【続】背水の陣で向かえ撃つはDOT4!スピードファイト決死の戦い

ども。

今日はとにかく寒かったですね。

ここ大阪の今日の最低気温は5℃で最高気温は10℃。

どうやら明日はさらに気温が低くなるようですので、

私にとって大変キライな季節が本格的に到来です。

冬の洗車作業が特に最低です。

水は凍っていて朝一番では洗車出来ないし、

水が冷たすぎて手が痺れて来るし、

水が冷たいので手袋着けるとハブラシ持ちにくいし、

結果的にそんなに冷たさは変わらないしで、

結局何かとイチャモン付けたいだけなんです。

じゃ今日も昨日の続きいってみよ~う♪

昨日は確か、

スピードファイトの油量窓のひび割れを確認した所まででしたね。

今日はさらに進んで行きます。

外部から完全に侵食性の高いブレーキフルードを止めるには、通常思いつきそうな

コーキングや、2液性のボンドを塗りたくるだけでは難しそうです。

しかも、プラスティック窓のヒビ割れ具合と、内部と外部の疎通具合を確認したところ、

ヒビ割れレベルだけではない事が分かりました。

※一部欠損がありました

恐らくこの状態だと、オイルを入れた瞬間から漏れるほどの疎通具合。

始める前から難易度レベルですってば。(MAXいくらだよw

とにかく、通常通りの思い付きの作業では失敗は目に見えている為、

別の方法を模索しないといけません。

マスターシリンダーのを眺めながら

悩んで・・・・

もっと深く悩んで・・・・

今までの経験と知識の引き出しをOPENして・・・・

色々と10分ほど考えたところ、実にグッドな解決方法を考案しました。

油量窓は少し奥まったところにあるため、手前側に少し余裕があるんですね。

この凹みを利用して外部からオイル漏れを止めようという考え。

恐らく、これが出来る最善の方法です。

まずは本日の作業の主要な道具材料をご紹介。

** Recipe  **

  • オイル漏れを止めようとする情熱        無くても調理可能ですがある方が好ましい
  • コニシボンドの2液性エポキシボンド     1セット(使い切りません)
  • 10cm角程度の板ゴム(厚さ3mm程度)   1枚(板から写真の丸いゴムを2枚切り出します)
  • 問題のマスターシリンダー            1個

まずはレシピにある丸いゴムを板ゴムから切り出していきます。

用意してある板ゴムをハサミを使って窓の大きさよりもやや大きめに切り抜きます。

チョキチョキチョッキン、おとけいさ~ん♪

チョキチョキチョッキン、うごいてる~♪ 

って、なんか少し歌詞が違うような気もしますが、そうこう鼻歌を歌っている間に

切り出しが完了しました。

まずはコレぐらいの大きさでいいでしょう。

次に、マスターシリンダー側の油量窓の大きさを再度確認し、

ある程度の大きさまで近づけます。

ベルトサンダーで後ほど最終的な大きさを調整するので、

ザックリとした大きさで結構です。

良い大きさでしょう。

ちょっとマスターシリンダー側とあわせてみましょうか。

もう少し切りましょうか。

あまりに大きさがかけ離れていると削るのもメンドウですから。

チョキチョキチョキチョキ

さすがにこれ以上細かく、サイズをあわせて切り出すのは難しいです。

なにせ、板厚もそこそこの厚みなもんで。。

さて、次はサイズ微調整のためにベルトサンダーで、

よりキレイな円形に仕上げています。

随分と角が削れて丸みを帯びてきました。

一気に削らずに、少しずつ削ってはあわせて、削ってはあわせてを繰り返して下さい。

もうちょっと小さくしていきましょうか。

このあたりぐらいから、少しの気の緩みでサイズが小さくなりすぎてしまうのでご注意を。

少しずつ。

さぁ随分良くなりました。

大きさ的には、ピッタリよりも、少々キツイ目ぐらいにして置いて下さい。

これぐらいが目安。

片側をはめると、反対側が少しフチから外にハミ出るぐらいの、

絶妙というか、微妙というか、

      ギリギリ瀬戸際というか、エエというか、

そんな匙加減です。

写真からご察し下さいまし。

これと同様にゴム板からもう一枚切り出して2枚用意しますが、

2枚のうち1枚は 、ピッタリのサイズよりややマイナス目で作って下さい。

理由は後ほど紹介しますので。

うまく切り出せましたか?

ベルトサンダーが無い場合は、荒めのサンドペーパーで削ってもOKです。

とにかく、四角が丸になればいいんですから。

さぁゴムの準備も出来ましたので次の作業に行きましょうか。

※次に進む前に、マスターシリンダー・切り出したゴムの

  汚れと脱脂を入念に行っておいて下さい。特にマスターは。

まずはダンボールの切れ端を用意して、2液性のボンドを

硬化剤と主剤が同量程度になるように出します。

こんな感じですね。

同じチカラ加減で、同じ長さを出せば自然と同じぐらいの量が出ますから。

その2液を付属のヘラで、激しく、且つ、迅速に混ぜて行きます。

すると、見る見るうちに混ざり合って真っ白。

すごくクリーミー♪

クリーミー♪ でも、お口には運ばないでねっ うふっ♪

クリーミー♪ でも、オイニーツイキーなのは混ざった証拠っ うふっ♪

クリーミー♪ でも、 接着力はすんごい強力なのよっ うふっ♪

クリーミー♪ でも、やっぱり2液性ボンドは最強なのよっ うふっ♪

でもね、でもね、そんなにクリーミーでもねっ、

 分かってると思うけど、 

はい。その通りです・・・。

2液性なので、一度流し込むとはがすのは容易ではありません。

もちろん、またしばらくしてオイルが漏れてきたとしても、

次回もう一度同じ作業が出来るという保障はありません。

では次の作業に移ります。

混ぜ合わせてあるボンドを油量窓の部分に少し多めに入れて行きます。

入れるというより、塗る感じです。

コレぐらい入れればバッチリです。

次は作っておいたゴムの、ややマイナス目で作ったゴム

窓に押し付けるように入れていきます。

そのとき、目一杯押さえるのではなく、空気を抜きながらも、

窓のヒビや欠損部分からボンドを向こう側に押し出すような感じで押します。

はみ出てきたボンドで手が汚れますが、気にせずとにかくしっかりと

窓全体に行き渡るようにと、ひび割れや欠損部分に染みこむ様に、

入念に入念に押し込んでグリグリしておいてください。

もちろん、空気を逃がす事も必要ですのでその為に

適度に圧力を掛けつつも、周囲から

  少しずつボンドと空気が逃げるように

少しマイナス目で作っておいたのです。

さぁ最後に2枚目をハメましょう。

2枚目は寸法的に少しきつく作っておいたので、ボンドは少なめに

塗っておいてください。

塗りすぎると、1枚目のゴムとの間にボンド層が増えすぎて、

止油効果があまり無さそうですので。

いやもっと言えば、ボンドがDOT4のブレーキフルードに長時間浸かっていて、

大丈夫という保証が全くありませんので、DOT4のブレーキフルードと前線で

戦っていただくのは、ゴムに任せて、周囲などから少量で攻め込んでくるDOT4には

2液性ボンドで食い止めようという計画です。

2枚目のゴムは、うまく空気を抜きながらというか、工夫しながらというか、

塗ったボンドを極力押し出しつつも密閉する。といった感じでフタをして下さい。

 どぅない?

なんかイケそうな気がしません?

いやちょっと、なんだか窓の部分の最後にフタしたゴム、少しハミ出してません?

すべて、

ですがな 

はいっ今日はここまでっ!

さぁオイルを入れるとどうなる事やら・・・・。

※完全硬化まで24時間は絶対に放置しましょう。

この続きはまた明日にでも♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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