【第2回】スカイウェイブ250(CJ44A・CJ45A)のC58エラーを修理してみよう!

ども、メリークリスマス。

どこのご家庭でも、どこの誰でも、

一度や二度、いや、もっと経験があると

思います。ええ。

私も幼少期はコレだけでなく、乗り物なども

数え切れないほど破壊してきましたから。

その度に親に叱られ掃除機で叩かれ・・・・w

時が経ち私も子を持つ親となり

我が子ときたら・・・

壊された傘

傘がぼっろぼろw

もう何本買い直したか分からない位

傘ばかり買っているような気がします。

そりゃまぁ4人も居れば順番に傘も壊れて

行くでしょうし、壊れる本数も多くなるでしょう。

ですが・・・ですがですが・・・うちの

長男ときたら。

ええ、黄色い傘です。

買い直してたった数日で

持ち手が折れてる

持ち手部分がポッキリ。

なぜたった数日でこんな事になるんだよw

本人曰く、

『何もしてへん。分からんけど折れたねん!』

なっ・・・なにもしてへんのに折れるて・・・

ユリゲラーかwww

※スプーンをグニャグニャにして折る人ねw

我が家の血筋には、そういったサイキックパワーの

持ち主は居ませんしスプーンを壊すような子は

我が家には必要ありませんwええ。

スプーンだってただじゃねぇんだぞ!!つってw

↓ この続きを読む ↓

私も小学生の頃は傘をよく壊したり

無くしたりしていたので、長男は私に似たのか、

それともどこの子供もそうなのか・・・・。

他にも長男が使った傘があります。

これもそうですが壊れ方が激しすぎます。

傘の足が折れまくり

足の部分が千切れるようにしていくつも

ぼきぼきと折れてます。

長男はいつも何もしていないと言い張りますが、

よくよく問いただしてみると

『溝(フタ)の穴に傘差してたら折れたねん』

だそうです。

それやんw

原因それですやんw

何度折っても買い直していたんじゃ、

当たり前になってくるんで我が家では

私が常に傘を修理するようにしています。

使えなくなった傘などを分解して

ストックしておき、修理の際に少しずつ

部品取りしながら使い回していきます。

傘なんてのはほぼ同じ構造ですし、

使われている部材も長さをニッパーなどで

カットして切り詰めてるだけですから。

いくらでも使い回しが効くんですよね。

お風呂掃除などのお手伝いをして貰い

お駄賃を渡す。(風呂掃除1回:5円)

それによってお金を稼ぐ難しさ、そして

お金の上手な使い方を学ばせ、

最終的に物を大事に扱う大切さ

学んで貰いたいとそう考えています。

傘1本を購入するのに、

どれだけお手伝いをしなきゃいけないか

子供ながらに学んでくれていると思います。

もちろん、私が何でも修理して

使わせる事によって、

壊れる=買い直す

こういう短絡的な消費の発想に、

少しでも変化が出てくるとイイですが。

雨がよく降る時期なので、早めに修理して

家に傘を持って帰らねば。

まぁでも、見た目的に汚れやサビとかで

具合が悪い物は分解して部品取りとして

使ってしまいますが。

物は大事に扱う。

これかなり大事。

オートバイのメンテナンスも同じですよ。

誰もバイクを愛せとは言いません。

大事にするならショップからのメンテナンス提案

などは、出来るだけ前向きにご検討下さいませ。

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

5.0℃

曇り時々晴れ

曇り時々晴れ!

~06時:10% ~12時:10%

~18時:10% ~24時:10%

明日の大阪の天気は、冬型の気圧配置は

次第に緩みますが、寒気の影響で雲が広がり、

昼前にかけて北部を中心に雪や雨が降るでしょう。

降水確率は低めですので、南部や中部では

雨の心配はなさそうでしょう。

ただ、今日もそうでしたが日中は

小雨がパラパラと降る可能性がありますので

雲行きにはご注意を。

それでは今日の本題です。

昨日からご紹介している

スカイウェイブ250(CJ44A・CJ45A)のC58エラーを修理してみよう!

ですが、今日は第2回目となります。

第1回目の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第2回】スカイウェイブ250(CJ44A・CJ45A)のC58エラーを修理してみよう!

さて、前回までは確か

駆動部

プーリーカバーを取り外して駆動部を

確認した所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

駆動部をもう少し底から覗いてみると

そこにPPS(プーリーポジションセンサー)が

取り付けられています。

底部のPPS

赤丸印の部品がそうですね。

フォルツァZとは違い底部にスズキは

ついているんですね。

こんなにも濡れやすい場所に配置とかw

ってか、接続している配線になにやら

ビニールテープをぐるぐる巻いてありますね。

ビニールテープが巻かれてる

なんだか怪しげな雰囲気がしますので、

ビニールテープを剥がして内部の配線を

確認してみます。

ビニールテープを剥がした

さらにビニールテープで配線の一部が

巻かれていますね・・・。

ビニールテープを剥がして見ると・・・

配線被覆に加工跡

黒と青の配線にエレクトロタップを

接続していたであろう痕跡を発見しました。

ポジションセンサーに何の電装部品を

割り込ませていたんだ??

こんなとこから電源取り出すハズもないしねぇ・・・。

こういったセンサーの類から電源を

取り出すのは絶対におやめ下さい。

正常な信号が送られない場合がありますから。

誤作動の原因にもなります。

プーリーポジションセンサーを

エンジンから取り外しましょう。

ボルト1本で固定されています。

センサーを取り外す

ボルトを緩めますとセンサー内部にある

スプリングの張力で少し回転しますが正常です。

取り付ける際も少し回しながら

取り付けるような感じです。

これが取り外したPPS(プーリーポジションセンサー)

ですね。

取り外したPPS

これ見た事無いですか?

そうです。

セカンダリスロットルポジションセンサーに

使っているのと同じ物ですね。

品番は違うんじゃ無いかなと思いますが。(未確認)

役割も機能も同じです。

この内部の軸を回転させる事によって

センサー内部の軸

端子間の抵抗値が変化します。

この抵抗値の変化量を見て、スロットル開度や

プーリーの現在の位置を確認している

そういう役割なのです。

つまり、センサーとして正常な機能を

果たしているかどうかは抵抗値を

調べれば分かります。

3本の端子の外側2本に

テスターを当てて抵抗を調べましょう。

これがゼロ状態。(非回転状態)

PPSの点検(非回転)

抵抗値が0.096Ωですね。

軸部にドライバーなどを差し込んで

少しずつ回転していくと数値も増えていきます。

PPSの点検(少回転)

少し回転させると0.595Ωまで

抵抗値が増えました。

※この時点で問題を確認。それは後ほど

さらに回転させていきMAX状態まで行くと

PPSの点検(回転量最大)

1.466Ωにまで抵抗値が上がりました。

最小~最大の抵抗値はこの程度で

全く問題がありません。

ただ・・・問題があったのは静止画なので

分かりませんが、本来ならば滑らかに

回転に合せて抵抗値が上下するはずなのに、

数値が飛び飛びになる

ええ、ええ。

これじゃダメですね。

この手のセンサーの故障というのは

ほぼこの抵抗値が滑らかに上下しないとか、

抵抗値が異常といったような症状ばかり。

今回の様に抵抗値が飛び飛びで表示される

場合はセンサーの交換が必要です。

もちろん今回は交換することになります。

んでこれがメーカーから取り寄せた

PPS(プーリーポジションセンサー)ですね。

新品のPPS

では同様に新品のセンサーも

抵抗値を計測してみましょう。

※故障は有り得ませんが数値の確認のため

まずは非回転状態。

新品のPPSの点検(非回転)

数値は全く同じですね。

数値的には同じでも飛び飛びじゃねぇ。。。

そして回転量最大の場合。

新品のPPSの点検(回転量最大)

数値はほぼ同じですね。

片手で全てやっているので軸を回転

させているドライバーを持つ手が

プルっていたんでしょうw

新品のPPS(プーリーポジションセンサー)を

エンジンに取り付けて行きましょう。

取り付ける時はまずこの角度で取付けて、

PPSの取付け

左へと回転させながら規定の

位置まで回します。

回転させながら取り付ける

内部のスプリング張力を効かせた状態で

取り付けるって事です。

センサー的にはちょうど中間地点から

スタートするって感じですかね?

センサーの駆動(回転)はどうしているかというと

ドライブプーリー脇にある・・・

PPSの動力部

そうそうここです。

ちょっと見難いのでもうちょっと寄りましょうか。

PPSの動力部

プラスボルトが見えているあれが

PPSの動力部ですな。

ここの動力取り出し方法が

フォルツァZとは違っています。

フォルツァZの場合は制御モーターの

駆動軸から直接ギヤを介して

PPSを回転させています。

スカイウェイブの場合は、ドライブフェイス背後の

ドリブンギヤ面をなぞるようなピンが出てて、

常にスプリング張力で押し付けられています。

ドリブンギヤが回転すると回転量に応じて

ピンの押し出し量が変わりましてですね、

この押し出し量の変化がギヤを介して

PPSへと伝えられて回転させているって訳です。

こんな感じで分かりますかね?w

またそのうち駆動部を分解した写真を

追記しますのでそれまでこの文面で

なんとか理解して下さいw

さぁPPSを交換してみて症状は解決するのか・・・。

その後の状況については

また明日の記事でご紹介します!!

ごめんねw

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ

表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

1.8℃

今日はクリスマスですなぁ。

私には全く関係ないですがw

子供達にはサンタクロースが無事に

来たようで何よりですが。(無表情で)

さ、各メーカーの部品注文が

そろそろ締め切りなので、今日(明日)が

最後の発注になるかと。

忘れないように部品の発注しなきゃです。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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コメント

  1. 沖縄 より:

    知人から同じタイプのスカイウェイブを購入しようと思うのですがローギヤ固定の状態です。
    プーリーボジションセンサーと制御モーターはそれぞれの価格はいくらぐらいしましたか?
    解答宜しくお願い致します。

    • こんにちは。

      すみません・・・個々の価格を全て覚えていないので
      ざっくりとした回答しか出来ませんが、
      センサーは5-6000円位で、制御モーターは20,000円前後だったと思います。
      間違えてたらすみません。