【第2回】SUM-UP125の電装トラブルとリヤブレーキを修理してみよう!

ども。

昨日の天気予報通り、今日の大阪の天候は

朝から砂降りです。

午前中は降ったり止んだりを繰り返していて、

お昼頃には完全に止んでいる時間もありました。

んで、雨がやんだー!イマダッ!!

って事で納車前の車両のフロントホイールを大急ぎで取り外し、

ちょうど外し終えた途端に・・・・

ザザザァーーーーーーーーーーーーーーー 

間一髪助かった~♪

ってかさ・・・、

店の表に車両を出して

  フロントホイール外してるのにどうすんだよw

・・・・・・・どうしよう。。。

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他の作業をしながらとりあえず止むと信じて待ちましたが、

雨は夜にかけて勢いを増すばかり。

いや、きっと閉店する頃にはぐらいになるはず!

・・・

・・・

・・・

・・・。

まぁそんな甘くなかったですねw

合羽着ながら作業しましたが、合羽が終わってるせいなのか、

雨が強すぎるせいなのか、蒸れて汗をかいたのかワカリマセンが、

とにかく全身がビッチョビチョです。

ハァ~・・・フロントホイール外すんじゃなかった。

じゃいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度

22.6℃

今日の明け方、ドエライ雨が降りましたよね。

大阪だけなのか分かりませんが、家全体が

ドォォォォォォォォォォォォォォォ

って唸りをあげるぐらいに降りましたよ。

さて、昨日から始まった

SUM-UP125の電装トラブルとリヤブレーキを修理してみよう!

シリーズですが本日は第2回となります。

前回の記事は以下のリンクよりご覧いただけます。

【第1回】SUM-UP125の電装トラブルとリヤブレーキを修理してみよう!

さて、昨日は無事に電装トラブルも解消して何よりでしたが、

このSUMUP125の本当のトラブルはココからが本番でした。

車両を引き取りに行った際に、ブレーキ廻りに妙な違和感を感じたんです。

なんていうか、こう、押して歩く時に引っ掛かる事があるって感じ。

リヤブレーキのワイヤーもすごく緩めてあったし。

その時は、

ん?何か引っ掛かかった?いや、気のせいか?

とか思っていましたが、

気のせいではありませんでした。

まずはリヤブレーキのアジャスタを締め込んで、

ブレーキの効き具合を調整してからホイールを手で回すと・・・

ホイールを手で回してみる

グィーーーーングッィーーーーンググググッィーーングッ

そうなんです。おかしいんです。

ある点に来るとブレーキが効くんですよー。

そこを過ぎるとまた普通に回転して、またブレーキが効いて・・・の繰り返し。

うむぅ・・・・

ディスクブレーキなら、ディスクの曲がりとかを確認するんですが、

ドラムブレーキでこういったディスクの曲がりの様な症状が出る場合は

ブレーキシューに原因がある場合が殆どなんですね。

例えばブレーキシューの剥離とか、ブレーキシュースプリングの不良とか。

って事で、予め新品のブレーキシューをメーカーから取寄せておいたので

早速交換していきましょう。

ちなみに、SUM-UP125と互換性があるのはこのブレーキシュー。

ヤマハ 純正ブレーキシュー

ヤマハのドラッグスター250とかビラーゴ250用ですね。

スプリングまでセットになっているし、品質や性能はご存知の通り。

じゃ作業ですー。

まずはマフラーをとりは・・・・

あああああっっ!?

スイングアームのボルトが入ってない

スイングアームを固定しているボルトが入ってない・・・。

こりゃマズイですよ、ホントに。

SUM-UPもそうですが、大陸(中華)系スクーターは

価格が安い分だけ強度や材質などなど、なにかと無理が多いんですね。

んでこのボルトの欠落ですよ?

もはやスイングアームを固定しているボルトは1本だけですよ?

あれだけ長いリヤホイールの車軸を右側で支えているのはこのボルト1本ですよ?

※正確にはリヤのサスペンションもあります 

 雲行きがしくなってきました・・・・

ブレーキシューを交換して果たして改善するのでしょうか。

まずはエンジン側のマフラーの固定ボルトを外します。

フランジボルトを取り外す

エンジン側のボルトを取り外したら、マフラーを支えながら

スイングアームを固定している期の1本のボルトを取り外します。

スイングアームのボルトを取り外す

ボルトを外すとマフラーが外れます。

本当はマフラーは3本固定で、その内2本はスイングアームと共締めで、

もう1本はスイングアームと固定されています。(ここも固定されていませんが)

んで取り外した状態がこちら。

マフラーを取り外した

次はホイールのセンターナットをインパクトレンチで緩めます。

センターナットを緩める

センターナットを取り外して、リヤのサスペンション、リヤフェンダーの

固定ボルトを取り外すとスイングアームが外れます。

取り外したリヤサスペンション

スイングアームを取り外した

スイングアームとマフラーを固定する部分を見てみましょう。

固定部分

上側は酷くさび付いているのと、下側の固定部分は

随分と力が掛かっていたせいでエンジン側が削れています。

スイングアームを取り外したらホイールを取り外します。

んでホイールを取り外した状態がこれ。

ホイールを取り外した

怪しげな雲行きですがブレーキシューを交換しましょう。

ブレーキシューをパカッと取り外してっと。

ブレーキシューを取り外す

取り外したらエアーブローしてブレーキシューのカスを

キレイに飛ばしておきます。

エアーブローする

エアーブローしたら新品のブレーキシューを取り付けます。

これで改善していればいいのですが・・・。

新品のブレーキシューを取り付ける

ホイールを元通り組み戻します。

ホイール単品で確認しても良いのですが、固定ボルトが入っていなかった事等を

加味して、一度完全に元通り組み戻します。

ホイールを取り付けた

ホイールを入れたらシャフトにグリスを塗ってっと、

グリスを塗る

スイングアームにカラーを順番通り入れてホイールに通します。

スイングアームを取り付ける

センターナットを締める前に、サスペンションも取り付けておきます。

サスペンションを取り付ける

スイングアームも一時的にボルトを入れて仮止めしておきます。

ボルトを仮止めする

仮止めしたらインパクトレンチでセンターナットを締め付けます。

インパクトレンチで締める

マフラーを取り付ける時は、一時的にオイルノフィラーキャップを

取り外してマフラーを付けると付け易いですー。

マフラーを取り付ける

スイングアームとマフラーを一緒に仮固定しつつ、

エンジン側のナットから順番に締め付けていきます。

エンジン側のナットを締め付ける

マフラーとスイングアームを固定するボルトには

グリスをしっかりと塗っておく事。

ボルトにグリスを塗っておく

スイングアームとマフラーのエンジン側への固定部の紛失したボルトは

長さを揃えればOKですが、もう1本のスイングアームとマフラーだけを

固定している部分はカラーが必要です。

カラーが無い

店にある適当な長さのシャフトを用意します。

カラーの材料

このシャフトがちょうどいいですね。

このシャフトをある程度の長さに切り出します。

カラーを切り出した

切断面をベルトサンダーを使用して面をキレイに整えるのと、

必要な長さに調整しましょう。

カラーの面を整える

面を整えて寸法を整え終わったカラーがこちら。

整え終わったカラー

作ったカラーをマフラーとスイングアームの間に入れて

マフラーをしっかり固定します。

カラーを入れてマフラーを固定する

これでマフラーもスイングアームもしっかりと固定できましたので、

いよいよホイールを回して症状を確認してみます。

でも、今日はここまで♪

この続きはまた明日にでも。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

23.4℃

雨が強いっすー。

明日の午前中まで大雨が続くらしいです。

さぁ合羽着て帰る準備しよーっと。

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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