【前編】バルカンドリフターのフロントスプロケットとチェーンを交換してみよう!

ども。

ほぼ毎朝店には宅配便で何かしらの荷物が届きます。

その荷物ってば、大半が段ボール箱で届くもんだから

見る見るうちに店中が段ボールだらけになってきます。

定期的に知り合いのパーツショップさんに

回収して貰っているのですが、あまりキレイ

でない物や、形が崩れているような物は

早々に処分する必要があります。

でね、今日は特別大きな箱が到着したんで、

さすがにそのまま置いておくわけにも行かないので

朝から野焼き

小さく千切って側溝脇にペール缶を置いて

野焼きですw

海外製(特に中国)の段ボール箱ってね、聞くところによると

ダニが住み着いているらしいんで、出来るだけ早く

処分する方がいいそうですよ。

段ボール箱の断面部をよぉぉぉく見るとね、小さな白い

ダニがちょろちょろ居てるんですよ。

うんぎゃああああああっ!!!

あんまり手でゴソゴソ触ってると、ダニに噛まれて

全身痒くなってしまうのでご注意を。

↓ この続きを読む ↓

火の番をしつつ、作業を進めてお昼頃には

焼却処分完了。

ついでに、木片や他の段ボール箱も焼却したんで

店の中もスッキリ♪

中国ダニとの闘いは終わりました・・・。

パーツを買った時など、送付時に使われている

梱包資材に海外製の段ボール箱が使われている時は、

家の中に保管しておかず、出来るだけ早く処分するようにしましょう。

あぁそうだ、ここでまた業務連絡です。

Y様、パーツ間違いなく到着しております。

本日すべて内容物を確認致しましたので、作業内容等また

ご連絡下さいませ。

クランクシャフト、マニーホールド、インナーローター、ブレーキディスク、

メーター、Vベルト等々。

遠方からの作業ご依頼のお客様から届いたパーツですが、

かなりの部品点数だったのと、作業がエンジン内部から

電装品、制動装置に至るまで、ありとあらゆるパーツの交換および

セッティングなので、ちょっと時間が掛かりそうです。ええ。

そりゃあでも、遠方から陸送費用を掛けて整備依頼をするんですから、

どうせなら全てお願いしますよね。うんうん。

遠くからこうして整備のご依頼を頂けるだなんて、

身に余る光栄であります

これもそれも、全国の沢山のユーザーさんが

このブログを見て、当店の整備内容や腕を見込んで頂けたという

証拠でもあります。

嬉しいですね。うんうん。

本当に有り難うございます。

それでは今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

9.2℃

曇り時々雨!

~06時:60% ~12時:20%

~18時:10% ~24時:10%

明日の大阪は、今日に引き続き雲が広がって

時折雨がぱらつくとこがあるでしょう。

お出掛けになる際は、念のため雨具は

お持ちになった方が良いでしょう。

では本日の本題です。

以前から何度かご紹介している車両ですが、

念のためもう一度車両のご紹介から。

カワサキ バルカンドリフターですね。

今までに、ヘッドライトステー折損修理、

リアブレーキキャリパーのオーバーホール、

リヤディスク、リヤスプロケット、リヤブレーキパッドの

交換作業をご紹介しました。

それぞれの過去の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】バルカンドリフターのヘッドライトステー折損を修理してみよう!

【後編】バルカンドリフターのヘッドライトステー折損を修理してみよう!

【前編】バルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーをオーバーホールしてみよう!

【中編】バルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーをオーバーホールしてみよう!

【後編】バルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーをオーバーホールしてみよう!

【第1回】バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

【第2回】バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

【第3回】バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

【最終回】バルカンドリフターのリヤディスクとスプロケットを交換してみよう!

そして、今回はフロントスプロケットとチェーンの交換の為に

ご入庫下さいました。

バルカンドリフターはね、フロントスプロケットが純正は

19丁なのですが、これがどうやらローギヤー過ぎて

中速あたりでぎくしゃくして乗りにくいで有名だそうで。

んで、このフロントスプロケットを20丁に変更し、

ハイギヤー化してしまい、低~中速域での乗りやすさを追求、

さらに低速域でのドコドコ感まで出てきて、

一石二鳥やないか!!って事だそうです。ええ。

ちなみに、お客様の話ではバルカンドリフター用がないらしく、

このヤマハ SR400用を使用するそうです。

でもね、バルカンドリフターのフロントスプロケットは

オフセットがないタイプを使用しており、

このままSR400用を使用するとチェーンラインが狂ってしまうんですな。

なので、奥側の凸部を切削する必要があります。

今から同様の作業を実施しようとお考えの方、

X.A.M(ザムジャパン)で、普通に

 ドリフター用20丁がラインナップ

  されているので、そちらをどうぞw

工賃が無駄に掛かってしまうので、今から作業する場合は

迷わずザム製のフロントスプロケットを購入しましょう♪

では早速作業開始です。

バルカンドリフターのチェーン交換には、

左側のこの三角形のカバーを取り外す必要があります。

三角形のカバーを取り外したら、次はフロント

スプロケットカバーを取り外していきましょう。

スプロケットカバーの固定ボルトを取り外したら、

スプロケットカバーを後方に少しスライドさせてから、

手前に引いてスプロケットカバーを取り外しましょう。

後方にスライドさせたのは、スプロケットカバー部にある

ラバーが入った凹部に、フライホイールカバーのフチが

差し込まれるような構造になっているからですね。

こうすることによって、固定の為に使用するボルトの

本数を減らしているって訳です。

そしてこれが現在の純正フロントスプロケットです。

フロントスプロケットの固定ナットを

取り外す前に、緩み止めに折り曲げられているワッシャを

ポンチなどで叩いて元に戻しておきましょう。

ワッシャを元に戻し終えたら、インパクトレンチを使用して

ナットを取り外しましょう。

そしてこれが取り外したナットと緩み止めのワッシャですね。

フロントスプロケットは取り外さず、まだそのままで結構です。

次にリヤアクスルナットを緩めていきましょう。

アクスルナットを緩める為には、リヤフェンダー固定ステーの

固定ボルトを取り外さないと、工具を入れることが出来ません。

いや、正確には工具は入りますが回すことが出来ません。

ちょうどボルトの頭が邪魔するんですよね~。

ボルトを取り外すとアクスルナットを緩めることが出来ます。

※完全に取り外す必要はありません

アクスルナットをある程度緩めたら、ジャッキアップポイントに

ジャッキを掛けてリヤホイールを浮かせましょう。

ジャッキアップしたら、左右共にチェーンアジャスターのナットを

最も緩めて、リヤホイールを最前部まで寄せておきましょう。

これでチェーンとスプロケットを交換する準備が

整いました~。

この続きは明日の記事でご紹介しますので、

忘れずにチェックして下さいね!

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

8.2℃

夕方過ぎから雨がちょっとやんでいたのにね、

また夜になって雨が強く降り始めました。

朝もカッパ着て通勤、夜もカッパ着て帰宅、

めんどくせぇ。

冬はそれで無くても着る物が多いってのに、

さらにカッパまで着るとか。

でも、最近は夜も暖かくなってきたので、

随分と適当に着込んでも(※)寒さが気にならなくなってきました。

※袖口とか手袋を付ける順番とか、マフラーの巻き方とかとかとかとか

1日も早く春になって欲しいもんですな。うん。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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