【後編】マグザムのエンジン始動不良を修理してみよう!

ども。

皆さん、この映画ご覧になりました?

The Revenant

The Revenantってタイトルなんですが。

※邦題は レヴェナント -蘇りし者-

主演はタイタニックで有名な

あのレオナルド・ディカプリオ君

今更ですがもう既にこの数日で5回ほど

視聴致しました。

ディカプリオ君は訳有って劇中では殆ど喋れず、

演技だけが頼りですが迫真の演技で

言葉が無くともこれだけ魅せることが出来るんだなと

改めて驚きました。

もちろん、ロケ地の壮大な自然も素晴らしいですが

私が一番気に入ったのはやっぱりこのシーン。

熊と戦うディカプリオ君

ディカプリオ君が狩りの為に森に入り

ライフルを小熊に向けていると、後方から

母熊のうなり声が・・・・。

次の瞬間、母熊はディカプリオ君に飛びかかって

そりゃもうブゥンブゥン振り回すわ、噛みつくわ、

爪でガシュガシュ切り裂くわで

リアルー(*゜д゜*)!!

熊の黒光りした毛並みや、動きなど

とにかくリアル。

いや、リアルにこんな動く熊は見たこと無いけどw

とにかくすごいんだわ。

野生動物ってほんとにこんな感じなんだろうな・・・

ってのがよく分かる容赦ない攻撃w

ディカプリオ君の苦痛の叫びも凄まじい。

ぐぅあぁあああぁぁぁぁっ!!!!

って叫ぶわ叫ぶわ。

開始30分でまさかの主人公死亡かと

ちょっと思ったぐらいよw

ライフル持っててもやっぱり脳天ぶち抜いて

一撃で決めないとダメなんだなってのも分かります。

一度目の攻撃が止んで熊が少し放れた所で、

ディカプリオ君はボロボロになりながらも反撃のために

ライフルを構えるわけですよ。

まぁボロボロなんで寝そっべったまま

かろうじで構えてる感じって言うのかねぇ。

何かを察知したのか、また母熊がのっそのっそと

ディカプリオ君に近付いて来ているそこに

照準を合わせて・・・・・

熊に照準を合わせる

ギリギリまで待って待って待って待って・・・・

(ズドーンッ!!!)

殺ったかっ!?

恨のミス!!!w

痛恨のミス!!ww

母熊の反撃開始wwww

そりゃもうすんごい勢いなんだわwww

正確にはミスではなく、母熊の左首?か、

肩の辺りには命中していますが

火事場の馬鹿力的な物が出てるのか

母熊は軽くバーサク状態w

初撃よりも激しい攻撃に晒されるディカプリオ君w

悲惨すぎるwww

で、その母熊の反撃時にディカプリオ君は

喉を欠き切られちゃいます。

こんな感じで。

喉をザックリやられるディカプリオ君

ね?喉元押さえてるでしょ。

この開始30分で発生した熊事案によって

ディカプリオ君は言葉をほぼ失う事になります。

まぁ傷が回復してくる中盤あたりでは

ぼちぼち喋るシーンがありますが、基本的には

台詞は殆どありません。

そりゃ熊に喉欠き切られたらねぇ。

どれだけその傷口が酷いかって言うと、

それもこのシーンを見れば分かります。

川で水をくむ

紆余曲折経て、辿り着いた川で喉を潤すために

必至で水をくむディカプリオ君。

相当喉が渇いている様です。ええ。

そして貪るように水筒に汲んだ水を

ゴクゴクゴクゴクと・・・・・・あら?w

喉から水が出てるwww

いや、あの・・・

飲んだ水が喉からぴゅーって出てますけどw

重傷過ぎww

ってかこんなに大穴空いててよく

それで生きてられるんだなw

まぁ邦題見れば分かる通りですが、

蘇りし者・・・ですからね。

これぐらい瀕死からの復帰じゃないと

この邦題はウソになりますから。

いやぁ、久し振りにイイ映画だわ。

この熊のシーンもそうだけど、それ以外の

全体のストーリー展開も、結末もなかなか宜しい。

これ以上詳しく書くとネタバレサイトに

なってしまうのでこれぐらいにして。

あ、出来れば日本語吹き替えではなく

原文のまま見る事をオススメします。

ストーリーの2割ぐらい英語が

理解出来れば概ね問題無いw(と思う)

実際私も、字幕も何も無しで5回ほど見ても

理解出来るほどなので。

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

37.0℃

曇りのち雨

曇りのち雨!

~06時:10% ~12時:60%

~18時:70% ~24時:70%

明日の大阪の天気は、梅雨前線が北上するため

雲が広がり、昼前からは次第に雨となるでしょう。

中部や南部では雷を伴って激しく

降るところがある見込みです。

これはどうでもいい話ですが、ちょこちょこ

このブログに登場する超絶雨男の友人が

今日から少し休暇が続くと言うことで、

明日から全塗装し終わったカブを

組み立てるぞー!って意気込みながら

先ほど店に来ていました。

天気予報見てよ・・・・

安定の雨男っぷりw

雨が降っても軒があるから大丈夫( ´∀`)bグッ

だそうですwwww

激しく降ったら軒位じゃ無理だろw

さすがだわほんとに。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

マグザムのエンジン始動不良を修理してみよう!

ですが、今日は後編となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】マグザムのエンジン始動不良を修理してみよう!

【中編】マグザムのエンジン始動不良を修理してみよう!

さて、前回までは確か

すっきりしたフロント周り

アッパーカウルの取外しが

終わった所まででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきましょう。

アッパーカウルを取り外すと、目的の

スターターリレーがすぐに見つかりました。

向かって右側のイグナイタの裏手のフレームに

配置されていました。

スターターリレーを発見

イグナイタのちょうど真裏に配置されているので

どうやってもアッパーカウルを取り外さないと

アクセスすることが出来ない位置ですね(⌒-⌒; )

で、今回は既にスターターリレーが

原因である事は分かっていましてですね・・・・。

と言うのも、実は先の段階で

セルモーターの動作は確認済みだったのです。

カチッカチッと言ってるだけで、セルモーターが

回らないその時に直接電源をセルモーターに流して

セルモーターが元気に回るのを確認しました。

と言うことはもうどう考えてもスターターリレーが

悪いということは歴然です。

と言うことで予めスターターリレーについては

メーカーより新品を取り寄せておきました。

新品のスターターリレー

スターターリレーってのは

大きな電流が通る部品なので、

内部の接点が極希に不良を起こして

セルモーターに通電しなくなることがあります。

初期の症状としては、何度かカチカチと

やっている内に元通りに戻りますが、

症状が重篤化してくると何度やっても

セルモーターに電気が送られず

始動できなくなるという感じです。

一時的な回避策としては、スターターリレーに

物理的な衝撃を与えることで内部接点が

復活して再始動させることが出来る事も有ります。

ただし、今回の様にカウリングの内側に

スターターリレーが配置されている場合は

物理衝撃を与えることも出来ないので

症状が頻繁に出始める頃には交換することを

お勧めします。。

重篤化するとボディサイズも大きい機種なので

色々と不便ですから。ええ。

ではスターターリレーを交換していきましょう。

バッテリーへ繋がっているリード線を

バッテリーから取り外さずに作業する場合は

脇を通るフレームと工具の接触にご注意ください。

アースしてバチッと火花が散りますので。

なので、バッテリーのマイナスターミナルを

取り外してから作業する事を強くオススメします。

スターターリレーに接続されている

配線カプラを取り外してから、

スターターリレーに接続されている

2本のリード線を取り外しましょう。

右側のリード線を取り外す

2本のリード線を取外し終えたら

スターターリレーをステーから取り外しましょう。

んでこれが取り外したスターターリレーですね。

取り外したスターターリレー

見た目ではそんなに悪くなっているようには

全く見えないんですけどねぇ・・・。

まぁ内部の接点不良なので外見は重要じゃ無いですが。

各端子部分への緑青発生も殆どありませんし。

端子部の状態

まぁ機械部品なんて見た目じゃ何とも無くても

中身がサビサビになってるなんて事

結構あるんで。

それに、このマグザムももう発売から

10年近く経つはずなので低走行車と言えども

内部が腐食していてもなんらおかしくないです。

新しいスターターリレーにリード線を

しっかりと固定してから

ステーにスターターリレーをセットしましょう。

スターターリレーをセットする

あとはカプラを差し込んでっと。

配線カプラを差し込む

これでスターターリレーの交換作業は完了です。

アッパーカウルを元に戻す前に、この状態で

何度かスタータースイッチを押して

動作不良が解決しているかチェックして

おいてくださいね。

もちろん、スターターリレー交換後は

症状も改善し、10回以上の動作テストでも

動作不良は発生しませんでした。

さぁ修理も終わったのでアッパーカウルを元通り

取り付けて行きます。

なお、取付作業についてはいつも通り

分解時の行程を参考にして下さいね。

取付についての説明は大きく端折りますのでw

アッパーカウルを取り付ける

アッパーカウル、スピードメーターなどの固定後は

フロアボードも元通り固定してっと。

フロアボードを固定する

ボルトは全て残さずに取付け出来ましたか??

2本だけ余っちまったよ!!!

とかそういうのは無しにしましょうwww

バイク屋さんはね、(全てじゃ無いと思いますが)分解時に

ボルトが足りない場合、特にこういうビッグスクーター系の場合は

足りない分をそのままにするんじゃなく、ちゃんと

追加して固定するんですからw

じゃないと、あそこのバイク屋で修理して帰ってきたら

ボルトの数が足りないんだよね。

とかって、まるでトドメを刺したみたいに

なるかもしれないでしょ?

それに、万が一にでもカウリングが外れたりして

何かあったら必ず責任は最後に整備を実施した

お店に来るんで。

必ずとは言えませんが、出来るだけ当店でも

不足している部分はボルトを追加して

固定してからお返しするようにしています。

もちろん、工賃の中に含んだ状態なので

実質ボルト代はマイナスという事になります。

ま、激しく1本だけしか止まっていないとか、

明らかにぶらんぶらんしている場合は

もうそのまま原状回復だけしてお返ししますがw

さ、カウリングの取付も全て完了したので

完成写真ですー♪

※前編で使った写真ですw

ヤマハ マグザム

これが作業後の完成写真だったのですよw

初めに撮り忘れている時なんてのは

こういう事って良くあります。ええ。

ま、整備の行程が分かれば前後の

写真は無くても大丈夫でしょうし♪

さ、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

また明日からは別の作業をご紹介しますので

変らず応援を宜しくお願いしますねっ!

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

29.4℃

田圃に水が張られて田植えが終わった様で、

蛙の大合唱が凄いですw

で、その蛙を捕食しに来ている鳥・・・

なんていう鳥か分かりませんが、

ケリッ!ケリッケリッ!

って鳴く鳥も夜中に五月蠅いんだわw

我が家のすぐ目の前が田圃なので

カエルも鳥も一晩中大合唱ですよw

ま、これも夏の風物詩と言いますかなんというか。

悪くない。

じゃまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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