グラストラッカーのブレーキパッドを交換してみよう!

ども。

毎日の通勤の足(兼代車)にホンダ Dio(AF34)に乗っているんですが、

排気ガス規制後のモデルなのでとにかく遅いー。

排気ガス規制後のDioは規制前のDioと比べて

内燃機から駆動系までありとあらゆる場所がデチューンされています。

いや、環境性能はUPしているのである意味ではチューンアップなんですが、

ある意味ではデチューンなんですね。

って事で、昨晩帰宅前に排気ガス規制前の

キャブレターとマフラーにひとまず交換して様子を見ることに。

私的には規制後のマフラーのカバー形状が好きなので、

規制前のマフラーに規制後のマフラー用のカバーを取り付けてます。

取り付け穴ピッチが異なるので、少々の穴開けは必要ですが

それっぽく付いたのでOK。

題はここから・・・

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先に言っておきますがエンジンが焼き付いたとかでは有りません。

大した問題じゃないんです。そう、大した。。。

通勤途中から気が付いていたんですが、

く後方が見えないw

その原因がコイツ。

マフラーからの白煙

アイドリング状態でこの白煙。

少しアクセルを吹かすとね、そりゃあもうまるで忍術を

使ったかの様な具合ですがな。

霞んで見えない・・・・

少し回転数を上げてから、離れて写真を撮るともうこんな状態。

どんだけカーボン溜まってんだよw

しばらくアクセル全開で放置して内部のカーボンをほぼ焼き切ったので

今後はもうこんなにも出ないと思います。

勤時にご迷惑をお掛けしました

後ろを走っていたマダムや自転車乗りの方は大変だったでしょうに。

取り付けたマフラーは、元々マダムが乗っていた車両から

取り外した物なので仕方無いっちゃ無いんですよ。

マダムはアクセル全開で走行するような事もありませんし、

長時間走る事もありませんのでマフラーの中はカーボンが溜まりたい放題。

そりゃアクセル全開でしばらく走れば、内部のカーボンに火がついて白煙出るって。

環境性能が悪いと言われても仕方ないですわ。こりゃ。

誰がどう見ても、環境負荷最悪ってのは一目瞭然ですよね。

排気ガス繋がりで、セントラムモーターサイクルの新入り工具をご紹介。

スナップオンのハンディ排気ガスアナライザーです♪

スナップオン 排気ガスアナライザー

認証工場取得の為の排気ガステスターとしては使用出来ません。

でも、テスターとしてはそこいらの高級テスターと同等品ですよー。

しかもハンディタイプで、赤外線ポートを使用しての測定結果のプリントアウトも

出来るし、測定結果も200件ぐらい本体に保存できます。

しかもしかも、計測できるのは Co だけじゃないですよ。

CO,HC,CO2,NOx,O2,ラムダ,エアーフローまで計測できます。

盛り上がってきたー♪

でも、

格は聞かないでおくれ・・・

じゃ、(w)いつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

35.4℃

今日は異状に温度が高いのには原因があります。

いつもTODAYを表に出してすぐに計測するんですが、

ちょうど電話がなってしまい5分ほど計測が遅れたんですよ。

わずか5分でこんなにも温度が上がってしまいました。

さて、今日のお話は昨日に引き続きこちらの車両。

スズキ グラストラッカービッグボーイ

スズキ グラストラッカービッグボーイですね。

昨日はフロントタイヤとディスクを交換しましたが、

今日はブレーキパッドを交換する作業をご紹介します。

ブレーキキャリパーは車体から取り外した状態から

話を進めていきます。

ディスクがあれだけガタガタになっているとなると、

ブレーキパッドもドエライ事になっているんだろうとお思いでしょう。

ころがどすこい!

ディスクをあれだけ痛めつけたのは、前回のブレーキパッド交換時の話で

今回はきちんと前もっての交換なので、ブレーキパッドもご覧の通り。

ブレーキパッドの磨耗具合

ちょうどウエアインジケーター(溝)が1mm無いぐらいの減り具合です。

この減り具合時が交換時期としてはちょうど良いでしょう。

これ以上使用するとディスクへの攻撃性が高くなるのでオススメできませんので、

ご自身のブレーキパッド残量を見て、同等ぐらい減っていれば交換しましょう♪

まずはブレーキパッドを固定しているピンに入っている

ベータピンを取り外しましょう。

ベータピンを抜く

ベータピンを抜いたらパッドピンを抜き取ります。

パッドピンを抜く

パッドピンを抜き取ると、こんな風にブレーキパッドが外れます。

ブレーキパッドを取り外す

もう片方のピストン側のブレーキパッドは

引っ掛かっているだけなので、引っ張ればすぐに外れます。

んでこれが取り外したブレーキパッドとパッドピンです。

ブレーキパッドとパッドピン

次にキャリパーサポートをスライドして取り外します。

キャリパーサポートを取り外す

動きが悪いグリスが切れているキャリパーサポートの場合は、

こんな簡単に取り外す事はできませんし、取り外したとしても

スライド部分が腐食して痩せているので、スライドピンの交換が必要です。

このグラストラッカーはグリスもまだ残っていますし、

再使用には全く問題ありません。

これが取り外したキャリパーサポートです。

取り外したキャリパーサポート

キャリパーサポートを取り外したら、次はピストンを掃除していきましょう。

くれぐれも汚れたままの状態でピストンを押し戻さない事。

ブレーキが引きずる原因になります。

汚れたキャリパーのピストン

ピストンを掃除する前にまずはブレーキレバーを何度か握って

ピストンを少し多めに露出させておきます。

ピストンを出しておく

これぐらい出しておけば十分です。

汚れた部分を真鍮ブラシ等を使用してキレイに磨き上げます。

小さな腐食などがある場合は、ペーパーを掛けて段差を取ってあげましょう。

ピストン全体に腐食が及んでいる時は、躊躇せずに交換しましょう。

あと、ピストンを掃除する際は専用工具を使用してピストンを回して

グルッと1周キレイに掃除する必要がありますが、ペンチなどで

ピストン表面を掴んだりしないように!

グルッと1周ピストンを掃除し終わったら、パーツクリーナーを使用して

洗い流し、ピストンにシリコングリスを塗っていきます。

ピストンにシリコングリスを塗る

シリコングリスもピストン全体に塗るように。

シリコングリスを塗った後、ピストンを押し戻して専用工具でピストンを

グルグル回して揉み解してあげましょう。

しばらく揉み解したら、またブレーキレバーを何度か握って

ピストンを露出させ、またシリコングリスを塗って押し戻して揉み解す。

これを数回繰り返して、揉み解し時(ピストンを回す)の

ピストンの動きをスムーズにしておくとGOODです。

多少のブレーキの引きずりは、この作業を繰り返す事で

解消できる場合が多いです。

ブレーキの引きずりがあるピストンは、揉み解し時に

すんごい固いのですぐに分かると思います。

ピストンの揉み解しが完了したら、次にキャリパーサポートの

スライドピンにシリコングリスを塗っていきます。

スライドピンにシリコングリスを塗る

当然ですが、シリコングリスを塗る前に

古いグリスはきちんとふき取っておくように。

もちろん、キャリパー側もね♪

シリコングリスを塗ったキャリパーサポートを

元通りキャリパーに組み戻します。

キャリパーサポートを組み戻す

さぁこれでキャリパー側の作業は完了です。

次はメーカーから取寄せておいた新品のブレーキパッドを

ベルトサンダーを使用してディスクと最初に当たる角の部分を削り落とします。

ブレーキパッドの角を落としておく

ここを落す事によってディスクへの攻撃性を減らすのと、

ブレーキパッドの鳴きを軽減することが出来ます。

これはショップによってやるショップとやらないショップがあるので、

一種のおまじないぐらいの感じでいいでしょう。

ブレーキパッドの背面部分にシリコングリスを鳴き止めとして

しっかりと塗っておきます。

ブレーキパッド背面にシリコングリスを塗っておく

これぐらい塗っておけば十分です。

あとは元通りキャリパーにブレーキパッドを取り付けてっと、

ブレーキパッドを取り付ける

最後に忘れずにパッドピンに抜け防止のベータピンを入れて。

ベータピンを忘れずに入れる

んでフロントフォークにキャリパーを固定してっと、

キャリパーを固定する

表に引っ張り出してキレイにホイール周りを洗車してっと、

フロントホイールを洗車する

各部の締め付けを最後にもう一度点検して、

グラストラッカーの作業は完了です~♪

作業完了のグラストラッカービッグボーイ

フロントタイヤもブレーキパッドもディスクも新品になって

骨バトルの先生も大満足です♪

はい、今日の作業はここまで。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

25.4℃

今日はいつも以上になんだかジメジメしますね・・・。

梅雨は近い。

ではまた明日♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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