高温注意!ライトソケットが溶ける現象・・・。

ども。

今朝も大変お寒ぅ御座いましたが、夜の冷え込みには

かないませんです。ハイ。

まずは昨日書き忘れた、開店時に計測したTODAYのグリップの

表面温度を閉店時にも計測した様子をご紹介。

昨日の閉店時のTODAYのグリップの表面温度はというと・・・

TODAYのグリップの表面温度

氷点下1.8℃。

・・・・ひょ・・・氷点下っ!?

通りで昨晩の帰宅時に軽トラックのフロントガラスが凍っていたわけだ・・・。

朝晩こんなに冷え込む美木多上1-2セントラムモーターサイクル

今日も寒さに負けず、絶賛営業中です。

で、今朝の開店前のTODAYのグリップの表面温度はというと・・・・

今朝のTODAYのグリップの表面温度

1.8℃でした。

昨日の朝に比べれば随分と冷え込んでます。

明日の朝も冷え込む予報ですので、日曜出勤で朝一番にバイクに乗られる方は

路面凍結凍結にご注意を♪

では今日もいってみよ~う♪

今日は昨日ご紹介できなかった、昨日ご来店頂いたお客様のご紹介から。

昨日ご来店のお客様

クレアスクーピーのフロントタイヤ交換で子供さんと一緒にご来店。

オイル交換も同時に行わせて頂きました。

ページコンテンツ

スクーターのタイヤ交換は

 セントラムモーターサイクルにご依頼下さい

フロントタイヤ交換:4,798円(税・産廃処分費・工賃込)
リヤタイヤ交換:5,848円(税・産廃処分費・工賃込)
※3.00-10インチ使用機種または互換サイズ使用機種

使用タイヤは、国内大手メーカーであるダンロップD306を使用しています。

安価な海外ブランドタイヤは使用しておりませんのでご安心下さい。

年内も12月28日まで対応可能ですので、お気軽にご来店頂くか

事前にお電話の上、作業予約をして頂ければ待ち時間も少ないです♪

さて、今日のお話の本題に戻ります。

昨日ヘッドライトの球切れでご入庫のこちらのレッツ2。

電球切れでご入庫のレッツ2

在庫も有りますのですぐにヘッドライトバルブの交換作業の為に

ハンドルカバーを取り外していきます。

まずはミラーを左右外して、

レッツ2のミラーを取り外す

次にハンドルカバーを固定しているボルトを緩めていきます。

内側から2本とヘッドライト下に1本の、計3本だけで固定されています。

レッツ2のハンドルカバーの固定ボルトを緩める

3本のボルトを外したらいよいよハンドルカバーを取り外しますが、

メーター部分との噛み合わせがキツイので、爪などを折ってしまわない様に

注意しながら、大胆、且つ慎重に外しましょう。

パカッとハンドルカバーが外れると電球がすぐソコに。

レッツ2のハンドルカバーを外した

さっそくソケットを取り外してみますが・・・・

・・・ん?

・・・固いな。

・・・なんで?おっかしいなぁ。

!!!!!!!!!

 ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ

溶けたバルブソケット

ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ

ヘッドライトバルブのソケットごと溶けてるし・・・・。

違う角度で見てみると、

ソケット部分が溶けてモッコリ

ソケット部分が溶けて変形しちゃってモッコリしてます。

とにかくまずはこのソケットと電球を取り外すのが先決です。

この時点でお客様には部品を見ていただき、車両をお預かりする

必要がある旨お伝えし、

さらに、メーカーの年内部品出荷が終了した週末とお伝えした所・・・

えぇ・・・年末年始バイク乗りたいんやけどねぇ。

そう言われましても・・・部品が来ないんじゃ無理です。

って言えないですよね。

とにかく事情が事情だけに、一刻も早く修理して車両をお返し

する必要があるため、来年まで待てません。

とにかく、部品が入荷するまでの間だけでも使用出来るように

一時的な修理

を行うという内容をお伝えし、実際の修理内容を説明しご承諾頂いた上で

車両をお預かりさせて頂きました。

バイクに乗ってこられたお客様をご自宅まで送り届け、

作業再開です。

周囲が溶けて固着したソケットと、切れたヘッドライトバルブを

なんとか取り外し、次は細いマイナスドライバーなどで

座金と周囲が溶けて溶着

周囲を割ってしまわない様に気をつけながら、

溶けたプラスティック部分と座金を剥離していきますが、

座金プラ仲良く

  やってて外れへん

頼むよマジで。

あまりコジコジコジコジし過ぎると割れちゃうし、

このまま続けていても最終的に割れるのがオチなんで、

を持ってを制す

コレっきゃないでしょ。

まずは毒となるファイアーを用意しましょう。

ホームセンター等で売っているハンドトーチでは火力が強すぎるので、

ハンダコテぐらいで十分でしょう。

まぁ私は小型のバーナーを使いますけどねw

ええ。

勿論スナップオンです。

先のチップを変えるだけで、ハンダコテにもなるし、バーナーにもなるし、

プラスティックカッターにもなってくれる、最高の相棒♪

今日もありがとう!スナップオンっ! 

さっそく用意した小型バーナーで座金を暖めて溶かしていきます。

バーナーで座金を暖めて溶かす

バーナーを当てているとすぐに溶けてきますので、

ジュージューと言い始める前にペンチなどで座金を変形させないように掴んで

溶けたヘッドライトから分離させます。

問題の座金

いとも簡単に外れましたね。

溶けたのならもう一度溶かして外してしまおう作戦

無事に成功です。 (作戦だったの?

とりはずした問題の座金がこちら。

取り外した問題の座金

変形させずにきれいに取り外し完了。

で、溶けて大ダメージを被ったヘッドライト側はというと・・・・

完全に溶けて跡形も無いヘッドライト

完全に台座部分がお亡くなりになられています。

これを安価でそれでいて早急に、恒久的修理可能だとすれば、

もはやそれは、

神の仕業か

人面樹

暇人の仕業

です。ハイ。

ですが私は神でも暇人でも無いので、

安価に、そこそこ迅速に、一時的修理が出来ます。

まずは座金を元通りの場所に戻す必要がありますが、

周囲の固定していたプラスティック部分が殆ど溶解して原型をとどめていない為、

ここでもやはり、コーキング様の力を借りる事に。

コーキングで接着する前に、バルブソケットの状態を確認すると

やはり接点がこんな具合に・・・。

ヘッドライトバルブとの接点部分

接点って長期間使用していると、どうしてもこういう風に凹んでくるんですよね。

ハンダを盛って修理も可能ですが、ヘッドライト交換時に同時交換するとして

今回は特段の理由が無い限り修理せずにそのまま使用します。

その特段の理由ってのが、接点不良が発生するかどうか。

ですよね。

まずは取り外してある座金に新品のヘッドライトバルブを入れて、

ソケットを取り付けます。

座金にヘッドライトバルブをセット

くれぐれもヘッドライトバルブ素手で触れないように!

手の油分がガラスに付着したまま使用すると、付着した部分の温度が上がって

ガラスが割れたりする場合があります。

万一触れてしまった場合は、きれいに油分をふき取っておけばOK。

車体と配線を接続してエンジンを始動してヘッドライトバルブの点灯を確認します。

ヘッドライトバルブの点灯テスト

接点が凹んでいるので、配線をグリグリいじったりして

接触不良によるライトのチラつきなどが出ないか確認します。

幸い、あれだけ接点が凹んでいるにもかかわらず、接触不良は

起こさないようですので、一時的な使用は問題無さそうです。

車体から配線を取り外してバルブの温度が下がるまで待つ間、

溶けてしまった部分に座金を再度固定できるように

コーキングを塗っておきましょう。

溶けた部分にコーキングを塗る

座金が取り付くであろう部分に、多すぎず少なすぎず位の量を塗ります。

そろそろヘッドライトバルブも冷めたようなので、こちらにも

コーキングを塗っていきますが、 ここで注意点。

ヘッドライトバルブもソケットも全て組み込んだ状態にしておくこと!

取り付けたヘッドライトバルブは交換後のヘッドライトで再使用するんだぜ!

この2点を忘れないように

ヘッドライトバルブ側にもこんな風にコーキングを塗ります。

ソケットにコーキングを塗る

コーキングを塗る際は、完全硬化後でもヘッドライトバルブを

取り外せるように、ツメの溝部分などにはコーキングを塗らないように。

早速このソケット一式をヘッドライト側に入れていきたいのですが、

予め塗っておいたコーキングが内側にせり出している為、

綿棒などで、ヘッドライトバルブが通れるぐらいの整形をしておきます。

綿棒でバルブの通り道を整形

さぁ準備は整いました。

いよいよソケット一式をヘッドライト側に入れていきます。

前もってコーキングを整形してありますが、もともとそんなに余裕はありませんので

手がプルったら終了

ですので、呼吸を止めてコーキングにヘッドライトバルブが

触れない様慎重に、ドキドキ電撃棒さながらに差し込んでいきます。

うまく触れずに差し込めました。

ソケット一式を差し込み完了

位置がずれている場合は、この段階ではまだ普通に動かせますので、

今のうちに中心部分に調整して、バルブの傾きなども調整しておいて下さい。

レンズ側からヘッドライトバルブの傾きや位置を確認。

レンズ側から確認

いい位置です。

このまま触れずに放置と行きたい所ですが、

さすがにこれだけでは、一時的にも凌げる接着力はありません。

さらに上からもう一度コーキングを塗っておきます。

この時も、ソケットの爪部分などの可動部にはコーキングが入らないように

注意しながらコーキングを塗っていきましょう。

さらに上からコーキングを塗って補強

これで完了です。

硬化するまではそっとしておいてください。

そしてコーキング施工から半日。

表面が固まってきてちょいと触ったぐらいで取れなくなったら

車両への装着可能です。

というのも、翌日の朝には車両をお返しする必要があるので

夜の内に車両を組み上げておきました。

ヘッドライトの配線に負荷を余り掛けないようにして

ハンドルカバーを取り付けていきます。

修理完了のレッツ2

これで完成。

今回の修理方法は、あくまで一時的修理であり、

恒久的使用は到底無理です。

そりゃ、コーキングをもっともっとモリモリ盛れば大丈夫でしょうけど、

どのみちヘッドライトバルブの交換が出来ない為、

次回はヘッドライトを交換する事になります。

ヘッドライトは重要部品ですので、事前に一時的修理である事をご理解頂き

部品も正式発注した状態で修理を行っておりますので、

恒久的使用目的の修理依頼は固くお断りいたします。

今朝、無事に車両の引渡しも完了し年内は何とか凌いでもらえると思います。

レッツ2の修理は以上です。

来年、部品入荷後にまた交換の記事を書きますね~。

次は本日ご来店のお客様のご紹介。

カスタム満載のハヤブサ♪

カスタム満載のパールホワイトのハヤブサ。

オイル交換でご来店頂きました。

いつもご来店有り難う御座います。

年末にツーリングに出掛けられるという事ですが、くれぐれも

路面凍結や事故にはお気をつけくださいね!

またお土産話聞かせて下さいませ♪

そしてもうお一方。

 いつものチラシにやられてご購入♪

出たなスナップオン!

ネジ山・タップ修整キット

 出たなスナップオン

最後に書く事でもないんですが、ブログ執筆中に突然、

降雪

降雪なう

なう

そして、閉店時のTODAYのグリップの表面温度はというと、

TODAYのグリップ表面温度1.4℃

氷点下を期待していたのですが、1.4℃と以外と普通でしたが、

シートの上にはカッチカチに凍ったがビッシリ♪

今日はここまでっ!

ではまたっ♪
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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