【第2回】バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

ども。

ここ数日かけて時間が開いた時に少しずつ

作業を進めている車両があります。

2台のスクーター

左のフォルツァZと右のマジェスティ250Cですね。

左側のフォルツァZでオーナーさんが転倒してね・・・・

メーター廻りも粉々になってて悲惨な状態ですよ。

このフォルツァZからマジェスティ250Cに

他店で乗り換えたのですが、どうやらスピーカーや

電飾だけはお手上げ状態なようで当店にご入庫です。

※業者さんからのご依頼です

こういった、電飾やスピーカーの付け替え作業ってのは

一番手が掛かるんですよ。

特に一般の方がご自身で作業された電飾に関しては。

カメムシ(エレクトロタップ)が大量に配線に見えるし、

配線の取り回しなどもグチャグチャですもんね。。。

予算もなかなか厳しいんで、あまり細かい手の込んだ作業や、

配線処理やスイッチ類の処理等々、あまり出来ないんですけどね、

一旦作業を始めるとやっぱりいつも通りやっちゃうんですよね~。

哀しいかな、身に付いた性分ってのはナカナカ強情ですw

(ここはこうしなきゃダメだよね・・・)

(ここはこうしてっと・・・)

(それからここを通して・・・ここをもう少し削って・・・)

予算?はぁ?余裕で足らんよw

世の中、銭金じゃないことだってあるのですよw

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バキボキに割れていたアッパーカウルを取り外し、

アンプに接続されている配線を取り出してっと。

不要な物を取り外す作業ならね、ブチブチと

ニッパーで配線を切りながら進めていくんですが、

今回は全移植なので配線色や接続方法などを

確認しながら作業を進めます。

まぁ、電飾品の取り外しなどはさほど問題ではないのですが、

スピーカーの取付け位置を決めるのが難しい。

ホールソーでもあれば、あっという間にスピーカー用の

穴開け加工も数秒で終わるんですが、

通常そんなホールソーなんて使用しないんで持ってないし、

何よりカウリングが曲面なので使えないし。

かっこよく言えばフリーハンドで丸穴加工。

実用語で言えばめっそ(目測量)で丸穴加工です。

少し削ってはスピーカーを併せて確認し、また取り外して

穴を広げて、また取り付けて穴を確認して・・・

時間の掛かり方がハンパ無い。

だって、

『適当に穴をどーんって開けて、

  適当にピピッとスピーカー付けてくれたら良いから!』

って言われて、どこのショップがそんな適当な仕事するんだってのw

無理でしょw

で、数日掛けて少しずつ作業を進め、

今日やっとスピーカーの取付けと配線作業完了です。

店の中が削りカスだらけで散々w

こんな足元の悪い中、沢山のお客様のご来店

ありがとうございましたw

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

4.0℃

晴れ!!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:0%

明日も今日と同じく、高気圧に覆われて

大阪は朝から晴れるでしょう♪

今日もポカポカ陽気でしたが、明日も

きっとぽっかぽかで過ごしやすい

月曜日になるでしょう。

では本日の本題です。

昨日からご紹介している、

バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

ですが、今日は第2回となります。

第1回の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

さて、前回までは確か

リヤフェンダーを取り外し終えた所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきますね。

取り外したリヤフェンダーの裏側を見るとね、

テールランプ用の配線が妙にブラリと垂れ下がっています。

よく見るとね配線を固定しているバンドが

千切れてしまっています。

これはそのままにしていると、配線とタイヤが接触してしまい

配線がショートしたり、千切れて不点灯になる可能性があるので、

リヤフェンダー取付前に後ほど修理しておきましょう。

リヤフェンダーを取り外すと、一気に作業しやすくなります。

リヤブレーキキャリパーをキャリパーサポートから

取り外していきましょう。

前回のブレーキオーバーホール時にも取り外した部位ですね。

固定ボルトを取り外したら、ブレーキキャリパーを

キャリパーサポートから取り外しましょう。

前回オーバーホールしているので、ブレーキパッドも

ブレーキキャリパーもキレイですね。

ブレーキキャリパーを横に避けておいてから、

続いてアクスルナットの緩み防止ベータピンを取り外します。

ベータピンを取り外してから、マフラーとの隙間に

メガネレンチを入れてアクスルナットを取り外します。

アクスルナットを緩めたら、早いうちにナットに掛けた

メガネレンチを外しておかないと、サイレンサーが邪魔して

メガネレンチを取り外すことが出来ませんので、

アクスルナットが緩んで、手で緩められる状態になったら

すぐにメガネレンチを取り外しましょうね。

アクスルナットを緩め終えたら、ここで車体をジャッキアップして

リヤホイールを浮かせていきましょう。

ジャッキアップポイントは車体底部のフレームに、

こんな風に背ビレのようなステーが出ていますので

ここにパンタグラフが引っ掛かるようにしましょう。

パンタグラフをこうして掛ける部分があるってのはありがたい。

さすが川崎重工業。(意味不明)

パンタグラフを掛けてジャッキアップしましょう。

ジャッキアップしてリヤホイールが地面から浮いたら、

アクスルシャフトを引き抜きましょう。

アクスルシャフトを引き抜くと、キャリパーサポートが

落下してしまいますので、落下しないように必ず手で支えておくように。

アクスルシャフトを抜き取ってリヤホイールが

外れたら、スプロケットに掛かっているチェーンを取り外して

タオルなどを挟んでスイングアームに避けておきましょう。

そしてこれが先ほど落下するぞーって言っていた

キャリパーサポートですね。

ホイールを取り外していきますが、この時

スイングアームなどにホイールを接触させて、

車体を揺らしたりしないように注意して取り外して下さい。

ジャッキアップ中は、非常に不安定な状態ですので。

そしてリヤホイールの取り外し作業完了です。

取り外したリヤホイールから、スプロケットハブを取り外してっと。

スプロケットハブを取り外したら、ハブ内側に

取り付けられている、ハブダンパーも取り外しましょう。

ハブダンパーも摩耗している事は、

事前の点検で確認してありましたので、

今回はスプロケットと同時交換しておきましょう。

スプロケットハブ内側のカラーも取り外しておいて下さいね。

知らない間に落っことしてしまうことがありますので。

後ほど、スプロケットハブのベアリングにも

グリスを入れ直しましょうね。

さて、今日はコレぐらいにしましょうかね。

この続きは、また明日更新の記事でご紹介しますね。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

0.8℃

明日も良い天気のようですし、親指に出来た

イボもね、イボコロリの効果が出てきたのか、

表面がボロボロと取れ始めてきたし、

なんか治ってきてる気がする!

気がするだけっぽいですけどw

今週火曜日にもまた液体窒素でじゅーじゅー

焼いて貰わねば。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょうね♪

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