SUM-UP125のミラーホルダーのグラつきを直してみよう!

ども。

昨日はまともな記事が書けずスミマセンでした。

いや・・・ここ数日まともに記事が書けてないですね・・・。

予定している事と予定外の事が連続して、しかも

予定外の事が飛び石的に出てくるもんだから・・・。

い訳はイイから早く書きたまえ。

そんな声が聞こえてきそうです。ハイ。

それで無くても毎度毎度、記事が長いってのに

冒頭でいつも時間を取られすぎなんですよね。

でも、単調なバイクの整備記事だけじゃ面白くないので、

いつもこうして冒頭にちょっとしたバイク以外の記事を書いてます。

そのバイク以外の話ついでにこれも。

知人に頼まれた自転車のフォークへのライト取付用ステーの作成と溶接。

自転車のフォークにライトステーを付けた

プラズマカッターで2.5mm厚の鉄板からステーを切り出して成形し、

内側の穴部分もざっくりとプラズマカッターで開けておいてから、

手でヤスリがけとリューターで成形して、最後にTig溶接ですわ。

あまり良い物が出来ませんでしたが、知人も喜んでくれたので大満足です♪


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ささ、今日も冒頭に小話も入れたので

早速今日の本題に入りたいと思いますが、その前にいつもの

開店時のTODAYのグリップ表面温度と明日の大阪の天気をお知らせです。

18.4℃

 

 のち時々晴れ

 

つまり、1日中雲が多くてスッキリしない天候だって事ですね。

まぁ雨さえ降らなきゃエエですわ~。

じゃ改めて今日の本題です♪

まずは車両のご紹介から。

プジョー SUM-UP125ですね。

言わずと知れた、プジョーの毛皮を被ったクインキーです。

内外全てクインキーです。

今回のご入庫は車との接触事故だったのですが、歩行スピードでの

接触だったので、見た目には大きな損害も出ずに済みました♪

で、ご入庫ついでに左側のミラーがグラグラするから

この部分の修理もお願いします。と言う事でミラーホルダーを

修理させて頂く事に。

SUM-UPはとにかくハンドル周辺部品のクランプの造りが悪く、

走行距離や使用年数にかかわらず突如としてグラツキなどが発生します。

この車両は左側のレバー(ミラー)ホルダー全体が前後にグラグラします。

これはですね、ミラーを調整する際にミラー本体を動かそうとすると

クランプ部分のクランプ力が弱ってきてグラ付きが発生します。

出来る限りミラーを調整する際は、レンズ部分で調整して

レンズ部分で調整しきれない時は、ミラー本体を無理矢理

動かそうとするのではなく、面倒ですがスパナでナットを緩めて調整しましょうね~。

でもね、スパナで緩めるたって・・・・

この部分のゴム・・・・

ちょっと柔らかめのプラスティック並の堅さやんけっ!

もうね、スパナを入れる隙間を確保するのが大変です。

ムリにスパナを押し込むとカウルに傷が付くし・・・。

そういう時は、ドライヤー等を使用して少し暖めてあげると

柔らかくなって写真のようにスパナを入れやすいです♪

んで、ホルダーのグラつきを直すには、アッパーカウルを取り外す必要があるので

このままミラーも左右共に取り外してしまいます。

先ほどのゴムカバーの中のナットを緩めたら、あとはミラー本体をクルクル回せば

簡単に取り外し出来ます。


ミラーを取り外したら、内側から数本アッパーカウルを固定しているボルトを

取り外していきます。

スイッチの下あたりに1本(左右共に同じ場所です)

メーターのレンズ付近に2本ですね。

内側には合計4本のボルトが入っています。

その他にもサイド部分にも左右で2本入っていますので、忘れずに取り外しておきましょう。

ボルトを取り外したら、アッパーカウルと内装の間に

内装外し用の工具を突っ込んで嵌合部分を取り外して浮かせます。

この嵌合部分が浮いたら、あとは周囲のカウリングに擦って

キズを付けないように注意しながらアッパーカウルを取り外します。

これでホルダー部分の作業が出来るようになりましたね。

グラつきの状況を確認し、

ホルダーにれが無ければ作業を続けます。

今回は幸いにもホルダーが割れていませんでしたので作業が続けられます。

ホルダー部分のクランプボルトを取り外して、

クランプをホルダーを分離させます。

ブレーキワイヤーは取り付けた状態のままでもOKです。

クランプもハンドルバーから取り外して、もう一度合わせてみました。

クランプがスチール製で、ホルダー側がアルミ製ですね。

クランプのスチールが弱すぎて、ちょっとの力ですぐに伸びてしまうんですね-。

これがグラつきの原因です。

ハンドルバーよりもスチールのクランプが伸びた分だけ

円の大きさが大きくなっちゃうんです。

困った造り込みですな。いつ見ても。

んで、これをどのようにして元通りガッチリとハンドルバーに

咥えさせるかですが、非常に簡単です。

クランプが伸びて空間が広くなった分だけ、

アルミのホルダー側との合わさる部分を削り込みます。

合わせる部分をこうして削り込む事によって、

クランプ径を小さくする事が出来ます。

削り込んだ状態がこんな感じですね。

1.5㎜ほど削り込みました。

削る時はベルトサンダーの平らな部分で均等に削っていくと

キレイに削れますよ~。

削り終わったクランプとホルダーを取り付けますが、

元々固定用に使用されていた純正のボルトは、頭部分の

精度が悪い(8㎜でも無く7㎜でもない)のと、ボルトの強度が信用出来ないので

国産車両に使用されているボルトに交換しておきます。

締め込んだあとはホルダーにグラつきが無い事を確かめましたが、

ピタッ!!!

動く気配がありません。

完全にハンドルバーと一体化したかのようなピッタリ感です♪

少々力を入れてもグラつき、ガタツキもなくOKです~。

これでホルダー部分のグラつきは解消です。

アッパーカウルを元通り取り付けて、アルミの削りカスをエアーブローして

濡れ付近で優しく吹き上げたあとは、車両全体をポリッシャーを使って

磨き上げました♪

手で磨くのとは仕上がりが全然違います。

ツヤが奥深い・・・です。はい。

どうでしょうか~♪

ピッカピカになったでしょ。これでお客様も喜んでくれるはずです♪

プライスレス~♪

単なる黒色一色に見えていたSUM-UP125も、ポリッシャーで磨いて

太陽光が当たると、赤色のラメがたくさん入っている事がよく分かります。

このあたりの色のチョイスが・・・・(自粛)ですね(´д`;)

あと、オイル交換も同時に実施です。

SUM-UPのオイルのドレンボルトはここですね。

プーリーカバー下部をのぞき込むとあります。

ドレンボルトを取り外して古いオイルを抜き取ります。

真っ黒ですね。

SUM-UP125は、私だけかもしれませんが

オイルの汚れるスピードが圧倒的に速い・・・

100km程しか走ってないのに、真っ黒けなんてことよくあります。

スラッジが溜まるような積算距離でもないのに。

とにかく、SUM-UP125は早め早めのオイル交換をお勧めします。

ドレンボルトからオイルを排出したら、そのまま

反対側に回ってストレーナーも取り外して、必ず洗浄しましょう。

ストレーナーを取り外す際は、必ず先にドレンボルトから

オイルを排出し終わってからにしましょう。

ストレーナーはスプリングの張力が下方向に効いているので、

指で上方に押さえながら緩めていきましょう。

んでこれが取り外したストレーナーですね。

キャップ・ストレーナー・スプリングのセットです。

ストレーナー、キャップ部分は取り外したら、パーツクリーナーなどを使用して

キレイに洗浄しておくのを忘れずに。

キャップの底にはこんな風にカスが溜まっているので

見落とさないように!

ストレーナー部分にもゴミが付着していたらこちらも必ず落としておきましょう。

んでコレが落とした汚れとカスですね。

オイル交換時には必ず汚れが溜まっているので

清掃作業をお忘れなく~♪

んでもって、これが抜き取ったオイルです。

まるで土のような色をしていますね・・・。

こうなる前に早め早めに交換をお願いします。

新しいオイルを入れて、今回の作業は完了です~♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後にいつもの閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

16.4℃

先ほどまで雷雨がひどかったのですが、今は雨も止んで

雷も収まったのでなんとか帰れそうです~♪

ではまた明日☆


じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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