【第3回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!

ども。

今日はかなり朝から精神的に疲れました・・・・。

普段の仕事ならそんなに酷くお疲れちゃんに

なるようなことは無いんですけどね、

さすがにこの手の車両の整備・・・

特に外装の分解を要する作業の場合は気を使います。

ヤマハ マジェスティ ヤマハ マジェスティ

ヤマハ マジェスティのカスタム車両ですね。

しかもエアロ付いてるし、ぐるり1周カウリングの内側に

LED電飾が入ってて、配線は取り外しやすくキレイに

ワイヤリングされていて、これはきっとプロのお仕事。

配線処理などもキレイで、カメムシ(エレクトロタップ)はどこにも

見当たりません。ええ。

良い仕事してるなぁ・・・。と感心。

・・・・って、

四年前に自分が

  仕上げた車両ですやんw

自画自賛wぐふww

いや、ほんとに気を使います。

数年経っているとはいえ、お客様もかなり大事に乗って

くれているのか、相当よいコンディションを維持しています。

中華外装もこれだけキレイに数年使って貰えれば

値打ちがあるってもんですよ。ええ。

ただし、この外装を殆ど取り外してやるべき

作業があると考えるだけで、気が重くなってきます。

はぁ・・・。

教訓:

華外装の着脱は繰り返すな

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なぜに外装を殆ど取り外す必要が有るかって?

そりゃあこれですよ。これ。

スロットルケーブル破断

スロットルケーブルの破断!

あああああああああああああああああああっ。

ビッグスクーターの作業の中で、工数が他の車両の場合と

比べて、比較的高くなるのがこの作業です。

それもそのはず。

スロットルケーブルは、前からシート下のエンジン真上まで

ずーーーーーーーーっと通っているのですよ。

途中、クランプなどでも固定されていますし、

ワイヤリングをきちんとしないと、ケーブルが長い分だけ

動作にも支障が出やすいのです。

電気配線の様にはなかなか無理なのですよ、

こういうケーブルの類いは。

午前中からこのマジェスティと格闘ですよ。。

もう予想していたよりも、遙かに時間が掛かってしまいました。

ブログのネタにと思って途中まで写真を撮っていましたけどね、

途中でそれどころじゃ無くなって中断。

なんとか無事に交換作業は終わって一件落着ですが。

気を使う作業が多いので、いつも以上に疲れましたわww

なので、今日の冒頭はちょっと愚痴混じりの

こんなグダグダな感じで終わりです~(-ω-)

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

23.4℃

晴れのち曇り

晴れのち時々曇り!!

~06時:0% ~12時:10%

~18時:20% ~24時:10%

明日の大阪の天気は今日と同じく、高気圧に覆われて

概ね晴れる予報ですが、気圧の谷や寒気の影響で

日中雲に覆われる所もあるでしょう。

雨の心配はなさそうですので雨具のご準備は

不要でしょう♪

では今日の本題です。

先日からご紹介している

グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第3回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!

【第2回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

洗浄完了

駆動部のパーツを洗浄油で洗い終えたところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

洗い終えたパーツはそのままにして乾燥させている間に、

クラッチシューを分解して清掃していきましょう。

クラッチシュー

クラッチシューも削れたカスがびっしりと溜まっているのと、

クラッチのウイナースプリングも交換したいと思います。

まずは中央のプレートを取り外していきましょう。

プレートはEクリップで固定されているので、

細いドライバー先端などでクリップを飛ばさないように注意しながら

取り外していきましょう。

クリップを取り外す

3ヶ所のクリップを取り外すとプレートが外れます。

取り外したクリップ プレートを取り外す

プレートを取り外すとクラッチシュー同士を繋いでいる

ウイナースプリングが見えますね。

ラジオペンチでしっかりと掴んでスプリングを取り外しましょう。

ウイナースプリングを取り外す

んでこれが取り外したウイナースプリングですね。

取り外したウイナースプリングウイナースプリング

ウイナースプリングを取り外すと、それぞれクラッチシューを

ベースプレートから外す事が出来ます。

クラッチシューを取り外す

支柱部分から左右に回転させるようにしながら、

上方へと抜き取っていきますが、固くて上手く外せないときは

パーツクリーナーなどを支柱部分に吹き付けてあげると

一時的に滑りが良くなります。

※潤滑油などはシューに染みこむのでやめましょう

クラッチシューが最も閉じた状態のストッパーとなっている

小さなブッシュがベースプレートに付いていますので、

落として無くさない様に取り外しておきましょう。

ストッパーラバー

これでベースプレートとクラッチシューの分解が終わりました。

取り外したクラッチシューなどを、全てパーツクリーナーと

エアーブローを併用して清掃しておきましょう。

エアーブローしておく

んでこれが全て清掃が終わったクラッチシューですね。

清掃完了

ベースプレートの支柱部分は、特に汚れなどが

溜まりやすいので、必ず分解時にしっかりと清掃しておくこと。

表面が荒れている場合は、ササッとペーパーなどを掛けて

表面を整えておくと良いでしょう。

支柱部分

ストッパーラバーも表面をパーツクリーナーで

拭き掃除しておいてくださいね♪

ストッパーラバー

ストッパーラバーをベースプレートにセットして、

クラッチシューを取り付けて行きましょう。

クラッチシューを取り付ける

3つともクラッチシューを取り付けた状態がこちら。

クラッチシューを組み付けた

今回ウイナースプリングを新品に交換します。

これがメーカーから取り寄せておいた新品の

ウイナースプリングですね。

新品のウイナースプリング

ラジオペンチを使い、しっかりと握りつつ

クラッチシューにスプリングを掛けていきます。

新品はヘタリもなく固いスプリングなので

怪我しないように注意して取り付けましょう。

ウイナースプリングを取り付ける

ウイナースプリングを取付け終えた状態がこちら。

スプリングを取付け終えた

最後にプレートを載せて、Eクリップでしっかりと固定しましょう。

Eクリップはこうしてラジオペンチで掴んで

固定すると良いでしょう。

以上でクラッチシューの清掃と組み戻し作業完了です~♪

クラッチシューの組み戻し完了

新品の様に美しくなりました♪

これでスタートダッシュも良い感じになるでしょう。

さぁ今日はクラッチシューの整備だけで終わってしまいますが、

明日からもまだまだ駆動系のオーバーホール作業は続きますので

明日も忘れずチェックをお願いしますね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

21.8℃

昨日宣言したとおりね、今日から半袖デビューしています。

日中は作業がし易くって最高です♪

でもね、美木多の夜は寒い・・・。

鳥肌、さぶイボが収まりませんww

風邪引かないように注意せねば。

明日は雲がちょっとかかる天候となりそうですが、

気温も高く過ごしやすい陽気になるでしょう。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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