【第2回】ボルティの前後スプロケット・チェーン・ブレーキシューを交換してみよう!

ども。

細かい仕事は目が疲れますw

指先もプルップル震えるし、ビヨーンと

部品をぶっとばして無くしたらと思うと

気も使いますし。

で、何やってたかって?

これですよ。

ヤマハ XJR400のメーター

ヤマハ XJR400のスピードメーターですね。

以前にも他の機種で同じ作業を

記事にした事があったと思うのですが・・・・

うーん・・・

どうだったかなぁ・・・

何しろ記事数が多いんで思い出せないw

とにかく何をしていたかって言うと、

メーター内部の液晶ありますよね?

この液晶の表示切り替えボタンが

反応しないっていうんでメーターだけ

修理のためにショップ様が

お持ち込み下さいました。

メーターの表示切り替えボタン

そうそうコレね。

クリック感も弱いしねぇ・・・。

ってか、メーターだけなので動作確認

出来ませんが。

ボタンの接触不良なので一度ボタンを

分解して中身を整備する必要が有ります。

これがまた細かいんだわ。

↓ この続きを読む ↓

ボタンがかなり小さいので分解するにも

相当に気を使います。ええ。

表示切り替えボタン

まずは上部の白いボタン部分を

取り外しました。

白ボタンと合わせて黒い枠も外れます。

ボタンを取り外した

ボタンを取り外すとさらに中に

白い枠があります。

ゆっくりと白い枠を取り外すと

内側に小さな小さなお碗型の銅板が見えます。

スイッチ内部の銅板

この銅板下に配置された4つの接点が

押下されたボタンによって導通して

動作します。

この銅板の湾曲があの独特の

クリック感を生み出し、さらに接点を

導通させてボタンとして機能します。

でもね、銅板の裏がこんなにも

腐食していたらダメですわな。

スイッチ内部の銅板

もちろん銅板と接触する基板側の

接点も同様に腐食が進行しており、

ボタン押下によって導通するはずの

接点も全く無反応です。

基板側の接点と銅板をキレイに磨いて

またちゃんと接点が触れ合うよう

にしてあげましょう。

銅板はまだ磨きやすいんですけどね、

基板側がとにかく磨きにくいわw

小さいし狭いし指が入る大きさじゃ無いし。

なので、爪楊枝の先にコンパウンドを

付けてっと。

爪楊枝にコンパウンド

あとは地味に先端でコシコシコシコシ

コシコシコシコシコシコシコシコシコシコシ

とにかく地味な作業ですが磨き続けますw

爪楊枝で磨く

接点を磨き終えた後、テスターを使用して

基板上で導通テストを実施した結果、

問題無いことが確認出来ました♪

まぁ・・・このスイッチ部分だけ購入しても

4000円ほどですが、分解してこうして

手を入れてあげる事によって復活するなら

良い事なんじゃないでしょうか?

そう、そこに2000円ほどの

コストが掛かったとしても。

※手間と時間のわりに儲かりませんwww 

さっ、じゃあ今日もいつもの

開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

18.6℃

晴れのち雨

晴れ一時雨!

~06時:60% ~12時:20%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、前線の影響で

明け方まで雨が降りますが、その後は

高気圧に覆われて、晴れるでしょう。

せっかくの定休日なので雨よりも

晴れてる方がいいねw

では今日の本題です。

先日からご紹介している

ボルティの前後スプロケット・チェーン・ブレーキシューを交換してみよう!

ですが、今日は第2回目となります。

第1回目の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】ボルティの前後スプロケット・チェーン・ブレーキシューを交換してみよう!

さて、前回までは確か

ハブダンパーを取り外す

リヤホイールを取り外してハブダンパーの

取外しが完了したところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

ハブダンパーを取り外したホイールは

エアーブローして、ハブダンパーの

削れて出た粉末を掃除しておきましょう。

エアーブローする

エアーブローだけで取れない場合は

歯ブラシとパーツクリーナーを併用して

掃除しておきましょう。

歯ブラシで擦る

んでこれが清掃の終わった状態ですね。

美しくなりました。

清掃が終わったハブ

清掃が終わったハブに予め

メーカーから取り寄せておいた

ハブダンパーをセットしていきましょう。

これが取り寄せたハブダンパーですね。

新品のハブダンパー

ゴムが新鮮でキュッキュしてます♪

しっかりとスプロケットハブを

保持してくれそうです。ええ。

ハブダンパーをホイールに

ぎゅぎゅっとセットします。

ゴムの摩擦が強くて入れにくい場合は

パーツクリーナーや中性洗剤を

付けると良いでしょう。

ハブダンパーを取り付ける

これでホイール側の準備はOKです。

続いてスプロケットの交換を

行っていきましょう。

スプロケットの固定ボルトとナットを

インパクトレンチで取り外しましょう。

裏側がナットになっていますので、

しっかりとメガネレンチで押えましょう。

ボルトナットを緩める

ボルトナットを全て取り外すと

スプロケットが外れます。

スプロケットを取り外す

では早速新品のスプロケットと

新旧の比較をしてみましょう。

新旧スプロケットの比較

やはりスプロケットの摩耗が

進行していますね。

そりゃまぁ使えば減るのは仕方無い事ですが。

普段からチェーンメンテナンスを

適切に実施していると、スプロケットも

チェーンも摩耗を押えることが出来て

寿命が長くなります。

メンテナンスは怠らないようにしましょう。

新しいスプロケットを取り付ける前に

スプロケットハブの洗浄を行います。

なお、今回はベアリングのグリスも

同時に入替予定ですので、予め

ベアリングのシールは取り外しておきます。

ベアリングのシールを取り外す

ベアリング内部の古いグリスも

一緒に洗浄して洗い流します。

シールを取り外したらスプロケットハブ

丸ごとを洗浄油に入れて洗浄します。

スプロケットハブを洗浄する

ベアリング内部のグリスを洗い流すため、

洗浄油内でベアリングを回転させて

古いグリスを全て洗い流しましょう。

んでこれが洗浄し終わった

スプロケットハブですね。

洗浄し終わったスプロケットハブ

洗浄し終わったスプロケットハブを

エアーブローとパーツクリーナーを併用して

脱脂洗浄を行います。

ベアリング内部の洗浄油もパーツクリーナーで

しっかりと脱脂洗浄しましょう。

脱脂洗浄する

脱脂洗浄が終わったベアリングは

グリスが無い状態ですので、新しい

グリスを注入していきましょう。

洗浄が終わったベアリング

ベアリング内部にグリスをしっかりと

注入したあと、ベアリングを回転させて

グリスを馴染ませておきましょう。

少ないよりも少し多い方がいい。

グリスを注入して馴染ませた

しっかりとグリスを馴染ませたら

シールを元通り取り付けてっと。

シールを元通り取り付ける

ボルティってば、ベアリング自信に

ダストシールが付いていない、完全

開放型のベアリングを採用しているため、

このスプロケットハブのダストシール

だけが止水とグリス保持の要となっています。

少し過剰な位のグリスを注入しておくことを

お忘れ無きようお願いします。

さ、今日はスプロケットハブの洗浄と

グリスアップが終わりましたので

この続きはまた定休日明けの水曜日に

ご紹介していきましょう。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYの

グリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

18.0℃

雨が強くなってきました。

ってか、天井を打つ雨が激しすぎて

うるさいわwww

店の表に出してるノボリも

壁をバシバシ叩いてうるさいし。

さぁ・・・水曜日も忙しくなるなぁ。

朝からグランドマジェスティのエンジン

積替え作業を行う予定なのです。

いや、もう1台エンジン積替えする

車両があるのですw

合計3台のエンジン積み替え作業ですわ。

腰がぶっ壊れないことを祈ります。

ふぅ・・・連休までにしなくてはならない

作業が山積みで大変ですが頑張ります♪

応援宜しくお願いしますね(・ω・)b

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