【前編】CRM250(MD24)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

天気予報では随分と激しい雷雨になる予報だったのに、

意外と雷雨でも嵐でも無い、少々雨の強く振ったここ美木多上1-2の

セントラムモーターサイクルより本日もブログ更新です。

明日は週末で納車予定の車両もあるってのに、

一日中怪しげな天候の予報が出ています・・・。

一生懸命磨き上げてお客様にお渡しするその日まで、

指紋ですら付けたくないと思う納車前の車両。

の日の納車とか・・・・・(´д`;)

砂利まみれになること必至。

いやそりゃまぁ、お客様の車両ですからどのようにされても

文句は言えたもんじゃ有りませんが、いつまでも美しく乗ってもらいたいと思うのが

心ってもんですぜ

※育てた(整備した)事は有っても、生んだ(造り出した)覚えは有りませんがねw

まぁ雨の日に納車で車両を取りに来るお客様なんて

殆ど居ませんけどね。

雨の日に納車だなんて心配で仕方有りません。

都合が許すなら天候の良い日にまたお越しくださいと、声を大にして言いたい・・・・

いや、口一番で確実にそう言いますけどね。

『明日の納車ですが・・・天候が悪い様ですし・・・・ねぇ?・・・・日程変えません?・・・(ごにょごにょw)』

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明日は午後から雨も上がって何とか予報通り曇りになって、

路面が乾いてくれれば心置きなく納車できるんですけどねー。

れろ。

いや、言い過ぎたかな。

れませんやろか?

もうちょっと柔らかく。

れて頂けるとかなりの人が喜びますよ?

なんか謙った感じが性分に合わんっすな・・・ううぅぬぅ・・・

れにも出来んのか?君は?

うん、しっくりキタ。

なんか見下してる感じがエエ具合です。

じゃ、私の頼りにならない神頼みってか、たんなるボヤキっぽい独り言よりも、

最高に信頼度が高い気象庁発表の明日の大阪の天気予報と

今朝のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

16.2℃

雨のち曇り

明日の大阪府の天気は、午前中までがっつり雨。

大気の状態が不安定な為雷を伴って雨が降るところも。

午後からは次第に雨はあがってくるかも?という事です。

でも、降水確率は午後からでも20%台とあまり期待は出来ない感じです。

明日納車のお客様との電話での打ち合わせで、

天候の状態を見ながら決めましょうか。ってことで決着。

移動時間をあまり加味しなくていいご近所にお住まいなので

空の様子を伺いながら納車のタイミングを見計らえるってのは

ご近所ならではですな~。

では本日の本題に参りましょうか。

まずは車両・・・いや、無いんだった。

今回もフロントフォークのみのお持込での作業です。

これが持ち込まれたフロントフォークです。

オイルが漏れ過ぎて既にフロントフォーク内部には残っていないんじゃ

無いかってぐらいボトム部分がびちょびちょです。

インナーチューブ部分を拡大して写真撮ってみましたけど、

あまり漏れているように見えませんな。

では早速作業開始です。

まずはトップキャップをインパクトレンチで緩めます。

ある程度緩んだところで手のひらでトップキャップを押さえながら

アウターチューブをまわしてトップキャップとアウターチューブを分離させます。

アウターチューブを回してトップキャップと分離させると

こんな風にインナースプリングなどが見えます。

その状態でフロントフォークをひっくり返して、

内部に残っているオイルを抜き取ります。

何度かストロークさせてオイルをある程度抜いておきます。

その後、アウターチューブからダストシールを取り外します。

次は内部のクリップを取り外してっと。

これで後でオイルシールを抜き取る準備完了です。

次はドレンボルトを取り外します。

ドレンボルトはオフロード走行などしていると

泥が詰まっていたりしているので、ホジホジして綺麗にしてから緩めましょう。

んでこれが取り外したドレンボルトですね。

ドレンボルトを取り外したらフォークを元通り戻して、

トップキャップをインナースプリングから取り外しましょう。

トップキャップはインナースプリング側のナットと共締めされています。

ナットはカラーを少し押し下げた所に有りますので、カラーを少し手で

押し下げないと、スパナを入れることが出来ません。

こんな感じですね。

フォークを支えつつカラーを押し下げてスパナを入れます。

スパナが入ったらナットを押さえつつ、

トップキャップをインパクトレンチで緩めます。

少し緩んだら、あとは手で回して外れますので楽勝ですね♪

くるくるくるくる~っとね。

トップキャップが外れたら次の段階に進みます。

ナットの下でカラーを押さえ込んでいるCリングを取り外しましょう。

もちろんこのCリングにはスプリングの張力が掛かっているので、

指で引っ張ったぐらいでは外れません。

ダンパーにもオイルが既に入っていない為、カラーを押し下げると

ダンパーも揃って下に落ち込んでいくので、ますますCリングが外れません。

2人でやるなら簡単なんですけどね。

まぁ慣れれば1人でもなんてことありませんが。

頭を使ってうまく取り外してください。

コツっていうかやり方はね、ダンパーを右手の親指と人差し指で支えつつ、

左手で一時的にカラーを押し下げて、その押し下げたカラーを右手の手のひらで

押さえつけて、スプリングの張力がCリングに掛かっていない隙を見て、

自由になっている左手でCリングをすばやく抜き取るって感じです。

字だとわっかりにくいっすなw

まぁこんな感じで外れるわけですよ。

Cリングを取り外したあとは、ナット部分をカラーに

引っ掛けておくと落ち込まないですよーっと。

んでからオイルまみれのカラーを抜き取ってっと。

インナースプリングおよびダンパーをフォークをひっくり返して

丸ごとゴッソリフォークから抜き取ります。

ソロリソロリとフォークを持ち上げて抜きつつ、

オイルまみれのダンパーも支えながら抜き取ります。

ダンパーなどを手を滑らせてひっくり返したら、そこらじゅうオイルまみれになって

大変悲しい事になりますのでご注意を。

んで無事に抜き取ったダンパーがこちら。

上下ひっくり返してっと。

ダンパー部分に入っているスプリングシート(プラスティックの部品ね)とスプリングを

取り外しておきます。

スプリングシートには上下方向があるので取り付け時に間違えないように。

ダンパーを抜き取ったら、あとは正立フォークと同様に

インナーチューブとアウターチューブをコツンコツンして

分離させましょう。

分離と同時にオイルシール、メタルなども全て一式外れてきます。

インナーチューブ先端部のメタルから順番に取り外していきます。

あとはインナーチューブに入っているものを順番に取り外しましょう。

これが取り外した順番ですね。

左側がアクスルシャフト側です。

はい、これでフロントフォークの分解作業完了ですね。

これが分解し終えた部品類です。

ダンパなどを洗浄する前に、ダンパ内部に残っている

オイルを最後にもう一度抜いておきましょう。

こんな風にダンパを指で持ってストロークさせて抜き取ります。

これを数回すると、ダンパ内部に残っているオイルも

ほとんど排出させる事が出来ます。

洗浄する灯油を極度に汚れさせない為の工夫でも有ります。

事前に抜き取れるものはしっかりと抜き取っておきましょう。

さぁ次回は部品を洗浄して、組み立てていく部分をご紹介しますね♪

じゃ今日はここまで~!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

17.4℃

夜になってまた雨が一段と強くなってきました。

どっちかっていうとね、日中よりも雨が強い感じ。

風も強いし。

こんな日にスクーターで帰宅するとかムリですわ。

って事で事故に気をつけて皆様もお帰りくださいませ。

ではまた明日お目にかかりましょう☆

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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