【後編】フォルツァX(MF08)のFI点灯を修理してみよう!

ども。

体中が痒いです。

かきすぎてヒリヒリします。

あご、首、太もも、左のお尻、肩、その辺がホットスポットです。

ムヒを塗ったらさらにヒリヒリがビリビリに変わります。

ヒリヒリがビリビリに変わるからかゆみが薄れるんだと思います。

夕方、トイレに引きこもるのは危険だと身の危険を感じます。

トイレでも取り線香が手放せない

セントラムモーターサイクルですw

腹痛が悪いのか・・・それとも蚊が悪いのか・・・くそぅ。(ぎゅるるるる・・・)

昨晩の事件から一夜明けた今日、換気扇を付けっぱなしで

帰宅したのが功を奏したのか、揮発油臭は一切無し♪

※バイクショップ特有の匂いはきっとしますがw

実に快適な朝を過ごすことが出来ました。

ガソリン臭が充満している室内では、

気厳禁

です。

ちゅどぉーーーーーーーーーーんしますからね♪

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で、今日は朝からこちらの車両のバッテリー交換です。

スズキ イントルーダー400

スズキ イントルーダー400ですな。

6年近く使用したバッテリーがついにご臨終に。

いやいや、相当長く持ったもんですよ。

最後は充電を繰り返しながらの使用だったようですが、ついに限界到達して

交換のためにご来店下さいました。

バッテリー交換のやり方に関しては、以前の記事でご紹介しておりますので

そちらを参考にして作業を実施して下さい。

イントルーダー400のバッテリーを交換してみよう!

これが新しいバッテリー。

予め希硫酸の注液と初期充電を済ませてあります。

新品のバッテリー

安価な海外製も数は少ないですが出回っておりますが、

寿命(ある意味賭けですよね)や初期トラブルの事を考えると、

安心確実なGSユアサ製バッテリーがお得です。

特にイントルーダーの場合、バッテリー交換がなかなか煩わしいんでね・・。

んでこれが新旧バッテリーの交代式ですw

奥:旧バッテリー 手前:新バッテリー

今まで頑張ってくれたバッテリー有り難う・・・。

そして、次の新入りにも6年間頑張って貰わねば。

イントルーダーシリーズはバッテリー液が減りやすく、

定期的な補水(蒸留水)が必要です。

チェックはプラスターミナル側(右側)の窓から、車両を

真っ直ぐ立てた状態でUPPERレベルまで入っていることを確認しましょう。

LOWERレベルまで下がっている場合は補水が必要です。

液が減るだけでバッテリーの性能は随分と落ち込んでしまいますので、

定期的なチェックをお勧めします。

他の作業もてきぱきとこなし、あっという間に午前の部終了。

で、今日は事情があってお弁当が無くってですね・・・

(※その事情についてはブログ最後に書いています)

お昼ご飯をどうしようかと考えていると、てんちょさんから入電。

てんちょ: お昼行きません?

おで: いぐ♪

なんとグッドタイミングなんでしょ。相変わらず。

どこに行くか打ち合わせ・・・ってか、

サンマリノ

サンマリノ♪

・・・・しかしですね、最近全然開いてないんですよねサンマリノってば。

土日なら大丈夫だろうと、時々顔を出すんですけど外出中が多くて。

で、今日は万全を期して事前に電話!!

トゥル・(がちゃ)・・・早っw

『あっ・・もしっ(さえぎるように)

お掛けになった電話は

   先方の都合により通話が・・・・(略)

うっ・・・うん。。』

くそぅ・・・。

数ヶ月前に電話した時も同じだったな・・・。

くそぅ・・・・くそぅ・・・。

てんちょさんとまた打ち合わせの電話をして、

サンマリノから4分ぐらいの所にある違う店に行くことに。

初めて行くお店でしたが、車から降りてまず目に入ったのがこれ。

ネーム入り

せっまい店やな・・・またw

いやいや。

ゴミ箱ですやん。

しかも、そんなにこだわる必要無いような気もするゴミ箱のフタに

店のネーム入り。

こだわりが感じられるフタw

店の名前はパキ~~ラさん。

ランチも種類が豊富で充実しています。

さらに、シフォンケーキなどのスイーツも取り揃えているので

サン○リノとは随分と品揃えとヤル気に差があります・・。

種類が豊富で店も広いし、お客さんの出入りも多い繁盛している

お店なんですけどね・・・どうもこう・・・落ち着かないんですよね。

色々と加味するとサン○リノが圧倒的に私の好みに合っているんですけどね・・・残念です。

でもまぁお昼ご飯食べるなら次からここですな。うん。

で、今日初めて頂いたランチがこちら。

今日のランチ

からあげとハンバーグのランチ(飲み物付き)です。

これで1000円!

まぁサンマリノの850円に比べると少々お高いですが、

ハンバーグも自家製だし、唐揚げも冷凍の安っぽい感じがしませんでしたので

高くもない適正な価格でしょうかね。

次行った時はまた別のもの食べてきますぅ~♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

28.8℃

曇り

曇り時々雨

雨

明日の大阪の天気は、前線が西日本に停滞するため、

断続的に雨や雷雨となるでしょう。

降水確率も夕方頃まで50%台と高くなっていますので

明日はバイクでのお出掛けツーリングは難しそうですよー。

では本日の本題です。

昨日からご紹介している

フォルツァX(MF08)のFI点灯を修理してみよう!

ですが、今日は後編の最終回となります。

前編は以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】フォルツァX(MF08)のFI点灯を修理してみよう!

さて、前回までは確か

スロットルボディ

スロットルボディを確認した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

昨日の記事で、フットボードは外さなくても大丈夫だったと

書きましたが、誤解があるといけないので念のため補足です。

フットボードを外さなくともメットインボックスを丸ごと

取り外すことはもちろん可能ですが、

今からご紹介する部分に関しては圧倒的にフットボードを

取り外してある状態の方が作業効率が高いです。

どちらを選択するかはアナタ次第です。

メットインボックス最下部にあるカバーを取り外し、

内部のバッテリーを取り外しましょう。

バッテリーを取り外す

ヒューズボックスやリレーなどを固定している

プラスティックのステーも取り外しておきましょう。

さらに、バッテリーが入っていた部分の底部にも

固定ボルトがありますので取り外しておいて下さい。

で、ヒューズボックス等々の配線類をすべて

脇に有る開口部から外部に排出します。

配線類を外に出す

フットボードがあると、当然こんな風に表に

引き出すことが出来ませんので、ぐいぐいと

開口部から外側に押し出すか、

メットインボックスを浮かせながら配線を抜いていく必要があります。

当然、取り付ける時はその逆の手順です。

どっちらが賢明かはよくお考え下さいw

さぁいよいよメットインボックス取り外しまであと少しです。

メットインボックス右側面に庫内灯の配線カプラがありますので

これも予めカプラを取り外しておきましょう。

庫内灯のカプラ

メットインボックス内部のカバーを開いて

固定されているセンサーを取り外して外部に逃がしておきます。

センサーを取り外す

これでメットインボックスを取り外す準備完了です。

大きなメットインボックスを持って後方へとずらしながら取り外しましょう。

後方にずらしながら

いやぁ~でかい。

取り外すまで随分と色々と分解する必要がありますわ。

んでこれでやっとこさリヤ廻りの分解完了です。

リヤ廻りの分解完了

んでこれが今回の諸悪の根源であるスロットルボディですな。

スロットルボディ

見た目じゃ故障しているかどうかは全く判別出来ません。

んでこれがお客様が用意した中古のスロットルボディ。

中古のスロットルボディ

それぞれの品番を確認してみます。

どちらも

16400-KSV-J23

の品番のステッカーが張られています。

他の番号は異なっていますが、まぁ大丈夫でしょう。

まずは車両に付いているスロットルボディから

配線カプラを取り外しましょう。

配線カプラの着脱は付属のレバー操作でOKです。

レバーを持って レバーを押し上げる

レバーを持って押し上げるだけでカプラが取り外せます。

カプラの緩みなどを防止するための策ですね。

手のひらほどの部品なのに、入っている配線は20本程度あります。

いかに信号の入出力の多い部品かはお分かり頂けると思います。

もちろん、今回のThセンサ以外にも色々なセンサが組み込まれているので、

それらセンサーの入出力配線も含まれています。

んで取り外したカプラがこちら。

取り外したカプラ

ここに逆の手順でお客様が持ってきてくれた

中古のスロットルボディを接続します。

とりあえずカプラを接続する

まずはThセンサ異常が出ないことを確認します。

各センサに問題が無ければ、これでFIランプの点滅は無くなるはずなので。

バッテリーを取り外してありますので、ブースターパックと

ターミナルを接続してっと。

ブースターパックと接続

んでドキドキしながらイグニッションON。

【きゅうぃいいぃぃぃぃぃん】という燃料ポンプの音を

立てながら電源が入り、メーターインジケータの表示を注視。

FIランプの点灯無し

FIランプの点灯無しです!!

確認の為に複数回イグニッションのON/OFFを繰り返して

FIランプの点灯がない事が確認出来ました♪

いやぁ~よかったよかった♪

ほんとによかった。

安価に修理できてお客様も喜んでおられました。

数万円する部品が数千円の部品で修理できたのですから、

そりゃ感動もひとしおですね。

さぁ中古のスロットルボディに異常が無いことも

確認出来たので、スロットルボディを交換していきましょう。

まずはスロットルケーブルを取り外します。

スロットルケーブルを取り外す

次はエアークリーナーとスロットルボディを繋ぐ

ダクトをバンドを緩めて取り外します。

ダクトを取り外す

マニーホールドのバンドも緩め、スロットルボディを取り外します。

スロットルボディを取り外す

マニーホールドに新しいスロットルボディを取り付けます。

スロットルボディを取り付ける

配線カプラを接続し、スロットルケーブルを元通り取り付けていきます。

ナットの締め付けは確実にお願いしますね。

スロットルケーブルを取り付ける

スロットルボディ配線カプラのレバーが

しっかり下がっているかもう一度チェックしてっと。

カプラの取り付けを確認

よしよし。

ここでエンジン始動チェックです。

先ほどは通電のみでしたが、エンジンを始動して吹け上がりや

回転数上昇中などにFIランプ点灯のエラーが出ないかどうか確認です。

まずはアイドリング状態。

アイドリング状態:異常なし(FIランプ点灯無し)

FIランプの点灯無しで異常ありません。

アイドリングも安定っと。

次は回転数を上げたり下げたり、スロットルワークも入れて

走行状態に近づけて確認してみましょう。

スロットルオープン:異常なし(FIランプ点灯無し)

これも異常なしですね~。

吹け上がりも異常ないっすね。

Thセンサ異常の場合吹け上がりが重たくなり、

谷間が出来ると言いますか、詰まるような感じです。

走行可能かと聞かれると、調子悪いながらも走行が可能です。

ただし本調子ではありません。

しばらくアイドリング状態で放置して、エンジンが良く暖まった頃に

同様にスロットルを操作してFIランプの点灯がない事を

忘れずに確認しておくこと。

浮かれて外装類組んでから、また別の異常が出たら萎えるでしょw

焦らず確認確認です♪

なにしろココまでで取り外したボルトの量がこんなにもあるんですから。

取り外したボルト

40本ぐらいでしょうか。

これを1本残さず全て元通りに使用しましょう。

残ったからと言ってチャイしないようにw

全て確認が終わりましたのでここからは一気に組み戻していきます。

組戻しはざっくりとダイジェストで。

で、いきなりもうここまで組戻し完了w

テールランプまで取り付けた

サイドカバーやグラブバーも戻してっと。

グラブバーなどを取り付けた

一番最後にシートを取り付けてっと。

最後にシート

はい、たった3枚で組み戻し作業完了ですぅ♪

※手抜きじゃ無いよw

最後に試乗を実施し、実走行にも問題ないことが確認出来たら

洗車して仕上げたら作業完了です!

作業完了のフォルツァX

今回も最後まで読んで頂き有り難う御座いました!

スロットルボディの交換作業自体は簡単ですが、

そこに行き着くまでの行程の方が長いので、時間と

外装類を保管しておく場所が必要です。

時間と場所がある方はトライしてみて下さい。

でも、この記事を読んで、やっぱりやめようと思い止まった方、

それもまた賢明な判断です。

工賃は掛かってしまいますが、ご自身の時間を有効に使えます。

それに、我々にお任せ頂ければ確実です。

今回のフォルツァの修理に限らず、修理でお困りの方は

まずはセントラムモーターサイクルにご相談下さい。

他店での修理見積もりをお持ちの方はご持参の上

ご来店頂ければ、他店見積内容を考慮した上でお見積もりが可能です。

じゃ今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

25.6℃

昨日、薄手のジャケットを一昨日着て帰るの忘れたからって、

今日は忘れないぞ!!って書いていましたよね。

それに、1つ持ったら1つ持ち忘れて・・・ほんとやだやだ。的な事も書いていたのにね、

ジャケット着たら弁当箱持って帰るの忘れたw

しかも2日分2コw

結局何か持ったら忘れてしまう私。

はぁ?w

じゃまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

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コメント

  1. 遠山健一 より:

    いつも楽しく拝見させて頂きかなり勉強になります。さて、私のSマチックですが、F点滅が2回表示で、レシオコントロールユニットとエンジンコントロールユニット間の青/黄線(エンジン回転数入力線)の断線状況みたいで、青/黄の導通確認をする為にメットインボックスも全て外した状態です。
    もし導通が無く、断線した状態だと、どのような作業方法で青/黄の配線を交換すれば良いか御教授して頂けないでしょうか?何卒、宜しくお願い致します。
    追記、症状は、普通にエンジン掛かり、5km位走るとかぶったような状態になり(スピードは出ます。)止まるとエンジンストールしてしまい、暫らくエンジン掛かりません(10分)位、再度掛かると何とも無くアイドリングも安定し、普通に走り、かぶりも無く、F点滅も有りません。
    F点滅もFが1回1秒位点滅して2回目のFが0.5秒くらいの点滅のなりかたです。
    ですので、1回点滅か2回点滅か判断しにくいのですが、1回も2回もスピードが上がらず、には該当しないので悩んでおります。