【第1回】アドレス110(CF11A)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

お昼頃までは雲行きは怪しい物の、

なんとか持ちこたえていた天候が15時ごろになって

いきなりのドシャブリに。

最近の天気予報はほんとすごい確立で的中しますね。

私が小学生の頃のお天気キャスターで有名な人といえば、

福井さんでしょうか。

キュートなお天気お姉さんと違って、福井さんってば

今にも入れ歯が飛び出しそうだし、時々フガフガ 言ってるし、

何だか微妙にユラユラしているしw

いやでもね、福井さんがユラユラとかフガフガしてるのは

可愛いおじいちゃん♪って感じでイイとしても、

んまぁ~てにならないことならないこと。

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今みたいに高確率じゃなかったのは確かです。

あっ(プルプル)・・・ゅの(プルプルしながら)しゃかのてんきは

かんれーじぇんぇんがなんかしてきており・・・ 

いつも天気を読む時に、ふるっふる、ぷるっぷるしていたのを

良く覚えています。

明日は午後から晴間が戻るようなので安心です♪

ではいつものTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

18.8℃

温度はいつも通りですね。曇っていても晴れていても

温度はそんなに変わらないもんなんですね。

雲があるほうが放射冷却が抑えられるんでしょうね~良く分からんけどw

さてさて、今日から始まる

アドレス110(CF11A)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズですが、全3回ぐらいを予定しています。

今回もまた最後まで宜しくお願いします。

まずは車両の確認から。

ロングなスクリーンを装着している、

スズキ アドレス110(CF11A)ですね。

2サイクル車両の販売がなくなる頃ぐらいの車両です。

110ccの2サイクルなので、走りは爽快ですよ~♪

パワーバンドに入った時の2サイクル特有の加速感は最高です。

個人的にはスズキ車特有の発進具合がお好きですw

んでですねこちらの車両、入荷した直後から

キャブレターから時折ガソリンがオーバーフローするんで、

オーバーホールを実施する事に。

キャブレターを確認。

砂やオイル汚れがビッシリ付いていますね。

オーバーフローしたせいか、ホース類も湿っています。

まずはエアークリーナーから分解してみましょう。

昔のエアークリーナーBOXの様に、スライド式の固定を

採用しなくなったのはイイコトだ。ウンウン。

あのスライド固定って、オイル汚れとかで固くなっちゃって

指で押しても動かないもんだから、工具とかでグイっと押したら

ポキッ♪

はぁ?

勘弁してくれよ・・・・。

ってなことになる事もしばしば。

それはさておき、こいつは普通にボルト固定なので

表面のボルトを緩めれば気持ちよくフタを開けれます。

電動ドライバーでギュイイィィィ~ンっと。

そしてパカッと開けると、

新鮮なエアークリーナーエレメントがコンニチハ♪

フタとBOXは後ほどキレイにしておきましょう。

取り外したエアークリーナーエレメントがこちら。

指で押しても跡が残らない、弾力のある2層構造の

エアークリーナーエレメント。

指で押さえてこんな風になってしまう、カステラ状のエアークリーナー

エレメントは新品に交換するように。

エアーエレメントも取り付け前に、キレイな灯油で揉み洗いした後

2サイクルオイルを全体に浸み込ませてから取り付けるように。

エアークリーナーエレメントを取り出したら、次は

メットインBOXを取り外します。

メットインボックスは内部から固定されていますので、

ボルト数本を取り外して、リヤキャリアとオイルタンクのキャップを

取り外すと簡単に取り外せます。

メットインBOX取り外しの際は、車両左側にメットイン内部の

照明用配線カプラが接続されていますので、

メットインBOXを浮かした状態でカプラを取り外しましょう。

ちなみに、シートも取り付けた状態のままで

メットインBOXは取外しが出来ますので念のため。

メットインBOXを取り外すと、キャブレター近辺に手が

入る様になりますので、キャブレター周辺配線やホース類を

取り外す事ができます。

まずはオートチョークの配線カプラを取り外します。

ちょうどオイルタンクの下辺りで接続されています。

しかも、オイルタンクの下をフレームに沿ってエンジン側に

入ってきており、フレームとバッチリ結線されているので

無理に引っこ抜かないように気をつけて下さい。

かといって、結線をうまく外せるのかというと・・・・

予想通りの、極狭

単なるタイラップで固定なら、ニッパーで切り落とすんですが

緩めたり締めたりできるタイプの純正タイラップなので

意地でも緩めたくなるもんです。はい。

オートチョークの配線をうまく取り外したら、

次はキャブレター本体のスロットルバルブを取り外します。

まぁ~これがエラク固く締まってるんで、

手で緩めるのを断念してアンギラで軽くキュッとね♪

少し緩んだらあとは手で回して取り外すだけ。

んで取り外した状態がこちら。

2サイクルなので写真をご覧の通り、強制開閉スロットルバルブですね。

一部を除き4サイクル車両などに主に採用されているのは、

ワイヤーで直接スロットルバルブを開閉しない、負圧式スロットルバルブです。

レーシングキャブレターの、F.C.RやTMRなどは

レスポンス向上を図って強制開閉キャブレターとなっています。

スロットルバルブを取り外したら次は、

エアークリーナーとのジョイントパイプのバンドを緩めて

エアークリーナーBOXを完全に車両から取り外しましょう。

次はキャブレターに接続されている燃料ホースを

取り外そうとしたんですが、完全にホースが密着していて

キレイに取り外す事ができないので、気持ちよくプチっと切断です。

ホース長には余裕があるので組み戻し時は

切断面を切り揃えてから取り付けましょう。

長さが足りない場合は、無理して取り付けずに

ホースを交換してから取り付けるように。

センタースタンドを立てている状態と、地面に下ろして車体を

上下させるとホースが伸びたり縮んだりするので、

ホース長には余裕を持って取り付けましょう。

次はキャブレター本体を取り外す為、マニーホールドとの

固定ボルトを取り外します。

写真ではボルト1本しか写っていないように見えますが、

土砂の中にナットが埋もれていますw

手前側のナットを緩める時は、ソケット類は一切入りませんので

スパナで緩めるしかありません。

まぁそんな強烈なトルクで締め付けているはずもないので、

無事にキャブレターの取外しが完了です。

それにしても2サイクルのキャブレターの汚れ方って

どれもこれもハンパねぇです。

まぁその分、洗い甲斐があるってもんですが♪

いつものように、キャブレターを取り外した後の

マニーホールドは詰め物をして異物が入り込まないようにしておきましょう。

じゃ早速キャブレターを分解していきましょうか。

まずはオートチョークを取り外・・・・し・・・ま・・・しょうか・・・ね?

って、

ボルトが見えませんけどw

蓄積物で完全にボルトが見えなくなっています。

表面の汚れをザザッ~っと落してオートチョークの取り外し完了。

次はフロートチャンバーを開けてみました。

底部2ヶ所の固定のみです。

プラスボルトなので舐めてしまわないように注意して取り外します。

フロートチャンバー内部がなんだかザラザラしてますが・・・。

グラニュー糖でも入れられたのか?って思うぐらい。

そりゃダメなはずだわ。

こんな状態でよくエンジン掛かったもんだ。

とりあえずノズルを残して各ジェット類を取り外しました。

本体側もイイ感じで得体の知れないものが付着しています。

んで最後にノズルを割り箸で突っついて取り外して

見てみると・・・。

見事に緑色になっている部分が。

しかも、ノズルに開いている穴も数箇所詰まっています。

キャブレタークリーナーに浸け込む前に、

各ジェット類の穴は全て通しておきましょう。

詰まったままで漬け込んでも、穴が通りませんからね。

アイドリングスクリュー、エアースクリューを取り外して

キャブレター上部ついているヒーターも取り外してっと、

このヒーターが無いと凍り付いたりするのを防いだり、結露を防ぐ役割があります。

ヤマハ系の車両にもよく付いていますね~ドラッグスター400とか。

全ての部品の取外しが完了したら、キャブレタークリーナーの原液に

浸け込んでおきます。

フロートチャンバーもOリングを取り外してから

キャブレタークリーナーに一緒に浸け込んでおきます。

最後に取り外したジェット類やボルト類も

別容器に入れて漬け込みます。

これで数時間漬け込んでおけば、ピッカピカ~ですよ♪

じゃ今日はここまで。

続きはまた明日。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

11.6℃

朝と比べて雨が降っているせいか、

やや温度は低くなっているようです。

論、体感温度もと低いです。 

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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