【最終回】デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!

ども。

今日は久し振りの晴れの1日でした。

午前中は少し曇っていたものの、午後からは良く晴れて

絶好のツーリング日和な土曜日となりました。

んで、午後一番で何かとツッコミどころ満載の

こちらの車両の納車です。

中国ホンダ CBF125

中国ホンダ CBF125NAKEDですね。

納車前に色々と問題がありましたが、

一部を除いて無事に納車となりました。

納車前に入念に締め付けチェックと、各部の

動作チェックをしてから数キロの試乗に行ってきました。

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中国ホンダに関わらず、中国ヤマハもそうですが

台湾とこんなにもクオリティに差があるのかと驚くほど、

あちらこちらにツッコミどころがあります。

たとえば、ボルトの締め付け後にチェックマーク

しているにも関わらず、ボルトが緩んでいたり。

もしくは、整備時にボルトを取り外そうとすると

ねじ山を潰した状態で固定されていたり。

※この状態の場合は分解するまで分かりません

あと、今回のCBF125で言うとこんな事がありました。

左右でフォークの突き出し量がなるとか・・・

ホンダの名前を冠しているとはいえ、

生産国が違うだけでクオリティがこんなにも落ちるんですな・・・。

それだけじゃなく、

ステムの塗装の剥がれがあったりと・・・。

うぬぅ。。。

まぁ精算コストを落としていると、あちらこちらに

弊害が出るのは仕方ありませんな。

んで、最も驚いたのがこれ。

あのぉ・・・色のタンクに上塗りしてません?w

ここでちょっと疑問。

黒の下には赤色があって・・・たしかCBF125のカラーラインナップには

あと水色があったから・・・もしかしてこの赤色の下には・・・・

色があるかもw Σ(゜●゜;)

さすがにそれは無いかww

幾らなんでもそれじゃ酷過ぎる。

出来ればちゃんと色を塗っておいて貰えるといいですね。

あとは・・・そうですね・・・ナンバープレートをまともに

取り付けられるようにしてもらえると助かりますね。

※これは輸入業者さんにおねがい♪

とにかくそのままでは取り付けできません。

なにせ中国仕様のナンバープレートしか取り付けできません。

まぁフェンダーに穴開け直せば普通に取り付けられるので

そんなに困る事もないですけど。

んで、お客様からのご依頼でバイクに張られている

中国語で書かれたコーションラベルなどは全て

取っ払ってくれとのことでしたので、全て剥がしました。

そのついで、サイドカバーのシールもダサイので

取っ払って、お店のステッカーに張り替えてくれって。

んでその様子をダイジェストでご紹介。

そしてさらに・・・

CBF125を購入した際に付属していた、

中国のナンバープレート台座とネームプレートに

お客様がステッカーをぺたぺたと貼って・・・

そして規定の場所に台座をセットして・・・

長方形じゃなかったらもうちょっとシャレオツ?な感じ?に

なりそう?なのにね~?w

まぁまぁ、お客様は大満足で帰って行きましたとさ~♪

この台座もそのまま捨ててしまうにはもったいないので、

こちらのお客様のように、こんな風に取り付けて

ステッカーチューンを楽しんでみるのもイイかもですよ?w

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

24.4℃

曇り!!

明日の大阪の天気は、気圧の谷の影響で雲が広がりやすく

雨が降るところがある模様です。

降水確率は20%~40%となっており、

なんだかすっきりしない、降るのか降らないのかよく分かりませんですわ。

せっかくの週末なのにね~・・・・

午後から車あるんですけどw

ぜひ晴れてください。

では本日の本題です。

先日からご紹介している

デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!

ですが、本日は最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!

【第2回】デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!

【第3回】デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!

さて前回までは確か

メカニカルシールの取り付けが完了したところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介します。

シャフトを元通りメカニカルシールに差し込みますが、

予め薄くシリコングリスを塗ってから差し込んでいきましょう。

シャフトにブレードを取り付ける前に、

メカニカルシールに付属していたパッキンを

ブレード裏の凹み部分に取り付けましょう。

ブレードを取り付けてボルトで固定しますが、

台座部分のガスケットも新品に交換しておいてくださいね。

締め付けはインパクトレンチを使用します。

元通りウォーターポンプ表面のカバーも取り付けておいてください。

※カバーのメタルガスケットも交換しておくように

次にウォーターポンプとエンジンとの接続部分の

Oリングを交換します。

溝にOリングを取り付ける際は、

予め溝の中や周辺はキレイに清掃しておきましょうね。

このままエンジンにウォーターポンプを取り付けると、

Oリングを痛めてしまいますので、表面に

薄くシリコングリスを塗っておきます。

エンジン側の差込部分も汚れを拭き取ってから、

シリコングリスをこちらにも塗っておきましょう。

ウォーターポンプのシャフト部分と、

エンジン側の凸とをうまく合わせながらウォーターポンプを

エンジンに取り付けます。

うまく取り付けられたらボルトを入れて固定します。

固定する際は、対角線上に少しずつ締め込んでいきましょう。

ウォーターポンプの固定が終わったら、

各ホース類をウォーターポンプと接続していきましょう。

ホースバンドも忘れずにしっかりと固定しておきます。

上側からのホースも元通り取り付けたら

ウォーターポンプの取り付け作業は完了です。

さぁ作業も大詰めです。

エンジンオイルを規定量入れて、

若干漏れてしまったクーラントも注ぎ口から足しておきましょう。

必ず、エンジンを始動させてサーモスタットが開くまで暖機運転を行い、

リザーバタンク容量を確認しながら、適宜注ぎ足しを行ないましょう。

それと合わせて、ウォーターポンプ取り付け部からの

オイル、クーラントの漏れが無いかどうか確認します。

ファンが回るまでエンジンを動作させて、

各部漏れが無いことが確認できました♪

スプロケットカバーを取り付ける前に、

水洗いしてクーラントや手垢などをキレイに洗浄しておきましょうね。

洗車後、スプロケットカバーを取り付けたら

全ての作業完了です♪

最後に試乗を行ない、数日エンジンをかけずに

様子を見て、漏れの再発がありませんでしたので

無事に納車完了しました♪

全4回となりましたが、最後まで今回も読んで頂きありがとうございました!

また明日からは違う作業をご紹介しますのでお楽しみに♪

じゃ今日はここまで。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

25.4℃

今日はここ数日と比べて、やや温度が高くなりました。

明日も曇り空で、雨さえ降らなければすごしやすい1日となりそうですね♪

午後から納車があるので、ぜひとも晴れていただきたいですがね~。

ではまた明日もお目にかかりましょう~★

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