250TRのガソリンコックのガソリン漏れを修理してみよう!

ども。

今日から7月ですね~。

新しい月になりましたので、心機一転夏に向けて

バリバリ汗流しましょう♪

で、今日は朝からこちらの車両とお戯れ。

ホンダ シャドウスラッシャー

ホンダ シャドウスラッシャーですな。

ご成約頂いた車両ですが、納車整備と合わせまして

取付け依頼のあった部品類の取り付け作業と、

定休日明けの水曜日に入荷する予定の・・・・(おぉっと)・・・まぁ

その下準備と納車整備を行っていました。

そう・・・あれはちょうどお昼過ぎぐらいだったでしょうか・・・。

エアーエレメントを取り外して清掃しようかと

ゴソゴソしていると、なにやら聞き覚えのある・・・

私が苦手なあのサウンドが聞こえてきました。

しかも、猛烈な勢いでこちらに迫ってきます・・・(・∀・;)

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バタバタというか、パチパチというか、なんというか、

薄手の下敷き2枚を高速で指で弾いている、そんな感じの乾いた音が。

・・・ん?様子がおかしい。

いた音が多過ぎるぞw

まるでそれは編隊を組むヘリコプターの様な音。

聞き慣れているアノ音が、複数重なり合って聞こえます・・・。

(ゾワワワワワワワッ・・・・・・)

※悪寒がする感じ

猛烈な勢いで迫り来るその音の方向に

目を向けると同時に、明らかに身の危険を感じた私は

頭を低くしながら後方へとのけぞって、

その音の正体を見ると・・・・

交♥中のトンボ

超絶マッハで動き回っているので、写真も撮れませんでしたし、

なにより一人で店内でパニックになっている状態だったので

写真なんて撮ってる余裕がありませんでしたわw

今年33歳になる大の大人が、とんぼ相手に必死の形相で

ほうき片手にぶんぶん狭い店内で暴れているなんて・・・・

しょぼ過ぎ。

ダサすぎ。

恐がり過ぎ。

おどおどし過ぎ。

逃げ惑い過ぎ。

だって・・・虫怖いんだもの。

子供の頃は平気だったのにね~。

いつのまにか虫が苦手になりましたわ。

それにしても、トンボの羽音だけはダメですわ。

下敷きをバチバチしているあの乾いた羽の音。

怖い怖い怖い怖い怖い。

虫界のアパッチですよ、アパッチ。

あんなのが自分目がけて飛んできたら、そりゃ逃げ惑いますわw

って訳で、写真が無いのでイラストで交♥中のトンボが

店に乱入してきたっていうお話でした♪

※家でやれ、家でコノヤロウw

はい、そんな冒頭のお話は以上にして

今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

33.0℃

曇り時々晴れ

明日の近畿地方は、高気圧に覆われて、

北部や中部では晴れ間があるものの、南からの

湿った空気の影響で雲が広がりやすい天気予報となっています。

南部では一日を通して曇りの天気となる見込みです。

降水確率は10~20%台となっており、明日は雨の心配はなさそうです♪

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

カワサキ 250TRですね。

今回はガソリンコックのガス漏れを修理する様子を

ご紹介していきますが、その他にもフロントフォークのオーバーホールと

フロントブレーキパッドの交換作業も同時に行っていますので、

追って記事にしてご紹介していきます♪

では作業開始です。

まずはガソリンコックの現状確認です。

カワサキ系のガソリンコックは、使用期間が長くなると

かなりの高確率でこんな感じでガソリンがにじんで来ます。

ガソリンコック座面からの漏れの場合もあれば、

コックレバ-部からの漏れの場合もあります。

今回はどうやらそのどちらでもなく、

負圧バルブの合わせ面からの漏れの様です。

まずは燃料タンク内部のガソリンを抜き取ります。

ある程度上からでも醤油チュルチュルで抜き取れますが、

完全には抜き取れませんので、ガソリンコック部からも抜き取りましょう。

まずはガソリンコックをONかRESにしておいてガソリンを止めておいてから、

燃料ホースを外して、その代わりにガソリンを抜き取る様のホースを

ガソリンコックに差し込みます。

ホースを装着してジョッキにホースを垂らしたら、

ガソリンコックをPRIにしてガソリンを抜き取ります。

これでほぼ全てのガソリンをタンク内部から抜き取ることが出来ます。

それでも、やはり少しは取り外した際にガソリンが漏れるので

予めエンジン部などにタオルなどを被せておきましょう。

真上に向けて工具を差し込んで、ガソリンコックを

タンクから取り外しましょう。

んでこれが取り外した燃料コックです。

取り外した燃料タンク側はこんな感じですね。

んでこれが問題の今回の漏れ箇所。

負圧弁の合わせ部分から漏れていますね。

早速負圧弁の部分を分解していきましょう。

全てテーパー状の皿ビスで固定されています。

皿ビスを取り外すと、こんな感じで負圧弁が取り外せます。

このスプリング部分が、エンジンの負圧によって引っ張られ、

その先にあるこの部分

そう、指でつまんでいる部分ですね。

この弁を引っ張ってガソリンを流す仕組みになっています。

※ガソリンコックのOFFが無い理由もこれです

次にコックレバ-部も分解します。

コックレバ-の回転部分にもOリングが入っていますが、

これがほとんどの場合こんな風にボロボロになってしまっており、

交換が必要です。

燃料経路を切り替える部分の穴が4つ開いた

パッキンに関しては、コックレバ-部からのガソリン漏れが無かったので

今回は交換対象から外しました。

んでこれが分解し終えたコックです。

そしてこれが今回交換する部品。

そして今回の大本命、負圧弁ですね。

負圧弁は取付ける前に、先端部のOリングに

薄くシリコングリスを塗ってから、

しっかりと位置を合わせて組み付けます。

元通り皿ビスで固定していきますが、

必ず対角線上に少しずつ均等に締め付けていきましょう。

そして今回は交換を見送ったこの部分に、

新品のOリングを装着したコックレバ-を取付けていきましょう。

コック部のOリングにも薄くシリコングリスを

塗ってから取付けましょうね。

コックレバ-には薄いシム(ワッシャ)が入っていますので、

忘れずに入れておきましょうね。

最後に押さえのプレートを取付けたら、

ガソリンコックの部品交換作業は完了です。

燃料タンクとの座面部分のパッキンも

必ず新品に交換しておきましょう。

あとは元通り燃料タンクにコックを取付けていきます。

燃料ホースを元通り取付けて、ガソリンを元に戻して

コック部からの燃料漏れが止まっていることを確認したら

作業は以上で完了です♪

まるで燃料コックを全て新品に換えたように

美しくなりましたね♪

これでこそ、整備したってのがよく分かりますね♪

じゃ今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

26.2℃

今晩は暖かい夜になりそうです♪

つまり・・・

寝苦しいということですな。

こういうときは、キンキンに冷えたビールをグイッと飲んで

睡魔が来た所で一気に深い眠りに!!

これに限ります。ええ。

明日は定休日ですので、次回のブログ更新は

水曜日となります。

ではまた元気で水曜日にお目に掛かりましょう☆

strong/p

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