【第8回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

緊急事態発生です。

一刻を争う由々しき事態なのです。

何を隠そう・・・・

掃除機

家の掃除機ぶっ壊れた(;´Д`)

昨日、急に焦げ臭い匂いがしたと思ったら

急に掃除機が動かなくなったようで・・・。

電源は入るようですが全く

モーターが動きません。

要するに掃除機として使えないって事で。

家庭内で掃除機が使えないってのは

それはもうガスコンロが使えないってのと

同義!!!!

家の中がホコリだらけで死ぬぅwww

いや、それより何より

クソ高い掃除機買い直すのが気にくわねぇ。

だいたい掃除機ってばさ、

中身なんてただのモーターだけでしょ?

あとは空気の流れをうまく制御する

プラスティック製品だけですよね。

聞いた話によると、掃除機ってば

モーターの出力自体は10年近く

変わっていないそうですよ。

変わったのは吸入口、いわゆるヘッド部分や

空気の流れをうまくコントロールしている、

かの有名なサイクロン機構ですね。

数年使ってきた掃除機が突然

ぶっ壊れて、急に動かなくなる原因は

もう初めから分かっているんです。

掃除機という工業製品の集合体の中で

直ぐさま動作しなくなる消耗品って言えば・・・

モーターしかないっしょ?

で、モーターが突然動かなくなる

原因の第一位ってなんでしたっけ?

このブログをいつもご覧頂いている

方でしたらもうおわかりですよね。

そうです。

セルモーターと同様に掃除機の動作不良原因の

ナンバー1はカーボンブラシの摩耗です。

セルモーターと掃除機とでは用途は全く

異なりますが、基本的な構造は同じで

ブラシが摩耗するのも同じです。

ただし、掃除機の場合はセルモーターのように

瞬間的に強いトルクを必要とする

モーターではなく、長時間駆動が出来る

耐久力と高い回転数を維持できるモーターなのです。

でも、いくら耐久力が高いモーターを

使用しているとはいえ、ブラシが摩耗する事は

避けて通れないのですよ。

毎日毎日繰り返し30分程度使用して

5年ぐらいでブラシの摩耗限度が

訪れたと考えるのが道理でしょう。

ってことで分解しましたw

掃除機を分解した

この分解厨めwww

さらに分解を進めて、今回の諸悪の根源である

モーターを取外しました。

取外したモーター 取外したモーター

ちょっと風変わりな形状に

見えなくも無いモーター・・・・・・でも無いな。

ハウジングがちょっと特殊なだけで、基本的に

ただのよくあるモーターですな。

サイド部分にブラシが取り付けられている

ので早速取外してみました。

取外したブラシ

セルモーターと違い、専用のハウジングに

入れられているブラシですね。

中身はこんな感じのブラシが入っていて

明らかにセルモーターに使用されている

ブラシとは違い、ストローク量がかなり

多いブラシですね。

取外したブラシ

ま、今となっては減りに減って

随分と短くなってしまっていますし、

元の長さが分からないから何とも言えませんが。

でも2つ付いているブラシを

こうして見比べれば歴然ですね。

ブラシを見比べる

上側のブラシはまだ少し残っている様ですが

下側のブラシはもう殆どブラシが出ていませんね。

今回モーターが動かなくなった原因は

これですね。

でも、本当にブラシだけが原因なのかは

ハッキリさせておく必要が有るので、

ブラシを出来るだけ表に引き出し、

ハウジングからブラシが少しでも露出したら

もう一度モーターにブラシを組付けて

動作チェックを実施しました。

して、結果は・・・・

ま、普通に動くわなwww

当初、amazonで汎用のブラシでも

購入して修理しようかと思ったのですが

メーカーのテクニカルセンターってのが

すぐ近くにあるそうなので、明日電話して

ブラシの在庫と価格を確認してみます。

あまりにも高かったら自分でブラシ

買って来て修理するわwww

こうしてブラシさえ交換すれば、

主軸が終わるその日まで何度でも

掃除機を修理してあげる事が出来ますよん♪

でも、大事なのはモーターに負荷を

掛けすぎないこと。

つまりそれは、フィルターの小まめな清掃と

運転ばかりを使うのでは無く、標準運転を

併用して労ることです。

何のために標準や弱という設定があるのか

よくご理解下さいまし。

強というのは力もあって凄いですが、

負荷もその分だけ強いということです。

その点お忘れ無きよう。

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

26.6℃

晴れ時々曇り

晴れ時々曇り!

~06時 ~24時:0%

明日の大阪の天気は、気圧の谷が通過するため

午前中は概ね曇りとなりますが、

その後は高気圧に覆われて晴れるでしょう。

降水確率も1日を通して0%となっており

雨の心配は無いでしょう。

ただ、やはりもう秋で日中は曇り空となりそうなので

やや肌寒くなることでしょう。

風邪など引かぬようご自愛下さいませ。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第8回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第5回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第6回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第7回】GSX400インパルスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて前回までは確か

オーバーホール作業完了

同調を調整し、キャブレターの

オーバーホール作業を終えた所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

今日と明日で今回の記事は終わる予定ですが、

残り写真枚数の都合上、今日は少々

物足りない内容になるかも知れませんが

ご理解の程宜しくお願い致します。

では作業開始です。

オーバーホール作業を終えたキャブレターは

エンジンに取り付ける前に、台の上で

ガソリンを通してガス漏れなどが無いかどうか

予めチェックしておきましょう。

ガスを通して確認する

ガソリンを通してチェックしていますが

問題無いようで一安心。

ここでガソリンが漏れて来る様なら、

もう一度フロートチャンバーを開いて

油面の調整、およびフロートバルブの

摺り合わせ作業を実施しなおしましょう。

ガス漏れのチェックが終わったら

キャブレターをエンジンに取り付けて行きましょう。

キャブレターをエンジンに取り付ける前に

予めマニーホールドに滑りをよくするために

薄くグリスを塗っておきましょう。

グリスを薄く塗っておく

エンジンにタオルを掛けて

傷が付かないように保護しておいてから

キャブレターをエンジンに目一杯

近づけてから、スロットルケーブルを

取り付けて行きましょう。

スロットルケーブルを取り付ける

かなり取り付けにくいスロットルケーブルと

リンケージの位置ですが、スロットルワイヤーを

ラジオペンチなどで掴みすぎて

ワイヤーに変な癖など付けてしまわないように

注意しながらケーブルをキャブレターに取り付けましょう。

スロットルケーブルを取り付ける

スロットルケーブルの取付けが終わったら

エンジンン左側からキャブレターを

マニーホールドとエアークリーナーボックスの

ダクトの間に押し込んで行きましょう。

キャブレターを押し込んで行く

キャブレターを押し込んで行く際、

スロットルケーブルやフューエルホースが

フレームなどに引っ掛からないように

注意して入れて行きましょう。

半分は入ったので残る半分を押し込んで

定位置に収めましょう。

この時、エアークリーナーボックス側の

ダクトやマニーホールドなどが

キャブレターに巻き込んでいないように

必ずチェックしておきましょう。

キャブレターを定位置にセット

巻き込んでいないことを確認してから

マニーホールドにキャブレターを

押し込んでセットしましょう。

マニーホールドに差し込む

キャブレターをマニーホールドに

取付け終わったら、もう一度上下左右から

キャブレターの差込み部を見て

マニーホールドを噛み込んでいないか

チェックしておいてください。

噛み込みを確認して問題が無かったら

マニーホールドの固定バンドを締め付けましょう。

バンドを締め付ける

次にエアークリーナーボックスのダクトを

キャブレターに接続してっと。

この時もダクトの噛み込みが無いように

注意しながらキャブレターにダクトを差し込みましょう。

ダクトを取り付ける

ダクトをズレないようにキャブレターに

セットし終わったらバンドを締め付けて

固定しましょう。

バンドを締め付ける際、締め付けていく度に

バンドがズレて来ることがありますので

バンドの位置に注視しながら締め付けていきましょう。

バンドを締め付ける

バンドを締め付け終わったらエアークリーナー

ボックスを定位置まで戻してから

ボルトを入れてエアークリーナーボックスを固定しましょう。

エアークリーナーボックスを固定する

エアークリーナーボックスを固定し終わったら

次の段階に進めますが、残りの写真枚数の都合上

今日はここらぐらいにしておきましょう。

残りは明日更新の最終回でご紹介しましょう。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

19.8℃

やべぇな・・・そろそろ暖房を付けないと

夜になるとブログ書いてると寒いわ。

でもまだ加湿機を準備出来てないので

付けるわけにはいかん・・・。

暖房を加湿機無しで付けると乾燥して

すぐに風邪引いちゃうからさ。

皆さんも季節の変わり目、体調を崩さないように

気を付ける様にして下さいね。

私もわりと病弱なんで気を付けないとねwwww

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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