると簡単に外れてくれます。

んで取外しが完了したシャッターがこちら。

シリンダーシャッターを外す

シャッターを取り外したら、現在使用しているキーをハンドルロック

に差し込んで開錠すると、普通であれば抜けてこないシリンダーが

手前に抜くことが出来ます。

ハンドルロックのシリンダーを外す

シリンダー奥側にはスプリングもついていますので、

もし一緒についてこない場合はスプリングも忘れずに

抜き取っておいて下さい。

取り外したキーシリンダーをよく見てみましょう。

キーシリンダー

ご覧の通りキーを差し込んでいない状態だと、中央の金色の

ピンが全て溝に引っ掛かっていますよね。

これがキーが回らない仕組みです。

じゃ次はキーを差し込んでみましょう。

キーを差し込んだ状態

中央の金色のピンが全てきれいに収まったので

溝に引っ掛からずシリンダーを回転させる事ができます。

これが、正規のキーを差し込んだ状態です。

基本的にオートバイで使用しているキーは殆どが

コレとおなじ仕組みでキーのON・OFFを制御しています。

では次はそもそも回すことが出来ない、イグニッションキーを

差し込んでみましょうか。

違うキーを差し込んだ状態

中央の金色のピンが飛び出ている部分が有りますね。

この飛び出たピンが溝に引っ掛かってシリンダーが回せませんね。

これが違うキーでキーが回らない仕組みです。

全てのピンがキレイに収まらないと、普通には回すことができません。

逆に、ピンさえ合わせる事が出来れば問題ないってことです。

つまり今回の場合でいうと、飛び出ているピンさえどうにかすれば

メインキーでハンドルロックが操作できるようになるって事。

今回の趣旨はコレですね。

まずは飛び出ているピンをどうにかする前に、

キーシリンダーを分解する必要があります。

まずはシリンダーについている固定ピンを

ニッパーなどを使用して、形を潰さない程度に握って

うまく抜き取ってきます。

固定ピンを抜く

外部シリンダーと内部シリンダーを固定しているピンも兼ねていますが、

そもそもハンドルロックの場合は、前後移動を制御するピンでもあります。

ピンを外すと内外シリンダーを分解できます。

シリンダーを分解するときは、現在の正規のキーを差し込んだ状態で

ゆっくりと引き抜いてきます。

シリンダーを引き抜いてくる

シリンダーが抜けてきましたね。

そのまま完全に抜いてしまいます。

シリンダーを抜き取ったら、正規のキーをゆっくりシリンダーから

取り外してください。

本当にゆっくり外さないと、ピンが飛んでいってしまいますから。

正規の キーを抜いたら、合わせたいメインキーを差し込みます。

やっぱりピンが飛び出ている

やっぱりピンが2本飛び出ていますね。

じゃこのピンをどうにかしましょう。

まずは高さがあっていないピン同士を入れ替えてみます。

っと、その前に取り外したピンをよく見てみます。

キーシリンダーのピン

形状は同じですが中央の窓の位置と高さが異なりますね。

この窓の高さと長さの違いで、ピンの出面を変えています。

じゃこのピンを入れ替えてみます。

まだ少しピンが出てる

うわぁ~惜しいんですけどね、まだ少し出てますね。

これじゃキーは回りません。

ほんっと惜しいんですけどね。

手持ちのキーシリンダーピンがたくさんストックしている

BOXを開けてピンを入れ替えて合う物を探した結果、

ピンがピッタリ合った状態

ピンがぴったり合いましたね。

これでキーは間違いなく回ります。

キーのピンの高さが合った所で、元通り組み戻していきます。

内外シリンダーを合わせる

この時点で外シリンダーにピンをあわせた内シリンダーが入らない場合は

ピンが合っていない証拠ですので、無理に入れずにもう一度

シリンダーを取り外してピンをあわせて下さい。

スッと外シリンダーに入れば問題なくキーが動作する証ですので、

分解時と同様に組み戻して作業完了です♪

シリンダー組み戻し後は、あわせたメインキーを差し込んで

ハンドルロックの動作確認です。

合わせたキーで動作確認

きちんとハンドルロックの動作を確認できました。

試しに元のキーを差し込んでみると、

元のキーで回そうとすると回らない

5分前まではこのキーが正規キーだったのですが、

今となっては合う先がなくなった無用のキーとなりました。

これで作業は以上です♪

きょうはここまでっ!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

16.2℃

おぉぉ!!

今日はいつになく暖かい夜ですね。

夜の花見もぜんぜん問題ない暖かさですね~。

ではまた水曜日に♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
人気ブログランキングへ今日もポチッと明日もポチッと♪ブログランキング参加中 

[ratings]

スポンサーリンク