イントルーダー800(VS800)のシフトペダルを修理してみよう!

ども。

昨日は家族で奈良県橿原市にある

ダイヤモンドシティ(アルル・イオンモール)に行ってきました。

高速道路で行くほどの距離でもないので、

大阪狭山市、富田林市、太子町を抜けての内峠を越えました。

平日という事もあってか、車の通りも少なく

スイスイ~っとあっと言う間に現地に到着。

北花田にあるダイヤモンドシティは近くなのでよく家族で

出掛けるんですが、 橿原のダイヤモンドシティは随分と造りが違ったので

驚きましたね。

こうなんていうかね、北花田のダイヤモンドシティは縦長のモールに対して

橿原のダイヤモンドシティは【C】型のモールなんですね。

モール内を歩いてると、実はO型なんじゃない?と思うほどの屈折具合。

3階部分から順番にモールを見て回って

1階部分に降りて来て発見!!!


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可愛らしいスタッフが右手になにやら持ちながら大きな声で呼び込みをしています。

『日本発上陸の~・・・・・』

なぬ?

日本発上陸とな?

子供達はあま~い匂いに誘われて早速スタッフさんの元に

駆け寄っていったので、私も付いていくとソコには

チョコリンゴ♪

いわゆるリンゴのチョコレートバージョンですな。

で、スタッフの方が手に持っていたのは小さく切った試食品。

子供達も美味しい美味しいと言いながら満面の笑み。

これがお店のHPです。

■ロッキーマウンテンチョコレートファクトリー 

 https://www.rmcf.jp/

りんごをチョコやキャラメルでコーティングして、

M&Mのチョコマーブルでトッピングとか、シナモンでトッピングとか、

んまぁ~とにかくトッピングの種類も多くて見ていても楽しいです。

んで、リンゴしかないのかーと思っていたら

チョコバナナ発見♪

夜店以外でチョコバナナを食べる機会なんて早々ないので、

まだしばらくモールを回る予定だったので、帰る前に買って帰ることに。

チョコバナナを食べた感想はね、

ボリューム

これに尽きると思います。

ナッツのトッピングをしたおかげだと思いますが、1本食べきるのに

10分は掛かったと思います。

チョコバナナは限定商品なのか、公式HPのメニューには載っていないので

お早めにどうぞー。

ではいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度からご紹介。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

34.6℃

肩と背中の脱皮もようやくひと段落してきました。

あとは腕の辺りにちょこちょこ位でしょうか。

今は腕の辺りの痒さがピークですw

はい、じゃ今日の本題です。

まずはいつも通り車両のご紹介から。

スズキ イントルーダー800(VS800)

スズキ イントルーダー800(VS800)ですね。

今回のご入庫はコチラのトラブルです。

シフトペダルがグラグラ

シフトペダルのボルトが折れてシフトペダルがグラグラしています。

とりあえずシフトペダルが外れないように応急処置をしてご来店です。

折れた部分を見てみると・・・

折れたボルト部分

キレイサッパリボルトの頭部分が折れてます。

んで何故折れたかって言うと、シフトペダルがグラグラするもんだから

緩んでいるんだと思って少し締めると・・・

ポッキリ♪

だそうで・・・。

※折れる前のトルクは適切だったので増し締め後にポッキリ

イントルーダー系のシフトペダルはリンク式じゃないので

スプライン部分に掛かる力が強く、スプライン部分が減ってきて

グラつきが出やすいんですな。

まぁ構造的にも分解しにくい場所でもありますし、

劣化、消耗といわれればその通りかもしれません。

厄介なことに頭部分で折れているのと、

シフトペダルの構造上ボルトの中腹部分がスプライン部分に

引っ掛かる構造なのでそのまま抜き取る事も出来ません。

とりあえずまずはシフトペダルを出来る限り表に引き出して

シフトアップ方向に持ち上げた状態で固定。

持ち上げた状態で固定

ダルマ式のジャッキを使用していますが、

間違っても油圧なんかで持ち上げないように!w

あくまでシフトペダルを持ち上げた状態で支えるだけです。

これで何とか工具を入れれそうですが・・・・

オートポンチでセンターを打つ

うん。。なんとかオートポンチでセンターは打つことが出来ますが、

ドリルなんて絶対にムリです・・・。

んんー。。

って事で少しでも作業しやすい様にスプロケットカバーを取り外します。

スプロケットカバーを外す

まぁイントルーダーの場合、シャフトドライブなのでスプロケットは

有りませんが、そう言った方が分かりやすいかと。

んでこれが取り外したスプロケットカバーです。

取り外したスプロケットカバー

ラバーやワッシャなどの細かい部品があるので

失くさないようにご注意を。

んでこれが取り外したエンジン側ですな。

スプロケットカバーを外した状態

もちろん、スプロケットなんてありません。

有るのは油圧クラッチのキャリパーですね。

これで少しは作業がしやすくなりました。

ライトで手元を照らしながら、

ライトで手元を照らしながら

こいつでポンチを打った場所を少しずつ掘り下げていきます。

マイクロリューター

エアーツールなのでこういった狭い奥まった場所でも大活躍です♪

ポート研磨の際は最高に使い勝手がイイですよー。

時間は掛かりますがドリルが使用できない以上仕方ありません。

んでこれがいい具合に掘り進んだ状態。

掘り進んだ状態

いい具合に穴が開きましたね。

ここに突っ込むのはエキストラクターですねー。

所謂、逆タップって言えばいいでしょうかね?

緩める方向に力を掛けていくと、ドンドンと食い込んでいって

ボルトを緩めてくれるってヤツですな。

んで早速エキストラクターを差し込んで緩めてみますが、

差し込んで少し回した所で・・・・

ポッキリ♪

えええええぇぇぇっ!!!!!

もうダメです。。。

エキストラクターが残念な事になってしまいました。

もうこうなるとね、表からどうとかこうとかは無理です。

諦めてステップホルダー一式を取り外しましょうか・・・。

車両を真っ直ぐに立てた状態でステップホルダー底部の

固定ボルト8本を取り外していきます。

ボルトを外す

フレームを挟むように片側4本のボルトで固定されていますが、

マフラーの下部のボルトだけは脱落防止の為のクリップが入っていますので

ボルトを取り外す前にクリップを取り外しておくように。

クリップを取り外しておく

左側のエキパイはスペース的にクリップを取り外す余裕がありませんので

エキパイを取り外します。

エキパイを取り外す

ジョイント部分のバンドもしっかりと緩めておき、

エキパイを取り外します。

エキパイを取り外した

エキパイを取り外してステップホルダーを取り外します。

ステップホルダーは完全に取り外さなくても、

ボルトを全て取り外したらシフトペダルを手前に引いて取り外します。

シフトペダルを取り外す

事前にボルト部分をリューターでしっかり掘り下げていたんで

スプライン部分からもすんなり外れてくれました。

さぁ・・・どうしたもんか。

シフトペダル側のスプラインもやはり随分と磨耗しています。

スプライン部分が痩せてる

出来れば交換したい所ですが、お盆前ということと

ステップホルダーを取り外しているということは、イントルーダーの場合

スタンドを立てれないんでバイクを動かせないんですね・・・。

って事でナニが何でも修理する方向で。

でもボルトが中で折れた状態ですし、エキストラクターも

穴の内部に残っています。

とりあえずボール盤でエキストラクターごと貫通させます。

ボール盤で穴を貫通させる

元のネジ山ごとゴッソリ1サイズ太いサイズで貫通です。

んで、元々6mmのタップが立っているんですが、

8mmのタップを立てて元通り固定します。

※途中作業を大幅に端折ってスンマセン

8mmのボルトで固定

スプライン部分はヤスリで削って整形したので

取り付けた後はガッチリと固定出来てバッチリです♪

あとは元通りスプロケットカバー、ステップホルダーを固定してっと。

スプロケットカバーを取り付ける

あとはメッキ部品をキレイに磨き上げて作業完了です~。

なんとかかんとかお預かり1日で作業完了できて何よりです♪

お客様にも大変喜んでもらえて大満足です。

最後に完成写真の撮影っと。

作業完了

バンス&ハインズのマフラーが図太いサウンドでステキです♪

修理が完了したシフトペダル部分もいい感じです。

修理完了したシフトペダル

なにわともあれ無事に修理完了してなによりなにより~です♪

じゃ今日はここまで。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

30.0℃

今日は今からご近所に車両の引取りがあるのでこれにて~♪

ではまた。

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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