【前編】スポーツスター(XL883)のニュートラルセンサーを交換してみよう!

ども。

今日は朝から一日中雨降りで晴れ間なんてほぼありませんでした。

強く降ったと思ったら小降りどころかほぼ止んでみたり、

かと思ったらまた降り始めたり。

るなら降る、らないなら降らない

で、ハッキリしてほしいですわ。

いずれにせよ、ご入庫のご予約を頂いていたお客様は全てキャンセル。

それでも、雨の中入庫しようかというお客様もいらっしゃいましたが、

雨もいつ強くなるか分かりませんし、雨の中の走行はやはり危険を伴うので

出来る限り晴れている日にご来店頂ける様に、丁重にお断り致しました。

明日の午前中、晴れていて時間の都合が付けばご来店頂けるとの事ですので、

顔見せてよね、太陽さん。
一雨降るごとに気温も下がるし、週末に雨が降るたび

テンションはダダ下がりになるし。

なんだか週末が雨模様になることが多いですね。ほんっと。

天気予報見てるとね、今週末もなんだか怪しげです・・・。

傘マークが出ているんですよねー。

まだ1週間先なので予報が変わってくれるのを期待しましょうか♪

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昨日の夕方からマフラーの溶接をしていたんですけどね、

何度かスパークを裸眼で見てしまったんで目ヤニが今朝はひどくって。

目が痛いって事はないんですけど、視界がぼやけるって言うか眼がしょぼしょぼするって言うか・・・。

溶接作業をする時は直接スパークを見ないように注意しているし、

溶接面を付けているんですけどね~。

でもスイッチを離すタイミングとか諸々で、

どうしても時々スパークを直接見ちゃったりしちゃうんですよ。

いつもは自動でシェードが掛かる溶接面を使うんですけどね、

ガラスにいつの間にかひびが入ってしまってて・・・・チーン。

って事で、ちょっと古めかしい二重ガラスの溶接面で作業ですわ。

黄色っぽいプラスティック部分と遮光ガラスが2つ付いていて、

溶接しない時は遮光ガラスを持ち上げておいて・・・・

あーメンドクサっw

しかも遮光ガラスが小さいので、頭の傾け様によっては

スパークがもろに見えちゃうんですよね。

今回の目ヤニもこいつがですわ。

さぁグダグダなお話はこれぐらいにして、いつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と明日の大阪の天気をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

12.6℃

晴れ

晴れときどき曇り

曇り

とりあえず明日は雲が多くなる予報ですが、

概ね晴れ間が見える一日となりそうですね~♪

これでお客様も安心してご来店いただけそうですわっ。

んでは、今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

スポーツスター

スポーツスター883ですね。

先日ご入庫した際に一度ご紹介しましたね~。

今回のご入庫はタイトルにも記載の通り、ニュートラルセンサーの交換依頼です。

センサー交換の様子は、前編、後編の2回に分けてご紹介します。

では早速作業開始です。

まずは状況の確認。

イグニッションをONにしてみます。

インジケーターを確認

ふむぅ。

やはりニュートラルランプが点灯しません。

試しにシフトペダルを何度か操作しますが反応なし。

この時点でニュートラルセンサーの不良と判断してもよいのですが、

国産車両と同様の手順を踏んで問題の切り分けを行っていきます。

スポーツスターのニュートラルセンサーはスプロケットカバーの

内側にあります。

スプロケットカバー内側にある

ということは・・・やはりマフラーの取り外しが必要かなぁ・・。

いや、 とりあえずまずは問題の切り分けをする事が優先事項なので、

最悪スプロケットカバーを取り外すことが出来なくても、

ニュートラルセンサーが見えればOKです。

ってことで早速作業を開始していきます。

スプロケットカバーの固定ボルトを全て取り外していきます。

マフラーのエキパイとスプロケットカバーがステーを介して

固定されていますので、ナットとステーのボルトも取り外しておきましょう。

ナットを取り外す

固定ボルトを取り外したら、スプロケットカバーを横にずらしてみます。

スプロケットカバーをずらす

この隙間の奥にニュートラルセンサーがあるんですが

この写真じゃ見えないですね。

もう少し寄ってみましょう。

ニュートラルセンサーが見えた

写真中央の黒いゴムがニュートラルセンサーに入っているハーネスですね。

ニュートラルセンサーってのは単純な仕組みで、

ボディとのアースを接続させるか、接続させないかだけの動作です。

つまり、ランプには常に12Vの電源を供給し、マイナス(アース)コントロール

しているって訳です。

ということはですね、ハーネスをセンサーから取り外して

直接ボディアースさせる事によって、センサーの不良なのかハーネスの断線等の不良なのかの

問題を切り分けることが出来ます。

ハーネスをマイナスアースさせてニュートラルランプが点灯すれば

ハーネスには異常無し。

逆にハーネスをマイナスアースさせても、ニュートラルランプが

点灯しない場合は、ハーネスに断線などの異常有りって事ですな。

非常に簡単なトラブルシューティングですね。

って事で早速ニュートラルセンサーからハーネスを取り外しましょう。

少々奥まった場所にある上、スプロケットとかぶり気味なので

細長いラジオペンチで掴んで取り外しましょう。

ハーネスを取り外した

センサー側はギボシ端子のオス形状になっており、

ハーネス側はメス形状になっているので、ギボシを取り外す感じで引き抜きましょう。

あっ、取り外す前にイグニッションをONにして、

ハーネスをグリグリと動かしてハーネスとセンサーの接触不良の

可能性が無いかどうかも忘れずに確認しておいてくださいね。

取り外したハーネスはメス形状になっているので、そのままでは

ボディアースさせることが難しいため、細い棒を差し込んで

接触させやすくします。

棒を差し込む

んで、イグニッションを再度ONにして

差し込んだ棒を近くのカバーなどに接触させると・・・・

ニュートラルランプ点灯

ばっちりニュートラルランプが点灯しましたね。

これでハーネス側の異常ではないことが分かりました。

ということは、 やはりセンサー側の故障ってことですな。

んで先ほども少し書きましたけど、

ニュートラルセンサーってのがフロントスプロケットの裏側に

取り付けられているので、外部からチョイチョイっと交換って訳には行きませんです。

センサーの交換にはフロントスプロケットの取り外しが必須です。

さすがにサンデーメカニックさんでは難しい作業となります。。

なにより、必要な工具が高いんですよね。

フロントスプロケットを取り外すソケットレンチが・・・・。

※後ほど紹介します

リヤ側のマフラーを取り外していきますが、ヒートガードが邪魔して

スタッドボルト部分のナットに工具が掛けれませんので

ヒートガードの上下2本のバンドを緩めて取り外します。

ヒートガードのバンドは腐食していることが多いので、

予め潤滑油を塗ってから取り外しましょう。

バンドを緩める

取り外さなくても、ナットに工具を掛けれる場合は

そのまま作業を続けてもOKです。

こちらの車両は2本とも緩めてもナットに工具が掛けられなかったので

完全にヒートガードを取り外しました。

ヒートガードを取り外した

スタッドボルトのナットを取り外してっと。

ナットを取り外す

サイレンサー底部の固定ボルト2本を緩めて。

ボルトを取り外す

ボルトを取り外すとマフラーが外れます。

マフラーを取り外した

マフラーを取り外したらスプロケットカバーを取り外します。

取り外すと内部に巨大なスプロケットがお目見えです。

スプロケットカバーを取り外した

それにしても巨大ですな・・・。

サイズは1-7/8です。

1インチ25.4mmでミリ換算にすると・・・・

47.6mm

巨大すぎw

そんなソケットレンチ、他で使う事が無いから完全に専用工具ですな。

で、どんな工具かというと・・・・

巨大なソケットレンチ

まるでサスペンスな器ですw

JIMSというメーカーの工具らしいです。

っていうのも、ハーレー専門ショップなら持っている工具だと思いますが、

うちにはそんなハーレーな特殊工具は残念ながらありません。。

ファイバースコープとか、サウンドスコープとか、

ポータブル排ガステスターとかとかとかとか・・・・

そんなへんてこな工具はいっぱい持ってるのにね♪

以前勤めていたショップの社長にお願いして、レンタルさせていただきました♪

感謝感謝でございます♪

コレを使ってフロントスプロケットを取り外せばニュートラルセンサーを

取り外すことが出来ます。

じゃ今日はこれぐらいにして。

この作業の続きはまた明日にでもご紹介します。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

14.2℃

実はね、ここ数日であまりにも寒くなったので

ついに、ついに、ついに、暖房をONしてしまいました。

もちろん、紳士用肌着はデビュー済み♪

雨がまた強く降ってきましたね。

カッパ着て安全運転で帰ります~。

ではまたお目にかかりましょう☆

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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