【第4回】Dio(AF34/35)のエンジンハンガーブッシュを交換してみよう!

ども。

店の前の自販機横には二代目コカコーラ謹製の

ベンチと、古めかしい木製のベンチを置いています。

自販機の入替え中

手前に見えるのがその木製のベンチね。

コカコーラ謹製のベンチはアルミ製で、以前盗難被害に

遭いコカコーラのイメージカラーである赤色のベンチが

朝出社したら消えて無くなっていたんですよね。

で、コカコーラの営業さんに言ってなんとか

中古でもいいのでベンチが欲しいと伝え、

待ちに待って準備して頂いた大事な二台目ベンチなのです。

ただ、色は赤からシルバーになっちゃいましたが。

コカコーラのベンチは良いとして、もう1つの

木製のベンチですが、普段から雨ざらし状態なので

何度も何度も修理して使っていますが、ついに

限界に達したようで。

とりあえず応急処置を施しておきます。

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壊れた木製ベンチ

壊れた木製ベンチ

天板が完全に千切れてます。

固定した部分の木が腐ってしまったようです。

やっぱり雨ざらしにしていると痛みが早い。

雨が降るとニョキニョキ

一度雨で濡れるとなかなか乾燥しない為か、

必ず天板の上には黄色いキノコが生えてきます。

以前にも確かブログでご紹介した事が有ると思います。

キノコが生えてきた椅子w

ボロボロだし新しい物に変えれば良いのにと言われますが、

修理出来る物は修理して出来るだけ使いたいのですよ。

腐って・・・

腐り落ちた木の破片

腐ってボロボロになった木は弱いですねぇ・・・。

手で触れるだけでもボロボロと崩れ落ちていきます。

ってか、そんなもんベンチとして置くなよw

だよね。

とりあえず店にある部材でなんとか繋ぎ合わせて

補修しました。

↑コレ実は去年暮れのお話なんです

さらに過激に・・・

同じ場所が破損した

そしてつい先日、座った瞬間に去年暮れに補修した部分が

再びぶっ壊れましたwwww

もうアカンかw

脚も腐って縦割れしてるし、釘打っても、

タッピングビス入れても、木が腐ってるので

全然効かないんよな。

仕方無い・・・・。

余ってる青竹を使って再生するか(´∀`)b

以前に大弓を作っていた時の残りです。

十分に乾燥して水分も抜けているから使えるはず。

木製ベンチとは言えなくなるかも知れませんが、

時間を見つけて再生します~♪

座った瞬間にベンチが砕けて、お客様のお尻に

釘でも刺さったら大変ですしね(⌒-⌒; )

今日もいつもの

開店時のグリップ表面温度

TODAYのグリップ表面温度 開店時

7.0℃

明日の大阪の天気予報

曇り時々晴れ

曇りのち時々晴れ!

降水確率と概況

~06時:30% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、冬型の気圧配置となるため概ね曇りで、

昼前にかけて北部を中心に雷を伴って雪や雨が降る見込みです。

午後からは晴れ間が出てくるようですが、また月曜日には

雪の予報が出ていますのでご注意を。

あ、結局今日は雪は降りませんでしたw

その代わり、ビックリするぐらい冷たい雨は降りましたが。

ここからが今日の本題

先日からご紹介している、

Dio(AF34/35)のエンジンハンガーブッシュを交換してみよう!

ですが、今日は第4回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

前回までの記事

ども。 手土産を頂きましたっ! 昨日の話ですが。 よっちゃんイカの大袋ですねぇ。 amazonでポチッとしちゃったそうですww 2つ?3つ?購入し...
ども。 雪が降る降ると言ってたのに降りません。 むしろ今日なんてちょっと汗ばむ位の 陽気でしたよね。 でも朝一番はこんな感じでシートの上に 霜が降...
ども。 時 計 止まってたw 19時頃まで全然気が付きませんでした(;´Д`) 今日は午後以降で妙に時間の進み具合が穏やかだなと 思ってたんですよ...

前回のおさらい

エンジンの取外し作業完了

ついにエンジンと車体を分離し終わったところでしたね。

これでいよいよタイトル通りの作業をご紹介できます(⌒-⌒; )

おまたせしました。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

作業開始

エンジンハンガーの点検

エンジンハンガーの点検

エンジンを車体から取外した後、エンジンハンガーにも

損傷などが無いかチェックします。

向かって右側の外側だけ妙に削れて光っています。

これは、左側のエンジンハンガーブッシュが脱落し、

エンジンそのものが寄って右側のブッシュと擦れて

表面だけが研磨した様になっています。

シャフト貫通部

シャフト貫通部の形状

周辺に擦れた跡はありますが、シャフトを通す部分には

偏磨耗なども無いので再使用については問題無さそうです。

エンジンハンガーブッシュが脱落してしまい、

このエンジンハンガー部にはかなりの力が掛かっていたはず。

最悪はこのエンジンハンガーも交換が必要となると

考えていましたが、特に異常も見受けられず安心しました。

エンジンハンガーブッシュ

かろうじで残ったエンジンハンガーブッシュ

これがかろうじで生き長らえたエンジンハンガーブッシュですね。

内側のカラーはエンジンに押されて向け落ちていますが・・・。

このブッシュの内側にエンジンハンガーが入り込んで

表面を研磨していたって訳です。(さっきの写真ね)

そしてこれが完全にエンジンハンガーブッシュが

脱落した左側ですね。

ブッシュが無くなっている

アウター側だけは残ってしまっています。

運が悪ければエンジンが暴れてエンジンマウントを

叩き割っているところですよ。。。

まぁそうなれば修理というよりも、乗り換えたほうが

安くなる可能性もありますが。

抜き取りに使用する工具

エンジンハンガーブッシュの抜き取りには

ベアリングを圧入する際に使用するこちらを使います。

ベアリングブッシングドライバーセット

ベアリングブッシングドライバーセットですね。

いつの頃からか1つだけ消えてしまい・・・。

店の中をひっくり返してその時に探したんだけど

見つからなかったのよね。

きっと、お預かりした車両のメットインボックスや

小物入れなどに入れたままになっている可能性が高い。

スナップオンに恐くてバラ売りしてるか聞いてないww

バラ売りしてなかったら・・・ね?わかるでしょ?w

それはまぁ置いといて、このブッシングドライバーを使用して

圧入されているエンジンハンガーブッシュを抜き取るのですが、

決してハンマーで叩いて抜かない様に!

そんな横方向の力を掛けたらエンジンマウントが

割れてしまいますから。

使い方の詳細はこの下から。

エンジンハンガーブッシュの抜き取り(左側)

長いボルトを入れてセットする

まずはアウター側だけ残ってしまっている

左側のエンジンハンガーブッシュを抜き取ります。

アウターの大きさぐらいで、エンジンマウントよりも

小さいサイズのブッシングを準備して、長めのボルトを入れて

写真の様に準備しましょう。

あとはボルト側からエンジンマウントよりも大きな

カラーや使用しないソケットなどを当てがって

ナットを入れてゆっくりと締め込んで行くだけ。

ナットを掛けて締め込んで行く

このセットする時の注意としては、エンジンマウント外径ぐらいの

大きさ且つ、内径と被らない肉薄の物を使用する必要が有ります。

塩ビパイプなども代用できるかと思います。

わたしは目の前にひび割れている無名のソケットが

あったのでそれがちょうど良かったので使用しましたが。

固くて締め込んで行くのが怖い場合・・・

ガスバーナーで温める

このままナットを締め込んで行くだけでも

十分に外れて来ると思いますが、結構な力でナットを

締め込むため、たいていの方は怖じ気づいてしまうと思います。

そういう場合は、写真の様に予めカバーなどが

熱の影響を受けない様に濡らしたタオルを配置し、

周辺を保護した後にガスバーナーでエンジンハンガーを

しっかりと加熱しましょう。

加熱しながらナットを締め込んで行くと

スムーズに抜き取る事が出来ます。

ある程度抜けて来たら

ブッシングが入り込んできた

ブッシングが随分とエンジンマウントに入り込みました。

恐らく半分ぐらいはもう抜けている事でしょう。

ここでブッシングを追加する必要があるので

取外してどれぐらい抜けているか確認してみます。

半分ぐらい抜けて来た

おぉやっぱり半分ほど抜けて来ていますね。

もうあとちょっとです。

今使用しているブッシングではエンジンマウントに

内径よりも大きいため最後まで押し切れませんので、

ここでさらに径の小さいブッシングを追加します。

小さいブッシングを追加して抜き取る

ほんとこのブッシングドライバーセットは重宝しますわぁ・・・。

ベアリングの圧入だけでなく、こういう用途にも使えるので

1セット持っていて損はしないと思います。

残る半分をナットを締め込んで抜き取ってしまいましょう。

ここまで来ればバーナーで温める必要はもう無いと思います。

抜き取り完了

抜き取ったエンジンハンガーブッシュだった物

キレイにエンジンマウント部に残されていた

アウター側を抜き取る事が出来ました。

これはかつてエンジンハンガーブッシュだった物(の一部)

そしてこれが飛び出しちゃった具。

ブッシュ部分とアウター部分

こんなにもキレイにアウター側からブッシュが

剥がれ落ちてしまうもんなんですねぇ・・・。

まぁでも20年近く新車から交換されていないでしょうから

こういう事が起きても不思議な事では無いですがね。

さぁ次は右側の取外しです。

基本的には左側と同じ様に、ブッシングドライバーセットを

使用して抜き取るだけです。

ブッシングドライバーセットは、アマゾンなどでも

安価な物が売られています。

精密機器とは違うので超高価な物を買う必要も

無いと思います。ええ。

残る右側のエンジンハンガーブッシュ取外し作業に

ついては、また明日更新の記事でご紹介しますね。

じゃ、今日の作業はここまで!

閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

3.2℃

22時頃までは物凄い暴風だったのですが

今は落ち着いた様です。

天井が捲れて飛んでいくかと思いましたわ。

リアルシルバニアファミリーww

ではではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

コメント

  1. 雄太郎 より:

    初めまして
    ZXのエンジンハンガーブッシュを自分で交換しようと考えているのですが、ベアリングブッシングドライバーを選ぶ際、17PCと20PCがあったのですが、これはなにが違うのでしょうか?
    又、どちらを選べばいいのでしょうか?
    こちらで紹介されていたベアリングブッシングドライバーは届くまでに2週間程かかるみたいなので、17PCと書いてある方でも問題なく使えるのであればそちらを購入しようと思っています。