【第3回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

ども。

昨日の話ですが、朝からずっと雨で

来客も少ないだろうと思い、ここぞとばかりに

ギャングパーツさんに行ってきました♪

ギャングパーツ

遊びに?

もちろん仕事ですよww

とある車両の分解した部品を持って

サンドブラストをするためにお邪魔させて頂きました。

それにしてもギャングパーツさんの在庫量は

いつ見てもすごい。

ズラリと旧車名車が所狭しと並んでいます。

ギャングパーツさんの店内

以前にも増してぎゅうぎゅう詰めですな。

当店もいつも忙しく休む暇がありませんが、

ギャングパーツさんの場合は数年先まで

手一杯って感じですわwww

※私が在籍していた時からもそうでしたがw

まあそれはさておき、早速本題の

サンドブラスト処理をします。

でも、タイミングが悪かったようで

先に機械の中の砂を排出して

振るいに掛ける作業をしなきゃ

ならない事に・・・・。

タイムロス1時間w

↓ この続きを読む ↓

砂をさっさと振るいに掛けてサンドブラスト

開始です。

サンドブラスト

・・・・中が見えねぇwww

これも相変わらずやのww

袖口を砂で汚しながら窓に

額をびったり付けた状態でサンドブラスト。

額をびったり付けて中を見て

視界はこんな感じですよ。

サンドブラスト処理中

なんとか40cm先が見えるぐらい。

まぁでもこれぐらい見えていれば十分十分。

ホイールリム前後とハブ2個、それにドラムパネルを

サンドブラスト処理です。

ドラムパネルが終わった所で

コンプレッサーを休憩させるためにしばし小休止。

ハブとドラムパネル

サンドブラストの威力が強いせいか

あっという間にサンドブラスト処理完了です。

でも、色々と話し込んでしまってあっという間に

2-3時間経過。

でも、目的のサンドブラスト処理も終わったので

本日のミッションは完了って事に。

んで今日の事。

今日は朝から2台車検です。

1台は家の乗用車。

もう1台は店の軽トラック。

車の車検は勝手が違うんで色々と

準備が大変だわ・・・。

自家用車の車検

でもまぁ二輪と違って午前中に車検枠があるので

段取りが付けやすくて良いのですが、拘束時間が

長いのがネック。

予定より2時間ほど遅れてなんとか

今日中に2台の車の車検を完了させました。

軽トラックに至っては今日中にどうにかしないと

業務に影響が出るしねぇw

自家用車についてはタイヤのローテーション、

オイル交換、洗車、室内清掃、コーティングまで

終わらせたのでまた暫く手を付けずに済みそうですw

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と明日の大阪の

天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

5.2℃

曇りのち雨

曇りのち雨!

~06時:0% ~12時:10%

~18時:60% ~24時:90%

明日の大阪の天気は、低気圧や前線の

影響で雲が広がりやすく、午後は雨が降るでしょう。

夕方からは雨でそのまま水曜日にも

雨が残りそうですね。

では、今日の本題です。

先日からご紹介している

XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

ですが、今日は第3回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

【第2回】XV1600ロードスターのバルブリフターを交換してみよう!

さて、前回までは確か

シックネスゲージ

リヤバンクのクリアランスを確認して

問題ない事が確認出来たところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

続いてフロントバンクの作業に取りかかります。

まずはプラグキャップを取り外してっと。

プラグキャップを取り外す

続いてシリンダーヘッドカバーを

固定しているボルトを取り外します。

ボルトを取り外す

フレーム直下のボルトに関しては

工具を入れる事が出来ないので、ボール

タイプのヘキサゴンレンチを使用して

ボールタイプのヘキサゴンレンチ

メインハーネスとフレームの間から

工具を入れてボルトを緩めます。

ハーネスの間から工具を入れる

ボルトを全て取り外し終えたら、

シリンダーヘッドカバーを右側へと

スライドさせて取り外しましょう。

シリンダーヘッドカバーを取り外す

シリンダーヘッドカバーを取り外すと

フロントバンクのロッカーアームが見えますね。

ヘッドカバーを取り外した

続いてヘッドカバーガスケットを

シリンダーヘッドから取り外します。

ガスケットを取り外した

リヤバンクと同じようにこれで

バルブクリアランスの計測が出来る準備が

整いましたね。

フロントバンクのロッカーアーム

では左側エンジンカバーにある

メンテナンスホールから工具を差し込んで

反時計回りにクランキングさせて

圧縮上死点を出しましょう。

圧縮上死点はメンテナンスホール(小)から

覗きこんで合わせる様にしましょう。

圧縮上死点 IN側ロッカーアームの動作 IN側ロッカーアームの動作

バルブクリアランスを計測しましたが

どうもおかしい・・・。

リヤバンク同様にクリアランスはほぼゼロで

規定値に全て収まっています。

ただ・・・唯一気になるのはここですね。

プッシュロッドとの接触部

そう、プッシュロッドとロッカーアームとの

接触部分ですね。

なんというかこう・・・クランキングしていると

クリアランスがとてもゼロと思えるような挙動

では無いのですよ。

何というか・・・こう・・・ちょっとタイミングが

ワンテンポ遅れるような感じ。

で、圧縮上死点でロッカーアームを

グイッと指で押してみると・・・・

ロッカーアームを押す ロッカーアームを押す

ぬぅ・・・・・・・・・・・

なんで油圧が効いたままになっているはずなのに

プッシュロッドが下がるんだよw

つまり、これはバルブリフター内部に

エアーが噛んでいるという証拠ですね。

通常ならエンジンが止まったあとでも

油圧が残っててこんな事は起きないハズなのですが。

やはりバルブリフターに問題がありそうですね。

・・・と言う事は、さらに分解を進めていく

必要があるという結果になりました。

この続きはまた定休日明けの水曜日に

ご紹介しますのでお楽しみに♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

2.8℃

クソっ・・こう天気が悪い日が続くと

気温が低くなるからダメだわ。。

もう花粉も飛んでるし、目がしょぼしょぼするし、

鼻はムズムズするし・・・。

去年は花粉症も少し穏やかだったのに、

今年はこの時期からこの症状って事は

かなり症状は酷くなりそうです。。

またこんな重装備になるのか。

完全防護

花粉にはヨーグルトがいいそうですよ♪

ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆

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