【最終回】グランドディンク125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

暴風吹き荒れる昨日と打って変わって、

今日は風も穏やかになり青空が広がりましたね。

寒さは依然として厳しい物がありますが、

昨日に比べれば全然マシ。ええ。

洗車してる車両が凍り付かない位ですから

いつも通り平穏無事な冬です。

でも、聞いた話によると1月下旬並みの

寒さらしいですね。

そんな一段落した今日、というかここ数日、

キャブレターのオーバーホール作業の連続です。

中でも、今日オーバーホールのために

分解したこのキャブレター。

ヤマハのキャブレター

ヤマハのキャブレターなのですが、このキャブレターを

見ただけで車両が分かればカナリの通(ツウ)ですね。

私自身でも恐らく写真だけあとで見たら

なんの車両だか分かんないと思います。

四気筒でV型・・・・うぬぅ・・・って感じ。

このキャブレターをオーバーホールのために

分解して出てきたボルト類がこれですよ。

※キャブレターのみで

取り外したボルト類

分解していくだけで約1時間近く掛かりましたから。

分解するだけで疲れたw

100本近くのボルトを取り外したような気が・・・。

電動ドライバー最高♪

↓ この続きを読む ↓

だって、ボルトがこれだけの本数有ると言う事は、

ステーやホース類もこれだけの量になりました。

取り外したステー類

元通り組み戻せるのか自分でも不安だわw

とにかく部品点数が多すぎる。

普通の四気筒ならこんなにも部品点数増えない

とおもうのですが、V型四気筒のダウンドラフト

キャブレターだからこそこんな部品点数なのでしょうな。

このキャブレターの詳しい機種名などはまだ

今日の段階ではご紹介致しませんが、

来年ぐらいには記事を書くスピードが落ちていなければ

ご紹介出来るかと思います。

ぜひお楽しみに♪

さて、今日の冒頭はこれぐらいにして

そろそろいつもの開店時のTODAYの

グリップ表面温度と明日の大阪の天気予報を

お知らせします。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

1.4℃

曇り時々雨

曇り時々雨!

~06時:10% ~12時:10%

~18時:10% ~24時:20%

明日の大阪の天気は、移動性の高気圧に

覆われるため、中部や南部では概ね

晴れますが、北部では寒気の影響で雲が

広がりやすく、雪の降るところがあるでしょう。

それでは今日の本題です。

先日からご紹介している

【最終回】グランドディンク125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】グランドディンク125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】グランドディンク125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】グランドディンク125のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

ジェットホルダーの露出量

ジェットニードルホルダーを取り付けた

所までご紹介しましたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきます。

メインジェットホルダーを取り付けたら、

メインジェットを取り付けましょう。

欠けさせないように注意して締め付けてくださいね。

メインジェットを取り付ける

メインジェットの次はスロージェットを

細目のマイナスドライバーを使用して取り付けましょう。

スロージェットを取り付ける

次にフロートバルブとフロートを

キャブレターに取り付けて行きましょう。

予めフロートにこうしてフロートバルブを

ぶら下げておいてっと。

フロートバルブをセットしておく

あとはフロートピンの向きを間違わないように

注意しながらフロートを固定しましょう。

フロートを固定する

正確な油面の数値は今回調べていないので

書く事が出来ませんが、なんら調子に異常が無かった

このキャブレターの油面はこんな感じですね。

油面

フロートチャンバーの合わせ面と、

フロートにある線がほぼ水平で一致。

これでエンジン始動後も調子がよろしい。

と、言っておきましょう。

メインジェットなどのインナーパーツを

組み戻し終えたら、フロートチャンバーを

閉めましょう。

フロートチャンバーを閉める

フロートチャンバーのボルトを締め付ける時は、

対角線上に少しずつ均等に締め付けていきましょう。

フロートチャンバーを締め付ける

フロートチャンバー脇にキャブレター

ヒーターをしっかり固定してっと。

ヒーターを取り付ける

これでフロートチャンバー側の作業は完了です♪

続いてバキュームピストンの作業に移ります。

バキュームピストン内部に予めジェットニードルを

セットして固定しておきましょう。

ジェットニードルをセットする

正常にセット出来ていれば、こうして

ジェットニードルを少し引くとスプリングの張力が

感じられると思います。

ジェットニードル

次はエアーカットバルブを準備していきます。

予め清掃しておいたエアーカットバルブの

ダイヤフラム先端部にシリコングリスを少し乗せて

準備しておきましょう。

シリコングリスを塗っておく

ダイヤフラムのラバー部分が

破れて居なくってほんと良かった。

腐食は進行していますがしばらくの

使用には十分耐えられそうです。

エアーカットバルブをセットして、

スロットルケーブルホルダーと共に

共じめしておきましょう。

スロットルケーブルホルダーと共締め

次はオートチョークを丸ごと取り付けましょう。

複雑な形状のOリングを忘れずに

座面部分に予めセットしておいてっと。

Oリングをセットして

それからしっかりとボルトを入れて固定しましょう。

さぁ~あと少しですよ!

次はパイロットスクリューを取り付けて行きましょう。

取り付ける前に予めOリング部分に薄く

シリコングリスを塗っておくと良いでしょう。

パイロットスクリュー

戻し回転数は、取り外した時の数値通りに

戻しておいてください。

※数値をこの記事を書いている段階で

失念しておりまして。。規定の数値が分かり次第

加筆しますので暫くお待ちを。

さぁこれでキャブレターへの全ての部品

の取付け作業が終わりました!

組付け作業完了

美しい!!

以上でグランドディンク125のキャブレターの

オーバーホール作業は完了です~♪

ベンチュリー内部もこの通りピッカピカに

仕上がりましたよ~っと。

キレイになったキャブレター

当初のキャブレターの汚れ具合から比べれば

相当美しくなって何よりなにより♪

エンジンの調子?

プロロロロロロロロロ~・・・・。

すこぶる快調やがなw

今回も最後まで読んで頂き本当に

有り難う御座いました。

いつになく具体的な数値も無い様な

キャブレターのオーバーホール作業の

ご紹介となりましたが、少しでもこの記事が

皆様のお役に立てれば幸いです。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

-1.4℃

相変わらず今日も氷点下ですか。

安定ですなぁ。

ネックウォーマー二枚重ねでも寒いのなんの。

呼吸している口が痛くて、口を守る

フルフェイスヘルメットでの通勤に切り替えようか

思案中です。

ジェットヘルじゃアゴしたから巻き込んでくる

風が苦しすぎますwww

どんだけ寒さに弱いんだよw

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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