【後編】250TRのステムベアリングのゴリゴリを修理してみよう!

ども。

昨日はブログ更新をお休みさせて頂き

有り難う御座いました。

ガッツリ眠って元気モリモリです♪

さぁ昨日書けなかった冒頭のお話と

今日の事を書いていきましょう。

本文も長くなる様な気もしますので

急いで書くよ~!!!!

昨日の冒頭にチラッと登場した

こちらの車ね。

広告宣伝カー

何やら綺麗なおねーさんのラッピングが

施された奇抜な車です。

いわゆる広告ラッピングが施された

宣伝カーですよね。

ここ数年の間にこういう新しい広告活動が

街中でもよく見掛けられる様になりましたね。

で、これが朝一番で急にやって来て

店の前で止まってるわけですよ。

私が開店準備をしている間も

ずーっと止まってるわけ。

綺麗なおねーさんのラッピングだけなら

良いんですけど、これってつまり

キャバクラの宣伝カー

なんですよね。

綺麗なおねぇさん・・・・・

↓ この続きを読む ↓

嫌いじゃ無いんです

嫌いじゃ無いんです

嫌いじゃ無いんです

嫌いじゃ無いんです・・・・でも、

早くどっか行ってくれwww

店の前にずっと止まってるのは

あまりにも見た目が悪いわ(;´Д`)

どうやら車の中で地図を見ながら

ルートを確認していたようです。

・・・にしても、こういう派手な

車がこんな田舎にあると

違和感がすごいな。

ばあちゃんが見たら驚くぞw

なんやこの車・・・変わった事してあんなぁ。

ゆーてwww

まぁでもこうして私がブログ記事に

乗せたってのは、ある意味広告効果としては

目を引いたって事だよね。うんうん。

で、話は変わって今日の夕方、

ここいらではちょっと有名なパン屋さんに

お勤めのお客様より頂きましたっ♪

食パン2.5斤

食パン2.5斤ですっ!

しかも、ちょっとこの食パンってばお高級でね、

1斤900円もするんですよwww

それが2.5斤もありがとうございます♪

無添加の食パンなので賞味期限が

短いので早めに頂かねば。

で、閉店後に小腹を満たす為に

0.5斤を頂きました。

もっちもちでうんめぇwww

なんだこれw

あっという間に1枚が胃袋に吸い込まれます。

あいにく店にはトースターが無いので

生でしか頂けませんが、2枚目は

マヨパンにしてみました。

マヨパン

マヨラーならヨダレ物ですよねマヨパンって。

しっかりとマヨネーズを塗ってから

頂きました♪

マヨネーズぬってもうめぇっす(*^ω^*)

そりゃ朝から主婦も並んで900円の

食パン買いに来るわwwww

だってもっちもちで美味しいもん。

明日も朝からトースターで焼いて

頂きますね♪

ありがとうございました♪

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

6.4℃

曇り時々雨

曇り一時雨または雪

~06時:20% ~12時:60%

~18時:10% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、気圧の谷や寒気の

影響で雲が広がりやすく、北部では雷を

伴って雨や雪が降る見込みです。

中部や南部でも、午前中を中心に雷を

伴って雨や雪の降るところがあるでしょう。

通勤、通学には十分ご注意くださいね。

気温が低いので路面凍結にもご注意をば。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

250TRのステムベアリングのゴリゴリを修理してみよう!

ですが、今日は後編の最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】250TRのステムベアリングのゴリゴリを修理してみよう!

【中編】250TRのステムベアリングのゴリゴリを修理してみよう!

さて、前回までは確か

アッパーレースの状態

ステムを取り外して、レースの状態を確認して

驚愕していた所まででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介しましょう。

取り出したボールベアリングは、パーツクリーナーで

ザザーッとグリス汚れを落としてから

錆落としの溶液(つまりサンポールねw)に

浸け込んで腐食を溶かしておきます。

サンポールにボールベアリングを浸け込む

表面に凹凸が出来ていて、あまりにも

状態の悪いボールベアリングは

手持ちのボールと交換します。

浸け込んでいる間に、腐食して

凸凹になっているレースを全て

耐水ペーパーとスコッチを使用して

研磨します。

凸凹は削り落としてから、出来るだけ滑らかに

表面を目の細かい耐水ペーパーで磨き上げます。

アッパーレースの仕上がりはこんな感じですね。

磨き上げたアッパーレース

まだ少し凹凸がありますが、この程度でしたら

恐らくグリスを塗って組み付けたら

しばらくは軽やかなハンドリングで

使用出来るでしょう。

ボールを1つレースの上に置いて、

クルリとある程度滑らかに転がれば

ヨシとします。ハイ。

ステム側のボールレースも

同様にしてキレイに研磨しました。

ステムのボールレースも研磨した

ステム側の凹凸はほぼ問題にならない

レベルまで研磨することが出来ました。

元の腐食具合からすれば、相当キレイに

仕上がっていると思います。

フレーム側のボールレースも、スチールウールと

耐水ペーパー、それにスコッチを使用して

キレイに研磨しておきます。

スチールウールで磨く

固形化したグリスがべっとりと

張付いていますが、こうしてスチールウールで

研磨してあげると概ね滑らかに仕上がります。

凹凸については耐水ペーパーと

スコッチで一気に削り落として仕上げます。

上側のボールレースもこんな感じで

キレイに仕上がりました。

フレーム側のボールレース

これで全てのボールレースの

研磨作業は終わりました。

あとはグリスをたっぷり塗って

元通り組み付けて行くだけですね。

浸け込んでいたボールベアリングは

サンポールから取り出してしっかりと

水洗いして仕上げておきましょう。

では組付け作業に取りかかります。

まずはフレーム側のボールレースに

しっかりとグリスを惜しみなく塗っておきます。

ボールレースにグリスを塗っておく

下側の写真は撮っていませんが、上側と

同じ様にしっかりとグリスを塗っておく様に。

ここでケチってグリス量が少なかったら

意味が有りませんのでね。

たっぷりと塗っておく様に。

グリスをたっぷりと塗りおえたら、

まずは上側のボールレースに

ボールベアリングを丁寧に並べていきます。

ボールベアリングを並べる

続いてステム側のボールレースにも

同様にグリスを塗って・・・いや、ステムの場合は

盛るって言った方が正しいかも。

ボールベアリングを乗せた時に、フレーム側と

違って少々不安定で落っことしやすいので

しっかりとグリスを盛りつけておきましょう♪

ステム側のボールレースにグリスを盛る

ボールベアリングをグリスの上に

隙間無くしっかりと乗せていきます。

ボールベアリングを乗せる

さぁ最後の準備です。

上側のボールベアリングを

押えるアッパーレースにもグリスを

しっかりと盛ってっと。

アッパーレースにグリスを盛る グリスを盛る

これぐらい盛っておけば十分ですね。

上側のボールベアリングに被せて

グリスを馴染ませる様に左右に回転させて

ぬちょぬちょしておきましょう。

アッパーレースのグリスを馴染ませる

グリスを馴染ませる

アッパーレースを片手でしっかりと

押えたままで、残るもう一方の手でゆっくりと

ステムをフレームに挿入していきます。

ステムをフレームに挿入する

ステムを真っ直ぐ押し上げて

アッパーレースも貫通した後は、

絶対にステムを押し上げている手を

緩めないこと。

緩めるとボールベアリングが落ちてしまう

可能性がありますから。

ステムを押し上げたまま、ステムナットと

カバーを取り付けてステムを

フレームに固定しましょう。

ステムナットを取り付ける

ステムナットの締め付けは、規定トルクという

のが決められていますが、実際に現場では

規定トルクで締めたら全てOKと言うわけではありません。

オーバートルクになる事も有りますし、

トルクが足らない事だって有ります。

数値だけにとらわれず、感覚を

養うことも忘れない様にしましょうね。

締め付ける私的な感じをお伝えすると、

まずキュゥゥと締まる所まで締めて、

その後半回転ほど戻す感じです。

締め付けた後、ステムが左右に滑らかに

動かせるかどうかのチェックを実施しておきましょう。

ちなみに、荷重が掛かっていない状態ですと

引っ掛かる様な感覚が有りますが、

ステムをグッと軽く持ち上げて荷重を

掛けた状態で動作させると、以外と

スムーズに動く。

このぐらいの感じが丁度宜しい具合です。

参考までにどうぞ。

ステムの取付けが終わったら、

メインハーネスやワイヤー類の

ワイヤリングに注意しながらトップブリッジと

フォークをまずは取付けしましょう。

トップブリッジのクラウンナットについては

フォーク挿入後に本締めしますので

ここでは仮固定としておくように。

フォークとトップブリッジを取り付けた

フォークの取付まで終わった所で

トップブリッジのクラウンナット(ボルト)を

本締めしましょう。

クラウンナットを本締めする

クラウンナット(ボルト)は強く締めすぎると

ステムの動きが悪くなりますのでご注意を。

クラウンボルト(ナット)の本締め後に

トップブリッジのフォーククランプ部の

ボルトを締め付けましょう。

あ、もちろんフォークの突き出し量を

合わせてからお願いしますね。

突き出し量を確認する

クランプ部を締め付ける

続いてフロントフェンダーを取付けてっと。

フロントフェンダーを取り付ける

アクスルシャフトの古いグリスを

拭き取ってから新しいグリスを

塗って準備しておきましょう。

スピードメーターギヤボックス内部にも

グリスを少し追加しておいてあげると

GOODですよん♪

アクスルシャフトにグリスを塗っておく スピードメーターギヤボックスにグリスを追加しておく

ホイールのベアリングもグリスアップ時に

動作をチェックしておきましょう。

ゴロゴロ、ガタガタしている場合は

交換が必要です。

ステムベアリングの様に手を入れて

どうにかなるもんじゃ有りませんwww

ホイールベアリングのチェックとグリスアップ

準備が出来たら予めホイールに

スピードメーターギヤボックスを

セットした状態で定位置に持って行って

アクスルシャフトを通しましょう。

アクスルシャフトを通す

アクスルシャフトを通して仮固定が

終わったら、ジャッキを取り外して

車体を着地させておきましょう。

車体が地面に降りて安定した所で

アクスルシャフトの本締めを実施です。

アクスルシャフトの本締め

アクスルシャフトの本締め後、

忘れずにクランプ部のボルトを

締め付けておく様に。

クランプ部を締め付ける

最後にブレーキキャリパーを

元通りフォークに固定してっと。

ブレーキキャリパーを取り付ける

ブレーキキャリパー取付後は、必ず

ブレーキレバーを操作して、ブレーキタッチが

正常に戻っているか確認しておく事。

ブレーキキャリパーを取り外すと

ピストンが押し戻されて、ブレーキタッチが

抜けていることがありますので

必ず実施しておく様に。

さぁハンドリングはこれで

良くなったか表に引っ張り出して確認です。

ハンドリングの確認

ふむ・・・・いい感じじゃ無い?

荷重が掛かった状態でもスムーズですし、

フロント廻りを浮かせた状態でも

実にスムーズです。

走行テストでも、真ん中でハンドルが

引っ掛かる様な事も無く、

車体が左右に振られることも無くなったので

これにて作業完了と致します!!

今日はちょっと長くなっちゃいましたが

最後まで読んで頂き有り難う御座いました!

また定休日明けの水曜日から別の

作業をご紹介しますので、またチェックを

お願いしますね♪

じゃ、今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

4.6℃

店にストックしている本を全て

読み切ってしまったので、新しく

中古で本を購入してきたのですが、

そういえば映画は何度も見たし、

ロケ地にも行ってきたけど原作は

読んでないなと思い

八日目の蝉

を現在読んでいます。

え?

本を読む様に見えないって?

実は家も店も本が一杯ですよwww

それぐらい本をよく読みます。ええ。

ってか、八日目の蝉の映画よ・・・・・。

原作読んで分かったけど、かなりの

場面が端折られていますねwww

まぁ映画って決められた時間があるから

致し方無いんでしょうけど・・・。

でも良かった。

先に原作読んでたら絶対にダメだった

パターンですコレ。

機会があればぜひ原作を一度

読んでみてくださいね♪

映画が好きだった方は絶対にのめり込むと思います。

ではまた水曜日に元気でお目に掛かりましょう☆

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