【第1回】GSX400インパルスのクラッチディスクを交換してみよう!

ども。

未だ体調不良な私です。

インフルエンザとも風邪とも

花粉症とも何とも言えない症状で

辛い毎日を過ごしております。

咳が止まらないのが何より辛い。

一度咳き込み始めると

止まらない止まらない。

しまいには顔が真っ赤になって

青筋立ててしまうぐらいだそうでw

熱は上がったり下がったりの繰り返しで

今は熱が下がっている状態ですが

鼻水と目の痒みと咳が酷い。

数重なると辛さも数倍。

明日は車検と引取りがあるので

病院にも行けないし・・・。

どうせまた行って検査しても陰性反応だろうから

ロキソニン飲んで散らしながら過ごします。ハイ。

ロキソニン

ロキソニンの頻回使用は止めましょう♪

適切な量と使用方法を守ってね。

しばらくはちょっと体調も万全じゃ無いので

冒頭の記事は軽めに流す感じで

進めますのでご了承ください。

少しでも早く書いて帰宅して

体力を回復しなきゃならないんでね。

これからさらに花粉の猛威に晒される

季節なので、体調をしっかり整えておかなければ

インフルエンザが終わったら花粉症で

ヤラれてしまいそうです(ToT)

皆さんもマスク着用などで対策をお願いしますね♪

今日は朝と夜のグリップ表面温度は

撮影していませんので、天気予報をお知らせします。

曇りのち晴れ

曇りのち晴れ!!

~06時:20% ~12時:10%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、気圧の谷や

湿った空気の影響で雲が広がり、

明け方にかけて雨や雷雨となるところが

ありますが、午後は高気圧に覆われて

次第に晴れてくるでしょう。

車検があるので雨の予報じゃなくて

一安心です。

最高気温も高く20℃を超えてくる

様なので過ごし易そうですね。

このグズグズの鼻と目、それに

この頭フラフラと全身の倦怠感さえ無ければ。

では今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

GSX400インパルス

スズキ GSX400インパルス(GK79A)ですね。

今回はクラッチの滑り症状でご入庫くださいました。

そりゃもう凄い滑りですよ。

こんな風に跨がった状態で、ゆっくりとクラッチレバーを

離していくとですね

クラッチの滑り

ググググッと押し出す力が

出てくるけど、当然フロントブレーキは

握ってるんでフロントフォークが

押されて沈み込みそうでしょ。

普通なら。

その前にここの床ってそんなに

アスファルト程摩擦強くないので

リヤタイヤがスピンする筈なんですけど、

それすらせず、クラッチレバーを完全に

離した状態になるまで滑っているのですよ。

完全にクラッチが滑っている証拠です。

これぐらい酷く滑りの症状が出ているのは

珍しいですね。

普通ならもっと早い段階で気が付いて

交換しそうなもんですが。

ここまでの滑りになると、坂道での

発進はおろか、平坦な道ですら

発進するのが困難です。ええ。

では作業を始めて行きましょうか。

クラッチディスクはエンジン右側の

このカバーの内側に取り付けられています。

エンジンカバー

エンジンオイルも当然抜き取る

必要が有りますので、予め

ドレンボルトを取り外して

オイルを抜き取りましょう。

ドレンボルトを緩める オイルを排出する

オイルを抜き取っても、エンジンカバーを

取り外すと内側に残っているオイルが

こぼれてきますので、カバーを開ける際は

予めオイル受けを下に準備しつつ、

新聞紙などを敷いておくと良いでしょう。

私は最近、吸収性抜群のペットシーツを

使用する様にしています。

ペットシーツを準備しておく

ペットシーツ、かなり優秀です。

一度使い始めると重宝して手放せなくなります。

さあ準備が出来た所で、まずはエンジンカバーの

固定ボルトを電動ドライバーでサクサクっと

取り外して行きます。

固定ボルトを取り外す

取り外したボルトはどこにどう付いていたか

キレイに並べておく必要は有りません。

長さの違うカバー固定ボルトをちゃんと

元通り取り付けられる工夫が有りますので、

それはまたカバー固定時にでもご紹介しましょう。

固定ボルトを全て取り外し終えたら、

エンジンカバーをプラスティックハンマーで

軽く叩いて衝撃を与え、ガスケットと

カバーを剥離させましょう。

プラスティックハンマーで叩く

カバーをプラスティックハンマーで

叩きつつ、オイルのフィラーキャップ部に

指を突っ込んでカバーを引くと、

こんな風にカバーとエンジンの間に

隙間が出来ます。

カバーが開いてきた

ダウエルピンが引っ掛かっているので、

少し固いですがゆっくりとカバーを

浮かせていきましょう。

間違ってもマイナスドライバーなどを

隙間に突っ込んだりしないこと。

ガスケット面にそんなことをすると、

オイル漏れが引き起こす原因になります。

ちなみに、カバーが固くてどうしても

引きはがせない場合はちゃんと対策があります。

これはどのメーカーでも同じです。

皆さんも見た事があると思いますがこちら。

カバーについた突起部

カバーなどに付いている突起部ですね。

これって何かご存じですか?

この突起部はスライドハンマーを引っかけて

カバーをエンジンから引き離す時に使うのです。

ダウエルピンが固くて外れない時は、

この部分にスライドハンマーを引っかけて

手前に引いてあげると外しやすいって事です。

まぁ・・スライドハンマーなんてご家庭に

常備されているもんじゃ無いと思いますけどww

エンジン反対側から長い棒を突っ込んで、

この部分をコツコツと叩いてあげれば、

効率よくダウエルピンの固着から

抜け出せるという事。

この突起部はどのメーカーでもカバー類には

ほぼ設置されていますので、機会があれば見てみてください。

ちゃーんとメーカーも考えてあるんですよw

でカバーを取り外す事が出来ました。

エンジンカバーを取り外した

ガスケットもキレイにはがれてきた場合でも

必ず分解時には新しいガスケットと

交換する事をお忘れ無く。

いや、そもそもカバーを開く前に

予め注文しているはずだからそんな心配は

不要ですよねwww

そしてこれが今回の本丸である

クラッチですね。(左側)

クラッチ部

右側はフライホイールと

ジェネレータが収められています。

インパルスのクラッチディスクは、

割と小径で枚数でもって摩擦を

上げている感じです。

機種によってこれも色々あって、

大径のクラッチディスクで枚数を減らしている場合や、

大径でも接触面積を減らして枚数で

稼いでいる場合もあります。

車両の特性に合わせてクラッチも

色々と考えられている証拠ですね♪

さ、今日はカバーまで分解して

クラッチ部を確認する所まで来ましたので、

この続きはまた明日更新の記事で

ご紹介したいと思います。

じゃ、今日の作業はここまで!

グリップ表面温度は無いよ!

ではまた明日こそ元気で(?)お目に掛かりましょう☆

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