【最終回】TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日も沢山のご来店誠にありがとう御座いました。

オイル交換、定期点検、タイヤ交換、燃調調整等々。

巷では今日から3連休となっておりますが、

渋滞皆様この3連休の予定はいかがでしょうか?

セントラムモーターサイクルは3連休中も絶賛営業中なので、

お近くに来た際には非一度お立ち寄り下さいませ。

3連休中はいつもにも増して作業が混雑し、

急な修理対応は難しいと思われます。

お待ち頂く時間をらす為にご来店の際は、

予めご入庫のご約をお願い致します。

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今日はまだまだこの先作業が続きますので、

早速いつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせですー。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

29.6℃

今日の天気予報では降水確率が高い予報でしたが、

午前中にほんの少しだけパラパラパラっと降ったっきり、

あとは真夏日の天候でした。

気温はそんなに高くないのに湿度が高いんで

少し作業するだけで朝から汗の量がハンパないっすー。

はい、では今日の本題です。

先日からご紹介している

TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう! 

シリーズですが本日が最終回となります。

今までの記事は以下のリンクよりご覧いただけます。

【第1回】TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう! 

前回までは確か、

フロートチャンバーを取り付ける

フロートチャンバーを閉じ終わった所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介します。

フロートチャンバーを閉め終わったら、

次はチョークバルブ周辺部品を組み戻していきます。

チョークレバーの固定ボルト部には、キャブレターボディと

チョークレバーの間に薄いウェーブワッシャが入っていますので

忘れずに入れておくこと。

んでこれが全て取り付け終わった状態です。

チョークバルブ周辺部品を組み戻した

しっかりとチョークレバーを上げた状態で

引っ掛かって止まるかどうか、動きがスムーズかどうか確認しておいて下さい。

動きに異状がある場合はもう一度分解して組みなおしましょう。

次は取り外して有る各種ホース類を

元通りキャブレターの各部に差し込んでおきます。

各種ホース類を取り付ける

さぁ次の作業でキャブレター本体の作業は完了です。

次の作業はスロットルバルブの組み付けですね。

取り外し時の逆の手順で組み戻していきます。

まずはスロットルケーブルに、ラバーキャップ、キャブレタートップのフタ、

スプリングの順番で通しておきます。

スプリング等をスロットルケーブルに取り付ける

この時スロットルケーブルは目一杯まで引っ張り出しておくこと。

少しでも縮まっていると取り付けしにくいので。

取り外し時と同様にして、スロットルケーブルを縮めないように注意しつつ、

スロットルケーブル先端をスロットルバルブに引っ掛けます。

んでこれがスロットルバルブ組み付け完了後の状態です。

スロットルバルブ組み付け完了

スロットルバルブの組み戻しが完了したら、

キャブレター本体に取り付けていきます。

スロットルケーブルを車体から無理が掛からない程度に

引き出しておき、キャブレターにスロットルバルブを差し込みます。

差し込んでみると分かると思いますが、トップのフタのボルトを

締めれる状態じゃないですよね。

だからとりあえず手締めで出来る限りフタの固定ボルトを入れておき、

こんな風にしてフタとキャブレターをしっかりと密着させた状態で

スロットルケーブルをキャブレターから引き離します。

キャブレターを引っ張る

こうするとスロットルケーブルが引っ張られて、

キャブレター内部のスロットルバルブが持ち上がります。

スロットルバルブが開く

こうしてスロットルバルブが持ち上がることによって

スロットルケーブルに余裕が出来て、トップのフタを締め付け出来るって事です。

トップのフタの締め付けが完了したら、

スロットルケーブルを忘れずに元通りに戻しておきましょう。

次はエアークリーナーのダクトを取り外し時と同様に

一時的にフレーム側にうんしょっとよけておいて下さい。

その状態でキャブレターをマニーホールドに取り付けます。

キャブレターをマニーホールドに差し込む

マニーホールドのリップ部分を巻き込まないように注意して

しっかりと奥まで差し込みましょう。

キャブレターの取り付けが完了したら、次はフレーム側によけておいた

エアークリーナーのダクトを元に戻します。

ダクトを元に位置に戻す

キャブレターとダクトの間から固定用のバンドを

忘れずに入れてっと。

バンドを入れておく

んで後はダクトをしっかりとキャブレターに真っ直ぐに差し込んで

バンドで固定します。

あ、マニーホールド側のバンドも忘れずに締めこんでおくように。

バンドを締めこむ

あと忘れちゃいけない大事なホースがコレ。

オイルホースですな。

オイルホースを取り付ける

これ差し忘れるとエンジンがパァになっちゃいますので

必ず差し込んでおくこと。

今回はオイルポンプから取り外しただけですので、

オイルポンプのエア抜き作業は行いません。

燃料タンクに少量のオイルを混ぜて作業を行います。

オイルホース内部にオイルが通るまでの間、

しばらくアイドリング状態を続けて

白煙が濃くなってきた頃を見計らって混合ガソリンを燃料タンクから

抜き取って作業は完了です。

オイルが通っているか心配なら、一度キャブレター側から

オイルホースを取り外してみて、すぐソコにオイルが有ればOKですー。

これでTSR125のキャブレターのオーバーホール作業は完了です。

最後に洗車をしてお客様にお返しする準備をしておきましょう。

作業完了のTSR125

以上で全ての作業完了です~。

最後まで読んでくれて有り難う御座いました。

明日以降はまた別の車両の作業をご紹介していきますね。

では最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

29.2℃

あぁぁぁ・・・今日中に作業しなきゃーな車両が

まだ1台残っているっすなー。

3連休に作業が出来る限り混雑しないようにがんばりまーす。

だから、

日も沢山のお客様のご来店お待ちしております♪ 

ではまた明日☆

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