【最終回】再び!?TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は色んな意味で不吉な1日です。

怪我をしなかっただけでも良しとせねばなりません。ええ。

だいたい、こういう事が起きる時ってば

あまり良くない兆候なのです。

まず、体調があまり良くない。

背中全体に鈍い痛みというかだるさがあります。

風邪の兆候っていうのでしょうか。

昨日から、長袖2枚重ねだった冬仕様を

半袖Tシャツ1枚の春・夏仕様にした影響で

風邪を引きかけているのか・・・。

喉もちょっとあまり良くない具合ですし。

あと、これとかも不吉です。

割れたソケット

12mmのディープソケットが割れました。

ブレーキキャリパーの固定ボルトを緩めていたら、

(メリメリッ・・・サクッ)

ああああああああああああああああああ。

何年ぶりでしょうかねぇソケットが割れるなんて。

きっとこのディープソケットでは初めてですね。

まぁ、消耗品なんで仕方無い事なのです。

それよりなにより、割れた拍子に地球とケンカしなくって

良かったと思わねばww

安価な工具の場合、強度を求めて素材を固く造り

強大な力が掛かって割れた際、使用者が怪我を

してしまう事が多いのだとか。

地球とケンカしたり、勢いよく割れたソケットの破片とかで。

それ、アラレちゃんの得意技。

↓ この続きを読む ↓

だからね、スナップオンのソケットはある程度以上の力が

掛かった際に、こうしてサクッと割れるように

わざと造られていて、使用者を怪我から守る造りに

なっているのですよ。

さすがは訴訟大国アメリカですな。うん。

で、これもオマケで不吉な様子がぷぅんぷぅんしてます。

夕方来られたお客様にお土産として頂いた物なのですが。

これ、何チュウですかww

表情が怖いヒーw

可愛さが感じ取れませんw

でもパンは

うまいヒーw

なのです。

チョコレートで表情書いているのかと思って、

その口でパンにかぶりついたんですけどね、

予想に反してカラメルだったのには驚いた。

うんうん。

最後のパンは、表情が不吉ってことでw

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

14.6℃

曇り時々雨!!

~06時:40% ~12時:40%

~18時:80% ~24時:40%

明日の大阪の天気は、低気圧が通過する影響で

朝から雨の降りやすい天候となり、場所によっては

1日を通して雨が降ったり止んだりとなるでしょう。

では本日の本題です。

先日からご紹介している

再び!?TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は最終回となります。

今までの過去の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】再び!?TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】再び!?TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】再び!?TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】再び!?TSR125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

フロートチャンバー内部の部品の組み付けが完了して、

フロートチャンバーを閉じたところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介します。

残っているパーツ類を取り付けて行きましょう。

まずはチョークバルブから。

チョークバルブ表面に薄くシリコングリスを塗っておくと

動作がスムーズになります。

チョークバルブをキャブレターに差し込んで固定しましょう。

次にチョークレバーを取り付けて行きましょう。

ボルト部分は稼働しますので、ボルトを締め付けて

レバーの動きが重たくなる場合は、シムやワッシャの取り付け順序を

間違えているか、そもそも取り付け方が間違えている

可能性がありますの、いま一度確認を実施しましょう。

正常にチョークレバーを取り付けた状態がこちら。

ボルトを完全に締め込んでも、レバー部分が

稼働する様にしましょう。

また、チョークバルブを持ち上げるアーム部分ですが、

結構曲がりやすい部品なので、チョークレバーの動作が

例えば引っ掛かりが悪いとか、チョークレバーを戻す際に

固いなんていう場合は、このアーム部分の曲がり具合を

調整すると良いでしょう。

続いてアイドリング調整ボルトの取り付け。

アイドリング調整ボルトは、締め込みすぎるよりも

少し緩い位にしておいて、エンジン始動後に締めながら

調整しましょう。

次はフロートチャンバーと吸入口上部とを繋ぐ

ホースを取り付けます。

※パワージェット用ホース

最後に燃料ホースを取り付けたら、

キャブレターのオーバーホール作業完了です♪

さぁ~あとはエンジンに取り付けて行くだけです。

まずはスロットルバルブを組んでおきましょうか。

トップカバーにスロットルケーブルを差し込み、

スプリング、スプリングシートを取り付けて、

スプリングをしっかりと縮めた状態で

スロットルケーブルをラジオペンチでつまんで固定します。

こうでもしないとね、なかなか場所が狭いのと、

指が太いとスロットルケーブルをスロットルバルブに

引っかけられなくって。

ジェットニードルを予めセットした

スロットルバルブに先ほどラジオペンチで

掴んでいたスロットルケーブルを取り付けて、

しっかりと溝にはめてから掴んでいるケーブルを離しましょう。

んでこれが取り付け終えた状態ですね。

これで準備完了ですね。

ではキャブレターを取り付けて行きましょう。

まずは先ほど取り付けたスロットルバルブを引っ張って、

こんな状態にしておきましょう。

この状態のままキャブレターにスロットルバルブを取り付けて、

トップキャップを固定しましょう。

ボルトを固定するまではしっかりとトップキャップと

キャブレターボディを押さえておきましょう。

トップキャップのボルトを締め付ける際は、

ガソリンタンクにロングドライバーを沿わすようにし、

キャブレタートップのボルトを固定しましょう。

ボルトを固定したらキャブレターをエンジンに

取り付けて行きましょう。

まずは吸入口をダクトに差し込んで行きます。

そのままキャブレターをエアークリーナー側に

ぐっと押し込んでダクトを縮めて、

キャブレターをマニーホールドにスライドして移動させます。

そのままマニーホールドにキャブレターを

しっかりと規定の位置まで差し込みましょう。

キャブレター側にある凸部と

マニーホールド側にある凹部がしっかりと

合わさっているのを確認しましょう。

当初のようなこんな状態ではいけません。

きちんとキャブレターを差し込んだら、ダクト側、

マニーホールド側それぞれのバンドを固定しましょう。

反対側にまわってオイルポンプのホースも

忘れずに差し込んでおきましょう。

最後にガソリンホースをコックと接続して、

ガソリンコックをONにしておきます。

さぁいよいよエンジン始動です。

キーをONにして、チョークを引いて激しくキック!!

無事にエンジン始動です♪

でも・・・

調子悪りぃぞ

なぜだ・・・なぜだ・・・なぜだなぜだぁぁぁぁぁ!!!

悪くなる要素は全て取り除いたはずなのに。

組み付けにミスがあったか?

いやぁそんなはずはない。

でも、明らかにキャブレター周辺に原因がある模様。

スパークプラグはガソリンでびちょびちょになるし、

しばらくしたらすぐにエンジン止まっちゃうし。

激しくオーバーフローでもしてるのか???

くそうぅ。。。

悩んでいても悔やんでいても調子は良くなりません。

キャブレターをマニーホールドとダクトから

取り外すと、エアークリーナー側に何か見えます・・・。

ん??

なんかあるな・・・。

(ごそごそ)

ええええええええええっw

ペーパータオルが出てきましたww

なんでこんな所にw

ハッ!?

私『もしもし~セントラムモーターサイクルです。』

お客様『あっどうも~お世話になってます。』

『実は・・・カクカクシカジカで・・・・でね、ご自身で

 オーバーホールする際にね、ペーパータオルをダクト側に

 詰めたとかって記憶にありますかね?』

お客様『あっwそういえば・・・・入れました。取り出して・・・なかったかもw』

ぐはwww

私もキャブレターを取り外した時に気が付けば良かったのですが、

恐らく取り外した時は結構奥の方に入っていたようで、

全く見えてなかったんですよね~。

それが、エンジンを始動して吸入負圧が掛かって

キャブレター吸入口にまで降りてきたって事でしょう。

いやいや、これには正直驚きでしたわ。

でもね、ちゃんとペーパータオルを取り除いて、

エンジンを始動したらバッチリ好調になりましたとさ~♪

おしまい♪

今回も最後まで読んで頂き有り難う御座いました。

とんだオチとなった今回のお話如何でしたか?

みなさんも詰め物の取り忘れにご注意を。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

13.2℃

ぬぅぅうぅぅ。。。寒い。

半袖Tシャツ1枚だとやはり寒い。

特に今日みたいな雨の日はね。

明日も一日中雨の予報なので、今日こそ

長袖Tシャツを準備しておかねば。

みなさんも風邪にはご注意を♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

スポンサーリンク
モバイルバージョンを終了