【最終回】ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

夕方表で作業してたらあちこちヤラれました。

ですよ

ほんの30分ほど作業しただけなんですが、

刺された場所は5ヶ所以上。

中でも一番勘弁して欲しいのが左の耳の外周部分っていうんですか?

少しだけ内側に向って巻いているあの部分。

なんでそんなとこすのよ。

あと、左右の腕とか

蚊に刺された

腕とか耳ならまだガマンできますし、 痒けりゃかけばいいんですがね、

ブログじゃ書けない所刺されたらもう・・・。

世の男子諸君なら1度はあるはず。

↓ 続きを読む ↓ 

しゃがんだ状態で作業していると、男性のお袋さんて言うか、

なんていうかそういう場所がね衣類と密着して

刺しやすい状態になるって言うかなんていうか、

股間を刺すなよw

とだけ言いたい。

ムヒも塗れないしー。

あ、でもモロに股間を刺すんじゃなくって、内モモっていうか

キワっていうか、そんな所です。

んまぁ!お下品っ!

なんて思わないでください。

ちょっと冒頭で書いておきたかっただけですので

気分を害された方はスミマセン。

んじゃいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度ですー。

TODAYのグリップ表面温度

33.2℃

今日は朝から真夏並みの暑さですー。

お昼前には耐え切れなくなったのでエアコンONです。

節電節電って言われてるのに逸早くエアコン付けてスンマセン。。

さて、数回に渡ってご紹介している

ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズですが、本日が最終回となります。

今までの記事は以下のリンクよりご覧いただけます。

【第1回】ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう! 

【第4回】ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう! 

前回はたしか、

キャブレターのオーバーホール完了

キャブレターのオーバーホール作業が完了した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介します。

車両にキャブレターを取り付ける前に、負圧式燃料ポンプからキャブレター

まで接続している、劣化してボロボロの燃料ホースを交換しておきます。

まずは車両右側のエンジンカバー前方で燃料ホースと負圧ホースが

セットでバンドでフレームに固定されているのでバンドを広げてホースを外しておきます。

バンドを緩めておく

次は右側のサイドカウルをすべて取っ払います。

サイドカウルを取り外す

サイドカウルを取り外すとフレームに結束された燃料ホースと

フィルターがお目見えします。

燃料フィルターが見えた

タイラップをブチブチを切って行き、燃料ポンプから

燃料ホースを外そうとした所・・・・

燃料ホースが折れた

ポッキリと折れちゃいました。

別に力をかけた訳でもないのに・・・ちょっと燃料ホースを

外側に向け様としただけでこの有様。

見た目以上に燃料ホースの劣化が酷いようです。

取り付け部分のプラスティックも先端部分が少し折れてしまいましたが、

元々ながーく作られている様で取り付けには支障が無いので一安心。

んで燃料ホースの取り外し完了。

取り外した燃料ホース

ホースの保護チュ-ブも、もはやプラスティックと化していて

逆に燃料ホースを痛めつける恐れがあるので廃棄処分です。

んで燃料ホースがどれぐらい劣化しているかって言うとコレぐらい。

燃料ホースの劣化具合 その1

劣化した燃料ホース

これ元々ゴムのホースですよ?

指でコネコネするとボロボロと崩れるんですよ。

こんな風に。

燃料ホースの劣化具合 その2

もうゴム感はゼロというのは言わずとも伝わると思います。

国産車両でもここまでの劣化は無いですよねー。

表面に亀裂が入ってカッチカチになるぐらいですよね。

材質の違いなのか、品質の違いなのか、気候の違いなのか・・・。

燃料ラインについている、ワンウェイバルブ・燃料フィルターを

新しいホースに取り付ける前にキレイに掃除しておきます。

んでこれがワンウェイバルブ。

ワンウェイバルブ

んでこれが燃料フィルター。

燃料フィルター

どちらも分解できない構造なので出来る限りの洗浄を行います。

ワンウェイバルブに関しては、洗浄完了後にワンウェイバルブが

きちんと動作しているか確認しておく事。

 ※咥えてスーハーしても確認できますがオススメできませんのでエアーガンを使う事。

ワンウェイバルブの向きを間違えないようにして、

新しい燃料ホースを取り付けて車体に固定します。

今回使用した燃料ホースは、一般的な2層ホースではなく

耐圧2層燃料ホースを使用しました。

耐圧2層燃料ホースを使用

これで先何年かは燃料ホースの劣化に困らないでしょう。

少々お高い燃料ホースですが、品質はバツグンです。

なんてったって、ホンダ純正品ですから。

でも、さすがにホースむき出しってのもアレなんで、

一応表面保護を兼ねてコルゲートチューブを付けておきましょうか。

コルゲートチューブを巻いた

うん。これでOKでしょう。

燃料ホースの交換は完了しましたので、これで安心してキャブレターを

取り付けが出来ます。

キャブレターにスロットルケーブルを取り付けてっと。

スロットルケーブルを取り付ける

次はウォーターラインを取り付けますが、

とにかく狭いしホースの長さに余裕が無いので作業しにくいです。

ウォーターホースを取り付けた

ウォーターラインを取り付けたら次はドレンホースも

忘れずに取り付けておきます。

ドレンホースを取り付ける

ドレンホースを取り付けたら、マニーホールドの詰め物を外して

キャブレターをマニーホールドに取り付けます。

マニーホールドに取り付ける

次はオートチョークの配線カプラを取り付けます。

オートチョークの配線カプラを取り付ける

オートチョークの配線カプラの取り付けが完了したら

エアークリーナーBOXを規定位置まで持ってきて、キャブレターとダクトを

つなげます。

ダクトを接続する

ダクトをつなげたらエアークリーナーBOXをエンジン側に

固定しますが、上方よりエンジン側に挟み込みます。

挟み込む

エアークリーナーBOXをエンジン側にうまく挟み込めたら、

ボルトを入れて固定します。

エアークリーナーBOXを固定する

次にブローバイガスのホースをバンドを付けたままで

取り外して有りますので、取り付けるときもそのままバンドを付けたままで

グイッと差し込みます。

ブローバイガスのホースを繋ぐ

ブローバイガスのホースを取り付けたら、カバーを取り付けていきましょう。

カバーを取り付ける際は、スロットルケーブルをカバー側の

クリップに忘れずに固定しておきます。

スロットルケーブルを固定する

スロットルケーブルをカバー内側に固定したら

カバーをエンジンに固定します。

カバーを固定する

カバーの固定が終わったらあとはマニーホルドとダクト部分の

バンドを固定します。

バンドを固定する

バンドを固定する

バンドの固定が完了したらキャブレターの取り付けは完了です。

キャブレターの取り付け完了

キャブレターの取り付けが完了したら、

セルを数回回して燃料が流れているかどうか、フィルターを見て確認します。

ガソリンを確認する

ガソリンも流れているのが確認できましたので、

まだエアーエレメントを入れていませんがエンジンの始動確認をします。

キャブレター内部にはガソリンが入っていませんので、

しばらくセルを回してガソリンをキャブレターまで送ると無事にエンジンが掛かりました。

無事にエンジンも始動できましたので、

新しいエアーエレメントをエアークリーナーBOXに入れていきます。

今回チョイスしたエアーエレメントはマロッシのエアーエレメントです。

マロッシのエアーエレメント

ダブルスポンジ仕様のエアーエレメントです。

これをエアークリーナーBOXに入れてふたを閉じます。

エアークリーナーBOXのフタを閉める

あとは取り外してあるサイドカウルとフロアマットを元通り取り付けて、

サイドカウルを取り付ける

洗車したら完成ですー♪

洗車して完成♪

エンジンの掛かりもGOOD♪

近所を試乗しましたが調子も良く元の調子が戻りました。

お客様も無事に修理が完了して喜んでくれました~。

修理完了後に排気ガスを測定してみましたが、

空燃比や他の排出ガスの値も理想的な数値でしたので

マロッシのエアーエレメントでも安心です。

これでビバリー200のキャブレターのオーバーホール作業は完了です♪

長らくお付き合い有り難う御座いました~。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

26.2℃

夜になると蒸し暑くなってきました。

額を流れる汗、ビチョビチョになるTシャツ。

夏!

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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コメント

  1. ピアジンゴ より:

    こんなバイク屋さんが近所にあったらな~
    ちなみにビアジオビバリーノリでやす。
    記事と同じく突然エンジンストップし、あえなくドナドナ。マイナー車を受け付けてくれる店もなく、自宅にて孤軍奮闘中(;_;)

  2. 匿名 より:

    大変参考になりました。私はビバリー200に現在も乗っています。
    最近ウインカーの調子が悪く、走行中に点滅しません。ウインカーリレーが
    原因かと思いますが取り付け場所が分かりません。教えていただけたら幸いです。
    ありがとうございました。

    • centrumMC より:

      こんにちは。

      記事をご覧頂き有り難うございます。

      ウインカーリレーですが、右側サイドカバー内側または
      フロントカウル内部に有りませんでしょうか?

      ちょっと記憶があいまいで・・・・(・∀・;)