【第1回】アドレスV125のマスターシリンダーをオーバーホールしてみよう!

ども。

台風が近付いているというのに

今日は朝から快晴で日差しが強いわ。

ジッとしてても汗が噴き出します。

こういう日はエアコンが効いた室内で

作業するのが良いですねぇ(´・∀・`)

でも、エアコンを基本的に付けない

生活を送っている私は、お客様の

来店予約でも無い限り灼熱地獄で

仕事しています。

今日は朝からお客様の来店予約がありましたので

朝一番からエアコンをONにしていましたので

エアコンが効いた室内で作業し・・・・・

炎天下でタイヤ交換

てないww

炎天下で絶賛タイヤ交換です。(手作業での交換)

汗が噴き出すとかそんなレベルじゃ無く、

自分の汗で溺れてしまいそうな位吹き出しますww

もうね、朝からスポーツドリンクを

がぶ飲みしてても小便の気配ゼロ(⌒-⌒; )

殆ど汗として発散している証拠ですね。

体は暖めないととにかくダメだと

今日ご来店頂いたお客様が言っていました。

夏場でもお風呂に浸かるのが良いらしいです。

どうしても夏は冷たい物を欲しがちですが、

夏こそ暖かい飲み物や食べ物を

体内に入れる必要があるそうで。

なんかね、凝り固まった筋肉とか、

痛めてしまった筋を治すにはとにかく

暖めることがいいそうですよー。

私の場合はボイルされている

レベルなので逆に危ないかもねw

でも、そんな暑く火照った体を

作業が一段落したお昼に

鎮める魔法の薬が・・・・フフフフフw

汗を濡れタオルで拭き取った後、

汗だくだく男子御用達のコチラ。

体育会系女子にも人気の高い

火照った体にシーブリーズ

シーブリーズ♪

んまぁーこれ塗ったらスースーして

気持ち良いのなんのってwww

清涼感あふるる魔法の汁を塗るだけで

体感-5℃ですよ。

しかも、匂いも実に宜しいぐっすめる!!(´・∀・`)

ま、これを腕やら首やら肩などに

塗っていくわけですが、片手でボトルを

持って空いた手に魔法の汁を出して

そのままペタペタと塗るんですけど、

両手で塗り広げたい場所だってあるじゃない?

例えば首とか。

となると、右手で持ったボトルで

左手に魔法の汁を出してから

右手のボトルはテーブルに置いて、

魔法の汁を掌で広げてから

両手で首に塗るじゃん?

ボトルをテーブルに置いては持って、

また持っては置いて・・・を繰り返す事も

多い商品だと思うんですね、これって。

劇が起きたんやがな。

トンっと置いたはずのボトルが

テーブルの上で

(パタン)

(ジョボボボッ)

服に大量に掛かったシーブリーズ

ひいいぃぃぃぃっ!!!!

太ももがああぁぁぁぁぁ寒いいいぃいいぃぃぃっ!!!!

モッタイナイイイイィィッ!!!!!!!!!!

ってか、なんでこんなにも簡単に

倒れるんだよ。。。

ボトルが倒れたのはこれが初めてじゃ

ねぇぞこんにゃろう!!!

※以前は実害無しだったので

いや、毎回フタ閉じてればこういう事には

ならないだろうって言われたらそれまでですけど、

連用する事の方が多いこの商品で

毎回フタを閉じるってさ、片手は液体を

出した状態だぜ?

ちょっとでも早く体に塗りたいやん?

だからそのままフタ開けたままで置きますやん。

その果がこれですよwww

いや、全面的に俺の使い方が悪いんだと思うよ、

そうだと思うよ!!

でもな、一言言いたいんだよww

ボトルの底面形状が悪い

ボトルの底面形状悪すぎだろコレ。

真っ平らじゃないんだぜ?

ちょっと膨らんでるんですよねーこれ。

持ち運び易さを追求して細い形状の

ボトルにしてるんだろうけどさ、実際の

使用状況を本当に加味して作っているんだろうかと

ちょっと問いただしたい訳よ。

この底面形状じゃあまりにも不安定すぎて

ゆっくり丁寧に置かないとすぐにボトルが

倒れてしまうんだよね。

特に内容量が多い使い始め間もない頃はね。

せめてもうちょっと底面をフラットにして

くれたらさらに使いやすくなるのにやな。

それが言いたかっただけw

メーカーの方見ていましたら頭の片隅に

そういう意見もあるんだなと覚えておいて頂けますと

これ幸いです。

その後シーブリーズまみれになった

作業着はどうなったかって?

洗えば染みは簡単に落ちますけどね・・・・

右太ももが激しく極

股間じゃ無くて良かったと安堵しました(*´ェ`*)

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

34.0℃

曇り時々晴れ

曇り時々晴れ!

~06時:10% ~12時:20%

~18時:30% ~24時:30%

明日の大阪の天気は、湿った空気の

影響で概ね曇りで、中部を中心に

昼前から雨となるでしょう。

台風はどうやら進路がそれて

暴風圏内に大阪府は入らなくなったそうですね。

良かった良かった♪

でも、また関東方面から東北方面に向かって

北上するようで、先日の様な被害が関東方面で

出なければいいのですが。

友人も多いのでね。。

では今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

スズキ アドレスV125

スズキ アドレスV125ですね。

今回はフロントブレーキレバーの

動作が渋い・・・つまり、握り心地がちょっと

固くブレーキの事なので心配で・・・

と言うことでご入庫下さいました。

ブレーキレバーを握ってみると

ブレーキレバーを握って確認

(ギッギギギギッ)

あー・・・これね。

ブレーキの効き具合には異常は無いですが、

握り心地がほんとに悪いわ。

これ、ブレーキレバーを固定している

ピボット部のグリス切れなどでも

発生することが多い症状ですが、

ご入庫前のオイル交換時に潤滑油を

塗って幾分かマシにはなりましたが、

根本的にマスターシリンダーの

動きが渋く固いですね。

制動装置の事ですのでお客様が

ご心配になるのも理解出来ます。ええ。

確かにこの握り心地は不快ですし不安です。

って事で、今回はマスターシリンダーの

オーバーホール作業を実施する事になりました。

事前にマスターシリンダー内部の

カップセット(シリンダーとシール類のセットね)と

ダイヤフラム(ゴムの内フタ)は予めメーカーに

発注して準備してあります。

ブレーキフルードを扱う作業ですので

塗装面には絶対に付着しないようにせねばなりません。

ブレーキフルードは激しく塗装面や

樹脂製パーツの表面を侵します。

なので、予め周辺のカウリング類には

しっかりと濡らしたタオルを掛けておくと良いでしょう。

ブレーキフルードは水と混じることで無力化出来ます。

濡れタオルを掛けておく

ヘッドライト周辺のカウルは取り外すので

ハンドル下周辺の保護しておけばOKでしょう。

まずはバックミラーを左右共に

取り外しておきましょう。

バックミラーを取り外しておく

次に正面ヘッドライト下の

固定ボルトを取り外します。

外れたボルトがカバーの内側に

落ち込んで行方不明に・・・・なんて事に

ならないように注意して取り外すように。

ボルトを取り外す

次はレッグシールド側から

固定しているボルトを取り外しましょう。

内側からの固定ボルト

これでフロントマスクの固定ボルトは

全て取り外したので、あとはマスクを

取り外すだけですが、カウル上面は

ほぼ嵌合だけで固定されているので

無理に取り外すと爪が割れてしまい、

取り付けた後にパカパカと浮いてしまいます。

爪を折らないようにするためにも、

きちんと内装外しを使用して

こんな風に隙間に入れてパキパキと

嵌合部分を取り外していきましょう。

嵌合部分を取り外す

嵌合部分が全てこんな風に

浮いたらOKですね。

くれぐれも無理に引っ張って取り外さないこと。

嵌合部分が外れた状態

フロントマスクに傷が付かないように

注意しながら取り外してきましょう。

併せてヘッドライトの配線カプラも

抜き取っておきましょう。

フロントマスクを取り外した

以上でフロントマスクの取外しは完了です。

フロントマスクを取り外すと

今回作業するマスターシリンダーが

よく見えるようになります。

マスターシリンダーが見えた

今回はマスターシリンダーも一度

ハンドルバーから取り外す必要が

有りますので、メーター一式も少しずらして

あげる必要が有ります。

何しろマスターシリンダーのクランプが

メーター側のカウル内側にあるので

ある程度浮かせてあげないと、固定ボルトを

取り外すことが出来ないのですよ。

ハンドルバーの奥側にメーター側の

カバーを固定しているボルトがありますので

取り外しておきましょう。

メーター周辺の配線類はそのままでOKです。

ワイヤー類も取り付けた状態でOKですよん♪

完全に取り外すわけではないので。

固定ボルトを取り外す

この部分のボルトを取り外すと

メーターを少しだけこんな風に

ハンドルバーから浮かせることが出来ます。

メーター側のカウルが浮いた状態

これだけ開けば十分にマスター

シリンダーのクランプを取り外す

事が出来ますね。

マスターシリンダーを取り外す前に

やるべき作業はまだ有ります。

順番を間違えるとブレーキフルードの脅威に

晒される時間が長くなりますので

効率よく作業しましょう。

マスターシリンダーを取り外す前に

予め内部のブレーキフルードは

全て排出しておきます。

ブレーキキャリパー側にブリーダーを

準備してっと。

ワンマンブリーダーを準備する

ブレーキキャリパーのブリーダーボルトに

ホースを接続してからボルトを緩め、

ブリーダーの負圧を使用してブレーキライン、

マスターシリンダー内部の全ての

ブレーキフルードを吸い出しましょう。

ブリーダーでブレーキフルードを吸い出す

ブリーダーの負圧で吸い出すだけでは無く、

ブレーキレバーも操作してマスターシリンダー

内部のブレーキフルードも出来るだけ

吸い出してしまいましょう。

ブレーキレバーを握る

しばらく吸い続けてブレーキフルードが

概ね抜き取り終わったらOKでしょう。

※確認はマスターシリンダーの油量窓だけなので

少量は残っていることを忘れないように

さぁブレーキフルードも抜き取り終わったら

次の作業に進めましょうか。

でも、この続きはまた明日更新の記事で

ご紹介したいと思いますので

お楽しみに♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

31.4℃

しかしまぁ今回の台風は

あちらこちらで、意思を持ってるんじゃ無いかとか

言われていますけど、ほんとそうですよね。

大阪にも来ると思ってたんですがどうやら

それてまた関東、東北方面に向かうようですし。

今年はやけに関東方面が台風の猛威に晒されてますよね。

そんな中大阪では連日の快晴続きで

逆に雨が少なすぎて干ばつでも起きないかと

心配してしまうほどですよww

関東方面にお住まいの方は

週末から月曜日に掛けてご注意をお願いしますね。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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