マグザムのフューエルポンプを交換してみよう!

ども。

今日は訳あって出来るだけ早く帰宅する予定になっています。

・・・そう、訳あって。

いや、大した訳じゃないんですがね・・・

1年に1度みんなやってくる・・

誕生日ケーキ

誕祭~しかも、私のっ♪

※ケーキの写真は子供の誕生日の物です

だからといってブログの更新はお休みするって訳じゃありません。ええ。

ここだけの話、

すっかりそんなこと晩まで忘れてたw

というのはココだけの話 (・∀・;)

今年で・・・もとい・・・今日で33歳になったわけですが、

賞味期限と同じで特に何も変化も無く。

まぁ・・・より一層

オサーン

に近づいたというただそれだけ。ええ。

腐敗した人生送らずに最期を迎えるその日まで

キラ☆メキ続けますよー♪

でもやっぱりさ、年取っても・・・

↓ この続きを読む ↓

よぼんよぼんになって、杖付いてフガフガ言いながらも、

フロントフォークのオーバーホールとかてきぱきこなす

爺ちゃんとか憧れます~♪

※色々と他に問題あるでしょうが・・・

『わひ(し)のあひこひ(足腰)も

  ほぉーばぁーふぅおーる(オーバーホール)したいのぉ』

とか言いながらw

それまで是非セントラムモーターサイクルをご愛顧下さいませ♪

んで今日は午後から車両の引き取りと試乗に出掛けてきました。

引き取りに向かう最中に、ふと山手を見てみると

地表は夏、でも空は秋

久しぶりの快晴で気持ちよかったのですがねぇ・・

地上ではまだまだ草木が青々と茂っているのに、

空はもう秋空になりつつあります。

試乗に出掛けた際に撮影した写真でも、

空はめっきり秋の様相です。

スズキ イントルーダー400

夕方頃になるとうろこ雲が見えるぐらいですから、

こりゃ秋本番は間もなくかっ!?って感じです。

試乗の途中にヘビ2匹が地面を塞いでて、全く退いてくれそうに無いし、

村中の道で細いので、トリプルツリーを組んだこのイントルーダーでは

当然Uターンなんて出来るはずも無く・・・・。

ごめんね!ごめんね!

(ぐにゅっ・・ぐにゅるっ)

出来るだけ端っこを通って踏まないように・・・でも、

踏んづけちゃった時のことも考えて謝りながら通ったんですけどね、

ヘビが威嚇のために動いてしまい、かわすこともできずに・・・・ごめんねヘビさん。

で、すぐに車両を止めて写真撮影したのが、上の1枚って訳です。

タイヤに何か汁付いてる・・・・(ボソリ) (- -;)

洗車っ!!!

ふぅwww

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度【開店時】

30.4℃

曇り

曇りのち時々晴れ!

晴れ

明日の大阪の天気は、日本海に中心を持つ高気圧に

覆われて、北部では概ね晴れる見込みです。

中部や南部では、気圧の谷や湿った空気の影響で

昼頃にかけて雲が広がり、雨の降るところがあるでしょう。

降水確率は10~20%台と低くなっていて、

雲は多いようですが雨の心配はなさそうです。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ヤマハ マグザム

ヤマハ マグザムですね~。

以前も登場したことがありますが覚えてますかね?

【前編】マグザムの定期点検と部品交換をしてみよう!

【中編】マグザムの定期点検と部品交換をしてみよう!

【後編】マグザムの定期点検と部品交換をしてみよう!

前回は定期点検でご来店下さいました。

しかし今回はちょっとしたトラブルです。

いやいや、ちょっとしたって感じでは無いっすね。

いつも通り出勤時は問題なく会社まで行ったにも関わらず、

移動のために乗ろうかと思ったら・・・・

エンジン始動せず

で、運の悪いことにその日は

世間は休み真っ只中!

でも、当店は絶賛営業中だったため、お客様もほっと一安心♪

すぐに現場まで車両を引き取りに行ってきました。

身1つでまずはご来店下さったお客様への症状の問診時から

薄々トラブル原因は分かっていたのですよ・・・この症状ってば。

現場でも確認しましたが、もう間違いないですね。

イグニッションをONにしてもこの付近から

聞こえてくるはずの、あの機械音が聞こえてきません。

この辺りから聞こえるはず

ゅうぅぅぅぅぅぅぅ~

ってこんな音が。

何度やっても無音です。

マグザムは車台番号によっては、ヤマハのサービスキャンペーン(※)に

該当している場合がありますので、自費で修理に先走る前に

オートバイショップで確認して貰うのが吉です。

※)燃料ポンプ不具合による無償修理

で、このマグザムはサービスキャンペーンの対象外。。。

メーカーの担当者と2回ほど押し問答してみましたが、

やはり対応は難しいようで、自費での修理となりました。

まぁでも唯一の救いは、マグザムの燃料ポンプ交換は

シグナスXよりも驚くほど簡単!って事でしょうかね。

これはつまり、交換工賃が安いって事ですね。

では早速交換作業に取りかかります。

まずはメットインボックスを取り外していきます。

メットインボックスを取り外す

すると・・・

燃料タンクとポンプがすぐそこに

すぐそこに燃料タンクとポンプが見えてます♪

あんびり~ばぼぉ~♪

目と鼻の先やん!っていうのはこういう事ですね。うん。(使い方間違ってる?w)

もう少し近づいて燃料ポンプを確認してみます。

問題の燃料ポンプ

配線カプラの緩みなどをチェックして、

再度イグニッションをONにして確認してみますが、

やはり燃料ポンプの動作が確認出来ませんね。

そりゃいくらセルを回してもエンジン始動しませんよ。ええ。

試しに燃料ポンプ周辺をゴスゴスと叩いてみると・・・

きゅぅうぅぅぅうぅぅ~~~

動いたw

んもうっ・・・。

セルモーターとかと一緒ですね。

それからしばらく何度やっても正常にエンジンの始動も出来ましたが、

こんな危なっかしい状態の燃料ポンプでは遠出も出来ません。

赦なく交換です。

※1度でも症状が出れば交換して下さい

セルモーターの用に、始動時しか使用しない物であれば

延命治療(たたいて)して引き延ばしながら使えなくも無いですけどね、

燃料ポンプはあきませんわ。。。

走行中に止まる事も有りますし、もちろんたった1分の停車後のエンジン始動も

出来なくなる可能性もあります。

少々お高いですが交換しましょう。

まずは燃料ポンプの配線カプラを取り外します。

配線カプラを取り外す

次にインジェクターへと繋がる燃料ホースを

取り外していきますが、まずは外周を押さえている

白いプラスティックのロックカバーを取り外します。

ロックを取り外す

ロックを取り外したら、ツメを縮めながら燃料ホースを

ポンプ差し込み部から抜き取ります。

ホース内部のガソリンがこぼれますので、必ずタオルなどを用意しておくこと。

燃料ホースを取り外した

あとは燃料ポンプ本体を取り外していくだけですが、

燃料メーターを見ると残量MAXになっていますので

予め数リットルガソリンを抜き取っておきましょう。

※抜き取らないとポンプを取り外した際に溢れ出てきます

ガソリンを抜き取る

燃料ポンプ周辺の固定ボルトを取り外していきます。

取り外す際も均等に緩めて取り外していきましょう。

固定ボルトを取り外す

ガソリンを出来るだけこぼさないように注意しながら

燃料ポンプを引き抜いてきます。

燃料センサーの浮きやフィルターなども付いていますので、

うまくかわしながら、ねじりながら引き抜いてきましょう。

燃料ポンプを引き抜く

はい、んでこれが取り外した燃料ポンプですね。

取り外した燃料ポンプ

古い燃料ポンプから台座部分だけ再使用しますので

取り外しておきましょう。

台座を取り外す

んでこれがお盆明けにメーカーから取り寄せておいた

新品のフューエルポンプASSYとガスケットですね。

新品の燃料ポンプとガスケット

新しい燃料ポンプにガスケットをセットしてっと。

ガスケットをセットする

予め取り外しておいた台座もセットして、

ガスケットのチョボを台座側に引き抜いて固定しておきましょう。

台座をセットする

新しい燃料ポンプを取り付ける前に、

燃料タンク側の座面部分を拭いてキレイにしておきましょう。

座面部分を清掃しておく

燃料ポンプをタンクに取り付けていきます。

燃料ポンプを取り付ける

固定ボルトを入れてっと。

固定ボルトを入れていく

締め付けは均等に対角線上に締め付けていきます。

均等に締め付けていく

燃料ホースも元通り取り付けてっと。

燃料ホースを取り付ける

しっかり差し込んでから、ロックカバーを取り付けます。

ロックカバーを取り付ける

最後に配線カプラもしっかりと取り付けてっと。

配線カプラを取り付ける

これで燃料ポンプの取り付け作業は完了です。

燃料ポンプ内部にはまだガソリンが満たされていないので、

数回イグニッションON/OFFを繰り返します。

ここで気が付いたこと1つ。

燃料ポンプの動作音が新旧で異なります

経年劣化って感じでは無く、

明らかに燃料ポンプそのものが異なっている感じ。

まぁ良くなっているかどうかは別ですが。

で、燃料で満たされた所でエンジンを始動してみます。

無事にエンジン始動

うん♪

無事にエンジン始動です~。

何度かチェックして問題ありませんでした。

で、お客様から燃料メーターの表示もおかしい時があると

言われていたので、燃料メーターの作動もチェックです。

※燃料ポンプと一体式なのでメーター部の表示不良かどうかの切り分けのためです

燃料タンクからガソリンを先ほど抜いた以上に、

さらにガス欠寸前まで抜き取っていきます。

ガソリンを抜き取る

元々これだけ入っているガソリンメーターが

満タン表示

抜き取りながら表示を追いかけていきます。

最終的にガス欠寸前近くまで抜き取ると

ガス欠寸前のメーター表示

これぐらいまで燃料メーターが下がるのを確認しました。

んで、ここから抜いたガソリンを戻しながらもう一度

燃料メーターの表示を確認しましたが、残量メーターの表示も問題ありませんでした。

その後、10kmの試乗を実施して

走行にも問題が無いことが確認出来ましたので

無事に当店の夏期休暇前に納車することが出来ました♪

いやぁ~今回はお客様自費での修理となってしまいましたが

とにかく無事に治って良かったです。

マグザムで突然エンジンが始動できなくなったときは、

まず燃料ポンプが動作しているかどうか確認してみましょう♪

音が聞こえない場合は、燃料ポンプの不具合である可能性が大です。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度【閉店時】

28.2℃

今日は誕生日ですが、帰宅時間が遅いので

明日のお休みを使って子供達にお祝いして貰います♪

ではまた水曜日も元気でお目に掛かりましょう~☆

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