リトルカブのパンク修理をしてみよう!(チューブ車全般向け)

ども。

いやぁ~それにしても今日のゲリラ豪雨は凄かったですね。

毎度同じ表現で申し訳ないですが、

ゾババババァーーーーーーーッ!

しかもすごい大粒の雨。

天井にドタバタと落ちてくる雨粒の数を数る事ができそうなぐらい

ボツ・・ボツ・・・ボツボツ・・・ボツボツボツボツボツボツボツ

しかも・・・・・そんな中
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車両の引取り依頼がw

小降りにならないかと頼みするも完全にスルー

こんなドシャ降りの中

ドシャ降りの中車両の引取りに出発です。

引取りに行く車両はFCRキャブ装着車なので、

ファンネルからのエンジンへの水混入を防止する為に

予めファンネルに被せるビニールと輪ゴムを持参です。

まだこの写真を撮影した店にいる時は良かったのですが・・・

途中の幹線道路上でさらに激しい豪雨に見舞われてしまい、

前を走る車のテールランプを目し確認するのがやっと。

って事で、なんとかお客様との待ち合わせ場所に到着した時には

雨も上がって・・・・いや、また降ってきた・・・お、上がった♪・・・・いやいや、また降ってきたw

これの繰り返しです。

いい加減諦めて、せっせと軽トラックに車両を積み込んで、

FCRキャブにビニール袋でフタをして無事帰社しました♪

ビニールでフタをする

こんな豪雨の中の走行は久し振りだったので、終始ハンドルに噛り付いてましたw

じゃ今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度からお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

31.8℃

今日は雨も降っていたのと、一日中曇り空だったので

過ごし易い一日となりました♪

雨さえ降らなきゃもっと良かったのですが。

では今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ホンダ リトルカブ

ホンダ リトルカブですね。

朝出社したら張り紙をした状態で置かれていました。

まぁ田舎なので当店ではこういう事も良く有ります。

なにやら張り紙を見ると

『後のタイヤがパンクした様なので修理をお願いしますー』

との事。

見てみると完全に空気が抜けてブニョブニョになってます。

リヤタイヤのパンク

うむ。確かに。

って事で早速作業開始です♪

まずは外観上で何か突き刺さっていないか、トレッド面を確認すると

居ました。パンクの原因らしき物が。

なんか刺さってます

なにかトレッド面中央に刺さっていますね。

恐らくこれが今回のパンクの原因でしょう。

ニッパーで掴んで抜き取ります。

刺さったものが抜けてきた

抜けてきましたね。

どうやらクギの様です。

んでこれが抜き取ったクギ。

抜き取ったクギ

腐食が激しいクギですね。

長さは約15mmほどでしょうか。

ザックリど真ん中に真っ直ぐ刺さっていました。

こういう異物が刺さっている場合は、殆どの場合が

小さな穴だけで済んでいるのでパンク修理が可能ですが、

トレッド面に目立つような異物が無い場合や、チューブが横からはみ出ている

様な場合、パンクに気が付いた後も走行を続けた場合は

チューブへのダメージが大きい事が多いため、パンク修理は受け付けません。

※チューブの交換が必要となり、店頭在庫が無い場合が殆どで二度手間になる為

今回は原因がハッキリしていますのでパンク修理を行う方向で

作業をしていきます。

まずはタイヤレバーを使用して、ホイールを取り付けた状態のまま

タイヤのビードを起こしていきます。

ビードを起こしていく

作業に不慣れな場合は、はっきり言ってホイールを取り外す方が

早いし作業も確実です。

ホイールを回しながら焦らずに少しずつビードを起こしていきましょう。

んでこれがビードを半面起こし終わった状態です。

ビードを半面起こし終わった

次は内部のチューブを取り出していきましょう。

チューブを取り出す

ややピンボケしててすみません。

チューブを出し終わったらバルブのナットを緩めて、バルブ部分も

ホイールから取り外しましょう。

バルブのナットを緩める

指を入れにくいですが頑張ってバルブを取り外せば

この通り、チューブがホイールから分離します。

チューブの取り外し完了

分離したといっても、アクスルシャフトが通っている以上

完全に取り外すことは出来ませんが、パンク修理は問題なく作業できます。

空気を少し入れて穴位置を確認します。

空気を入れるとすぐにシュー と音がするので一目瞭然です。

穴位置を確認

小さな穴が開いてますね。

ちょうど釘が刺さっていた部分ですね。

パッチを当ててパンク修理しますが、 パッチを当てる部分に

チューブのデコボコなどがあるとうまく張り付きませんので、

穴周辺を目の荒い紙ヤスリなどを使用して地均しします。

私の場合は作業時間などを考慮して、

エアーグラインダーにスコッチを付けて凹凸部分を削り落として

表面を地均しします。

スコッチを付けて

これで強く当てすぎず、適度に当てて表面を

こんな風に仕上げましょう。

表面を削った状態

表面を荒らしてあげないと、パッチがうまく張り付きませんので

しっかりと仕上げておくように。

仕上げが終わったら表面をシンナーやパーツクリーナーで

キレイに脱脂します。

表面を脱脂する

脱脂し終わったらゴムノリを表面に薄く、うっす~く

塗りましょう。

ゴムノリを薄く塗る

ゴムノリを塗ったら、表面をフーフー吹いて白くなる程度に

乾燥させます。

んで表面がこんな感じで乾燥したら、貼り付け準備OKです。

表面を乾かす

パッチのビニールをめくって、パッチ中心に 穴が来るように貼り付けます。

なお、パッチは中央付近よりも外周部分のピロピロ部分が

すごく重要なので、ビニールを剥がし取る際に十分注意して下さい。

パッチを貼り付ける

パッチを貼り付けたら後は密着させていきますが、

自転車屋さんではないので専用の道具などはありませんので

タイヤレバーのベロの部分でグリグリと擦って密着させます。

タイヤレバーでこする

こすり付ける際は、中央から外側に向ってしっかりと擦り付けます。

パッチを貼り付ける際に重要なのが、一番外側のピロピロの部分の

密着が一番重要です。

確実に張り付くようにこすり付けましょう。

しばらく擦り付けていると、表面のビニールがこんな風に

シワシワになってくればOKです。

できればこのまま2~3分置いて少し固まるまで待ちます。

パッチ表面がシワシワになる

表面のビニールを剥がす時は外周部分のピロピロが

めくれてしまわない様にゆっくりと剥がしていきましょう。

んでこれが剥がし終えた状態です。

表面のビニールを剥がした

キレイに周囲が張り付いていたらOKです。

次はエアバルブを取り付けて少し空気を張ります。

空気を入れたら水を張ったバケツにチューブを入れてエアー漏れが無いか

チューブ前周を確認します。

エアー漏れを確認する

問題ないですね。

他の部分にもエアー漏れヶ所が無いので、元通り組みつけていきます。

チューブを元に戻す

チューブは取り外し時よりも、取り付け時の方が作業としては

難しいので、くれぐれもチューブをタイヤレバーで挟んでパンクさせないようにご注意w

チューブを入れ終わったらビードを元に戻していきます。

ビードを戻していく際は、バルブと逆側からビードを入れて行き

最後にエアバルブ付近のビードを入れます。

ビードを入れる

ビードを入れ終わったら、必ず最後にエアバルブを

指で数回押し込んでチューブをタイヤの中に入れておきましょう。

エアバルブを押し込む

エアバルブを入れてチューブを張ってバルブキャップを取り付けたら

作業は完了です。

最後に洗車作業も兼ねてエアー漏れが無いかどうか

確認しておきます。

洗車ついでにエアー漏れを確認する

エアー漏れがあると、リムの部分やニップルの部分から

ブクブクと泡が出てくるので良く確認しておくこと。

石鹸水でエアー漏れの確認

以上で作業完了です♪

今日はここまでー。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

27.4℃

おぉ・・・今日は涼しいですね。

30℃を下回るとこんなにも涼しいんですなー。

じゃ雨が本降りになる前に早々に帰宅しますかーっと。

では☆

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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